ネズミが床下にいるときの侵入経路は?対策や駆除方法も解説!

「床下から変な音がするのだが、もしやネズミがいるのでは?」「でも、本当にネズミが居るとしたら、一体どこから入ったのだろう」

と思っている方はいませんか?

異音の正体は、床下にいるネズミが何かをかじる音や、動き回る音、ネズミの鳴き声かもしれません。もしそうなら、侵入経路を塞ぐなどの対策を早急に施さなければ、取り返しのつかない被害を被る可能性があります。

そこで本記事では、床下にいるネズミの侵入経路とその対策法・駆除方法について解説します。

ネズミがもたらす危機を早急に脱し、快適な我が家を取り戻しましょう!

床下にいるネズミが使う侵入経路はどこ?

床下にいるネズミが使う侵入経路としては、次のようなところがあります。

  • 床下の通風孔
  • 基礎のすき間

床下の通風孔からは、格子がない状態だとネズミが次から次へと入ってきてしまいます。また、比較的新しい住宅であっても、勝手口と基礎の間の隙間や、アプローチタイルと基礎の隙間からネズミが入ってきてしまう可能性があります。基礎というのは、地面と建物の間にあるつなぎ目の部分のことです。

ですが、上記の2つの侵入経路は、あくまでも床下と直接つながっている経路に過ぎません。他にも、ネズミは以下のようなところから侵入し、床下に下りている可能性があります。

  • 雨戸の戸袋
  • シャッターの隙間
  • ひさしの間の隙間
  • エアコンの導入部
  • 油汚れで上手く作動しない換気扇
  • ガスの湯沸かし器の周辺
  • 水道管の周辺
  • ガスなどの配管
  • トイレや洗面台を設置する時の穴
  • ブレーカー
  • 出窓の下
  • 電線から電話線を引き込んでいる部分
  • 屋根の隙間
  • 壁の穴や割れ目
  • 玄関
  • 和室の長押
  • 押入れの上の天井
  • システムキッチンへの導入口

以上のように、ネズミの侵入経路は非常に多くあります。なぜ侵入経路がこれほどまでに多いのかというと、ネズミはわずか1センチ程度の隙間があれば侵入出来てしまうため、家中のありとあらゆるところが侵入経路になり得るからです。

そのため、床下にネズミが居るとわかっても、どこから床下に入ってきているかを具体的に突き止めることは専門家以外には困難でしょう。

もしも不安があるようでしたら、お気軽にご相談ください!

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床下に多いのはドブネズミ

床下によく居るネズミは、ドブネズミという種類になります。

ドブネズミとは、体長が約20~26cmで、体重150~550gの大型種のネズミです。20~26cmとは人間の靴の大きさくらいですので、ネズミを極小動物だと思っていた方からすると、出会った瞬間に一体何の動物に出会ったのかと驚き跳ねるかもしれません。イギリスでは60cmを超えたドブネズミすら発見されているそうです。

ドブネズミは雑食性で、人間の出した生ゴミや出しっぱなしのペットフードなどを好んで食べます。そのため、どこでも逞しく生きていけるため、床下でも全く問題なく生活できてしまいます。

そして、ドブネズミは獰猛で気性が荒く、なんと人間に直接的な被害をもたらします。お年寄りや赤ちゃんに嚙みついた事例もあり、放っておくと危険な害獣なのです。

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床下にネズミがいるときは早めに駆除するべき

床下にいるネズミを早急に駆除するべきと言える理由は2つあります。

1つ目の理由としては、床下のネズミは床材や配管をかじることもあるからです。

ネズミは雑食だからと言ってそんなものをかじるわけがないと思う方もいるかもしれません。ですが、ネズミは生涯歯が伸び続ける害獣であり、その歯を研ぐために、いろんな物をかじる性質があります。床材や配管はネズミにかじられると使い物にならなくなり、修復するのに想定外の経済的損失を被ることになります。

2つ目の理由としては、ネズミは放っておくと数が急速に増えて、被害も大きくなっていくからです。

ネズミは1年に5~6回という急ペースで出産を繰り返す害獣です。さらに、生まれたネズミも、たった3か月後には繁殖できる側に回り、次々に数を増やします。これが「ネズミ算」という言葉がある由縁です。床下に入り込んだごく少数のネズミは、短期間のうちに圧倒的なスピードで数を増やし、住宅被害を拡大させ続けていきます。

床下にネズミがいるときに行うべき対策5ステップ

床下にネズミが居る時には、次の5つのステップを踏んで対策を行いましょう。

【ステップ1】ラットサインから侵入経路を特定する

最初に、ラットサインから侵入経路を特定します。

ラットサインとは、ネズミがいた証拠のことです。ネズミは体が汚れているので、ネズミが通った後には壁や柱が黒くなっていたりします。また、ラットサインとして、足跡やかじり跡が残っていることもあります。

上述の通り、ネズミの侵入経路の候補は無数にあるため、これらのラットサインを発見していくことで、具体的にどこが侵入経路になっているのかを見極めることが大切です。

なお、ステップ2以降は、ステップ1でラットサインが発見できていることを前提とした対策となりますので、最初に確実にラットサインを突き止めておく必要があります。

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【ステップ2】毒エサや粘着シートなどで退治する

ステップ1で侵入口が特定できているなら、次は毒エサや粘着シートを用いてネズミを退治しましょう。

毒エサとは、毒物の入ったエサをネズミの好物に混ぜて与えるものです。ネズミの通り道や巣の周辺に置いて使うものであり、侵入口が特定できている場合、その周辺に置いておくと一定の効果を発揮します。

粘着シートは、粘着性の高いシートの上に、ネズミの好物を置いておくものです。粘着シートを置いた箇所でしか効果を発揮しませんが、ラットサインが発見された場所に設置しておくことで、効果が得られやすくなります。ただし、粘着シートで一度ネズミが捕獲されると、他のネズミはそこに近寄らなくなるので、複数のネズミを捕まえるためには、古いシートを除去して新たなシートを貼り直す必要があります

なお、ステップ3以降は、ステップ2で全てのネズミを駆除できている前提の対策ですので、毒エサか粘着シートを駆使してネズミを残らず駆除するようにしましょう。

【ステップ3】侵入口を塞ぐ

ステップ3は、ネズミの侵入口を塞ぐことです。

その狙いは、全てのネズミが駆除できた状態で侵入口を塞ぐことで、新たなネズミが入って来れなくすることです。

ですが、上述の通り、ネズミの侵入口は非常に多いため、それらを徹底的に塞ぎ切る必要があります。そのため、現実的に考えて、これを一般の方がDIY感覚で行うのは困難でしょう。

【ステップ4】忌避剤を使う

侵入口を塞いだうえで行うとよいのは、忌避剤を使うことです。

忌避剤とはネズミの嫌う成分やニオイを用いて、ネズミが住宅に近寄らないように遠ざける働きがあります。

ステップ3で侵入口が完璧に塞がれていればネズミは侵入できないわけですが、保険として忌避剤も組み合わせて用いると、より対策効果がアップします。

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【ステップ5】ネズミに狙われにくい環境を整える

最後に、ネズミに狙われにくい環境を整えるようにします。

なぜこれが必要なのかというと、そもそもネズミが近寄ってくるのには根本的な原因があるからです。

たとえば、食べ物が片付けられずに放置されている場合や、生ゴミがゴミ収集日まで外に置きっぱなしになっている場合などです。

そうした環境要因を取り除くことで、ネズミが近寄ってくる理由がない家になり、ネズミ被害を徹底的に無くすことが可能となります。

【汚い家・部屋】ネズミが好む環境と対処法を専門家が解説

本格的なネズミ駆除は業者に依頼するべき

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もし床下にネズミがいる予感がしていて、かつ本格的にネズミ駆除を行いたいなら、業者に依頼するべきでしょう。

なぜなら、本格的な対策を行うなら上記のステップ1~5のような対策を行うべきですが、それには非常に手間が掛かるうえに、素人が十分な水準でこれらを行うことは現実的に困難だからです。

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ハウスプロテクトは、ネズミ駆除を専門に行うプロの業者であり、ネズミ駆除に関して多くのノウハウを有しています。

ステップ1~5のように徹底駆除を行うことも可能ですし、住宅の構造などを拝見したうえでリーズナブルな対策をご提案することも可能です。

現地調査や見積は無料で行わせて頂きます。また、万が一の再発時には、最長10年間は無料でアフターフォロー対応を行わせて頂きます。

床下にネズミがいるかどうか未確定な段階でも結構ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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まずは被害状況をお聞かせください。

ネズミ駆除でハウスプロテクトを選ぶべき3つの理由!技術力や評判をお伝えします!

まとめ

床下から変な音が聞こえてくるなら、床下にネズミが入り込んでいる可能性があります。

床下にいるネズミが使う侵入口は多く、1つに特定するのは困難です。

また、床下に多いのはドブネズミという種類で、体長20cmを超える大型種であるうえに、獰猛で人間を襲うこともあり危険です。

もし床下にネズミが居るなら早急に駆除しましょう。なぜなら、放っておけば床材や配管をかじられたり、個体数が急速に増えて被害が急拡大したりするからです。

ですが、床下にいるネズミは5つのステップで対策すべきであり、これを素人が十分に行うのは困難です。

ハウスプロテクトはプロの業者であり、床下にいるネズミを徹底駆除させて頂きますので、床下のネズミにお困りの方はお気軽にご相談ください。

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