コウモリが住宅に住み着くことで、さまざまな被害が出てきます。
その中でもコウモリの糞尿による強烈な臭いは耐え難いものです。
今回は、コウモリの糞尿の臭い被害や、その危険性と対策や撃退法についてご紹介します。
現在、コウモリの糞尿の被害に悩まされている方も、被害はないけれど事前に予防したい方もぜひご覧ください!
コウモリに住み着かれるとどんな匂いがするのか
コウモリに住み着かれると「汚れている川や池などの汚い水」のような、ドブ臭くて酸っぱいような強烈な臭いがします。
また、コウモリのフンは、ネズミのフンと形がよく似ているため、見た目だけでは判断できない場合があります。
そのような時は、ドブのような臭いがあるかどうかで判断することができます。
コウモリの糞の特徴
大きさ | 0.5cm~1cm |
色 | 黒色 |
形 | 細長くねじれている |
特徴 | ポロポロと崩れやすい |
臭い | ドブのような臭い |
大量のコウモリの糞尿が溜まっている様子の写真を下記に表示します。
ショッキングな画像ですが、自分の家がこの様になる可能性はゼロではありません。
その他の被害について
糞尿による臭いの被害の他にも、さまざまな被害があります。
たとえば、コウモリに寄生していたダニやノミが家中に広がることも。
それに伴いアレルギー症状を引き起こす可能性もあります。
参考:
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社
また住宅の柱や壁、断熱材などが糞尿により劣化します。
ひどい場合には天井裏の糞尿が下の部屋の天井部分に「シミ」となって現れたり、糞尿の重さで破壊される場合も。
高額なリフォーム費用が発生したり、修繕中は不自由な生活を余儀なくされます。
また、コウモリの鳴き声や翼の音などの騒音被害によって、睡眠不足やノイローゼなどの心理的な疾患を患う可能性も十分あるのです。
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まずは被害状況をお聞かせください。
コウモリの撃退方法
コウモリの被害にあっている場合の撃退方法や、寄せ付けない対策方法をご紹介します。
- 撃退グッズを使う
- 侵入経路対策を行う
- 捕獲を試みる
撃退グッズを使う
コウモリの撃退グッズにはさまざまなものがあります。
- スプレータイプの忌避剤
- ジェルタイプの忌避剤
- くん煙タイプの忌避剤(くん煙剤)
- 錠剤タイプの忌避剤
スプレータイプ
換気扇や屋根裏などコウモリが住み着いている場所にスプレーを散布します。
スプレーを嫌がってコウモリが出ていくのを外から確認しましょう!
1本で処理できるのは約20~30㎡と限られており、場所によっては2本以上必要になる場合もあります。
また、コウモリが苦手なハッカ油の匂いや他の薬品の臭いが強いため、近隣の迷惑にならないよう注意しましょう。効果の持続時間は約3~6時間ですので、追い出したらすぐに侵入経路を塞ぐ必要があります。
ジェルタイプ
コウモリが出入り口にしている場所に、小皿やアルミホイル、専用のトレーにジェルを塗布して置いて設置します。
設置後の数日間は経過観察するとよいでしょう。
ジェルも強い匂いを発するので、近隣の迷惑にならないよう注意することと、コウモリが天井裏に住みついている場合は、ひもとフックでつるして設置すると効果的です。
くん煙剤
大量の煙とコウモリの嫌いな強い臭いで、コウモリを追い出します。
特に屋根裏や床下などの空間で使用すると効果的です。
ただ持続性は一時的なものになるので、スプレータイプと同様に追い出したらすぐに入り口を封鎖する必要があります。また、くん煙剤を使用する場合は電気やガス機器をオフにし、家から離れる必要があります。宅内で飼っているペットも同様に避難させましょう。
錠剤タイプ
コウモリが出入りするところや、屋根裏全体に撒いて設置します。
砂のようなタイプや、薬のような錠剤タイプがあります。
使いやすさや手頃さはあるものの、効果や持続性はゆるやかなものが多いです。
庭に撒く場合などは、小さなお子様やペット、近隣への声掛けで注意を促すことも忘れてはいけません。
侵入経路対策
コウモリは約1cm〜2cmほどの隙間があれば侵入できてしまうため、追い出しても侵入口を塞がなければ再び戻ってきてしまいます。
追い出した後はしっかりと侵入防止対策を行うことが大切です。
- 換気口や空気を通したい場所には金網・パンチングメタル
- 細い隙間にはシーリング材
- シーリングではふさげない広い隙間はパテ
それぞれ大きさや場所に適したグッズを使い分けましょう。
どれもホームセンターやネットショッピングで買うことができます。
侵入経路は屋根の軒下の隙間や、換気扇の隙間、また床下の通気口など多岐に渡ります。
すべての侵入経路を自力で塞ぐには大変な労力がかかり、また高所作業も必要なためかなりの危険を伴います。
捕獲を試みる
コウモリは「鳥獣保護管理法」で保護されています。
鳥類又は哺乳類に属する野生動物の捕獲と駆除を禁じており、コウモリにも適用されるのです。
コウモリを捕まえ、そのまま駆除したり育てたりすると「鳥獣保護管理法」に違反することとなり、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられてしまいます。
例外的に、怪我をしたコウモリを助けるという名目なら、自治体に許可をもらうことで一時的に保護ができる場合もあります。
また、そもそもコウモリは臆病かつ敏感な生き物で、自分を捕まえようとする人を強く警戒するところがありますので、捕獲は難しいと言えます。
申請を行い、捕獲の許可が降りても、捕獲方法が虫取り網やバケツなどで対応するしかなく危険を伴います。
コウモリの繁殖力は高い!被害が拡大する前に対応を
コウモリの繁殖力はとても高く、梅雨時期に入ると2〜4匹ほどの子を産みます。
8月頃までが子育て期間で、1ヶ月程で離乳してそのまま巣立っていきます。
また生後満1歳ごろから妊娠することができるので、家を巣にされると何十匹〜何百匹と住み着かれる可能性もあるのです。
大量のコウモリによる糞尿被害を被れば、家中がドブの臭いで充満し、とても生活できる状態ではなくなってしまうでしょう。
住居の劣化や、ノミダニ被害などの二次被害も発生するため、1匹でも見かけたら即座に対応する心がけが大切です。
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