コウモリは光に集まりやすい!?LEDライトを使った対策の効果を解説

「コウモリ対策にLEDライトって、本当に効果あるの?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

確かに、コウモリは強い光を嫌う傾向があります。しかし、LEDライトによる対策はあくまで一時的な追い払いに過ぎません。

むしろ、誤った対策を繰り返すことで、コウモリに住み着かれる恐れがあります。

家に住み着かれた場合、糞尿による悪臭やシミ、騒音、健康被害、害虫の発生、家屋の損傷など、さまざまな被害が発生しかねません。

特に、糞による衛生問題や感染症のリスクは避けたいですよね。

そこで本記事では、LEDライトの効果の有無と注意点に加えて、コウモリを確実に追い払う方法をプロの目線からわかりやすく解説します。

「自力で対策できそうにない…」と感じた場合は、専門業者に相談することも検討してみてください。

コウモリ対策に光は有効?

コウモリは光が苦手?対策に有効?

コウモリは夜行性動物のため、強い光を避ける習性があります。

実際にドイツのハイデルベルク城では、クリスマスマーケットの照明設置後、城内に生息するコウモリの個体数が約50%減少したという調査結果が報告されています。

この事例からも、光やライトがコウモリの忌避に一定の効果があると考えてよいでしょう。

参考:
コウモリに優しい街づくりを。オランダに誕生した街路灯と、ドイツのクリスマスマーケット | IDEAS FOR GOOD

しかし、日本の家屋においては、光やライトでコウモリを追い払うことは難しいです。

なぜなら、日本の家屋に住み着くコウモリ「アブラコウモリ(イエコウモリ)」は、街の明かりに長い間慣れてしまっているため、光を嫌がりません。

そのため、普通の照明器具のライトではコウモリを完全に追い出すことは難しいでしょう。

ちなみに日本の家屋に住み着くコウモリは、この「アブラコウモリ(イエコウモリ)」という1種類のみです。

日本のコウモリが光に集まりやすい理由は?

日本のコウモリが光に集まりやすい理由は?

日本のコウモリ「アブラコウモリ」は、基本的に「昆虫」を主食としているため、光に集まる虫を狙って、その周囲を飛び回っています。

特に暗い中、虫が集まる電灯はコウモリの格好の餌場になります。

ちなみにコウモリが、特に好む昆虫は以下のとおりです。

  • ハエ
  • コオロギ
  • ユスリカ

これらの昆虫は、明るい場所に集まる習性があります。

そのため、コウモリが住み着いている場所には、明るい電灯や街灯が設置されていることが多いです。

その他、ゴミや枯れ葉もコウモリが好む「昆虫」の餌場になります。

したがって、家の周りにゴミや枯れ葉を放置していると、コウモリが住み着く可能性が高くなるため注意しましょう。

虫が集まらない照明「LEDライト」はコウモリにも効く?

虫が集まらない照明LEDライトはコウモリに効く?

コウモリの主食である「虫」は、LEDライトが放出した光を感じ取りにくい性質を持つため、その結果「アブラコウモリ」も寄りつきにくい効果が期待できます。

つまり、LEDライトの光を使うと虫が寄り付かない結果、コウモリも集まらない効果が見込めます。

「LEDライト」とは、寿命が長く、消費電力が少ない特徴があります。さらに応答速度も速く、省エネとして注目されている照明です。※一般家庭でも電球に使われています。

特に「LEDライト」と「白熱灯」では、放出する光の波長が異なります。

そのため、今使っているライトがLED以外であれば、LEDライトに変更することで「虫」や「コウモリ」が寄り付かない効果が期待できます。

光は、電磁波という波の一種で、その波長の違いによって色として見えたり、紫外線や電波のように異なる作用をもたらしたりします。

実際、「アブラコウモリのような光に耐性のあるコウモリは、LEDランプ付近では45%活動減少した」という研究結果(動物園と野生動物研究(IZW)ライブチッヒ研究所のChristian Voigt氏とDaniel Lewanzik氏による)が、学術的にも裏付けられています。

参考:
LED照明がコウモリの活動に影響

そのため、コウモリ被害に困っている方は、玄関や庭など室外に設置している照明をLEDライトに変えてみるのもよいかもしれません。

LEDライトを使うことで、コウモリ避けだけではなく、「害虫避け」や「省エネ効果」も望めるので一石二鳥です。

ただし、あくまでLEDライトを使ったコウモリ対策は、一時的な効果しか望めません。

なぜなら、コウモリは光に慣れる習性があるため、LEDライトだけでは再度、侵入されてしまいます。

「LEDライトだけだと心細い…」「コウモリを確実に追い払いたい!」といった場合は、まずは一度、プロの害獣駆除業者へ相談してみることをおすすめします。

特に「ハウスプロテクト」では、再発させない害獣駆除をモットーにしています。

多くのご相談者様から高い口コミ評価もいただいていますので、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

LEDライトだけではコウモリ被害の根本解決は難しい理由

LED照明だけでコウモリ被害の根本解決は難しい

LEDライトはコウモリを寄せ付けない効果がありますが、既に巣を作り、住み着いているコウモリには効果がありません。

特に日本のアブラコウモリは、光に強い耐性があります。

そのため、LEDライトを使ったコウモリ対策は、一時的な対策に過ぎないと思っておきましょう。

またLEDライトで対策、追い出した後は「侵入経路対策」と「コウモリの捕獲・処分」が不可欠です。

それぞれ注意点がありますので、以下にて確認してまいりましょう!

侵入経路対策が難しい

コウモリには「帰巣本能」があるため、LEDライトでコウモリを追い払ってもまた戻ってくる可能性が高いです。

コウモリの「帰巣本能」とは、コウモリが一度住みついた場所や巣に執着し、たとえ遠くまで飛んで行ったとしても必ず元いた場所に戻ってくる生まれつきの強い本能を指します。

そのため、LEDライトでコウモリを追い払った後は、必ず侵入口を徹底的に塞がなければなりません。

しかし、コウモリの侵入経路を特定するのは難しく、「ここかな?」と思って適当に封鎖しても被害が再発する可能性が高いです。

なぜなら、コウモリはわずか1〜2cmの隙間があれば、家の中に侵入できるため、侵入口はすべて見つけ、完全に塞がないかぎり何度でも被害を繰り返してしまいます。

家にある1〜2cmほどの隙間を全て埋めるとなると、かなりの手間になりますし、なにより見つけられないですよね。

許可なくコウモリを捕獲・処分できない

コウモリは「鳥獣保護管理法」という法律で守られているため、許可なく捕獲・殺傷してはいけません。

鳥獣保護法に違反すると、懲役1年以下、または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
参考:環境省HP-鳥獣保護管理法の概要
コウモリに触れたり捕獲したりする場合、自治体へ連絡し許可をもらう必要があります。

またコウモリは、多くの病原菌やウイルスを保有しており、ヒトや他の動物に病気を引き起こすリスクが指摘されています。

代表的なものには、以下のような病原菌やウイルスがあります。

病原菌・ウイルス説明
SARS関連コロナウイルス(SARS-CoV-1やSARS-CoV-2など)重症急性呼吸器症候群や新型コロナウイルス感染症の原因となるウイルス。
エボラウイルスエボラ出血熱を引き起こす。
ニパウイルス急性脳炎や重篤な神経症状を引き起こす。
狂犬病ウイルス狂犬病の原因となり、主にコウモリに噛まれることで感染する。
リッサウイルス属のウイルス狂犬病に似た症状を引き起こす。
ヒトプラズマ菌コウモリの糞から空気感染し、呼吸器症状や全身症状を引き起こすことがある

参考:
コウモリからは様々なウイルスが見つかっている

以上のようにLEDライトでコウモリを追い払えたとしても、侵入経路の対策が難しく、法律違反や健康面にリスクがあるため、専門業者へ相談したほうが良いでしょう。

ご自宅の玄関や軒下などの光にコウモリが集まっている場合、放置していると被害が大きくなりかねません。

特に小さなお子さんや高齢者、ペットのいるご家庭の場合、早急に対処すべきでしょう。

プロの害獣駆除業者である「ハウスプロテクト」では、相談をはじめ、現地調査やお見積もりも無料で承っております。

相談だけでもかまいませんので、コウモリ被害に遭う前にぜひ今の被害状況をお聞かせください。

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LEDライトによるコウモリ対策は、一時的な効果しか望めません。

またLEDライト以外の対策も自力で行うには、侵入経路対策や法律違反・健康面のリスクなど非常に難しい問題があります。

コウモリを放置した場合、糞尿による悪臭や騒音、感染症のリスク、ダニ・ノミなどの害虫の発生など、さまざまな被害に発展しかねません

ご自宅に巣を作られた方や、家の近くでコウモリを頻繁に見かける方は、これらの被害に発展する可能性が高いので早急に対策しましょう。

「コウモリを確実に追い払いたい」「LEDライトだけだと心細い」といった場合、ぜひ一度、プロの害獣駆除業者に相談してみてください。

プロの害獣駆除業者の「ハウスプロテクト」では、累計10,000件を超える実績で培った「専門知識」や「経験」を最大限に活かし、プロ仕様の燻煙剤(くんえんざい)でコウモリを徹底的に追い出します。

コウモリの侵入経路はすべて塞ぎ、徹底的に除菌消臭も行うため、コウモリに怯えない、清潔な日常を取り戻すことができるでしょう。

さらに「ハウスプロテクト」では、万が一、コウモリの被害が再発した場合、「最長10年の再発保証」を用意しており、期間内で再発した場合は無償対応となっております。

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