「家の天井のシミが気になる」とお悩みではないでしょうか。
その原因は、もしかするとネズミやアライグマといった害獣かもしれません。
本記事では、天井のシミができる原因や害獣によるシミを放置するリスクなど解説しています。
この記事を参考に、被害に遭わないよう早めに対策しましょう。
天井のシミは天井裏に害獣が住み着いている可能性がある
天井にシミができてしまうと、何となく陰鬱な感じがして、気味が悪いですよね。
天井裏にできるシミは、一般的には「雨漏り」や「上の階からの水漏れ」が原因と思われますが、実は害獣が住み着いている可能性があります。
以下、天井裏に住み着く害獣一覧です。
- イタチ
- ハクビシン
- アライグマ
- ネズミ
- コウモリ
これらの害獣が天井裏に住み着き、そこで糞尿をすることでシミになってしまいます。
雨漏りなどのシミと害獣被害のシミの違いとは?
では、「雨漏りなどのシミ」と「害獣被害によるシミ」の違いは、どのようなものなのでしょうか?
それぞれの特徴と見分け方を見ていきましょう。
雨漏りによるシミ
雨漏りによるシミだった場合、雨が降っている日に異変が確認できます。
具体的には、雨の日に天井からポタポタと水が漏れる音がしたり、シミが広がったりする場合、雨漏りが原因と考えられます。
雨漏りが発生しているということは、屋根や外壁などが何らかの原因により破損・劣化している可能性があります。
具体的な原因としては、下記が挙げられます。
- 害獣が屋根や壁を壊した
- 屋根の経年劣化
- 屋上をDIYした時に床を貫いた
雨漏りを放置していると、破損個所から雨が染み出し、雨が上がった後もシミとして残ってしまいます。
結露によるシミ
結露は、窓で仕切られた室内と屋外の間に、気温差が生じることによって発生します。
気体として空気中を漂っていた水分が、冷たくなった窓によって液化されるのです。
このような現象が、リビングなどの生活空間と天井裏の間にも生じることがあります。
天井裏に結露が発生する原因は、主に以下の通りです。
結露が発生する原因 | 詳細 |
換気不足 | 屋根裏の空気が停滞している |
外気温の影響 | 金属屋根など、外の気温が伝わりやすい素材を使用している |
断熱材の不使用 | 断熱材がない、または不十分である |
屋根裏の構造 | 屋根と生活空間が近く、温度差が生まれやすい |
配水管の結露 | 屋根裏を通る配水管に結露が発生している |
これらの原因によって、生活空間と天井裏の間に温度差が生じ、結露が引き起こされます。
また結露で天井が濡れた状態が続いた場合、シミができる要因になります。
水漏れによるシミ
水道の給水管や配水管の詰まりや老朽化から水漏れして、シミができることもあります。
給水管や配水管は10年経つと、損傷やサビによる腐食によって老朽化すると言われています。
老朽化した給水管や配水管は、穴が開いたり、亀裂が入ることで、水が漏れ出てしまうのです。
また、2階にエアコンがある方は、エアコンが原因で水漏れを起こしている可能性も考えられます。
「10年以上、水道周りの改装工事をしていない」「上の階にエアコンを設置されている」そんな場合は、水漏れによるシミの可能性が高いです。
害獣被害によるシミ
屋根裏に入り込んだネズミ、コウモリ、イタチ、ハクビシンなどの害獣の糞尿が染み出てきて、シミになることがあります。
害獣被害によるシミの場合、糞尿やカビによる悪臭を伴う場合が多いです。
そのほか、室内で物音がした場合、家の柱や食べ物にかじられた跡がある場合も害獣による仕業かもしれません。
また、野生で暮らす害獣はダニやノミをさまざまな場所に広めます。
「虫に刺されることが多くなった」という場合も、害獣による被害を疑ってみましょう。
害獣被害は、家屋被害や健康被害などさまざまな被害を引き起こすため、早めに対処しなければなりません。
「ハウスプロテクト」では、天井のシミの原因を特定し、被害状況にあわせて最適な駆除方法をご提案します。
通話料をはじめ、現地調査や見積もり作成もすべて無料で承っておりますのでぜひお気軽にお問い合わせください。
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シミの原因まとめ
天井裏にシミができる原因一覧と、その特徴や違いについて以下にまとめてみました。
シミができる原因 | 詳細 |
雨漏りによるシミ | 雨が降っている日にシミが拡大、天井から水漏れ |
結露によるシミ | 冬にシミが拡大、天井から水漏れ |
水漏れによるシミ | 上の階にエアコンを設置している、長らく水道周りの工事をしていない |
害獣によるシミ | 悪臭、家柱や食べ物にかじられた跡、物音、虫刺されが多くなる |
害獣による天井のシミを放置するとどうなるのか?
天井裏のシミができる原因については、ご理解いただけたでしょうか?
ここからは、害獣によるシミをそのまま放置しておくとどうなるか、詳しく解説していきます。
病気・健康上のリスク
シミの原因となる害獣の糞尿には、様々な病原菌が含まれています。
例えば、ネズミは食中毒を起こすサルモネラ菌を媒介する動物です。
また、アライグマの糞には脳障害の原因となる「アライグマ回虫」と呼ばれる寄生虫が含まれています。
日本ではアライグマ回虫の人間への感染はまだ確認されていません。
しかし、他の病原菌を持っている可能性もあるので、念のために注意が必要です。
参考:
アライグマ回虫による幼虫移行症とは – 国立感染研究所
また、糞尿からノミやダニ、ハエなど害虫が発生し、非常に不衛生な状態になります。
害虫が住民の生活空間へ移動し、人やペットに寄生しすることで、感染症やアレルギーの要因となってしまうのです。
家が損壊することも
害獣の糞尿が蓄積することにより、屋根裏の建材が腐食し、家の強度が低下することがあります。
また、ハクビシンやイタチには「溜め糞」という習性があり、決まった場所に何度も排泄します。
こうして腐食、強度が低下し始めた建材に、「溜め糞」による糞尿の重さがのしかかり、突然、天井が落ちてくることも珍しくありません。
天井の補修となれば、高額な修繕費用が発生するため、金銭的な負担が大きくなってしまいます。
精神的被害
屋根裏に住み着いた害獣の鳴き声や足音が気になってしまい、不眠症になる方も多いです。
害獣の多くは夜行性のため、人間が眠ろうとする時に限って騒音被害が大きくなるのです。
また、害獣の糞尿による悪臭も相当なものです。
臭いや音など、人間の五感に直接かかわる被害は精神的なダメージも大きいです。
本来なら一番安心して過ごせるはずの自宅が気づくと不快な場所になってしまったケースも珍しくありません。
害獣による天井のシミは害獣駆除業者へ相談しよう!
「天井のシミに困っている方」
「どこに相談したらよいのか悩んでいる方」
そんな場合は、まずは害獣駆除業者へ相談してみましょう。
天井のシミの原因が害獣にあれば、「放置してとりあえず様子を見よう」と考えるのは悪策です。
見た目以外にも、健康被害や精神的被害など甚大な被害が予想されるためです。
また、「放置している間に害獣が出ていく」ということは、ほぼあり得ません。
「シミになるほど糞をため込んでしまっている」ということは、つまり「もうすでに害獣が自宅に住み着いてしまっている」ということに他ならないためです。
この段階まで進んでしまった場合、自力で駆除しようとしても、悲しいことに効果はほぼ見込めないでしょう。
害獣による天井のシミは害獣駆除業者「ハウスプロテクト」へ相談しよう
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