ネズミはどこからやってくる?侵入経路と塞ぎ方をプロが徹底解説

さまざまな対策をしているにもかかわらず、「ネズミが居なくならない」とお困りではないでしょうか。

どんなに対策をしたつもりでも、ネズミはほんのわずかな隙間や思いもよらない場所から侵入してきます。

この記事では、そんなネズミの被害にお困りの方に向けて、ネズミの侵入経路と塞ぎ方について解説していきます。

ネズミの侵入経路について

ネズミの入る事の出来る隙間の大きさは、ネズミの種類によって多少違いますが子どものネズミであれば直径1.5センチ程度、大人のネズミなら2.5センチ~3センチ程度とされています。中型サイズのクマネズミでも、500円玉大の穴があれば侵入できるのです。

家屋には人間が気付かないような小さな穴がいくつもあり、すべての穴を塞ぐのは困難です。しかし侵入経路を封鎖するためには、ネズミの特徴や習性、どこから侵入してくるのかを把握することはとても重要になります。

ネズミが発生する原因

普段から家をキレイに保っているつもりでも、ネズミが侵入してくることがあります。

では、ネズミはなぜ人間の家に入ってくるのでしょうか?

①エサを手に入れるため

ネズミは小さな体ながらとても激しい運動を行うため、大量のエネルギーを必要とし、1日に体重の2~3割近くのエサを食べると言われています。エサがないと冬なら1~2日、夏なら3~4日で死んでしまうため、多くの食料がある人間の家にエサを探しにやってくるのです。

②繁殖するための安全な場所を探すため

ネズミは寒さに弱く、暖かい場所を求めて家に侵入してくるのが理由の一つです。

また、ネズミの寿命は1~2年で、その間に何度も出産して繁殖をします。快適な繁殖活動を行うために、人間の家にある紙や布などの巣材を集めて巣を作り、ヘビやイタチなどの外敵からも身を守れるよう、安全な人間の家に棲みつきます。

ネズミはどこから侵入するのか

ネズミの侵入してくる場所は様々で、ほんのわずかな隙間も侵入経路となりえます。建物の老朽化や破損などがある場合は、穴がいくつも出来てしまっている可能性があり要注意です。

ネズミの種類によっては、好む侵入経路も異なるため、以下に違いをまとめました。

ネズミの種類ドブネズミクマネズミハツカネズミ
体長約20~26㎝(大型)約15~20㎝(中型)約5.5~10㎝(小型)
侵入する場所台所の排水管

庭の穴

トイレの配管

出窓の下の隙間

戸袋

玄関

床下の通気口

家の基礎の隙間

排水パイプ

屋根の隙間

エアコン導入部

雨どいの戸袋

壁の割れ目

二階の窓

ブレーカー

換気扇

エアコン導入部

屋根の隙間

壁の割れ目

荷物に紛れて

シャッターの下

ドブネズミは高いところに登ることが苦手なため、屋根やエアコンのパイプを伝って侵入することはありませんが、床下の通気孔や家の基礎の隙間などの地上部か地下から侵入することが多いです。

一方で、身軽で高いところに登るのが得意なクマネズミは、屋根や戸袋などの高い場所から侵入してきます。体が小さいため、ちょっとした隙間でも簡単に入れるのです。

ネズミの侵入経路の見分け方

ネズミは家中の様々な場所に痕跡を残していきます。その痕跡のことを「ラットサイン」といいます。ラットサインを見つけることで、ネズミがどこから侵入してきたのかを見分けることができるのです。

では一体どのようにして見分けるのでしょうか。

フンや尿で見分ける

フンを見つけることでネズミの種類や通り道が確認できます。各ネズミの種類によって侵入口が違うため、見つけたフンをよく観察して判別しましょう。フンはおおむね4~10mm程度の黒くパラパラとした塊です。

また、アブラコウモリのフンとよく似ており、間違えやすいため注意してください。

以下のURLにフンの見分け方を記載しています。

家の中にネズミのフン!?その特徴、危険性から処理方法まで詳しく解説

柱や壁の黒ずみで見分ける

ネズミは住み家を決めると、エサを探しに外に出てはまた戻ってくるという行動を何度も繰り返します。

汚れた場所などを通っているため身体に汚れが付着し、通路になっている場所に足跡や体が擦れて黒ずみができます。家屋でもネズミは汚れた身体のまま壁に沿って走るので、壁をよく見ると黒ずんでいる箇所が見つかるでしょう。それこそがネズミの通ったサインになります。

ラットサインかどうかの判別が難しい場合は、通路に小麦粉を撒いておくと、ネズミの足形が取れるため見分けることが出来るでしょう。

もしもネズミが侵入しているようなら、専門家に相談するのがベストです。

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侵入経路の対策をしよう

ネズミは大きく鋭い歯で何でもかじるため、ネズミが通れないほどの小さな隙間さえも歯で穴を大きくして侵入してきます。

そのためただ隙間を埋めるだけではなく、かじって破られてしまわないよう対策をする必要があります。

侵入経路によって場所や形、素材も様々なので状況に応じて最適な資機材を選んでください。

対策その①:金網・パンチングメタルをはめる

通気口をパンチングメタルで封鎖

換気口を塞ぐためには、金網やパンチングメタルを使う方法があります。ネズミに通り抜けられないよう網目が小さいものを選ぶか、二枚重ねにして網目をずらして設置しましょう。

金網やパネルを重ねて使うとより効果的です。しっかりと固定できるようにビスで打ち込んだり、針金で巻き付けたりなどの工夫をしてください。金網の種類は他にも穴に詰めて使用するものもあります。

対策その②:防鼠パテで埋める

粘土のような材質のパテを埋めて、ネズミの侵入口を塞ぐ方法です。エアコンや排水管などの開口部も塞ぐ事ができます。

防鼠パテにはネズミが苦手とするトウガラシやわさびの成分を含んだ「カプサイシン」というものが入っており、ネズミに不快感を与えることで近付きにくくし、被害を抑える事が出来ます。

対策その③:ブラシ・金だわしを詰める

ブラシや金だわしでも侵入口を塞げます。100円ショップやホームセンターなどで売られているものでも可能ですが、防鼠用に作られているネズミの嫌がるカプサイシンを含んだものも販売されており、そちらを使用するとより効果的です。

ブラシは細長い形状のものがあり、針金が入っているので排水パイプなどの侵入口に巻き付けて使用することもできます。

ネズミの歯はとても固く、新しく穴をあけられる可能性があるので、屋外にもネズミを寄せ付けないための対策をしましょう。忌避剤を使用する方法や、ハーブ系の植木を置くという方法があります。

再発しないためのネズミの駆除・侵入経路封鎖はプロに任せよう!

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侵入経路を塞ぐ前に、ネズミを駆除するか室内から追い出しておく必要があります。ネズミが室内にいる状態で侵入口を塞いでしまうと、室内にいるネズミが家の外に出られず、暴れまわったり、新たな侵入経路となる穴をあけたりする可能性があるためです。

ネズミの駆除には自分で出来る方法もありますが、ネットやホームセンターなどで売っているような簡易的なグッズではいまいち効果が得られず、再発する場合もあります。また、ラットサインについても、普通の汚れや他の動物のフンと間違える可能性があり、一般の人では見分けがつきにくいでしょう。

家中のネズミの侵入経路を全て把握することも、プロでなければ至難の業です。

ハウスプロテクトでは、ネズミの駆除を行ったのち、侵入経路を全て把握した上で頑丈な資材を用いて徹底的に封鎖します。最長10年の保証があり、万が一再発した場合も無料で施工を行うなど、アフターフォローも万全です。

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▼ネズミ駆除についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

ネズミ駆除の全知識!自分での対策や業者に依頼するポイントを解説

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