超音波装置には、コウモリ駆除について一定の効果が期待できます。
しかし「コウモリに効果がある超音波の音は、人間に影響はないだろうか」と不安に感じていませんか?
実は、音の聞こえる範囲が広く、体調不良を訴えにくい赤ちゃんや若者が家庭にいるときには、超音波の使用は慎重にならなければなりません。
この記事では、コウモリ駆除に効果がある超音波について、人間にどのような影響があるのかを解説します。
リスクを適切に理解して、安心してコウモリ駆除を行ってください。
コウモリ駆除に使われる超音波は人間に悪影響を与える?
害獣駆除の超音波が人間に悪影響をあたえることはほとんどありません。
なぜなら超音波は、人間へは聞こえない高い音のことを示しているからです。
超音波による駆除は「コウモリにとって不快な音を発生させることで、ストレスを与えて追い出す」仕組みとなっています。
コウモリには聞こえて人間には聞こえない音なので、基本的に人間にとってストレスとなることはありません。
超音波は日常でも使われている
超音波は、日常のさまざまな場所で使われています。
たとえば妊婦さんの定期健診は、超音波を使用したエコー検診によってお腹の中にいる赤ちゃんの様子をチェックするものです。
他にも超音波を利用した美顔器や、メガネや時計などを洗浄する超音波洗浄機もありますが、多くの家庭やお店で日常的に使われています。
さらには、最近はヘアケア用品で超音波アイロンも販売されており、どんどん超音波が身近な存在となってきました。
さまざまな業界で活用されているところを見ると、超音波そのものは人間に悪影響はないと考えられます。
超音波が人間の耳でも聞こえる場合もある
先ほどお伝えしましたように、基本的に超音波は人間には聞こえない音とされています。
人間の可聴域(聞こえる周波数)は約20Hz(ヘルツ)~23kHz(キロヘルツ)です。
しかし個人差があるので、赤ちゃんや20代くらいまでの若い人は可聴域が広いケースもあり、超音波が聞こえる可能性が出てきます。
超音波が聞こえたからといって人体に悪影響があるわけではありませんが、音が気になるならストレスに感じるかもしれない点には要注意です。
心配であれば超音波発生装置を購入する際に、周波数が23kHz以上の製品や複数の周波数を切り替えられる製品を選べば、ストレスなくコウモリを追い出せる確率が高まります。
特に上手く体調不良を伝えることがができない赤ちゃんや小さな子供がいる家庭では、超音波を使用する場合には気を付けることが大切です。
超音波の使用を悩んでもコウモリ駆除をせずに放置するのは危険
超音波は人体に悪影響を与えるわけではありませんが、聞こえる可能性があるとストレスを懸念して使用をためらう方もいらっしゃると思います。
しかし、超音波の使用を悩んだとしても、コウモリ駆除をせずにそのまま放置するのは危険です。
コウモリ被害にはいろいろありますが、病原菌やダニ・ノミについては特に深刻になりやすいので気をつけたほうが良いでしょう。
直接の接触がなくとも糞尿に病原菌がいることも多く、コウモリが持っている病原菌によって予想外の重い病気にかかってしまうかもしれません。
▼コウモリからかかる感染症については、以下の記事で詳しく解説しています。
ありとあらゆるところに悪影響!コウモリによる被害事例
「駆除は大変そうだし後回しでも良いかも」とお考えの方のために、コウモリによる被害事例をいくつかご紹介しておきます。
コウモリは夜行性のため、姿を見ることは少ないかもしれません。
しかし、家の周りに糞が落ちていたりコウモリの鳴き声がしたりする場合には、天井裏や配管口で大量の糞尿による被害にあっている可能性があります。
今回は「エアコン配管口に潜むコウモリ」「コウモリの巣の下にある糞被害」「屋根裏にあるコウモリの糞被害」について見ておきましょう。
エアコン配管口に潜むコウモリ
ちょっとした隙間もコウモリは侵入します。
コウモリは夜行性のため、日中はこのようにエアコンの配管口で潜んでいる場合も珍しくありません。
休憩場所にされると、その場所に糞尿が溜まっていき衛生面が悪化します。
コウモリの巣の下にある糞被害
コウモリの住処の下には糞が落ちます。
このような糞に触れることでも感染症の危険性が生じるので、決して素手で触らないでください。
駆除を後回しにすることで、掃除の大変さも増えてしまいます。
屋根裏にあるコウモリの糞被害
このような大量のコウモリの糞がある状態になることも珍しくありません。
ご自身での掃除は危険なレベルなので、早めにプロの業者に相談してください。
病原菌による健康被害はもちろんのこと、傷んでしまった木材や断熱材の取り換えが必要となることもあります。
コウモリを1匹でも見つけたら早期の駆除を!
コウモリを1匹でも見かけたら、超音波や忌避剤などの対策グッズを使って一刻も早く駆除することをおすすめします。
というのも、コウモリ駆除の時間が経過するればするほど、糞尿による建物への被害が大きくなる可能性も高くなるためです。
またコウモリは危険な病原菌を持っているため、家族の健康被害を最優先しなければなりません!
しかしコウモリによる被害で困っていても、コウモリは鳥獣保護管理法に守られています。
したがって、無断で捕獲や殺傷をすることを禁じられており、超音波のような無傷で出て行ってもらえるグッズを使うしかありません。
「超音波による追い出しを試してみたけれど、上手くいかなかった」「小さな子供がいるから超音波グッズを使うのは心配」などという場合には、プロの業者にコウモリ退治を依頼しましょう。
コウモリ駆除はプロに相談するのが得策!
超音波や忌避剤などでコウモリを外に追い出せたとしても、時間が経つとまた元の場所に戻ってくることがあるので要注意です。
被害をもう起こさないためには、侵入口を閉じなければなりません。
コウモリは身体が5cmと小さく、羽をたたむと1cm~2cmからの隙間から侵入ができます。
そのため、侵入口の封鎖を自分で完璧に行うには至難の業です。
一刻も早くコウモリ被害を根本的に解決するためにも、年中無休でコウモリ駆除の対応ができる「ハウスプロテクト」へご相談ください。
ハウスプロテクトのコウモリ駆除対策
プロの業者がどのように駆除を行うのか、簡単にご説明します。
- まずは業務用の忌避剤や燻煙材を使用し、コウモリの追い出しをします。
- コウモリがいないことを確認し、糞尿による被害がある天井裏や配管口などを清掃し、消毒・消臭をします。
- 現場の状況にもよりますが、腐ってしまった木材や緩衝材の修繕を承ることも可能です。
- コウモリが侵入口にしている場所を突き止め、金網や金属プレートにて封鎖をします。
- ハウスプロテクトでは、最大10年間の安心保障が付いているので安心です。
ご自身での超音波による対策に限界を感じている方は、お気軽にお問い合わせください!
当社の「コウモリ駆除実績」もぜひご確認いただければと思います。
まとめ
コウモリの駆除に使われる「超音波」による、人間への悪影響はほとんどありません。
若い人には超音波が聞こえることによるストレスがあるかもしれないので、注意してください。
一方で、コウモリのさまざまな病原菌は重い病気をもたらす可能性もあるため、早めの駆除が必要です。
当社「ハウスプロテクト」ではコウモリ駆除の実績も多数あり、リフォーム会社が母体となっていることもあって再発防止の施工にも自信があります。
「コウモリが天井裏にいると思うけど確証がない」と漠然とした不安を感じているときでも、対応可能です!
お気軽に「ハウスプロテクト」へご相談ください。