ネズミには繁殖期や出没しやすい時間帯があるのをご存知でしたか?
日本にいる家ネズミは「クマネズミ」「ドブネズミ」「ハツカネズミ」の3種類ですが、繁殖期や出没時間帯はほぼ同じですので、一度覚えてしまえば分かりやすいと思います。
この記事では、ネズミの繁殖期、出没時間帯に合わせて、駆除方法も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ネズミの繁殖期について
ネズミの繁殖期は2回あります。1回目が3月から5月の春で、2回目が10月・11月の秋です。
体温が一定である恒温動物のネズミは、気温の変化に敏感です。人間と同じく、寒すぎず暑すぎず、過ごしやすい季節である春と秋を好みます。
ただし、夏や冬に必ずしも繁殖しないということはありません。
冬や夏は、冷房や暖房器具、建材によって一定の気温を保った人家に入ってくる可能性が高いです。
ネズミの出没時間帯について
ネズミは夜行性のため、出没時間帯は夜間が主になります。しかし、夜間しか行動しないというわけではないので昼間にも出没する場合があります。
日中にネズミを見かけた場合は、かなりの注意が必要です。なぜならば、家の中のネズミがすでに繁殖していて、ネズミの頭数に対してエサが足りていない可能性が考えられるためです。
ここからはネズミの種類別に分けて解説していきたいと思います。
ドブネズミ
ドブネズミは20~28cm程の大型のネズミで、主に台所や下水道など、低く湿っている場所を好みます。ドブネズミが最も活発に動きだすのは、日の入り直前や日の出直後の時間帯になります。
クマネズミ
クマネズミは15~26cm程の中型のネズミで、屋根裏や壁の中など、高い場所を好みます。他のネズミと比べて警戒心が強く、なかなか人前には現れません。クマネズミは夜間が活動ピークです。また3種類の中では寒さに特に弱いため、暖かい季節のほうがより活動が活発化するようです。
ハツカネズミ
ハツカネズミは 6~9cm程の小型のネズミで、田畑や河川の近くなど、自然環境のある場所を好みます。性格は大人しく、ジャンプ力に優れています。夜間帯に行動が活発になります。
ネズミの駆除方法
ここで、ネズミの駆除方法を見ていきましょう。
市販のグッズで追い払う
市販でネズミ撃退用のグッズが販売されています。
バルサンのように煙でネズミを追い出す燻煙剤や、音で追い出す超音波装置、ネズミの苦手な臭いで追い出す忌避剤、ネズミを捕獲するためのトラップなど、さまざまなタイプのものが売られています。手頃かつ低予算でネズミを追い払いたい方の中には、こういった商品を試される方もいらっしゃいます。
侵入口を封鎖する
ネズミを追い払うことにいったん成功しても、ネズミが入ってきた侵入経路を封鎖しなければ被害が再発してしまう可能性があります。
個体の大きさにもよりますが、ネズミは1センチの隙間があれば侵入できると言われています。侵入経路の封鎖はかなり難易度が高いので、慎重に計画を立てていく必要があります。ネズミの通り道はネズミの身体に付着した汚れから黒くなる(この汚れをラットサインという)ので、この黒い跡を目安に侵入口を塞いでいきましょう。
侵入口の封鎖には、ネズミにかじられる心配のない硬い材質、具体的には金網やパテを使います。
侵入口を特定するのは容易ではありません。少しでも不安があるようなら、お気軽にご相談ください!
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まずは被害状況をお聞かせください。
ネズミを駆除せず放置するとどうなるのか
家の中でネズミを見かけても「そのうちいなくなるだろう」と放置する方もいらっしゃいます。果たして、ネズミの被害を放置するとどのようなことが起こるのでしょうか?
繁殖力が高く増え続ける
ネズミの繁殖力は非常に高く、1年で5~6回妊娠、1回に6~10匹の赤ちゃんを産みます。2匹のつがいから1年でとんでもない数に増加する計算になりますので、気づいた時には、ネズミの群れが住み着くことになっていた、と言うケースも少なくありません。
食べ物や家具・電気コードをかじられる
ネズミは雑食性なので、さまざまな食べ物が狙われる危険性があります。残飯、生ゴミを漁ることがあり、家の中の衛生状態の悪化は避けられません。食べ物以外で、石けん、家具、建材、家の柱、電気コード、プラスチックなどありとあらゆるものが被害の対象になります。
ネズミはこれらのもの全てを食料にしているのではなく、一生伸び続ける歯を研ぐために硬いものを齧っていることもよくあります。歯が伸び続けると、口が塞がらなくなり餌が食べられず死んでしまうためです。
ネズミによってかじられた家電や電気コードに電気が通ることで、火災の原因になる場合もあります。
木材を汚損して家全体の耐久性が低下する
屋根裏や壁の間などで、知らないうちにネズミの被害が進行していることもあります。
ネズミの通り道周辺は糞や尿で汚れ、ひどいときは腐食につながる場合もあります。さらに、家の柱や断熱材をかじられると、家全体の耐久性が落ちてしまいます。
このように、ネズミの被害により建物が劣化して、家の耐久性が全体的に低下する危険性も考えられます。
健康被害を受ける
野生のネズミの体には、人にとって害となるウイルスやノミ・ダニが住み着いていることがあります。
ネズミが走り回ることは、同時に寄生虫や病原菌をまき散らすことにもつながるのです。
実際、ネズミがもたらすおそれのある感染症は少なくありません。
参考:
「東京都ねずみ防除指針」被害の実態(平成17年2月発行)- 東京都福祉保健局
また、糞尿や死骸は病原菌の発生や悪臭だけではなく、ハエやゴキブリなどの害虫を呼び寄せる原因にもなります。
精神的被害
ネズミの糞尿による悪臭や、天井裏などからの足音によって、精神的被害(夜中の足音で睡眠を妨げられて不眠症になる等)を被ることがあります。
さらに、室内でネズミに遭遇したことや、遭遇するかもしれないという不安からノイローゼになってしまうケースもゼロではありません。
ネズミ駆除ならハウスプロテクトへ
ネズミを発見したら、繁殖時期や時間帯に関わらず早急な対処が必要になります。
駆除グッズの使用や侵入口の封鎖を行ったとしても、一か所でも侵入口を見落としてしまっていた場合、被害が再発する可能性が高いです。このように難易度の高いネズミ駆除を一手に引き受けてくれるのが「ネズミ駆除専門業者」です。
依頼費はかかってしまいますが、その分プロに見てもらえますので再発の可能性は低く、安心して過ごせます。ネズミ駆除は、予算が許すのなら業者へ依頼することがベストです。まずは業者で見積もりを出してみることをおすすめします。
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▼ネズミ駆除についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。