そんな状況にあっても「まさかネズミが壁を登るわけがない」「高い場所だから気のせいだろう」と信じたいですよね。
しかし、残念ながらネズミ(特にクマネズミ)は、垂直な壁や配管をスルスルと登ってきます。
ネズミを放置していると、寝室への侵入や壁の中での配線火災といった命に関わる事態を招きかねません。
本記事では、「ネズミが壁を登れる理由」をハウスプロテクト監修のもとプロの目線から分かりやすく解説します。
「ネズミが登りやすい壁の特徴」や「壁以外の侵入経路」、「根本解決する方法」も紹介します。
この記事を参考に、ネズミ被害を拡大・深刻化させないよう対策してまいりましょう!
ネズミは壁を登る!その驚異的な身体能力とは

先述したとおり、ネズミは壁を登ることができます。
以下では、そんなネズミの身体能力を紹介します。
垂直ジャンプ1m・水平ジャンプ1.2mの脚力
ネズミは、助走なしの状態で垂直に1m近くジャンプできます。
これは1階の窓枠や塀の上端に、地面から直接飛び乗れることを意味します。
水平方向なら1.2m以上飛べるため、隣接する建物や庭木の枝から壁面へと「飛び移る」ことも可能です。
壁登りが得意な「クマネズミ」に注意
日本の住宅に侵入するネズミには、主に「クマネズミ」と「ドブネズミ」の2種類がいます。
この2種は、以下のように生態がまったく異なります。
| 種類 | 体格 | 好む場所 | 運動能力 |
| クマネズミ | スリムで身軽 | 高所(屋根裏・2階) | 壁登り・綱渡りが得意 |
| ドブネズミ | 大柄でずんぐり | 低所(床下・排水管) | 泳ぎが得意、高所は苦手 |
住宅被害の大半を占めるのはクマネズミです。
近年では殺鼠剤への耐性を持つ個体も増え、「スーパーラット」とも呼ばれています。
壁の中や天井裏から音がする場合、犯人はほぼクマネズミと考えて間違いないでしょう。
「2階の壁の中で音がする」という状況は、ドブネズミではなくクマネズミの仕業である可能性が極めて高いといえます。
爪と尻尾を使って移動できる
クマネズミが壁を登れる理由は、ジャンプ力だけではありません。
まず、前足と後足の爪が非常に鋭く、表面のわずかな凹凸に引っ掛けることができます。
人間の指では「つるつる」と感じる壁面でも、ネズミの爪には十分な足場になります。
そして、体長の8〜9割に相当する長い尻尾でバランスを取りながら壁面を移動します。
また垂直な壁でも、頭を下にした状態で降りることさえできます。
【材質別】ネズミが登りやすい壁の特徴

「自分の家の外壁、大丈夫かな?」
結論からお伝えしますと、お住まいの壁に使われている材質によって、ネズミが登ってくる可能性が異なります。
以下で詳しく解説します。
モルタル・リシン吹き付け【危険度:大】
築20〜30年以上の戸建てに多いモルタル外壁やリシン吹き付け仕上げは、表面がザラザラしているため、ネズミの爪が面全体に引っかかります。
これはネズミが壁を登るために理想的な足場であり、ほぼ垂直な状態でもスムーズに登られてしまいます。
また経年劣化でヒビが入っていれば、そこも侵入口になります。
「昔ながらの塗り壁」の家にお住まいなら、外壁そのものがネズミにとって「登り放題の壁」になっている可能性があります。
サイディング・タイル【危険度:中】
現代の住宅で多く使われるサイディング(窯業系・金属系)やタイル張りの外壁は、モルタルよりも表面が滑らかですが、油断は禁物です。
サイディングの板と板の間には継ぎ目があり、ここにネズミの爪が引っかかります。
さらに年数が経過してコーキングが劣化・剥離してくると、そのすき間はネズミにとって絶好の足場、または侵入口になります。
「新築時はキレイだった外壁」も、10年・15年と経過すれば、ネズミにとって利用しやすい壁になる可能性が高いでしょう。
ガルバリウム・金属系【危険度:小】
表面が鏡面に近いガルバリウム鋼板などは、3種類の中で最も登りにくい部類に入ります。
なぜなら、ネズミの爪が引っかかりにくいためです。
ただし、「登りにくい」と「登れない」はまったく別の話です。
以下のような箇所があった場合、ネズミの足場になります。
- 配管の固定金具
- コーキングのわずかな盛り上がり
- 錆や傷による表面の荒れ
また、「壁そのもの」には登れなくても、後述する配管や雨どいを使って高所に到達し、軒下やベランダから侵入してくるルートは塞がれていません。
外壁の材質だけで「うちは安全」と判断するのは、危険です。
【壁以外】ネズミが高所へ登る・侵入するルート5選

ネズミは子どもで1.5cmの幅(大人の指が第二関節まで差し入れられるほどのサイズ)、大人でも2.5cm(500円硬貨くらいのサイズ)あれば侵入できると言われています。
そのため、壁以外からもネズミは登ってきたり侵入する可能性があります。
具体的には、下記5つの箇所があげられます。
- 配管・パイプ・雨どい
- 引き込み電線・通信ケーブル
- 庭木・カーポート
- 基礎と外壁の隙間
- 換気扇・屋根裏の通気口
ネズミ被害を根本解決したい場合、これらのルートをすべて特定・封鎖する必要があります。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
①配管・パイプ・雨どい
ネズミが壁を登る際に最もよく利用するのが、配管やパイプの類です。
壁とパイプの間のわずかなすき間に体を入れ、背中で壁を押しながら足でパイプを蹴り上げるようにして、ムカデのように垂直方向へ登っていきます。
特に以下のような配管が、外壁に沿って伸びている家は侵入される傾向があります。
- エアコンの室外機から室内機へつながる配管
- 1階から2階へ伸びる水道管
②引き込み電線・通信ケーブル
電柱から家に向かって電線や光ファイバーケーブルがある場合、ネズミは綱渡りのように渡ってきます。
具体的には、電柱を登り、電線を伝って、直接2階の軒下やベランダへ侵入します。
ちなみに、これは都市部で特に多い侵入ルートです。
「庭にネズミが出た形跡はないのに、2階から音がする」という場合、電線ルートを疑ってみてください。
③庭木・カーポート
家の外壁に接近している樹木の枝は、ネズミにとって「天然の足場」です。
枝から外壁までの距離が1.2m以内なら、地面から木に登り、水平ジャンプで簡単に届きます。
特に以下のような庭木がある場合は、今すぐ剪定することをおすすめします。
- 外壁に枝が触れている
- 1m以内に枝が伸びている
またカーポートの屋根も同様です。
ネズミがカーポートの柱を登り、屋根から2階のベランダや窓へ飛び移るケースも珍しくありません。
④基礎と外壁の隙間
家の一番下、基礎と外壁の境目にある「水切り」と呼ばれる部材の隙間も、ネズミの侵入口になります。
ここから外壁の内部(空洞)に入り込み、壁の中を上へ向かって移動することで、2階・天井裏へ侵入してきます。
「壁の外」を登ってくるのではなく、「壁の中」を通ってくるため、外から見ても侵入経路がわかりません。
⑤換気扇・屋根裏の通気口
ネズミは、以下のような箇所からも室内へ入り込みます。
- 2階のトイレ
- 洗面所の換気扇
- 屋根裏に設置された通気口(軒天換気口)
特に築10年を超えた住宅では、換気扇のカバーが劣化して隙間ができていたり、通気口の金属メッシュが錆びて穴が開いていたりするケースは珍しくありません。
壁を登るネズミを放置する3つのリスク

壁を登るネズミを放置していると、主に下記3つのリスクがあります。
- 断熱材破壊
- 火災
- 感染症リスク
被害は時間とともに悪化するため、早急に対策しなければなりません。
以下で詳しく解説します。
①騒音と断熱材破壊
夜中に「カリカリ」と聞こえてくる場合、ネズミが断熱材を引きちぎって、巣の材料にしている可能性があります。
壁や天井裏に入り込んだネズミは、断熱材を食い破り、引き裂き、せっせと巣を作ります。
特にグラスウールやロックウールといった断熱材は、ネズミにとって柔らかく、温かく、外敵から隠れられる「絶好の巣材」です。
また「トトト」という足音が聞こえる場合、すでに巣ができて、壁の中を自分の縄張りとして行き来していることが考えられます。
断熱材が破壊されると、冷暖房効率が著しく低下します。
さらに糞尿が蓄積すると悪臭が発生した場合は、リフォームなしには取り除けなくなるでしょう。
②火災が発生する
これが、ネズミ被害の中で最も見落とされがちで、最も深刻なリスクです。
ネズミの歯は一生伸び続けるため、常に硬いものをかじって歯を削る習性があります。
家の柱や家具だけでなく、壁の中にある電気配線やガスホースもかじってしまいます。
実際「東京消防庁」によると、ネズミなどの動物が原因とみられる火災は毎年、多数報告されています。
以下、実際にネズミが原因で発生した火災事例です。
「音がするだけだから大丈夫」と思っているうちに、取り返しのつかない事態になりかねません。
火災のリスクは、ネズミ被害を「放置してはいけない」最大の理由の1つと言えます。
③健康被害に遭う
そう考えている場合、注意しなければなりません。
ネズミは以下のような箇所から室内へ侵入する可能性があります。
- エアコンの配管穴
- 換気扇のダクト
- 天井点検口のわずかな隙間
またネズミの糞尿には、感染症の病原体が含まれているため、次の健康被害に遭うリスクがあります。
| ネズミ由来の健康被害 | 症状 |
| レプトスピラ菌 |
|
| サルモネラ菌 |
|
| ハンタウイルス |
|
またネズミに寄生するダニやノミが室内に落ちて、人を刺すケースもあります。
「窓を開けて寝ても、2階だから安心」ではありません。
すでにネズミが侵入している場合、就寝中に同じ空間を移動している可能性があります。
壁を登るネズミを自力で対策するのは危険

市販グッズや部分的な封鎖では、ネズミ被害を根本的に解決することはできません。
特に高所作業を伴う作業は、転落リスクがあり、一般の方にはおすすめできません。
ネズミ被害を根本的に解決するには、プロによる全侵入経路の特定と施工が必要です。
以下で詳しく解説します。
高所作業は転落リスクがある
2階の軒下、屋根の際(きわ)、2階ベランダ上部からネズミが侵入している場合、高所に登り作業する必要があります。
プロは安全帯や専用足場を使い、高所作業に習熟した状態で施工します。
一方、慣れていない方が脚立や梯子で同じことをしようとすると、転落事故のリスクが非常に高くなります。
実際、消費者庁でも、家庭内での脚立・梯子からの転落事故は毎年多数報告されており、死亡事故に至るケースもあると明示されています。
「自分は大丈夫」という過信が、最も危険です。
駆除費用を節約しようとして、梯子から落ちて骨折・入院する可能性もあるでしょう。
数万円の出費を惜しんで、数十万円の医療費と数カ月の療養期間では、まったく割に合いません。
そのため、高所作業は、専門知識を持ったプロに任せるべきでしょう。
全ての侵入経路を封鎖しなければならない
高所作業で侵入経路を1カ所塞げたとしましょう。
しかし、それだけだと被害は再発する可能性があります。
なぜなら、ネズミは1つのルートが塞がれれば、すぐに別のルートを探します。
特に学習能力が高いクマネズミの場合、以下のような様々な箇所から侵入します。
- 壁の反対側
- 別の配管
- 換気扇の隙間
このようにすべての侵入経路を素人の目で見つけ切るのは、非常に困難です。
プロでも家全体を丁寧に調査してはじめて全経路を把握できるほど、侵入口は多く、かつ見えにくい場所に存在します。
市販グッズでは対策しきれない
ホームセンターでは、以下のようなネズミ対策グッズが販売されています。
| ネズミ対策グッズ | 効果 | 注意点 |
| 忌避剤(スプレー・置き型) | ネズミが嫌がる匂いで追い出す |
|
| ネズミ返し | 正しく設置すれば一定の効果はある |
|
このように市販グッズは「補助的な対策」にはなりますが、「壁を登るネズミを完全に止める効果」はありません。
壁を登るネズミの駆除は「ハウスプロテクト」へ依頼しよう!
そう感じた場合、プロのネズミ駆除業者に依頼することをおすすめします
特に業界最大手の「ハウスプロテクト」では、無料相談できるのでぜひ活用してみましょう。
以下、ハウスプロテクトにネズミ駆除を依頼したほうがいい理由です。
高所の侵入経路も徹底封鎖できる
ハウスプロテクトは、リフォーム会社が母体になっているため、他の業者と一線を画した施工技術に定評があります。
高所の侵入経路封鎖に特化した技術と機材を持っているので、以下のような高所でも専用の足場や機材を使って安全かつ確実に封鎖します。
- 2階の軒下
- 屋根との取り合い部分
- 2階外壁の配管周り
ハウスプロテクトでは、家全体のすべての侵入経路を特定して、同時にすべてを封鎖します。
ネズミの痕跡から侵入経路を全て特定し、施工するため、再発するリスクが通常の業者よりも少ないと言えるでしょう。
最長10年の再発保証がある
ハウスプロテクトでは、「最長10年の再発保証」を用意しています。
保証期間内に、万が一再発した場合、無償で対応してくれます。
そのため、「また来たらどうしよう」という不安を抱えながら生活する必要はありません。
そんなハウスプロテクトは、下記のエリアのネズミ駆除に対応しています。
- 関東エリア
- 関西エリア
- 東海エリア
- 中四国エリア
- 九州エリア
ちなみに最短即日対応も実現しているので、早くなんとかしてほしい場合も頼りになる業者と言えるでしょう。
出張費・現地調査・見積もりすべて無料
そんな場合でも問題ございません。
ハウスプロテクトでは、出張費や現地調査、見積もり作成を無料で行っています。
そのため、「どこから登っているのか」「どのルートで移動しているのか」を無料で専門家に確認してもらうことが可能です。
調査では、侵入経路や被害の規模がわかります。
見積もり作成も無料ですし、キャンセルも可能ですので、調査結果を聞いてから依頼するかどうか決めることができます。
ネズミ被害は時間とともに拡大・深刻化する可能性が高いので、ぜひこれを機にお問い合わせしてみてください。
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「実際にハウスプロテクトを利用した方々の口コミ・評判が気になる」「ハウスプロテクト以外のネズミ駆除業者も知りたい」といった方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
ネズミは壁登る?に関するよくある質問【FAQ】

Q. マンションの高層階でもネズミは登ってきますか?
A. はい、侵入事例があります。
クマネズミはエレベーターシャフト、配管スペース、外壁の配管などを伝って、10階以上の高層階でも侵入することが確認されています。
「高層マンションだから安全」とは言い切れません。
Q. ツルツルした塩ビパイプ(VPパイプ)なら登れませんか?
A. 新品の塩ビパイプは表面が滑らかで登りにくいのは事実です。
ただし、汚れや水垢が付着したもの、固定金具(サドルバンド)があるものは足場になります。
また、パイプの内側を通って侵入してくるケースもあるため、「ツルツルだから大丈夫」とは言い切れません。
Q. ネズミは壁を垂直に降りることもできますか?
A. はい、できます。
クマネズミは頭を下にしたまま垂直な壁を降りることができます。
登るだけでなく降りる能力まであるため、高所への侵入口を塞がない限り、自由に行き来され続けます。
Q. ネズミ返しは効果がありますか?
A. 正しく取り付けた場合、その配管に関しては登攀を防ぐ効果があります。
ただし、一般家庭の外壁を走るすべての配管・雨どい・電線にネズミ返しを設置するのは現実的ではなく、1カ所でも対策が漏れれば意味がありません。
部分的な対策にとどまる点が限界です。
Q. 壁の中の音がなくなれば、もう解決したと思っていいですか?
A. 油断は禁物です。
音がなくなる理由は「いなくなった」だけでなく、「別の場所に移動した」「繁殖して活動が落ち着いた時期に入った」なども考えられます。
侵入経路が開いたままであれば、また戻ってくる可能性が高いのが実情です。
そのため、音がなくなっても、侵入経路の確認と封鎖は行うことをおすすめします。
まとめ
夜中にカリカリという音が聞こえる場合、「気のせいかな」と放置してはいけません。
時間が経つほど、ネズミは家の中で繁殖し、被害が拡大・深刻化します。
特に電気配線が齧られ、火災が発生した場合、命を落とすリスクもあるため、早急に対策しなければなりません。
ハウスプロテクトでは、出張費をはじめ、現地調査や見積もり作成もすべて無料で行っています。
まずは無料相談を活用し、現状の被害状況を確認してみませんか?
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