細長いフンの落とし主は誰?見分ける方法を解説

「えっ、これって何のフン?」

家の周りで見慣れない細長いフンを見つけると困惑しますよね。

そんな細長いフンの落とし主は意外な動物かもしれません。

家の周囲でフンを見かけたら、落とし主を特定し早急に特定方法を把握して、スムーズに対策を進めましょう!

正体がわからないモヤモヤ感が残るだけでなく、放置していると被害が深刻化する恐れがあるため要注意です。

こんな方にオススメの記事です!
・「妙に細長いフン、これなに……?」と気になっている
・「気持ち悪いから片付けてしまいたい!」と思っている

・「片付けたいけど、普通に掃除しちゃって大丈夫?」と気になっている
・「フンくらい放置しても大丈夫だよね?」と思っている

細長いフンは何の動物?フンで動物を見分ける方法

 

細長いフンを見分けるには以下の2点に注目しましょう。

  1. 大きさ
  2. 特徴

これらに注目することでフンの落とし主の特定が容易になります。

フンを見分けて何かわからないモヤモヤを解消しましょう。

0.5cmから1cm程度の細長いフンの場合

小さめの細長いフンを見つけた場合は「ネズミ・コウモリ・イタチ」のいずれかであることが考えられます。

動物名大きさ特徴
ネズミ0.5〜1cm・酸っぱいニオイがすることがある
・茶色・灰色・黒色
・水分を含んでいる
・丸みがある
コウモリ0.5〜1cm・乾燥してパサパサしている
・茶色
・エサとなる昆虫の残骸が混じっていることがある
イタチ6mm程度・ニオイがかなり強い
・黒色
・動物の毛が混在していることがある

フンの大きさや形状は似ているので判別するにはそれぞれの特徴に注目しましょう。

ニオイや触ったときの感触でも判断しやすいものの、抵抗がある方も多いかと思います。

直接触れたり、対策なしで近づくのは危険なので手袋やマスク、捨てても良い衣服などが必要です。

なかには、そういったことが面倒な方もいらっしゃるかもしれません。

そこで混在物をチェックしてみましょう。

コウモリであれば昆虫の残骸、イタチであれば食べた小動物の毛が含まれていることがあります。

また、ネズミのフンはコウモリやイタチと異なり丸みを帯びているのが特徴です。

5cmから15cm程度の細長いフンの場合

5cmから15cm程度のフンはハクビシンやアライグマの可能性があります。

動物名大きさ特徴
ハクビシン5~15cm・丸みがある
・果実や野菜を好んで食べるため、フンに種が多く含まれる
・黄土色、こげ茶色
・甘いニオイがする
アライグマ5〜15cm・動物の骨や昆虫の羽が混じることがある
・強い悪臭
・黄土色、こげ茶色
・寄生虫(アライグマ回虫)が潜んでいる可能性がある

大きさや色は似ているので混在物やニオイで見分けるのがオススメです。

果実や野菜を好んで食べるハクビシンのフンには種が多く見られ、雑食のアライグマのフンには動物の骨や昆虫の羽が見られます。

食べるものの違いはニオイにも影響があり、ハクビシンのフンは甘いニオイがする一方で、アライグマのフンは強い悪臭を放ちます。

また、近距離でニオイを嗅ぐのは感染症などの危険を伴うので避けましょう。

無理に嗅ごうとせず、自然に感じる程度でも判別できます。

混在物を確認する際も、直接触れず目視で確認するのが比較的安全です。

フンを片付ける際のNG行動

家の中や近くで見かけたフンは早めに片付けてしまいたいですよね。

ですが、フンの処理には3つのNG行動があります。

あらかじめ把握して安全にフンを片付けてしまいましょう。

直接触れる

「手を洗えばいいし、特に抵抗がないから」とフンに直接触れるのはNGです。

動物のフンは病原体の媒介となっていることがあり、感染症の原因になることがあります。

ゴム手袋やマスクを必ず着用し、万全を期すのであればゴーグルも装着しましょう。

衣服もそのまま捨てても良いものを着用するとより安心です。

掃除機で吸う

掃除機で吸えばフンに直接触れないので、問題ないように感じるかもしれません。

ですが、掃除機内部で病原体が蓄積し掃除機を使用するたびに撒き散らすことになってしまいます。

ホウキやちりとりを使ってフンを集めて、そのまま破棄してしまうのが最も安全です。

100円ショップなどで安価なものを購入すると経済的な負担も少なくなります。

消毒・消臭をしない

フンを片付けるだけでは清掃が完了したとは言えません。

染みついたニオイや残った病原体の処理まで行う必要があります。

消毒には次亜塩素酸ナトリウムやアルコールを含んだ消毒液をフンがあった箇所に散布しましょう。

このとき、台所用洗剤など酸性の液体と混ざると有毒ガスが発生するので注意が必要です。

参考:DUSKIN「何故混ぜてはダメなのか。“まぜるな危険”を理解しよう

また、消臭にはペット用の消臭スプレーを使用します。

ニオイが残っていると不快なのはもちろんのこと、マーキング効果があるため動物が頻繁に訪れる恐れもあるのです。

再発リスクを下げる意味でも消臭することをオススメします。

フンを放置することで起きる被害

「多少イヤなニオイがするくらいなら我慢できるし」とフンを放置するのは危険です。

フンを放置すると健康面や家屋の状態に深刻な影響を与えるかもしれません。

フンの危険性を把握して速やかに対処しましょう。

健康被害

動物のフンは病原体の媒介となり、人間やペットが感染症にかかることもあります。

感染症の種類はさまざまで発熱や腹痛、頭痛などを引き起こすものや、重症化すると肺炎や脳炎に至るものも

また、フンはアレルギー症状の原因となることもあります。

フンにはノミやダニが多く集まるため、鼻炎や喘息、皮膚炎といった症状を引き起こすこともあるのです。

アレルギーの起きやすい小さな子どもやペットがいる家庭では早めの駆除を心がけましょう。

家屋の劣化

フンは蓄積すると家屋を劣化させる恐れがあります。

屋根裏や床下に入り込み、住み着くことの多い動物は排泄も同じ場所で行います。

その結果、フンが蓄積し木材などのシミや腐食を引き起こすのです。

最悪の場合は腐食した箇所が抜け落ちてしまうため、補修に高額な費用がかかることも珍しくありません。

早めにフンを片付けて対策することが重要です。

ただ、フンを片付けても動物が出入りしていると結局またフンをするので定期的な清掃が欠かせません。

また、屋根裏や床下といった箇所は自分で清掃が難しく対処しにくいケースもあります。

ご自身で対策するのが難しい場合は専門業者へ依頼するのもオススメです。

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ハウスプロテクトでは、24時間365日いつでも害獣被害の無料相談・お見積もりを受け付けております。

フンは放置するリスクが高いにもかかわらず、ご自身で行うのは大きな手間がかかる作業です。

また、清掃するだけではなく今後同様の被害が起きないように原因となる害獣の駆除も欠かせません。

ハウスプロテクトではプロ仕様の薬剤で動物を追い出し、侵入経路となる隙間を徹底的に封鎖。

屋根上や天井裏、床下などご自身では手の届かない場所も、もちろん作業可能です。

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まとめ

細長いフンを見つけたら、まずは1cm程度なのか5cm程度なのかで大きく分けましょう。

そこから形状や色、ニオイなどに注目し特定していきます。

フンを清掃する際は3つのNG行動に注意して慎重に行いましょう。

特にフンは病原体の媒介となる可能性があるので、直接触れない点は必ず徹底してください。

放置せず、早めに対処してフンによる被害の懸念を払拭してしまいましょう。

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