細長いフンを落とし主は動物?なんのフンか見分ける方法を解説

「えっ、これって何のフン?」

庭先や屋根裏などで見慣れない細長いフンを見つけると不安になりますよね。

結論からお伝えしますと、細長いフンの正体はネズミやコウモリなどのフンかもしれません。

ネズミの排せつ物はハンタウイルスやサルモネラ菌を媒介し、コウモリのフンは乾燥して粉じん化するとヒストプラズマ症の原因菌が飛散します 。

特にお子さまや高齢者、ペットがいるご家庭では、早く対処しないと二次被害が発生する可能性があるため決して放置してはいけません。

そこで本記事では、フンで動物を見分ける方法を紹介!

フンを片付ける際のNG行動や放置するリスク、対処法もプロ目線で解説します。

この記事を参考に、フンの正体を知り、二次被害に遭わないよう対処しましょう!

こんな方にオススメの記事です!
・「細長いフン、これなに…?」と気になっている
・「気持ち悪いから片付けてしまいたい!」と思っている

・「片付けたいけど、普通に掃除して大丈夫?」と気になっている
・「フンくらい放置しても大丈夫?」と思っている

細長いフンは何の動物?フンで動物を見分ける方法

細長いフンは何の動物?フンで動物を見分ける方法

細長いフンの正体を見分ける場合、以下の2点に注目しましょう。

  1. 大きさ
  2. 特徴

これらに注目することでフンの落とし主が特定しやすくなります。

以下で詳しく解説しますので、フンを見分けて適切に対処しましょう!

フンが特定できない場合や自分で処理できそうにない場合は、プロの害獣駆除業者へ相談することも検討してみてください。

0.5cmから1cm程度の細長いフンの場合

小さめの細長いフンを見つけた場合は、下記3つの動物の可能性があります。

  • ネズミ
  • コウモリ
  • イタチ

これら動物ごとのフンの大きさや特徴を以下にまとめました。

動物名大きさ特徴
ネズミ0.5〜1cm・酸っぱいニオイがすることがある
・茶色・灰色・黒色
・水分を含んでいる
・丸みがある
コウモリ0.5〜1cm・乾燥してパサパサしている
・茶色
・エサとなる昆虫の残骸が混じっていることがある
イタチ6mm程度・ニオイがかなり強い
・黒色
・動物の毛が混在していることがある

フンの大きさや形状は、どれも似ているため、判別するにはそれぞれの特徴に注目しましょう。

ニオイや触ったときの感触のほうが判断しやすいですが、感染症やアレルギーを引き起こすリスクがあります。

そのため、直接嗅いだり触ったりすることは避け、手袋やマスク、捨てても良い衣服などを着手しましょう。

ニオイや感触以外で見分ける場合は、フンの混在物を確認してみてください。

コウモリであれば昆虫の残骸、イタチであれば食べた小動物の毛が含まれていることがあります。

また、ネズミのフンはコウモリやイタチと違い、丸みを帯びている特徴があります。

5cmから15cm程度の細長いフンの場合

5cmから15cm程度のフンは、以下の動物の可能性があります。

  • ハクビシン
  • アライグマ

これらの動物ごとのフンの大きさや特徴を以下にまとめました。

動物名大きさ特徴
ハクビシン5~15cm・丸みがある
・果実や野菜を好んで食べるため、フンに種が多く含まれる
・黄土色、こげ茶色
・甘いニオイがする
アライグマ5〜15cm・動物の骨や昆虫の羽が混じることがある
・強い悪臭
・黄土色、こげ茶色
・寄生虫(アライグマ回虫)が潜んでいる可能性がある

ハクビシンやアライグマのフンの大きさや色は似ているため、混在物やニオイで見分けましょう。

果実や野菜を好んで食べるハクビシンのフンには種が多く見られ、雑食のアライグマのフンには動物の骨や昆虫の羽が見られます。

食べるものの違いはニオイにも影響があり、ハクビシンのフンは甘いニオイがする一方で、アライグマのフンは強い悪臭を放ちます。

ただし、近距離でニオイを嗅ぐのは感染症やアレルギーなどを引き起こす危険があるので避けましょう。

自然に感じる程度でも判別できるため無理に嗅ぐ必要はありません。

混在物を確認する際も、直接触れず目視で確認するのが比較的安全です。

「やっぱり、なんのフンかわからない」「自力で処理できそうにない」

そんな場合は、ぜひ一度、プロの害獣駆除業者にご相談することをおすすめします。

プロの害獣駆除業者「ハウスプロテクト」では、通話料をはじめ、現地調査や見積もり作成もすべて無料で承っておりますのでぜひお気軽にお問い合わせください。

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フンを片付ける際の3つのNG行動

家の中や近くでフンを見かけた場合、早めに片付けてしまいたいですよね。

ですが、フンを処理する場合、3つのNG行動があります。

あらかじめ把握しておくことで、安全にフンを片付けることができますのでぜひご参考ください。

直接触れる

「手を洗えばいいし、特に抵抗がないから」とフンに直接触れるのはNGです。

なぜなら、動物のフンは病原体を媒介している可能性があるため、感染症の原因になるからです。

フンを処理する場合は、必ずゴム手袋やマスクを着用し、万全を期すのであればゴーグルも装着しましょう。

衣服もそのまま捨てても良いものを着用するとより安心です。

掃除機で吸う

「掃除機で吸えば、フンに直接触れないから問題ない?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、掃除機でフンを吸うことはやめてください。

なぜなら、掃除機でフンを吸い込んだ場合、内部で病原体が蓄積し、掃除機を使用するたびに撒き散らしてしまうからです。

そのため動物のフンを処理する際は、ホウキやちりとりでフンを集め、そのまま破棄する方法が最も安全となります。

ホウキやちりとりは、100円ショップなどで安いものを購入すると経済的な負担も少なくなります。

消毒・消臭をしない

フンを片付けるだけでは、清掃が完了したとは言えません。

なぜなら、染みついたニオイや残った病原体を処理する必要があるからです。

消毒には、以下2つを含んだ消毒液をフンがあった箇所に散布しましょう。

  • 次亜塩素酸ナトリウム
  • アルコール

このとき、台所用洗剤など酸性の液体と混ざると有毒ガスが発生するので注意してください。

参考:DUSKIN「何故混ぜてはダメなのか。“まぜるな危険”を理解しよう

染みついたニオイを消臭する場合は、ペット用の消臭スプレーを使用します。

ニオイが残っていると不快なのはもちろんのこと、マーキング効果があるため動物が頻繁に訪れる恐れもあるのでしっかり消臭しましょう。

これらを行うことで再発リスクを下げることにもつながります。

「自力でフンを処理できそうにない」「この方法で合っているかわからない」といった場合は、ぜひ一度プロの害獣駆除業者へご相談ください。

「ハウスプロテクト」では、独自開発の人体に無害な薬剤を使い、消臭をはじめ、残った菌やウイルスをしっかり除菌いたします。

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フンを放置することで起きる被害

「多少、嫌なニオイがするくらいなら我慢できる」とフンを放置するのは危険です。

動物のフンを放置すると、健康面や家屋の状態に深刻な影響を与える可能性があります。

以下でそれぞれ解説しますので、フンの危険性を把握して速やかに対処しましょう。

健康被害

動物のフンは病原体の媒介となり、人間やペットが感染症にかかることもあります。

また動物のフンには、ノミやダニが多く集まるためアレルギー症状も引き起こしかねません。

動物の種類ごとにフンが引き起こす健康被害を以下にまとめましたのでぜひご確認ください。

動物の種類引き起こす健康被害
ネズミ・ハンタウイルス肺症候群
・レプトスピラ症
・サルモネラ症
コウモリ・真菌感染
・肺炎
・狂犬病
・悪臭
・ヒストプラズマ症
・狂犬病
イタチ・サルモネラ菌
・寄生虫
・発熱
・胃腸炎
・皮膚炎
ハクビシン・トキソプラズマ症
・レプトスピラ症
アライグマ・アライグマ回虫症
・サルモネラ症

参考:
日本獣医学会 ハンタウイルス感染症
厚生労働省検疫所FORTH レプトスピラ症(ワイル病)
厚生労働省 動物由来感染症
アライグマ・ハクビシンが媒介する主な感染症

これらの二次被害が発生する可能性があるため、決して放置してはいけません。

特に小さなお子さまや高齢者、ペットがいるご家庭では、早めにフンを清掃し、消臭・除菌を行いましょう。

ご自身で対処できそうにない場合は、まずは一度、プロの害獣駆除業者へ相談することも検討してみてください。

家屋の劣化

動物のフンを放置すると、家屋に大きなダメージを与える可能性があります。

特に、屋根裏や床下に棲みついた動物は同じ場所で排泄を繰り返すため、フンが蓄積しやすくなります。

フンが染み込んだ木材は、シミや腐食の原因となり、最悪の場合、床が抜け落ちるといった被害につながることも少なくありません。

「ただの動物のフンだから」と軽視して放置してしまうと、高額な修繕費用が発生する可能性があるので、早期に清掃・消毒・除菌を行うことが重要です。

ただし、動物がすでに棲みついていたり、頻繁に出入りしている場合は、フンを片付けるだけでは根本的な解決にはなりません。

動物を駆除しない限り、フンを定期的に清掃し続ける必要があります。

また、屋根裏や床下といった場所は清掃が難しく、ご自身での対処が困難なケースも多いでしょう。

もし、ご自身での清掃や対処が難しいと感じたら、まずはプロの害獣駆除業者に相談することをおすすめします。

早めに相談することで、被害を最小限に抑えられ、結果的に費用も安く済む傾向にあります。

フンの清掃・消臭・除菌・再発対策はプロの害獣駆除業者へご相談!

フンの清掃・消臭・除菌・再発対策はプロの害獣駆除業者へご相談!

「自力でフンの清掃・消臭・除菌ができそうにない」
「何度もフン被害に悩まされている」

もし、このような問題を根本から解決したいとお考えなら、プロの害獣駆除専門業者「ハウスプロテクト」へご相談ください。

以下、ハウスプロテクトに依頼するメリットとなります。

  • 24時間・年中無休で受付中
  • 現地調査や見積もりが無料
  • 病原菌やウイルスの飛散を防いでくれる
  • フンで傷んだ建築材を清掃・消臭・除菌してくれる
  • 侵入経路を特定し、しっかり塞いでくれる
  • 屋根の上や天井裏、床下など手の届かない場所も作業可能
  • 回収したフンなども処理してくれる

さらにハウスプロテクトでは、「最長10年の再発保証」があります。

万が一、被害が再発した場合は、保証期間中は無償で対応してくれるため、長期的に安心して暮らしたい方におすすめです。

フンを放置することは大きなリスクを伴いますが、ご自身で清掃を行うのは大変な手間がかかる作業です。

また、単に清掃するだけでなく、今後同じ被害に遭わないよう、原因となっている害獣の駆除も欠かせません。

「ハウスプロテクト」なら、プロ仕様の薬剤で動物を安全に追い出し、侵入経路となる隙間を徹底的に塞ぎます。

通話料をはじめ、現地調査や見積もり作成もすべて無料で承っております。

「自分で対処できそうにない」「フンの正体がわからない」といったお悩みがある場合は、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

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細長いフン・なんのフンによくある質問【Q&A】

細長いフン・なんのフンによくある質問【Q&A】

こちらでは、細長いフン・なんのフンに関するよくある質問にそれぞれ回答します。

  • 細長いウンチの正体は?
  • 細長いフンをする虫は何ですか?
  • 1センチくらいの細長いフンはどんな動物が考えられる?

同じ質問をお持ちの方はもちろん、似ている疑問をお持ちの方はぜひご確認ください。

細長いウンチの正体は?

屋内や庭で見つかる“細長い黒っぽい塊”は、多くの場合、害獣のウンチの可能性が高いです。

特に以下の害獣のウンチは形状がよく似て判別が難しいため、間違えやすいです。

  • ネズミ
  • コウモリ
  • イタチ
  • ハクビシン

またイヌ・ネコの 回虫・条虫 など寄生虫も「白く細長い糸状」や「米粒状の片節」として便に現れるため注意しましょう。

米粒状の片節とは、条虫(サナダムシ)の体の一部で、瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)という寄生虫に見られるものです。具体的には、瓜実条虫の体は多くの「片節」と呼ばれる部分で構成されており、その中でも成熟した片節が分離して、米粒のような形状で排泄されることがあります。この米粒状の片節は、猫や犬の肛門周囲や便に付着しているのを見つけることができます。

これらの特徴を以下の表にまとめました。

細長いウンチの正体サイズ・形状フンの特徴
ネズミ4〜10 mm・米粒状・両端が尖る散らばって落ちやすい
コウモリ5〜10 mm・米粒状だが握ると粉々・キラッと光る昆虫の殻が混じり、1 か所に堆積
イタチ5〜6 mm・ねじれた細長さ・強烈な悪臭毛が混ざり水分多め
ハクビシン5〜15 cm・バナナ形で太め種子が混ざり臭い弱い/溜めフン習性
回虫類白い麺状(数 cm〜)便や嘔吐物に“白いヒモ”
瓜実条虫白い米粒状の片節乾いた便に粒が付着
コクヌストモドキ(穀物害虫)幼虫3〜4 mm・淡黄〜茶色で細長い穀類保管容器内を移動

ネズミとコウモリはサイズが似ていますが、指でつまんで崩れるかどうかで判別できます。

崩れて粉状になるならコウモリの可能性大です。

ただし、これらの害獣のフンには、感染症やアレルギーを引き起こす可能性があるため、決して素手で触れてはいけません。

フンを処理する場合は、必ずゴム手袋やマスクを着用し、万全を期すのであればゴーグルも装着しましょう。

細長いフンをする虫は何ですか?

フンの長さが、約6 mm〜1 cm、濃い茶〜黒く細長い場合は、イタチやクマネズミ、ドブネズミの成獣の可能性が高いです。

特にイタチの場合、フンに獲物の毛が混ざり、アンモニア様の強い悪臭を発します。

一方、ネズミのフンはイタチより乾いており、散乱しているケースが目立ちます。

1センチくらいの細長いフンはどんな動物が考えられる?

虫が細長いフンをしていると感じる場合、実際にはコウモリのフンか、犬猫の体内から排出された 寄生虫(回虫・条虫)であることが多いです。

生物(由来)形状・サイズ見分けポイント主な健康リスク / 注意点
コウモリのフン5–10 mm の黒い粒・指で潰すと粉状になり、昆虫の翅が混ざってキラキラ光る
・屋根裏、外壁の隙間など同じ場所に堆積しやすい
ヒストプラズマ症など呼吸器感染のリスク
回虫白〜淡黄のヒモ状子犬・子猫の便や嘔吐物に混ざりやすい人獣共通感染症「トキソカラ症」を引き起こすことがある
瓜実条虫乾燥すると 米粒状(2 mm前後) の片節が便や肛門周囲に付着ノミを介して感染;片節が動き回るのが特徴まれに人にも感染し軽い腹部症状や皮膚炎を起こす

病原菌や寄生虫リスクを避けるため、マスク・手袋・使い捨て袋を用意し、消毒剤で作業後の床面を拭き取りましょう。

フンが大量に積み重なっていたり、なんのフンかわからない場合はプロの害獣駆除業者に現地調査を依頼し対処してもらうことをおすすめします。

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まとめ

細長いフンを見つけたら、まずは1cm程度なのか5cm程度なのかで大きく分けましょう。

そこから形状や色、ニオイなどに注目し特定していきます。

フンを清掃する際は3つのNG行動に注意して慎重に行いましょう。

特にフンは病原体の媒介となる可能性があるので、直接触れない点は必ず徹底してください。

放置せず、早めに対処してフンによる被害の懸念を払拭してしまいましょう。

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