「ネズミが人を襲う可能性がある」ことはご存知でしたか?
小型の動物であるネズミが人間を襲うなど、想像がつかない方もいらっしゃると思います。
今回は、そんな「ネズミが人を襲う可能性」について詳しく解説してみました。
その他のネズミ被害などについてもまとめていますので、ネズミ被害にお困りの方はぜひご覧になってみて下さい。
ネズミは種類によって性格が違う
「ネズミ」と一口に言っても、さまざまな種類が存在しています。イヌの中で、チワワやミニチュアダックスフント、柴犬などさまざまな犬種が存在しているのと同じように、ネズミの種類も千差万別です。
ネズミは世界中で何千種類もおり、実はかわいらしいハムスターも、厳密にはネズミの一種になります。
そんな何千種類のネズミの中で、日本にいるネズミ、特に家屋に侵入するネズミは、クマネズミ、ハツカネズミ、ドブネズミの3種類です。このうち人を襲うような凶暴な性格をしているのは「ドブネズミ」になります。
ドブネズミについて
ドブネズミは台所や床下、下水溝など湿った場所を好む大型のネズミです。
ザ・ブルーハーツの代表曲「リンダリンダ」にも登場していたりと、何かと名前の知名度は高いドブネズミですが、その生態はあまり知られていません。
先ほどお伝えした通り、ドブネズミは非常に血気盛んで、獰猛な性格をしています。ドブネズミ同士が取っ組み合いの喧嘩を始めている、という少し面白い事例も上がってきています。
私が撮ったんですけど、深夜2時の新宿歌舞伎町でネズミ2匹が取っ組み合いの喧嘩してたやつも含め4枚載せておきますね pic.twitter.com/13fCsSkXfx
— Mio. (@Mio20200912) September 24, 2020
上のツイートの「ネズミ2匹」は、写真を見る限り両方ともドブネズミです。
上の写真からも、ネズミにしてはかなりの大型であることが見て取れるかと思います。この大きさのネズミがもし人間を襲ったらと考えると、かなり恐ろしいものがあります。
実態:赤ちゃんや高齢者に噛みついてくることも
恐ろしいことに、ネズミは赤ちゃんや寝たきりの高齢者に噛み付いてくることがあります。
例えば、アメリカでは過去、赤ちゃんがネズミに齧られてそのまま死亡してしまった、という痛ましい事件が起こっています。また、介護が必要な寝たきりの高齢者が、ネズミに耳や指をかじられてしまっていた、という事例も報告されています。
参考:
赤ちゃんがネズミにかじられ死亡、米国|AFP BB News
この赤ちゃんや高齢者のケースでは、発見が遅れてしまい失血死してしまいましたが、仮に早期発見ができていたとしても感染症のリスクがあります。野生のネズミはサルモネラ菌やペスト菌、鼠咬症の原因となる菌など、多くの病原菌を保菌していることで知られています。
参考:
「東京都ねずみ防除指針」被害の実態(平成17年2月発行)- 東京都福祉保健局
身体の自由が効かない赤ちゃんや寝たきりの高齢者にとって、こうしたネズミの存在は命取りになりかねません。
ネズミはどんなものでもかじる
ネズミがかじるのは食料や人間だけではありません。ネズミは、家にある家具、電気コード、住宅建材、プラスチック、石鹸に至るまでなんでもかじってしまいます。
そして当たり前ですが、これらのものをネズミに噛まれてしまった場合には、買い替えのための費用がかかってきます。例えば、家の柱などの住宅建材を噛まれてしまったらリフォームが必要になりますが、リフォーム業者に頼むとなると、一本あたりおよそ「1〜6万円」の補修費がかかってきます。
また、電気コードを噛まれてしまった場合、補修費がかかってきてしまうだけでなく、火災につながる恐れがあります。なぜ火災に繋がるのかというと、損傷したコードから漏れ出た熱や火花が発火源となるためです。
ちなみにこの「漏電火災」ですが、ネズミが原因でなくとも経年劣化などで起こることがあるようです。
漏電火災は、定期的に家電・配線の点検をおこなうこと、破損したコードを発見したら買い替えたり修理したりすることで防ぐことができます。特に、木造のご自宅に住んでらっしゃる方は火種が燃え移りやすいですので、十分注意しましょう。
この漏電火災については、下記の記事にもう少し詳しくまとめています。よかったらぜひご覧ください。
ネズミが身近にいるとさまざまな被害が発生するおそれがあります。
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ネズミ被害を食い止めるには?
今までの文章で、「ネズミはどんなものでも容赦無くかじってくる厄介な動物である」ということをお分かりいただけたと思います。
では、そのネズミの被害を食い止めるためにはどうしたらいいのでしょうか?
①駆除グッズで対策する
ネズミ駆除のためのさまざまなグッズが販売されていますので、まずはそうしたグッズで対策するという方法があります。
例えば、「燻煙剤」(ゴキブリ駆除でいうところの「バルサン」のような商品)や、シート上からネズミの動きを封じてしまう「粘着シート」、いわゆる毒餌にあたる「殺鼠剤」、ネズミの嫌う周波を出す「超音波発生器」などです。
こうした市販の駆除グッズを使用するメリットは、「コストが比較的かからない」「手軽に対策できる」の2点にあります。
つまり、駆除グッズを使ったネズミ対策は相当ハードルが低いです。「大ごとにしたくないので自力で対策する」と考える方も多くいらっしゃいます。
自力での対策には限界がある
ただ残念ながら、こうした自力での対策はうまくいかないことがほとんどです。
自力でのネズミ駆除対策に関しては、「一向に被害が収まらない」「一度いなくなったが、すぐに被害が再発した」「死んだネズミを処理することが気持ち悪かった」などのネガティブな声を聞くことも多々あります。
コストもかからず手軽にできて、ネズミがいなくなってくれれば一番だと思いますが、なぜ自力だと上手く事が運ばないのでしょうか?
その理由のうちの一つとして考えられることは、「侵入経路対策の難しさ」です。
ネズミ駆除で重要になってくるのが、外部からのネズミの侵入を防いで被害再発を防止する「侵入経路対策」になります。ネズミを殺したり追い払ったりといった、ネズミ駆除自体は自力でできますが、侵入経路対策を講じるのは至難の業です。
ネズミは(もちろんネズミ自体の個体の大きさも関係していますが)、1センチの隙間があれば侵入できてしまうと言われています。考えるまでもなく、家にある1センチ以上の隙間を全て埋めていく作業は、非常に難易度が高いです。
②業者にネズミ駆除を依頼する
このように、自力での対策は厳しい点が多々ありますので、ネズミ駆除は「ネズミ駆除専門業者」への依頼がベストです。
業者に依頼する場合、初期費用は自力での対策よりも金額がかかってしまいます。ただ、自力での対策の場合は、結局ネズミ被害が再発してしまうなどで追加で費用がかさんでくるという可能性が高いです。
そして自力では対処できなかった結果、最悪のケースとして、先ほど解説した漏電火災を引き起こしてしまったり、ネズミに噛まれてしまったりすることも考えられます。
自力で対策したことでその後に大変な事態を引き起こしてしまうよりは、初めからプロである業者に依頼してしまうのをお勧めします。
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ネズミ駆除の専門業者ハウスプロテクトなら、ネズミの再発防止対策まで徹底的に行っております。
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まとめ
今回の記事では「ネズミが人を襲う可能性」など解説いたしました。
住宅や家具に被害が出たり、ネズミの足音に悩まされたりと、ネズミによる被害は多岐にわたります。
こうした被害を防ぐために、家の中でネズミを発見した場合は、できるだけ早めに対策しましょう。