自宅にネズミがいるかもしれないと不安になっていませんか?
天井裏から、「カタカタ」、「ゴトゴト」、「ミシミシ」などの音がする場合や、「チューチュー」、「チチチッ」などの鳴き声が聞こえる。
また、なんだか部屋が獣臭いと感じているときや、身体に痒みが出てきた…などのアレルギー症状が出ているとき、それは家にネズミなどの害獣が棲み着いていたり、外からダニが持ち込まれていたりといったサインかもしれません!
もし家にネズミが棲み着いた可能性がある場合はそのまま放置せず、かならずすぐに対処しましょう!
今回はホームセンターで買えるネズミ対策グッズを種類別に5つご紹介します!
ぜひネズミ被害の対策を始めましょう!
ネズミがいるかも?自力で対策するにはグッズを揃えよう!
ネズミの対策グッズはさまざまあり、ホームセンターやネットショッピングなどで、気軽に手に入れられます。
捕獲する目的のグッズ、ネズミを追い払うのに特化した商品など種類別にご紹介します。
ネズミが居ることの証拠を「ラットサイン」と言い、糞尿や足跡、通り道を指します。ネズミは何度も同じ場所を通ることが多いため、汚れや油で通路が黒光りするのが特徴です。ネズミは尿をしながら移動するので、通り道を発見しやすいでしょう。
ラットサインを見つけることで、侵入口を発見し、対策グッズや罠を効果的に使うことが出来ます。
捕獲に特化した商品
- 粘着シート
- 捕獲器
粘着シート
粘着シートは比較的安価ですぐに手に入る手軽さがあり人気のグッズです。
設置場所はラットサインが出ている通り道に隙間なく、たくさん並べるのが効果的です。
たくさん並べるのは、ジャンプ力が高いネズミが粘着シートを飛び越える場合もあるからです。
ネズミは人が居ない時間帯や、寝ている時間に行動するので、出かける前や就寝前に設置するとより効果的です。
また、設置した粘着シートは、定期的に捕獲状態を確認しましょう。
捕獲したまま放置すると腐敗が進み、悪臭やダニの繁殖の原因になります。
ダニはアレルギーの原因にもなるので要注意です。
参考:
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社
捕獲器
金網タイプの捕獲器など、安いものですと約3000円〜売られています。
ネズミの食べ慣れているものや、実際に被害にあった食べ物などをエサとして使い、ネズミの通路や出入り口近くの物陰などに仕掛けます。
ネズミはとても警戒心が強い生き物ですので、ネズミが捕まらなくても、捕獲器を数日間は動かさないようにしましょう。
また、仕掛けを作動させずにエサを数日与えて慣れさせる方法もあります。
捕獲器と合わせて毒エサを仕込んでおくのも有効です。
すぐに効き目が現れる即効性のタイプと、何度か食べることで効き目が現れる遅効性の2つのタイプがあります。
毒エサは、餌場に置きやすい固形の物や、巣に持ち帰りやすい袋状の物、また通り道に撒いて足や体に付着させる粉末状の物があります。
避けることに特化した商品
- 忌避剤スプレータイプ
- 忌避剤くん煙タイプ
- 忌避剤設置タイプ
忌避剤スプレータイプ
ネズミが嫌がる臭いをスプレーで噴射・拡散し、ネズミの住みにくい環境にします。
既に侵入しているネズミの追い出しや、新たなネズミの侵入防止に向いています。
スプレータイプは、ネズミに直接スプレーして追い払うものと、予めネズミの現れそうな場所にスプレーし、近づかせない効果のものと2種類あります。
即効性はありますが、持続性は数十分から数日間程です。
- ラットサインに向けて
- 換気口
- エアコン導入口
- ゴミ箱周り
- 配管周り
- 雨戸の戸袋
忌避剤くん煙タイプ
蒸気や煙で広範囲のすき間や空間に忌避成分を拡散させるタイプがくん煙タイプです。
即効性があり効果は数日間持続します。
ラットサインを確認して、出入り口にしている場所にネズミを追い込むイメージでくん煙剤を設置すると、煙で押し出すことが出来るのでより効果的です。
見当違いな場所にくん煙剤を設置してしまうと、逆にネズミをもっと奥に押し込めてしまう場合もあります。
出来る限り設置位置や風の流れを考慮したほうがより効果的でしょう。
- 天井裏
- 床下
- 倉庫
- ネズミの侵入があった部屋など
忌避剤設置タイプ
一定期間ネズミの嫌がる臭いや成分を出すのが設置型タイプです。
一度追い払ったネズミを再度侵入させないための予防にも向いています。
スプレータイプやくん煙タイプと比べて、効果は長持ちしますが、風通しが良い場所では成分が拡散してしまうので効果があらわれにくくなるので注意が必要です。
設置する広さに合った商品・数量を設置しましょう。
忌避剤を捕獲器や毒エサと併用する場合は、捕獲器や毒エサに忌避剤の成分がついてしまうと効果が現れにくくなるので距離を離して使うのがおすすめです。
- 天井裏
- 床下
- シンク下
- 物置
- 倉庫など
以上、さまざまな方法をご紹介しました。
ご自身でできるか不安であれば、お気軽にご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
捕獲後の処理や後始末はどうする?
追い出しや捕獲に成功したあとのネズミの死骸はどうすればいいのでしょうか?
追い出し後の対応
追い出しに成功した場合は、再度侵入されないように侵入口を塞ぐことが大切です。
追い出したあとも、忌避剤を設置してるからといってずっと安全な訳ではありません。
嫌な臭いの成分で最初はネズミが寄り付かなくなり、一定の効果は得られますが、忌避剤の効き目は数十分〜数日とも言われていますので、適度な交換やメンテナンスが必要です。
また、臭いや成分に慣れてしまい、忌避剤が効きにくくなることで家へ再侵入し住処にされてしまいます。
再発防止を徹底するためには、すべての侵入経路を、金網やパテ、コーキング材で塞ぐことがとても重要なのです。
捕獲後の対応
捕獲器や粘着シートで捕獲に成功したら、ネズミの死骸は個人で処分しなければなりません。
方法としては、死骸を新聞紙などでくるんで、燃えるゴミとして処分します。
ただ、このときの注意として、野生で生きていたネズミの体にはさまざまな感染症の原因になる病原菌がついているおそれが否定できないので、ゴム手袋やマスクを装着して、処分が終われば使い捨ててください。
参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省
もし、素手で触れてしまった場合はすぐに手洗いと消毒を行うことをおすすめします。
ネズミを捕獲した周辺や捕獲器も徹底的に除菌をし、安全対策を取った上で処分しましょう。
また、追い出したあとの対処法と同じく、侵入経路を塞ぐことを忘れてはいけません。
ネズミ対策ならハウスプロテクト
捕獲や追い出しで、すぐに手に入る対策グッズや、その使用方法などを紹介しました。
しかし、個人での対策に限界を感じている方は、すぐにでもプロの害獣駆除業者へ依頼をしましょう。
「ハウスプロテクト」なら、ネズミの徹底駆除はもちろん、ネズミ被害でダメージを受けた家のリフォームや修繕も自社で行うことができます。
また、除菌や消臭はもちろんのこと、再発防止に必要不可欠な「侵入経路の徹底封鎖」もおまかせいただけます。
対策の際に見落としがちな屋根の瓦材の隙間や軒下の隙間など、手が届かない部分もしっかり対策させていただきます。
最長10年間の再発防止のアフターフォローもありますので、ぜひお気軽に「ハウスプロテクト」までお問い合わせください。
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まずは被害状況をお聞かせください。
▼ネズミ駆除についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。