【ネズミ、アライグマ、ハクビシンほか】害獣を寄せ付けないための対策を解説

ネズミやアライグマ、ハクビシン、コウモリなどの害獣被害が日本各地で見られています。

農村部だけではなく住宅街や都心部にも害獣が進出するようになった昨今、害獣対策についての知識があれば、役に立つかもしれません。

もしもすでに身近に害獣がいるなら、家に入り込まれないように対策すべきです。

この記事では害獣を寄せ付けないための対策について解説しています。

害獣被害に悩んでいる方もそうでない方も、ぜひご覧ください。

ネズミやアライグマ、ハクビシンなど害獣の被害状況について

現在、日本各地で害獣が増加しているとの情報があります。

害獣に住み着かれると、どのような被害が出るのでしょうか?

個々の害獣によって詳細は異なっているものの、起きる問題はほぼ同じです。

騒音

屋根裏に害獣が住み着いた場合、足音や鳴き声などの騒音に悩まされることになります。

大型のため足音が大きいアライグマやハクビシン、小型ですが数十匹で走り回るネズミ、どの害獣も非常に厄介です。

困ったことに、害獣のほとんどは夜行性で、人間の寝ようとする時間帯に活動します。

こうした足音などの騒音が気になって眠れず、ノイローゼになってしまった方もいらっしゃいます。

異臭

家に住み着いた害獣には、もちろんトイレという概念などありません。糞尿も屋内に垂れ流しです。

中でもハクビシンやアライグマ、イタチは「ためフン」といって同じ場所にフンをする習性があります

この習性によって、フンが積まれた下の床は腐食して痛んでいきます。

こうなれば異臭被害だけではなく、老朽化が進んだりする被害も避けられません。

最終的には積まれたフンの重さに耐えきれず、床が抜けてしまうこともあるのです。

不衛生

ほとんどの害獣が、感染症の原因となるウイルスや菌を保菌しています。

例えばコウモリやハクビシン、アライグマは狂犬病という、致死率が100%の恐ろしい病気を媒介することで知られています。

「狂犬病」という名前の通り、イヌが媒介することで知られていますが、実際のところ飼育犬に危険性はほぼありません。

動物の種類というより、野生かそうでないかで危険性が変わってきます。

参考:
狂犬病とは – 国立感染症研究所

また、害獣に寄生している「ダニ」「ノミ」など害虫による被害も厄介です。

ダニやノミなどの寄生虫は夜間、人間が睡眠を取っているところを狙い、首や手足など肌の露出が多い部分を刺して吸血していきます。

数日後、刺された患部から赤い腫れやかゆみなどの症状が出ると言われています。

特に、ダニの標的になりやすいのが赤ちゃんや子どもです。

皮膚が柔らかいと、刺されやすいといわれています。

赤ちゃんの赤い斑点のようなものが出来ていたら、ダニに刺された恐れがあります。

アレルギーの原因になることもあるので、要注意です。

参考:
小さな天敵!ダニ・ノミを徹底的に退治する方法|【ココカラクラブ】ドラッグストアのココカラファイン

害獣を寄せ付けないための対策とは?

害獣を寄せ付けないためには、どのようなことをすれば良いのでしょうか?

忌避剤を使用する

忌避剤というのは、害獣が嫌いな匂いなどを利用して、害獣を追い出すことを目的とした薬剤です。ホームセンターや通販などで購入できるほか、自作でも忌避剤を作れます。

害獣の種類にもよりますが、アロマやハーブや、唐辛子、木酢液を使って忌避剤を作るのが効果的です。

これらの匂いは、ゴキブリやハチなどの害虫も嫌うと言われています。

忌避剤の製作方法は様々ですが、例えば木酢液をペットボトルに入れ、地面に飲み口の部分が見える形で埋める方法があります。

燻煙剤を使用する

バルサンのような煙を出すことによって害虫を追い払える商品は、燻煙剤といわれています。

この燻煙剤ですが、害獣全般にも効果があります。

注意していただきたいのは、ペットや赤ちゃんが誤って吸い込んでしまう危険性です。

また、カバーをしておかなければ電化製品や家具が壊れてしまうこともあります。

さらには燻煙剤から煙が出ているのを火災と間違えられ、通報される恐れがありますので、使用前には近隣住民へ伝えておきましょう。

参考:
くん煙殺虫剤(バルサン等)を使用したいのですが|西宮市

超音波装置

「害獣は超音波に驚いて逃げる」という説に基づいてできたのが、害獣駆除用の超音波装置です。

スマートフォンでアプリをダウンロードするだけで使えるという手軽さから、「まずはアプリから」と、とりあえず使ってみる方が多くいらっしゃいます。

ただ、超音波装置の効果は曖昧です。

過信せず他の対策と並行しての使用をお勧めします。

アライグマ駆除アプリの口コミと効果検証!超音波は有効?

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もうすでに害獣が住み着いてしまっていたら?

では、すでに害獣に住み着かれてしまった場合、どのように対処したらいいのでしょうか?

害獣の入ってくる侵入経路を塞ぐ作業(侵入経路対策)と害獣自体の駆除をできるだけ早く行う必要があります。

侵入経路対策

害獣の侵入口になりやすい場所は、数センチ以上の隙間のある場所です。

隙間を、金網とパテを使って塞いでいきます。

特に、ネズミやコウモリなど小型の害獣になると1~2cmの隙間があれば通れてしまいます。

列挙した場所以外にも、人目を忍んで行動することの多い害獣ですので、ちょうど我々人間の死角になっている場所が狙われやすいです。

侵入経路対策はかなり難易度が高い作業ですが、見落とすことがないよう注意しましょう。

駆除を早めに行う

害獣を家から追い出すより、害獣を捕獲・駆除してしまった方が安心できます。

いったん追い出せたとしても、また戻ってきて被害が再発する恐れがあるためです。

しかし、害獣駆除はかなり難しい作業です。

ネズミ以外の害獣は「鳥獣保護法」という法律で保護されており、捕獲をするには行政への申告が必須です。

これを破った場合、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」が課せられます。

また、駆除となると、どうしても害獣と対峙するおそれが出てきます。

罠で捕獲した害獣は興奮していることがあり、噛まれて怪我をするリスクが通常より高いです。

害獣駆除業者について

害獣が家に住み着いてしまっている場合、放置している間に出ていく」ことは、ほぼあり得ません

家に住み着いているということは、害獣にとって居心地がいいということなので、害獣にとっては出て行く理由がないのです。

また、いったん害獣をうまく追い出せたとしても、戻ってきて被害が再発する恐れがあります。

それでは害獣駆除や捕獲までしようとすると、法律上の縛りや衛生上のリスク、侵入経路対策など、難題が多いです。

害獣を発見したら、害獣駆除業者へ依頼するのがベストです。費用はかかるものの、害獣駆除を職業としているプロが施工するので安心できます。

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繰り返しになりますが、害獣を発見したら自力でなんとかしようとせず、害獣駆除専門業者に任せましょう。

業者に依頼すれば「法律上の問題、侵入経路対策の難しさ、感染リスク」などの害獣駆除の難所を全て解決できます。

ハウスプロテクト」では、24時間365日、被害の無料相談を受け付けておりますので、まずは一度、ご相談ください

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