袋や米袋、プラスチック容器に見覚えのない穴があると、「ネズミにかじられたのではないか」と不安になりますよね。
ネズミがかじった跡には、以下の特徴があります。
- 細い溝が複数残っている
- 穴の周囲が不規則に削れている
- 近くに削りカスが落ちている
ただし、袋の経年劣化や虫による食害、ペットがつけた傷と似ている場合もあります。
かじり跡だけで判断せず、近くにフンや足跡、壁際の黒いこすれ跡がないか、夜間に物音がしないかも確認してください。
また、ネズミにかじられた米や野菜などの食品は、見える部分だけを取り除いて食べるのではなく、同じ袋や容器に入っていた食品ごと廃棄することをおすすめします。
電気コードやガスホースに傷がある場合は、漏電やガス漏れにつながるおそれがあるため、そのまま使用してはいけません。

画像と自宅の被害箇所を照らし合わせながら確認してください。
- 袋や米袋に見覚えのない穴を見つけた
- ネズミのかじり跡か判断したい
- かじられた食品を食べてよいか不安
- 配線や柱への被害が心配
- かじり被害の対処法と再発防止策を知りたい
ネズミのかじった跡を見つけたときの対応

| 確認すること | 結論 |
|---|---|
| ネズミのかじり跡の特徴 | 細い溝が複数残り、穴の周囲が不規則に削れていたり、削りカスが落ちていたりします |
| 米・野菜・袋入り食品 | かじられた部分だけでなく、同じ袋や容器内の食品ごと廃棄してください |
| 電気コード・ガスホース | 傷や内部線の露出があれば使用を中止し、専門業者へ点検を依頼してください |
| ネズミか判断する方法 | フン、黒いこすれ跡、足跡、夜間の物音などもあわせて確認します |
| 再発を防ぐ方法 | 食品を片付けるだけでなく、ネズミの追い出しと侵入口の封鎖が必要です |
かじり跡だけでは、ネズミによる被害と断定できません。
ただし、新しい傷が繰り返し増えている場合や、近くにフン・黒い汚れ・物音などがある場合は、ネズミが家の中で活動している可能性があります。
まずは、素材別の特徴と自宅の被害箇所を比較してください。
ネズミがかじった跡の特徴|画像で見分けるポイント

ネズミのかじった跡は、被害を受けた物の硬さや素材によって見え方が異なります。
共通する特徴は、穴や傷の周囲が不規則に削れていることです。近くに細かな破片や削りカスが落ちている場合もあります。
実際、中野区でもネズミが食品だけでなく、電線、ガス管、壁、家具、衣類などをかじる被害例を紹介しています。

袋・米袋に残るかじり跡
袋や米袋の端、角、折り目付近に不規則な穴が開いている場合は、ネズミにかじられた可能性があります。
穴の周囲には、次のような特徴が見られます。
- 袋の縁が細かく削れている
- 米や食品が周囲にこぼれている
- 袋の細かな破片が落ちている
- 近くに黒いフンや汚れがある
単に袋が破れただけなら、直線的に裂けていたり、圧着部分に沿って開いていたりすることがあります。
一方、ネズミがかじった場合は、穴の形が不規則になりやすく、周辺にも活動の痕跡が残ります。
穴が開いた米袋や食品袋は、テープで補修して保管を続けず、中身ごと処分してください。
プラスチック・ペットボトルに残るかじり跡
プラスチックに残るネズミのかじり跡は、表面に細い溝や削れが複数見られるのが特徴です。
柔らかいプラスチック容器や薄いペットボトルでは、穴が貫通することもあります。
とくに次の状態が見られる場合は注意してください。
- 容器の角が削られている
- 表面に平行した細い傷がある
- プラスチック片が周辺に落ちている
- 内容物が減っている、または漏れている
食品や飲料が入っている容器まで歯が貫通している場合は、内容物を口にせず、容器ごと廃棄してください。
硬いプラスチックでも、厚さや形状によっては傷をつけられるため、「プラスチック容器なら絶対に安全」とは限りません。
紙・段ボール・本に残るかじり跡
紙や段ボールの縁が細かく裂け、紙くずが周囲に散っている場合は、ネズミにかじられた可能性があります。
ネズミは食べ物を探すだけでなく、紙や段ボールを巣材として持ち去ることがあります。
次の場所を重点的に確認してください。
- 段ボール箱の底や角
- 押し入れや物置
- 本棚の奥
- 長期間動かしていない荷物
- 食品を保管している箱
段ボールの内部にフン、尿の跡、細かく裂かれた紙がまとまっている場合は、巣が作られている可能性もあります。
川崎市や京都市も紙類・布類・段ボールを放置せず、巣材や隠れ場所を与えないよう案内しています。
柱・壁・家具に残るかじり跡
柱や家具の角が削られ、白っぽい木の内部や新しい木くずが見えている場合は、最近ネズミにかじられた可能性があります。
古い傷は、時間の経過によって表面が変色し、周囲となじんでいることがあります。
一方、新しい傷には次の特徴が見られます。
- 削れた部分だけ色が明るい
- 表面がささくれている
- 下に新しい木くずが落ちている
- 数日ごとに傷が広がっている
同じ場所を繰り返しかじられている場合は、近くに通り道や侵入口がある可能性があります。
壁際の黒いこすれ跡やフンもあわせて確認してください。
布・服に残るかじり跡
布や衣類の一部が細かくほつれ、糸や中綿が引き出されている場合は、ネズミが巣材としてかじった可能性があります。
特に被害を受けやすいのは、長期間使用していない次のような物です。
- 押し入れの衣類
- 毛布や布団
- タオル
- クッション
- ぬいぐるみ
- 紙袋や段ボールに入れた服
傷だけでなく、フンや尿臭、獣臭がある場合は、衛生面も考慮して処分を検討してください。
衣類などの繊維製品は収納し、不要な紙類や布類を処分することが、ネズミの巣作り防止につながります。
電気コード・ガスホースに残るかじり跡
電気コードの被覆に深い溝や裂け目があり、内部の金属線が見えている場合は、使用を中止してください。
傷ついたコードをビニールテープで巻くだけで使用を続けると、漏電やショート、機器の故障につながるおそれがあります。
コードや配線には触れず、電気工事業者などに点検を依頼しましょう。
ネズミが電気コードをかじることで、漏電や火災につながる可能性もあります。
ガスホースに傷があり、ガス臭や「シュー」という音がする場合は、火気を使わず、照明や換気扇などの電気スイッチにも触れないでください。
安全な場所へ移動し、契約しているガス会社の緊急窓口へ連絡しましょう。
「夜中にトコトコ…天井裏から小さな足音が」 「気づけば、キッチンの食材がかじられていた」 「部屋の隅に、黒い米粒のようなフンが落ちていた」 もし、こんな状況に当てはまる場合、すでにネズミが家の中に棲みついているサインです。 […]
ネズミのかじり跡と見間違いやすい傷

袋や食品に穴が開いていても、すべてがネズミによる被害とは限りません。
穴の形だけで断定せず、周囲の破片やフン、黒いこすれ跡、新しい傷が増えているかも確認しましょう。

ゴキブリなどの虫による食害
虫による食害は、ネズミよりも小さく浅い穴になる傾向があります。
ただし、袋の素材や虫の種類によって見え方が異なるため、穴だけで正確に判別するのは困難です。
ネズミによる被害か判断するときは、次の痕跡が近くにないか確認してください。
- ネズミのフン
- 壁際の黒いこすれ跡
- 足跡
- 木やプラスチックの削りカス
- 夜間の物音
複数の痕跡がある場合は、ネズミによる被害の可能性が高まります。
袋の劣化・運搬時の破損
袋の折り目や圧着部分に沿って直線的に裂けている場合は、経年劣化や運搬時の破損も考えられます。
重い物を入れていた袋では、底や持ち手付近から裂けることがあります。
ネズミによるかじり跡との違いを確認するポイントは、次のとおりです。
| 確認項目 | 劣化・破損 | ネズミの可能性 |
|---|---|---|
| 穴の形 | 折り目や圧着部分に沿っている | 不規則に削れている |
| 周囲の破片 | 少ない | 細かな破片が落ちている |
| 傷の増加 | 荷物を動かさなければ増えない | 数日後に新しい傷が増える |
| 周辺の痕跡 | 特にない | フンや黒い汚れがある |
判断できない場合は、袋を交換したうえで、同じ場所に新しい傷が発生しないか確認してください。
ペットがつけた傷
犬や猫などのペットが届く場所にある大きな傷は、ペットによる可能性もあります。
傷の位置や大きさ、ペットの行動を確認してください。
一方、次の場所にある傷は、ペットがつけたとは考えにくくなります。
- 戸棚の奥
- 壁の内部
- 天井裏
- ペットが入れない収納
- 家具や家電の裏側
傷が見つかった場所と、周辺に残っている痕跡を組み合わせて判断しましょう。
かじり跡の周囲で確認したいネズミの痕跡

かじり跡の近くに次の5つの痕跡があれば、家の中にネズミがいる可能性が高まります。
- フン
- 黒いこすれ跡
- 足跡
- 物音
- 臭い
ネズミは同じ通り道を繰り返し使うことがあり、足跡やフン、体の汚れによる黒い跡が侵入経路を探す手がかりになります。
フン
かじり跡の近くに黒く細長いフンが複数落ちている場合は、ネズミがその場所を繰り返し利用している可能性があります。
フンの形や大きさは、ネズミの種類によって異なります。
ただし、フンには汚れや病原体が付着している可能性があるため、素手で触らないでください。
家の中にネズミのフンのようなものを見つけたら、本当にネズミのフンなのか気になりますよね。 ネズミのフンだと思っていても、実は違う動物のフンの場合もあるかもしれません。 また、フンには病原菌などが潜んでいるおそれもゼロではなく、正[…]
壁や床の黒いこすれ跡
壁際や配管周りに付着した黒い汚れは、ネズミの体の脂やホコリがこすれてできたラットサインの可能性があります。
単なるホコリとの違いは、以下のとおりです。
- 壁際に細長く連続している
- 狭い隙間や穴の周囲に集中している
- 拭いても同じ場所に再び付着する
- 近くにフンやかじり跡がある
黒い跡が続いている方向を確認すると、通り道や侵入口を見つける手がかりになります。
自宅の天井の四隅や通気口の側などをよく見ると、その部分が黒ずんでいることがあります。 一見すると、風の通り道やホコリやで汚れていると思うかもしれませんが、ネズミが棲み着いている痕跡である「ラットサイン」の可能性もあります。 もしラット[…]
足跡・削りカス
ホコリがたまった場所に小さな足跡や尾を引きずったような線があれば、ネズミが通った可能性があります。
また、かじり跡の下に新しい木くずやプラスチック片が落ちている場合は、最近も活動していると考えられます。
足跡や削りカスだけで断定せず、フンや黒いこすれ跡もあわせて確認してください。
夜間の物音・臭い
夜間に壁や天井から次のような音が聞こえる場合は、ネズミが活動している可能性があります。
- カリカリ、ガリガリというかじる音
- カサカサという移動音
- ドタドタと走る音
- キーキー、チューチューという鳴き声
ネズミは主に夜間に活動し、天井裏や壁内で走る音や、木をかじる音を立てることがあります。
尿のような刺激臭や獣臭がある場合は、フン尿や巣が近くにある可能性もあります。
ネズミがかじった跡を見つけたときの対処法

ネズミのかじった跡を見つけたら、食品や危険な設備を先に処理し、周辺を安全な方法で清掃してください。
ただし、目に見える物を処分するだけでは、家の中にいるネズミや侵入口は残ります。
米・野菜・食品は食べずに廃棄する
ネズミにかじられた米、野菜、菓子、乾物などは、かじられた部分だけでなく、同じ袋や容器内の食品ごと廃棄してください。
ネズミの唾液や周囲にあるフン尿などによって、どの範囲まで汚染されているかを目で判断できないためです。
次の対応は避けてください。
- かじられた部分だけを取り除いて食べる
- 洗えば食べられると判断する
- 加熱して再利用する
- 別の容器へ移して保管を続ける
食品の入っていた棚や床にも汚れがないか確認し、必要に応じて清掃します。
食べてしまった場合は体調を確認する
ネズミにかじられた可能性のある食品を食べてしまった場合は、食べた食品、時刻、量を記録し、体調の変化を確認してください。
腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状が出た場合は、自己判断で済ませず医療機関へ相談しましょう。
受診するときは、「ネズミにかじられた可能性のある食品を食べた」と伝えてください。
特に乳幼児、高齢者、妊娠中の方、持病がある方は、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
袋・プラスチック・段ボールを処分する
食品に接していた袋や、フン・尿が付着している段ボールは、使い捨て手袋を着けて処分します。
汚れを室内へ広げないように、袋へ入れて口を閉じてください。
食品が入っていないプラスチック・ガラス・金属製品は、表面に傷がなく、洗浄・消毒できる物であれば再利用を検討できます。
一方、次の物は処分を優先してください。
- 深い歯形や穴がある
- フンや尿が内部に入っている
- 洗浄できない隙間がある
- 食品に直接触れる部分が傷ついている
汚染された段ボールは再利用しない方が安全です。
布・服は汚染状況に応じて洗浄・処分する
布や衣類は、傷の程度だけでなく、フン・尿・臭いの有無を確認します。
とくに以下の場合は、処分を優先してください。
- 尿臭が強い
- 巣材として細かく裂かれている
- フンが大量に付着している
汚染が限定的,
洗濯可能な衣類を残す場合は、使い捨て手袋を着けて扱い、ほかの衣類と分けて洗います。
洗濯表示に従い、洗濯後は十分に乾燥させてください。
電気コード・ガスホースは使用を止める
電気コードの内部線が見えている、焦げ臭い、機器が正常に動かない場合は、そのまま使用しないでください。
露出した線には触れず、電気工事業者や管理会社へ相談します。
ガスホースに傷があり、ガス臭を感じる場合は、火気や電気スイッチを使用せず、ガス臭のする場所から離れて契約中のガス会社へ連絡してください。
周辺を清掃・消毒する
ネズミのフンや尿がある場合は、掃除機やほうきで乾いたまま掃除しないでください。
フンや尿を掃いたり吸い込んだりすると、細かな汚れが空気中へ舞い上がるおそれがあります。
次の手順で対応します。
- 窓やドアを開け、十分に換気する
- 使い捨てのゴム手袋またはビニール手袋を着ける
- 製品表示に従った消毒剤をフンや汚れへ吹きかけ、十分に湿らせる
- 指定された時間を置く
- キッチンペーパーなどで静かに拭き取る
- 使用したペーパーを袋へ入れ、口を閉じて処分する
- 周辺の床や棚も消毒剤で拭く
- 手袋を外した後、石けんで手を洗う
消毒剤は製品ラベルの使用方法を守り、塩素系漂白剤をほかの洗剤と混ぜないでください。
詳しい清掃・消毒手順は、以下の記事をご確認ください。
家でネズミやそのフンを見つけた場合、掃除の仕方には細心の注意が必要です。 「汚いから早く片付けたい」と焦って掃除機で吸ったりすると、排気で病原菌を部屋中に撒き散らすことになりかねません。 ネズミもその糞尿も衛生面で危険が多いため[…]
ネズミはなぜ食品以外の物もかじるのか

ネズミが物をかじるのは、食べるためだけではありません。
ネズミの前歯は伸び続けるため、硬い物をかじって長さを調整します。
また狭い隙間を広げて通り道を作ったり、紙や布を巣材として利用したりするためにも物をかじります。
そのため食品を片付けても、柱、家具、電気コード、段ボールなどへの被害が完全になくなるとは限りません。
かじり被害を止めるには、食品管理に加えて、家の中にいるネズミへの対処と侵入口の封鎖が必要です。
ネズミのかじった跡を放置する危険性

ネズミのかじり跡は、「少し物を傷つけられただけ」と考えて放置してはいけません。
被害が続くと、食品の汚染、配線の損傷、建物の修繕など、影響が広がるおそれがあります。
食品や生活用品が汚染される
ネズミは食品をかじるだけでなく、周辺にフンや尿を残すことがあります。
かじられた袋だけを処分しても、同じ棚にある食品や調理器具が汚れている可能性があります。
食品被害を見つけたら、次の場所も確認してください。
- 食品棚の奥
- 冷蔵庫の裏
- シンク下
- ごみ箱の周辺
- ペットフードの保管場所
- 調理器具を置いている引き出し
配線被害による漏電・火災につながる
電気コードの被覆が破れると、漏電、ショート、機器の故障につながるおそれがあります。
次の異常がある場合は、電気設備の点検を依頼してください。
- ブレーカーが頻繁に落ちる
- 電化製品が突然動かなくなった
- 焦げたような臭いがする
- 壁や天井から異音がする
- コードの内部線が露出している
壁の中や天井裏の配線は、普段目に見えないため、被害に気づくのが遅れる場合があります。
「夜中にトコトコ…天井裏から小さな足音が」 「気づけば、キッチンの食材がかじられていた」 「部屋の隅に、黒い米粒のようなフンが落ちていた」 もし、こんな状況に当てはまる場合、すでにネズミが家の中に棲みついているサインです。 […]
柱・壁・家具が損傷する
柱や家具の小さな傷でも、同じ場所を繰り返しかじられると修繕範囲が広がります。
表面から見える傷だけでなく、壁内の断熱材、配管周り、収納の奥にも被害が発生している可能性があります。
新しい木くずが繰り返し落ちている場合は、現在もネズミが活動している可能性があるため、周辺を点検してください。
ネズミが活動し続けて被害範囲が広がる
新しいかじり跡が数日ごとに増えている場合は、ネズミが一時的に侵入したのではなく、建物内を継続的に利用している可能性があります。
放置すると、食品庫だけでなく、天井裏、壁内、別の部屋へと被害箇所が広がるおそれがあります。
フンや物音も増えている場合は、早めの対処が必要です。
ネズミに二度とかじられないための対策

再発を防ぐには、食品を片付けるだけでなく、ネズミが住みにくい環境を作り、侵入経路を塞ぐ必要があります。
食品を硬い密閉容器に移す
米、乾物、菓子、ペットフードなどは、フタがしっかり閉まる容器に移してください。
ビニール袋や段ボール箱だけでは、ネズミにかじって破られる可能性があります。
長期保管する食品には、金属製やガラス製など、硬く滑らかな容器が適しています。
容器へ移す前に、収納棚の中にフンやかじり跡がないかも確認してください。
食品や生ゴミを放置しない
夜間は、食品や生ゴミを出したままにしないでください。
次の物もネズミのエサになります。
- ペットフード
- 果物
- 菓子
- 仏壇のお供え物
- 調理くず
- 飲み残し
- 生け花
生ゴミはフタ付きの容器へ入れ、ペットフードは食事が終わったら片付けましょう。
紙・段ボール・布類を整理する
使っていない段ボール、古新聞、衣類、タオルなどは、ネズミの巣材や隠れ場所になる可能性があります。
特に押し入れ、物置、家具の裏は、定期的に整理してください。
不要な物を処分し、床や壁際を見える状態にすると、フンや侵入口も発見しやすくなります。
ネズミを追い出す・捕獲する
食品を片付けても、すでに建物内にいるネズミが自然に出ていくとは限りません。
粘着シート、捕獲器、忌避剤などを使用し、家の中のネズミを追い出すか捕獲します。
ただし、ネズミは警戒心が強く、器具の位置や設置方法によっては避けられることがあります。
自分で対策する場合は、ネズミの通り道を確認し、製品の使用方法を守ってください。
40代男性 天井裏からカサカサと音がして眠れない… 50代女性 業者に頼む前に、まずは自分で対策したい そんなネズミ被害に悩まされ、解決策を探している方は多いのではないでしょうか。 結論から申し[…]
侵入経路を特定して封鎖する
ネズミを追い出しても、侵入口が残っていれば再び入られる可能性があります。
次の場所を点検してください。
- 屋根や軒下の隙間
- 換気口
- 床下通風口
- 配管と壁の間
- エアコン配管の導入部分
- 壊れた外壁
- 扉や窓の隙間
- 基礎周り
見つけた穴は、金属板、目の細かい金網、金属たわし、建物用パテなど、かじられにくい材料で塞ぎます。
ただし、建物内にネズミが残った状態で封鎖すると、別の場所をかじって移動したり、壁内で死骸になったりするおそれがあります。
追い出し・捕獲と封鎖は、順序を確認して進めてください。
「天井裏からネズミの足音が聞こえるけど、どこから入ってきた?」といった疑問をお持ちではありませんか? 結論からお伝えしますと、ネズミは地面からではなく、電線や外壁を伝って屋根まわりの隙間から入ってきます。 本記事では、以下の内容を現場の[…]
自力で解決できないネズミ被害は専門業者へ相談する

下記3つのケースに当てはまる場合は、自力対策より専門業者による調査が適しています。
- かじり跡が繰り返し増える
- フンや物音も確認できる
- 配線に被害がある
次の状況に当てはまる場合は、相談を検討してください。
| 相談を検討する状況 | 理由 |
|---|---|
| 複数の場所にかじり跡がある | 被害範囲が広がっている可能性があります |
| 数日後に新しい跡が増えている | 現在もネズミが活動している可能性があります |
| フンや黒いこすれ跡がある | 建物内に通り道ができている可能性があります |
| 天井裏や壁内から物音がする | 手の届かない場所に住み着いている可能性があります |
| 電気コードやガスホースに傷がある | 【赤】漏電やガス漏れなどの危険があります【/赤】 |
| 侵入口を特定できない | 追い出しても再侵入される可能性があります |
| 市販グッズを使っても再発した | 使用方法や設置位置が合っていない可能性があります |
| 広い範囲にフン尿や臭いがある | 専門的な清掃・消毒が必要になる場合があります |
見えるかじり跡だけを処理しても、家の中にいるネズミ、侵入口、フン尿が残っていれば被害は止まりません。
根本的な解決には、建物の状況に応じて、追い出しや捕獲、侵入口封鎖、清掃・消毒を組み合わせる必要があります。
「ネズミが何匹いるか分からない」「侵入口を見つけられない」「配線までかじられている」といった場合は、被害箇所だけでなく、建物全体を調査してもらうことが重要です。
以下の記事では、信頼できる業者を紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
「ネズミ駆除業者」と検索しても、業者が多すぎて「結局どこに頼めばいいかわからない」と迷っていませんか? 実際、以下のように業者選びを失敗するケースは少なくありません。 40代男性 安いから依頼したのに高額請求された […]
ネズミがかじった跡に関するよくある質問

ネズミの唾液や、周辺にあるフン尿などによって汚染されている可能性があります。
食品は食べずに廃棄し、食品以外の物も素手で触らないでください。
フンや尿がある場合は、使い捨て手袋を着け、消毒剤で十分に湿らせてから拭き取ります。
「ネズミの身体には、細菌がいるの?」「(仮にいるなら)人間に被害を及ぼすの?」という疑問をお持ちの方はいませんか? 結論としては、ネズミには細菌がいる可能性があります。ただ、そもそも「細菌」とは、「ウイルス」や「寄生虫」とどう違うのか[…]
はい。かじられた部分だけでなく、同じ袋や容器に入っていた食品全体を廃棄してください。
汚染された範囲を目で正確に判断できないため、洗浄や加熱による再利用はおすすめできません。
食品を置いていた棚や床も確認し、フンや汚れがあれば清掃してください。
食べないでください。
米袋に穴が開いている場合は、ネズミの唾液や周辺の汚れが袋の中へ入っている可能性があります。
かじられた部分の周辺だけを取り除くのではなく、袋内の米ごと廃棄することをおすすめします。
厚さや硬さによっては、ペットボトルやプラスチックにも傷や穴を開けます。
表面に細い溝、削れ、細かな破片が見られる場合は、ネズミにかじられた可能性があります。
食品や飲料まで歯が届いている場合は、内容物を口にせず処分してください。
フンや尿が付着している、強い臭いがある、巣材として細かく裂かれている場合は、処分を優先してください。
汚染が限定的で洗濯可能な物は、手袋で扱い、ほかの衣類と分けて洗います。
洗浄できない素材や、乳幼児が使用する物は、無理に再利用しない方が安全です。
絶対にかじられないと断定できる素材はありません。
ただし、食品の保管には、金属製やガラス製などの硬く滑らかな密閉容器が適しています。
ビニール袋や段ボール箱だけで保管すると、かじって破られる可能性があります。
容器を替えるだけでなく、食品を放置しないことと、ネズミの侵入口を塞ぐことも重要です。
まとめ
ネズミのかじった跡を見つけたら、次の順番で対応してください。
- かじり跡の形と、周囲のフン・黒いこすれ跡・物音を確認する
- かじられた食品を廃棄し、電気コードやガスホースの使用を止める
- フンや尿を安全な方法で清掃・消毒する【/太】
- 家の中にいるネズミを追い出すか捕獲する【/太】
- 使用されている侵入口を見つけて封鎖する
かじり跡だけを処理しても、ネズミが建物内に残っていれば被害は繰り返されます。
新しいかじり跡が増えている場合や、フン・物音・臭いもある場合は、早めに建物全体を調査してください。
依頼先を比較してから決めたい方は、以下の記事をご確認ください。
「ネズミ駆除業者」と検索しても、業者が多すぎて「結局どこに頼めばいいかわからない」と迷っていませんか? 実際、以下のように業者選びを失敗するケースは少なくありません。 40代男性 安いから依頼したのに高額請求された […]












