ネズミが家にいると騒音や糞尿による異臭など、さまざまな被害が発生します。
そのなかでも知っておきたい重大な被害が漏電による火災です。
「なぜネズミのせいで漏電するの?」と思った方もいらっしゃるでしょうが、答えは「ネズミがコードをかじるから」です。
実は、ネズミによる漏電火災については火災保険の対象外となるのが基本なので、注意しなければなりません。
今回は、ネズミによる漏電や火災、その他の被害について解説します。
ネズミがなぜ漏電や火災を発生させるのか?
ネズミがなぜ火災につながるのか、より詳しく解説します。
チーズや木の実などを可愛くかじっているイメージのあるネズミ。
実は食べる物だけではなく、家の柱や電気コード、家具など、目につく物は何でもかじってしまうのです。
なぜ、ネズミは色々なものをかじってしまうのかについてもお伝えします。
ネズミがものをかじる理由は「歯」にあった!
ネズミのチャームポイントともいえる「歯」。ネズミの歯は「常生歯(じょうせいし)」と呼ばれ、「常に生える」という漢字の通り、生まれてから死ぬまでの間ずっと伸び続けます。
柔らかいものばかりをかじっていたり、ものをかじらないと、歯が十分に削られれずに伸び続けて、あごの皮膚を貫通したり、ものを食べられなくなったりして、最悪の場合死に至ることもあります。
そのため、硬いものをかじって自分で歯を削り、一定の長さに保っているのです。ネズミにとってかじることは、生きるためにとても大切な行動の一つと言えるでしょう。
そうは言っても、私たちの生活には被害を及ぼすということも間違いありません。
それでは、ネズミがかじることによってどのような被害が出てしまうのでしょうか。駆除業者としていろいろなケースを見てきた経験を活かし、実際に起こり得ることをご紹介したいと思います。
ネズミにかじられるとこんな被害に繋がる!
家に侵入すると様々な被害を引き起こす、害獣の代表格ともいえるネズミ。ネズミが引き起こす被害は大きく以下の3つに分類されます。
- 経済的被害:ネズミが家具や家電をかじったり、ネズミの糞尿を放置することによって家屋の資産価値の低下や、家具や家電の修繕費が発生することがあります。
- 精神的被害:ネズミが天井裏を走る音が気になったり、ネズミ被害に対して不安に思ったりすることで、不眠症やノイローゼにかかってしまうケースもあります。
- 衛生的被害:ネズミが持つダニ、ノミや病原菌によって、感染症や皮膚炎、食中毒等、人体に被害が及ぼされることがあります。
参考:
「東京都ねずみ防除指針」被害の実態(平成17年2月発行)- 東京都福祉保健局
ネズミがかじることによってどのような被害が起きるのか、特に注意していただきたいものについてさらに詳しく見ていきましょう。
被害例①:火災
1つ目は、冒頭でもお伝えしている火災です。
ネズミが家や屋根裏に侵入して電気コードをかじられてしまうと、電気が使えなくなってしまうという被害だけではなく、かじられた箇所から火花が出て、火災被害が発生する可能性もあります。
また、暖かくて狭い場所が好きなネズミにとって配電盤はまさに楽園。配電盤に侵入して中で電気コードをかじられてしまうこともあります。
そうなると、配電盤からも漏電による火花が発生し、火災に繋がることがあるのです。
被害例②:家具、家電の損傷
ネズミは電気コードだけではなく、インターネットや電化製品の配線など、手当たり次第になんでもかじってしまいます。冷
蔵庫や電子レンジなどの電化製品のコードをかじられてしまうと、火災の危険性があるだけでなく、電化製品自体が故障してしまう可能性もあります。
さらにネズミは、家の柱や畳、ふすまなど、硬すぎてかじることができない金属類以外は何でもかじります。建物自体が傷つけられてしまうと、修繕費が発生し、被害の大きさによっては家そのものの資産価値の低下にもつながってしまいます。
被害例③:赤ちゃん、お年寄りへの被害
民家に被害をもたらすネズミは「クマネズミ」という種類のネズミは、臆病で警戒心が強い性格をしているため、人の気配に敏感で、めったに人前に姿を現すことはありません。しかし、赤ちゃんや寝たきりのお年寄り等に関してはその限りではありません。
- 寝たきりのお年寄りの布団の中に入り込んで布団に巣を作り、足をかじってしまった
- 寝ていた赤ちゃんの指をネズミがかじって、傷口を縫うけがになってしまった
など、ネズミにかじられたという被害例が報告されています。
ネズミは様々な菌を保有しているため、かじられた際の怪我以外も心配です。
たとえばかじられた部分から菌が侵入して鼠咬症になったり、身近にネズミがいることで食中毒になってしまう可能性もあり、危険となります。
ネズミが身近にいるから必ず病気になるというわけではありませんが、病気のおそれはゼロではないと認識しておくほうが良いでしょう。
参考:
「東京都ねずみ防除指針」被害の実態(平成17年2月発行)- 東京都福祉保健局
ネズミによる漏電から起きた火災は火災保険の対象外?
ネズミがケーブルをかじったことによる漏電から起きた火災は、火災保険の対象外になるのが一般的です。
ネズミのような害獣による火災は免責事項とされており、保険給付の対象外となっています。
もしも火事で自宅が燃えたり、近隣住宅にも被害が出たりすると、被害額はかなり大きくなってしまうでしょう。
そのため、「たかがネズミくらいいつか出ていくだろう」と思わず、早めに駆除を行うことをオススメします。
ネズミ被害は早めの駆除が大切!
ネズミによる被害を出さない、拡大させないためには早めの対策が重要。
「ネズミ算」や「ネズミ講」という言葉にもある通り、ネズミは繁殖能力が非常に高い害獣です。そのため、油断して放置してしまうと、大きな被害に繋がりかねません。
被害が起こってしまう前に、「家にネズミがいるかも?」と少しでも感じたらお気軽にお問い合わせください。
ネズミ駆除の進め方
ハウスプロテクトにネズミの駆除をご依頼いただいた場合、以下のように進めさせていただきます。
- お電話もしくはメールフォームからご連絡ください。
- 専門スタッフが現地に伺い、状況の確認とお見積もりを提出します。
- お見積もりの内容と作業内容をしっかりとご説明させていただきます。
- 内容にご納得いただけましたら、ご契約、作業日を決定します。
- 作業が完了しましたら、代金をお支払いいただき終了となります。
現地でスタッフが状況を確認後しっかりと流れを説明させていただきますので、初めての駆除でご不安な方も、まずはお問い合わせください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
ハウスプロテクトのネズミ駆除はここが違う!
どの業者に依頼するかお悩みのようでしたら、ぜひとも当社にお任せいただきたいです!
再発防止対策もばっちり
今いるネズミを徹底的に駆除するのはもちろん、再度ネズミが侵入して被害が出ないよう、併せて再発防止対策もしっかりと行わせていただきます。ハウスプロテクトはリフォーム会社が母体となっているため、再発防止施工の知識にも自信があります。
万一の場合のアフターフォローも万全
しっかりと再発防止対策をすることはもちろんですが、万が一の場合に備えて業界最長クラスとなる最長10年の長期保証をお付けしています。期間内であれば無償で再度対応させていただきますので、安心して、お任せください。
基本追加料金なし!の明朗会計
原則として最初のお見積もり以降、追加で料金をいただくことはありませんのでご安心ください。修繕を進める中でご提案をさせていただくことはありますが、必ずしっかりとご相談させていただいた上で決定させていただきます。
まずはお気軽にご相談ください!
弊社ハウスプロテクトでは、現地調査・お見積もりは無料で承っております。現地調査の際の出張費もかかりません。ネズミ・その他の害獣の被害にお困りの方、少しでも気になることがある方はぜひお気軽にご相談ください。
お問い合わせお待ちしております。
▼ネズミ駆除についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。