みなさんは、ネズミが苦手なニオイをご存知でしょうか?
この記事では「ネズミがどのようなニオイを苦手としているのか」について解説しています。ネズミの被害の予防と同時に、ニオイによる癒し効果が期待できるものも紹介しています。
ネズミを家に寄せ付けたくない方はぜひご覧になってみてください。
ネズミが嫌うニオイについて紹介
どのようなニオイをネズミは嫌うのか、見ていきましょう。
ハーブやアロマの香り
ネズミはハーブやアロマの香りを嫌います。中でも苦手としているのが、ミント、ハッカ、ユーカリ、杉、松など、ニオイが強く、刺激のあるタイプのものです。
このネズミの習性を活かして、ネズミの予防のために実践可能な方法をご紹介します。
ミント栽培に挑戦
1つ目は、ミント栽培をするという方法です。
ミントは生命力が強く、比較的栽培しやすいと言われています。植え替え時に枯れる心配もほとんどありません。
家庭菜園が趣味の方はもちろん、初心者の方でも挑戦しやすいのがミントという植物です。市販で「ミント栽培キット」など販売されていますので、そういった商品を買ってみるのもいいかもしれません。
アロマオイルを使用
2つ目は、アロマオイルを使用するという方法です。
アロマオイルは、安いものなら100円ショップでも売っていることがあり、気軽に初めやすいのが特徴です。
また、「アロマテラピー」という言葉がある通り、アロマオイルには、リラクゼーション効果や安眠効果など様々な効能が期待できます。例えば、ユーカリには「集中力を高める」「リラックス」「防疫」などの効果があります。
アロマオイルの効能を調べて、自分に合ったオイルを使ってみるのもいいかもしれません。
ご注意いただきたい点
犬や猫、ハムスターなどペットを飼っている方にご注意いただきたいのが、ネズミと同じく、ペットもニオイを刺激に感じてしまっているかもしれない、という点です。ペットを飼っている方は、アロマオイルの使用やハーブ栽培は控えた方が無難です。
また、ネズミは花や果物などの甘いニオイを好む傾向が強いです。例えば、オレンジなどのアロマオイルなどを使うと、逆にネズミが寄ってきてしまいます。ハーブやアロマオイルご使用の際には、この点にも注意してください。
蚊取り線香
ネズミは、蚊取り線香のニオイも苦手です。蚊取り線香を使うことで、蚊などの害虫に対しても忌避効果が期待できますので、特に夏季のご利用をお勧めします。
ただし、閉め切って使用すると人体へ悪い影響を与えてしまいますので、なるべく換気の良い場所で使用するようにしましょう。
樟脳(しょうのう)
「樟脳(しょうのう)」と呼ばれる、クスノキ由来の防虫剤のニオイも、ネズミが苦手とするニオイです。
樟脳は、クスノキ由来の100パーセント天然由来成分ですので、小さいお子様がいるご家庭の方にも、安心して使っていただけます。
ただ、樟脳は「鼻を刺すような香り」をしているため、人によっては苦手と感じてしまいかねません。
昔から防虫剤として使われることが多かった成分なので、そうと知らずに嗅いだことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、もし樟脳のニオイを嗅いだ事がないのであれば、まずはお試しで、できるだけ小さいサイズを選んで買ってみましょう。
わさび
わさびを常備しているご家庭は多いかと思います。わさびでしたら、わざわざ何かを揃えるということことなく気軽に試せるのではないでしょうか?
また、「食用のわさびは使いたくない」ということでしたら、殺菌や消臭目的で「わさびスプレー」「わさびジェル」など、様々な商品が販売されています。そういった商品を試してみるのもいいかもしれません。
以上、さまざまなニオイについて紹介しました。
「自分では大変そう」ともしも思われたなら、駆除のプロである私たちにお気軽にご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
「ネズミの嫌うニオイ」は、どこに設置するのが効果的か?
前項では、「ネズミが嫌いなニオイ」にはどのようなものがあるのかについて紹介しました。では、こういったニオイの元をどのような場所に配置するべきなのでしょうか?
さて、ネズミには「決まった道を何回も通る」という習性があります。そして、ネズミの身体は、泥や埃などの汚れによって黒く汚れています。黒く汚れたネズミが、同じ道を何度も通ったらどうなるでしょうか?皆さんもご想像いただけたかと思いますが、黒い汚れが通路に付いてしまいます。
この汚れのことを「ラットサイン」と言います。
このラットサインをうまく利用して、嫌いなニオイのするアロマなどを配置することができれば、より効果的に忌避効果が現れます。
部屋の隅や、侵入口になりそうな通気口、1センチ以上の裂け目などあれば、その近くにラットサインがある可能性が高い(=ネズミの侵入経路になっている可能性が高い)ので、ぜひ覚えておきましょう。
ラットサインがないご自宅の場合は、上記のような、侵入経路として予想される場所に置くのが正解です。
家の中でネズミを見かけてしまった場合
ハーブや蚊取り線香など、ネズミが苦手なニオイには、確かに忌避作用があります。また、低価格で気軽にネズミ駆除対策ができる便利なアイテムです。
これらのアイテムは「まだ家の中にネズミが出てきていないが、近所で見かけたので予防したい」くらいの軽めの被害状況なら有効かもしれません。
しかし、もう家の中にネズミが侵入してしまっているとすれば、これだけでの対策ではかなり厳しいです。
なぜかというと、これらのグッズでネズミの根本的な駆除はできないためです。これらのグッズには、あくまでもネズミを追い払うだけの効果しかありません。
一時的には、ニオイ対策でネズミはいなくなるかもしれません。しかし、ネズミがニオイに慣れたり、ニオイがなくなったりした途端に、被害が再発してしまいます。
では、「ニオイ対策と一緒に、ネズミ駆除も行えばいいのでは?」と考えた方もいらっしゃると思います。しかし、そう一筋縄ではいかないのがネズミ駆除です。
ネズミ駆除について
野生のネズミやネズミの糞には、サルモネラ菌などの様々な病原菌が潜んでいるかもしれません。身近にネズミがいると病気になってしまう可能性がゼロではないので要注意です。
また、想像していただければわかるとは思いますが、ネズミの死骸や糞尿の処理は決して気分良くできる作業ではありません。
侵入経路対策について
また、ネズミ駆除を行う際は、並行してネズミの侵入経路(例えば通気口など)を塞いでいく作業が必要になります。せっかくネズミを駆除したのに、後から侵入され、被害が再発してしまっては意味がないためです。
しかし、この「侵入経路対策」が非常に難しいのです。ネズミは1センチほどの隙間さえあれば、難なく通り抜けてしまいます。
さらに、季節や地域、ネズミの種類、建物の構造など、様々な状況を加味した上で対策を練らなければならないことが、事態をより複雑化させています。
ネズミ駆除するなら業者へ依頼するのがベスト
「もう家の中でネズミを見つけてしまった」という方にとってベストの選択肢は、「ニオイ対策」を講じることではなく、自力でネズミ駆除することでもなく、「ネズミ駆除の専門業者」へ依頼をかけることです。
ネズミ駆除の専門業者なら、ネズミ駆除のプロが皆さんに代わって駆除してくれます。今回紹介させていただいた「ニオイ対策」に関しては、あくまでも補助的に使っていきましょう。
私たちネズミ駆除の専門業者ハウスプロテクトなら、気になるネズミの侵入経路対策も徹底的に行っております。
丁寧なカウンセリングと調査のもと、ケースに合わせた最適解を迅速に導き出すことができますので、安心してお任せください。現地調査とお見積りまで全て無料ですので、まずはお気軽にご相談ください!
365日24時間いつでもお待ちしております。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
▼ネズミ駆除についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。