動物の正体は足跡で特定可能!見分け方を徹底解説

家の近くで動物の足跡を見つけると「これは何の動物なんだろう」「放っておいて大丈夫かな」といろいろな疑問が浮かぶかと思います。

正体がわからないままだと気になってモヤモヤしますよね。

動物の種類によっては畑や家屋に被害を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。

そこで本記事では動物の足跡の見分け方を解説します。

足跡の正体を特定して不安やモヤモヤを解消しましょう!

こんな方にオススメの記事です!
・なんとなく動物の正体が気になる
・「この足跡、放っておいたらまずい?」と不安

・侵入してきた動物を放置したくない

【小型・中型・大型】動物の足跡の見分け方

本章では動物ごとの足跡の違いを「小型・中型・大型」の3つに分けて解説します。

動物の正体がわかれば適切な駆除、対策ができますし何がいるのかわからない不安も解消できますよね。

足跡の違いを把握して気になる正体を特定しましょう。

小型の動物の足跡

小型の動物で家の周りに現れる代表的な動物はイタチ、テン、ウサギ、リスです。

それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

動物名足跡の特徴足跡のサイズ
イタチ・5本指、爪痕がある
・体重が軽いため、3本しか跡が残らないことも
・肉球と爪は離れている
・約2cm
テン・5本指、爪痕がある
・イタチによく似ているが体重が重いため、はっきりと足跡が残る
・約3cm
ウサギ・前足は4本指で比較的小さめ
・後ろ足は5本指で前足より大きい、細長い
・Y字型に跡が残る
・前足は約4cm
・後ろ足は約10cm
リス・前足は4本指
・後ろ足は5本指
・両足をそろえて跳ぶため、足跡が平行になる
・小さくて丸みがある
・前足は約3cm
・後ろ足は約5cm

小型動物の中で家屋に被害をもたらすのが、イタチやテンです。

どちらも家の天井裏に入りこんで、騒音や糞尿による被害を引き起こすことがあります。

可愛らしいイメージのあるウサギやリスにも注意が必要です。

家屋に侵入せずとも、食害の原因になる場合があります。

中型の動物の足跡

家の周りに現れる中型の動物として挙げられるのはタヌキ、キツネ、アライグマ、ハクビシン、サルの5種です。

動物名足跡の特徴足跡のサイズ
タヌキ・4本指で爪痕も残る
・手のひらが三角形に近い形
・約3cm
キツネ・4本指で爪痕も残る
・細長くひし形に近い
・足跡が一直線になりやすい
・約7cm
アライグマ・5本指で長い爪痕も残る
・人間の手のようなくっきりとした形
・前足は約5cm
・後ろ足は約7cm
ハクビシン・5本指で細く、爪が短い
・足跡は一直線に並ぶことが多い
・後ろ足が細長い
・前足は約4cm
・後ろ足は約5cm
サル・人間によく似た形
・親指が離れた位置にある
・親指が平らな部分の横に飛び出している
・前足(手)は約6cm
・後ろ足は約14cm

上記の中でもアライグマとハクビシンは家屋へ被害をもたらすことが多い動物です。

家屋へ入り込み、騒音や糞尿による被害をもたらします。

また、キツネやタヌキ、サルも農作物や小動物を狙う動物のため注意が必要です。

大型の動物の足跡

大型の動物であるイノシシ、クマ、シカの足跡の特徴は以下の通りです。

動物名足跡の特徴足跡のサイズ
イノシシ・指は2本、細長い蹄(ひづめ)の跡が残る
・普段は地面に着かない箇所である副蹄(ふくてい)の跡がつく場合がある
・歩幅は約50cm程度
・約7cm
シカ・指は2本で蹄の跡も2つ残る
・柔らかい地面でだけ副蹄の跡が残る
・歩幅は約50cmだが個体差があり、70 cm程度の場合も
・約7cm
クマ・5本指で人間の足跡に似ている
・かかとが明確に残る
・縦長の足跡が左右交互に残る
・前足は10cm
・後ろ足は約15cm

イノシシによる被害は農作物を食い荒らすだけではなく、畑を勝手に掘り返したり土手や水路を破壊することも。

シカはおとなしそうなイメージに反して、食害を引き起こします。

実はノシシ以上の被害金額を叩き出しており、被害の規模は増加傾向にある動物です。

参考:全国の野生鳥獣による農作物被害状況(令和4年度)

クマは近年、人間の生活圏に侵入してきており人身被害が絶えません。

小さい子グマの足跡だったとしても、近くに必ず親のクマがいるため注意が必要です。

足跡だけじゃない!動物を見分けるサイン

「足跡をじっくり見ても、似ている動物が多くてよくわからない…」なんてもこともあるのではないでしょうか。

そんなときにはフンや特有の痕跡に注目しましょう。

足跡よりもわかりやすく、あっさりと動物が特定できる場合もあるので要チェックです。

フン

直接見るのは抵抗がある方も多いかと思いますが、フンは大きな手がかりになります。

形状や大きさ、混ざっているもので動物を特定することが可能です。

例えば「ハクビシンは木の実をよく食べるからフンに混ざっている」「アライグマはあまり咀嚼しないから食べた昆虫の羽が残っている」といった形で特定していきます。

フンによる動物の特定方法をさらに詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧ください。

関連記事:【アライグマ、イタチ、ハクビシン他】足跡やフンによる害獣の判別方法

特徴的な痕跡

足跡やフン以外にも各動物には特徴的な痕跡があります。

動物の大きさ別に表にまとめました。

まず、小型の動物が残す特徴的な痕跡は以下の通りです。

動物特徴的な痕跡
イタチ巣は草むらや岩の隙間に作り、獲物の残骸が周囲に散らばることがある。
テン木の枝に登る習性があり、樹皮に爪痕が残る。また、木の洞や岩の隙間に巣を作る。
ウサギ木の皮をかじる跡があり、特に若木の幹に傷が残る。
リス松ぼっくりやどんぐりを食べた後の残骸が地面に散らばる。

家の近くの木や岩をよく見てみると痕跡が見つかりやすいでしょう。

次に中型の動物の痕跡をまとめたのが以下の表です。

動物特徴的な痕跡
タヌキ巣には他の動物の作った穴を使い、共存することもある。
キツネ巣は土手や斜面に掘る。巣を使うのは春から夏の間だけ。
アライグマ屋根裏に巣を作り、周囲に食べ物の残骸やゴミが散らばる。
ハクビシン巣は木の洞や屋根裏に作り、果物の食べかすや糞が見られる。
サル果物の食べかすや木の枝を折った跡が見られる。

中型の動物は足跡やフン以外では巣の位置や周りにあるものがヒントになります。

そして、大型の動物の特徴的な痕跡がこちらです。

動物特徴的な痕跡
イノシシ植物の根っこやミミズを探すため地面を掘り返す。木の幹に体を擦り付けた跡が残る。
シカ樹皮をかじる跡があり、特に若木の幹に傷が残る。角を磨くために木の幹に擦り付けた跡が見られる。
クマ木の幹に爪痕が残る。また、木の実を食べるために木を折ることがある。

大型の動物は木に特徴的な痕跡が残りやすく、他の小型、中型よりも一目でわかりやすいでしょう。

侵入してきた動物の駆除方法

近くにあった足跡の正体を知って「思ったより危険そうな動物だし、もう寄せ付けたくない」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

侵入してきた動物への対処法は家の外なのか中なのかで大きく変わってきます。

動物の駆除は被害が起きてからのスピード感が非常に重要です。

家の外と中、それぞれの正しい対処法を知って早速駆除を始めましょう。

敷地・畑に侵入してきた場合

家の敷地や畑が被害に遭っている場合はフェンスや柵で侵入を防ぎます。

畑や敷地の外周を囲み侵入を抑止しますが、動物によってはよじ登ったり破壊して入り込むことも。

そこで電気ショックが流せるタイプのフェンスや柵を利用するのがオススメです。

触れた動物に危険だと学習させることで、そもそも近寄らせないようにします。

家屋に侵入してきた場合

家屋に侵入してきた場合には、忌避剤やくん煙剤など動物の嫌がるニオイで家から追い出します。

その後、侵入経路となる隙間を塞ぎ、再度入り込まないようにするのが基本的な流れです。

ご自身で行う場合には追い出す工程よりも侵入経路の封鎖で苦労される方が多いと思われます。

というのも、家中の隙間という隙間が侵入経路になるため1つでも見落とせば被害が再発します。

ご自身での施工に不安がある場合はプロの害獣駆除業者に依頼するのがオススメです。

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動物に屋内へと侵入された場合は害獣駆除専門業者のハウスプロテクトにご連絡ください。

害獣駆除専門業者のハウスプロテクトでは、24時間365日いつでも害獣被害の無料相談・お見積もりを受け付けております。

足跡やフン、その他の特徴から家に入り込んだ動物を確実に特定します。

プロ仕様の薬剤で追い出し、侵入経路となる隙間を徹底的に封鎖。

屋根上や天井裏、床下などご自身では手の届かない場所も、もちろん作業可能です。

害獣駆除はしっかりと追い出した後に、全ての隙間をくまなく塞ぐ必要があります。

ご自身での駆除に少しでも不安な点があれば、ぜひご相談ください。

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ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。

まとめ

動物の足跡はよく見ると特徴があり、特定することが可能です。

併せてフンや動物固有の特殊な痕跡も特定の手がかりになります。

動物の駆除を行う場合は屋内と屋外で対処方法が大きく異なるので注意が必要です。

駆除に関する不安がある場合は専門の業者への依頼も検討してみてください。

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