「コウモリが家の近くにいるんだけど、自力でどうにか寄り付かないようにできないかな?」とお調べではないでしょうか。
コウモリ駆除は専門業者に頼むのがベストですが、簡易的な追い出しならご自身でもできる可能性があります。
しかし、対策グッズを間違って選んでしまうと、思うような効果は出ません。
そこで今回は、コウモリを追い出すために有効な忌避剤(きひざい)について解説します。
忌避剤でコウモリを遠ざけて、専門業者に再発防止の施工を行ってもらいましょう。
忌避剤とは?なぜコウモリに効くの?
そもそも忌避剤(きひざい)というのは、対象となる害獣や害虫を寄り付かせないようにするためのものです。
コウモリに限らず、ネズミやイタチのような害獣や、蚊やダニのような害虫向けのさまざまな製品が存在しています。
忌避剤は、対象生物が嫌がる成分を含んでいるのがポイントです。
たとえばコウモリであれば、ハッカやナフタレン(ナフタリン)がよく活用されています。
忌避剤にはスプレータイプやくん煙タイプなど複数の形状があるので、ご自身の状況に応じたものを使うのが良いでしょう。
代表的なコウモリの忌避剤4種類
忌避剤は大きく分けると、以下のように4種類あります。
- スプレータイプの忌避剤
- くん煙タイプの忌避剤
- ジェルタイプの忌避剤
- 固形タイプの忌避剤
タイプによって使い方や効果的なシチュエーションが異なるので、ご自身の状況に合ったものを使うべきです。
それぞれの忌避剤について、順番に確認していきましょう。
スプレータイプの忌避剤
1つ目は、スプレータイプの忌避剤です。
スプレータイプは簡単に使えるので、人気の高い形状となっています。
虫除けスプレーのように、プッシュするだけでコウモリが嫌がる成分を噴射することが可能です。
効果の持続効果は3時間〜5時間程度のものが多いので頻繁に使わなければなりませんが、コウモリの来る場所が毎回あまり変わらない場合には苦になりにくいでしょう。
「いつもベランダの同じ場所にいる」というような場合には、スプレータイプの忌避剤を試してみてください。
くん煙タイプの忌避剤
2つ目は、くん煙タイプの忌避剤です。
くん煙は漢字で書くと燻煙で、煙によって有効成分を部屋中に広げます。
害虫対策に使われる、バルサンもくん煙式の製品です。
くん煙タイプは「部屋のどこにコウモリがいるのかわからない」「ピンポイントでスプレーするのは難しい」という場合によく使われています。
ジェルタイプの忌避剤
3つ目は、ジェルタイプの忌避剤です。
ジェルタイプはコウモリが来そうな場所に塗って使います。
コウモリが嫌がる成分が含まれていて、体にジェルがつくとコウモリが嫌がってそこに寄り付きにくくなるのです。
半透明のものであれば、見た目の面でも気になりません。
「コウモリをいつも同じ場所で見かけるけど、頻繁にスプレーをするのは難しい」という場合には検討してみるのが良いでしょう。
固形タイプの忌避剤
4つ目は、固形タイプの忌避剤です。
固形タイプの忌避剤は、定められた有効範囲のなかでコウモリが嫌がる効果を発します。
フタを開けるだけで使えるものもあるので、手軽に対策したい場合には最適です。
広範囲に使いたい場合は、間隔をあけて何個か使うのも良いでしょう。
小さな隙間にも設置できる製品もあるので、ご自身の家庭状況や被害状況に合わせたものを選んでください。
以上、さまざまな形状の忌避剤を紹介しました。
ベストな形状は人によって異なるので、ご自身に合うものを考えてみてください。
「どの忌避剤が良いのか悩んでいる」という場合は、無料で現地調査をした上で適切な対策をご提案いたしますので、お気軽に当社「ハウスプロテクト」にご相談ください。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
コウモリを駆除するときのポイント
さまざまな忌避剤についてご紹介させていただきましたが、実際にコウモリを駆除するときには忌避剤の種類以外にも気を配るべきポイントがあります。
たとえば、以下の3つのポイントです。
- 時期や時間帯を意識する
- 駆除したら掃除をする
- 侵入経路を塞いで再発を予防する
これらのポイントを押さえておくだけで、コウモリ対策がより成功しやすくなります。
それぞれのポイントについて、順番に確認していきましょう。
時期や時間帯を意識する
1つ目のポイントは、コウモリ対策に最適な時期や時間帯を意識することです。
コウモリを駆除する時期としては、4月〜6月の春頃か、9月〜10月の秋頃が最適だといわれています。
また、時間帯はコウモリが活動し始める夕方頃がオススメです。
コウモリが寝ているときよりも、活動している時間に追い出しや遠ざけを狙いましょう。
▼コウモリ駆除の時期については、以下の記事で詳しく解説しています。
駆除したら掃除をする
2つ目のポイントは、駆除したら掃除をすることです。
コウモリが居着いていた場合、糞尿で周囲が汚れていることが珍しくありません。
糞尿には病気の原因となる菌やウイルスが含まれている可能性が否定できないので、掃除しなければならないです。
ご自身での掃除は健康リスクが伴うので、不安であれば専門の業者に依頼しましょう。
▼コウモリの糞尿対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
侵入経路を塞いで再発を予防する
3つ目のポイントは、侵入経路を塞いで再発を予防することです。
コウモリは一度追い出しても、また戻ってくるケースが珍しくありません。
ちょっとした隙間からも入り込んでくるので、入り口となる場所をすべて塞ぐ必要があります。
コウモリの侵入経路は高所も多く作業は危険が伴うので、専門の業者に依頼することがオススメです。
▼コウモリの侵入経路については、以下の記事で詳しく解説しています。
自力でのコウモリ駆除は非常に難しい
忌避剤や対策のポイントをお伝えしてきましたが、実際に完全に自力でコウモリを駆除するのは非常に難しいです。
たとえば、忌避剤を使えば必ずコウモリがいなくなるわけではありません。
効かないケースもゼロではないので、無駄になってしまうことも考えられます。
また、コウモリは1センチ程度のちょっとした隙間も通り抜ける動物です。
したがって、今は庭やベランダにいるだけでも、いずれは家の中に入り込んでしまう可能性も高いといえます。
忌避剤を試してみてもまだコウモリ被害について不安が残るようでしたら、専門の駆除業者に相談するのがオススメです。
当社「ハウスプロテクト」も無料でご相談をお聞きしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
コウモリ駆除についてお悩みでしたら
「もうコウモリに戻ってきてほしくない」「何度も追い出すのは大変そう」とお考えでしたら、まずは専門業者に相談してみましょう。
コウモリ駆除について無料で相談できる業者をお探しの場合には、ぜひとも当社「ハウスプロテクト」にご連絡ください。
無料で現地調査やお見積りを行っておりますので、コウモリ被害についてお気軽にお話していただけます。
当社はコウモリ駆除の実績が豊富で、追い出しから再侵入の徹底予防まで幅広い施工に自信があります。
コウモリは1センチほどのわずかな隙間からも侵入してくるので、被害が再発しやすいです。
現状は庭やベランダで見かける程度にとどまっていても、家に入り込まれる可能性は少なくありません。
ご自身での対策に限界を感じた場合は、一度お問い合わせいただければと思います。
24時間365日、いつでもご相談受付中です!
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まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
コウモリが身近にいるときは、寄せ付けないようにする忌避剤が有効です。
忌避剤にはさまざまなタイプのものがあるので、ご自身の状況に応じたものを購入してください。
ただし、忌避剤でコウモリを追い出すだけでは、今後さらなる被害が発生する可能性が高いです。
忌避剤は応急措置のような対応だと考えて、専門業者に根本的な再発予防の施工を行ってもらうことをオススメします。