「深夜にガリガリと削るような音がする」
「物音がするので、何かしらの害獣がいる気配がする」など、不安に感じていませんか?
天井裏や屋根裏で、大きめの音でガリガリと物音がする場合、ムササビが住みついている可能性があります。
住み着いたムササビを放置してしまうと、さまざまな被害を受けるため早めに対応することが重要です。
そこで本記事では、ムササビの特徴や被害内容、さらに対策や駆除方法について解説します。
ムササビが家に侵入することはある?
ムササビは通常、産地や平野部の森林などに生息しています。そして、樹洞に巣を作り生息します。
しかし、ムササビは人間が住んでいる家屋へ侵入して、屋根裏や天井裏などに巣を作るケースも少なくありません。
とくに山間部でお住まいの方は、ムササビが住みついてしまう可能性があるため警戒した方が良いでしょう。
ムササビの特徴
ムササビの体色は褐色や茶褐色で、腹部は白っぽいのが特徴です。そして、左右の前足と後足の間には大きな被膜があり、下腿下部から尾の根本の部分と前足と首側の間にも被膜を持っています。
ムササビはこの被膜をうまく使い、樹木の間などを滑空することが可能。そして、滑空の距離は約10mの高さから無風状態で15m~20m、風に乗ると約100m~200mの距離を滑空できると言われています。
なおムササビは雑食性です。昆虫・蜘・カタツムリ・鳥の卵・果実・木の実・木の葉・種子などを幅広く食べる動物です。
ムササビが侵入してきたときの被害
ムササビによる被害は、大きく分けて4つに分類されます。
- 騒音被害
- 悪臭被害
- ダニ・ノミによる被害
- 家屋への被害
ここからは、ムササビによる被害について詳しく解説します。
騒音被害
ムササビによる1つ目の被害は騒音です。
一般的な鳴き声は、「グルルルグルルル」や「キュルルル」のように鳴きます。
また、ムササビは夜行性のため日が暮れてから鳴くことが多い動物です。
そのため、ムササビの鳴き声による騒音被害が懸念されます。
▼ ムササビの鳴き声を確認できます。
悪臭被害
ムササビによる2つ目の被害は悪臭問題です。
家屋内にムササビが住み着いてしまうと、糞尿による臭いに悩まされます。
個体は小さいムササビですが、糞尿を天井裏や屋根裏にし続けることで悪臭が立ち込めることが珍しくありません。
なお、ムササビの糞尿は悪臭だけでなく、衛生状態も悪くなってしまうでしょう。
ダニ・ノミによる被害
ムササビによる3つ目の被害はダニ・ノミ問題です。
ムササビのような野生動物の体には、ダニやノミがくっついているかもしれません。
ダニやノミに刺されると、蚊に刺されたような跡が残り強い痒みを伴います。
跡を残さないためには、適切な治療が重要です。
参考:
小さな天敵!ダニ・ノミを徹底的に退治する方法|【ココカラクラブ】ドラッグストアのココカラファイン
また、ダニの糞や死骸、脱皮核が原因でアレルギーとなり、ぜんそくやアトピー性皮膚炎になることも考えられます。
参考:
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社
家屋への被害
ムササビによる4つ目の被害は家屋の破損です。
ムササビは、モモンガ亜科に属するリス科の動物です。
侵入口がない場合は、木材や柔らかい壁などを齧って穴を開けます。
そして家屋に浸入したら、屋根裏で巣を作るために木材を齧り穴を開けてしまいます。
ムササビは見た目が可愛いからといってそのまま放置しておくと、建物への被害が拡大することになり危険です。
以上のように、ムササビが身近にいるのは良い状況とは言えません。
不安なようでしたら、現地調査をさせていただければと思います。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
ムササビが家にいるときにできる対策
自分で出来るムササビ対策は、以下の方法があります。
- 忌避剤やくん煙材を使用する
- 浸入経路の封鎖をする
それでは、ムササビの対策方法について詳しく解説します。
忌避剤やくん煙剤による追い出し
忌避剤やくん煙材は、ムササビが嫌いなニオイや煙を使用して追い出す方法です。
侵入されたくない場所に、忌避剤を散布してムササビを追い出します。
ただし忌避剤の効果は、時間に限りがあります。そのため、ムササビを追い出せなかった場合は、追加で忌避剤を散布するか、くん煙材でムササビを追い出す方法にチャレンジするのも良いでしょう。
しかし、ムササビを追い出すことは良いのですが、捕獲したり駆除はしないでください。
その理由はムササビは鳥獣保護法に守られており、無断で駆除をしたり傷つけたりすると罰せられるためです。
鳥獣保護法の正式名称は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」です。
野生の哺乳類や鳥類の保護や飼養の規制、環境の保護や個体数の調整、さらに狩猟に関する制度などを定めた法律となります。
そのため、許可なく鳥獣を殺傷したり、傷つけたりすることは禁止されています。ムササビもこれに当たるため無断で駆除をしてはいけません。
参考:
環境省|鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律
侵入経路の封鎖
ムササビの追い出しに成功したら、侵入経路を塞がないと再発してしまいます。そのため、ムササビを追い出したら侵入口は必ず塞いでください。
なお、侵入経路を木材で塞いでしまうと、ムササビは齧って穴を開けてしまう恐れがあります。そのため、侵入経路を見つけたらパンチングメタルや金網などの齧られない頑丈な材料を利用して封鎖をしたほうが良いでしょう。
ただし、追い出さずに侵入経路を封鎖してしまうと家の中で死んでしまうため、必ずムササビが家屋内から追い出したことを確認してから封鎖してください。
ムササビ駆除は業者に依頼するべき!
ムササビの駆除は、1日でも早く駆除業者に相談するのが最適解です。
なぜなら、ムササビは「鳥獣保護法」に守られているため、仮に傷つけてしまったり殺傷してしまったりすると罰せられるリスクがあるためです。
また、ムササビが巣を作る場所は高所である場合が多いため、自分で追い出したりするのは大変危険です。
安心安全のためにも、プロの駆除業者に依頼することをおすすめします。
ムササビについては当社にご相談ください
ムササビの駆除業者をお探しでしたら、当社「ハウスプロテクト」へご相談ください。ムササビの駆除は、追い出しくらいまでなら忌避剤を利用してできるかもしれません。
しかし、再発予防まで完全に行うのは至難の業です。
1日でも早く駆除業者へ依頼することで、最小限の被害に抑えられ結果費用も節約できるでしょう。
ハウスプロテクトは、リフォーム会社が母体となっている会社です。そのため、ムササビの駆除はもちろんですが、再発防止の施工にも自信があります。また、業界最長10年間の安心保証付です。
なおハウスプロテクトでは、お客様の被害状況や予算に合わせた対策をご提案させていただきます。
原則無料にて相談や現地調査へ伺いますので、お気軽にお問い合わせください。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
本記事では、ムササビの特徴や被害内容、さらに対策や駆除方法について解説しました。
ムササビだけではありませんが、害獣は早めの対処が重要です。
対策まで時間を掛けてしまうと被害が拡大してしまいます。また、被害が拡大してしまうと費用もかさむでしょう。
ほんの些細なことでもお問合せください。
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