「ネズミが家に入ってきているみたいだけど、入り口になりそうな場所が見当たらない」とお悩みではないでしょうか。
ネズミの侵入口がどれだけ探しても見つからないとき、もしかすると屋根の隙間から入ってきているかもしれません。
実は、屋根の隙間はよく使われる侵入口なんです。
そこで今回は、ネズミが侵入しやすい場所を確認した上で、本当に屋根の隙間を通っているのか判断するポイントもご紹介させていただきます。
ネズミの侵入口を把握して、適切な対策を行いましょう。
屋根の隙間がネズミの侵入経路?
屋根の隙間を通ってネズミが屋内に入ってくることは、実はよくあります。
「あんな高いところからネズミが入ってくるの?」「屋根に隙間なんてあるの?」と、いろいろな疑問が浮かんだかもしれません。
しかし、ネズミは高い場所にものぼりますし、種類にもよりますがだいたい1.5cm程度の隙間があれば中に入り込めます。
したがって、屋根であろうと小さな隙間があるだけで簡単に家の中に侵入してしまうのです。
もちろん屋根でなくても、隙間があれば入ってくるので、人間が思いも寄らない場所から侵入することもあります。
たとえば以下のような場所は、特によく使われる侵入経路です。
- 軒下の隙間
- 戸袋の隙間
- 壁の穴
- 建物と基礎部分の隙間
他にも住宅の様々な場所からネズミは侵入します。
ネズミの侵入経路については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
屋根に隙間に関するネズミの侵入経路の特定方法
屋根に隙間があるのがわかっているなら、「そこからネズミが入っているのかもしれない」とお考えだと思います。
ここで、ネズミがどのような場所を通っているのか特定する方法を見ておきましょう。
以下の3つの方法を試すことで、ネズミが屋根の隙間を使っているのか確かめられます。
- 屋根の隙間をテープで塞ぐ
- 屋根の隙間あたりのラットサインを探す
- 屋根裏に小麦粉をまく
高い位置での作業になるので、安全に気をつけながら無理のない範囲でやってみてください。
それぞれの方法について、順番に見ていきます。
屋根の隙間をテープで塞ぐ
実は、屋根の隙間をガムテープで塞ぐことで、侵入経路として使われているかがわかることがあります。
侵入経路になっているなら、ネズミは貼られたテープをかじって突破しようとするからです。
屋根の隙間に限らず、「もしかしたら侵入口かも?」と疑わしい場所には試しにガムテープを貼ってみてください。
屋根の隙間あたりのラットサインを探す
ネズミの侵入口を探すには、ラットサインに注目するのも良いです。
ラットサインというのは、ネズミの痕跡を意味します。
ネズミの足跡や壁に付着した汚れ、糞尿などの位置に着目することで、侵入経路が判別できるケースも少なくありません。
ラットサインについて、詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてください。
屋根裏に小麦粉をまく
なかなか侵入経路が特定できないときは、ネズミが通りやすい屋根裏に小麦粉をまくのも良いでしょう。
そうすればネズミの足に小麦粉がつくので、足跡によって通り道がわかります。
足跡によって、侵入経路をたどっていくというわけです。
以上、3つの方法を試すことで、ネズミの侵入経路を発見しましょう。
侵入されている入り口を見つけたら、このあとに解説する侵入口の塞ぎ方を見ながら、侵入されないように対策を行います。
くれぐれも、高所での作業は特に安全に気をつけてください。
侵入口を塞ぐのは難しく、すべて塞ぎ切るのは大変なので難しさを感じたらいつでもご相談いただければ幸いです。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
対策の際はネズミが入れないようにすることが重要
ネズミ対策をするとき、徹底的に侵入経路を塞ぐことが重要です。
いくら屋根の隙間を塞いでも、他の場所から入られたら意味がありません。
家全体に目を向けて、侵入経路を塞いでいく必要があります。
また、単に入り口を塞いだだけでは被害が収まらないかもしれません。
なぜなら、家の中にネズミが隠れているまま侵入経路を閉じると、出れなくなったネズミが家の中で繁殖することも少なくないからです。
侵入経路を塞ぐ前後ではやっておくべきことがあるので、具体的に解説していきます。
ネズミを追い出して再侵入を予防する方法
ネズミ問題を解決するには、家の中にネズミがいない状況で、侵入口を閉じなければなりません。
以下のステップで、ネズミ被害が再発しないようにしっかりと対策しましょう。
- 屋内にいるネズミを追い出す
- 侵入経路を塞ぐ
- 忌避剤を定期的に使ってネズミを遠ざける
それぞれの対策について、順番に解説していきます。
屋内にいるネズミを追い出す
まずは、家の中にいるネズミをすべて追い出すことから始めます。
家にネズミがいる状態で侵入経路を塞いでしまうと、ネズミが出ていきたくても出ていけません。
そうなると、糞尿被害は続きますし、もしもネズミが死んでしまったら死骸が腐敗する可能性もあります。
ネズミを追い出すには、くん煙剤や忌避剤を用いるのが良いです。
ネズミが嫌がる成分によって外に追い出します。
侵入経路を塞ぐ
家の中にネズミがいなくなったら、侵入経路を塞ぎましょう。
一箇所でも侵入経路が残っていたらネズミはそこから入ってしまいます。
そうなると被害が再発するので、すべての侵入経路を徹底的に塞ぐことが重要です。
塞ぐ際には、上の画像のようなパンチングメタルや金網、そしてアルミテープなどで塞ぐことが多いです。
ネズミ被害が再び起こる場合、侵入経路の塞ぎが甘いことがほとんどとなっています。
ありとあらゆる場所に目を向け、ネズミの通り道をなくしてください。
忌避剤を定期的に使ってネズミを遠ざける
せっかく侵入経路を塞いでも、ネズミは穴を開けるおそれがあります。
ネズミの歯はとても硬いので、しっかり塞いだつもりでも注意しておいたほうが良いでしょう。
ネズミをできるだけ寄り付かせないようにするためには、忌避剤のようなネズミの嫌がるものを使うのが良いです。
スプレー形式の忌避剤を頻繁に散布したり、家の周辺でハーブを育てたり、ネズミの居心地が悪い環境を作ってみてください。
ネズミの嫌がるニオイについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
屋根の隙間を自力で完全に塞ぐのは難しい
屋根の隙間を含め、ネズミの侵入経路を自力で完全に塞ぐのは非常に難しいです。
特に、屋根のような高所は、安全面でも心配があります。
ネズミは繁殖力が強いので、駆除を短時間で徹底的に行わなければ、どんどん被害が大きくなってしまうので気をつけなければなりません。
ご自身で「すべての穴を塞いだ!」と思っていても、意外なところに隙間が残っていて被害が再発することもよくあります。
ネズミ駆除は専門的な経験がないと難しいので、少しでも不安を感じたならプロに相談するのがオススメです。
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屋根の隙間からのネズミの侵入が疑われる場合、高所での作業が中心となり非常に危険です。
正しく対策ができなければ何度も被害が再発してしまい、高所での危険な作業に取り組む回数も増えてしまいます。
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まとめ
ネズミが侵入に使う入り口は多岐に渡りますが、屋根の隙間を使うネズミは多いです。
今回は屋根の隙間を含めた侵入口になりやすい場所や、屋根の隙間が侵入経路かを特定して対策する方法などについて解説しました。
ネズミ駆除は専門的なことが多く、経験がない方が完璧に行うのは難しいです。
ご自身で対策をしてみて上手くいかない場合や、駆除対策について不安がある場合には、ぜひ一度「ハウスプロテクト」にご相談ください。