「羽音が天井のほうから聞こえるし、コウモリが屋根裏にいるかもしれない」「天井からキイキイと鳴き声が聞こえてくるけれど、コウモリかな?」などとお考えではないでしょうか。
屋根裏から羽音や高音のキイキイという鳴き声が聞こえてくる場合、コウモリがいる可能性が高いです。
「見える場所にいないし自然と出ていくのを待とう」とお考えかもしれませんが、コウモリを放置するのはリスクが高く、オススメできません。
この記事では屋根裏にコウモリが住み着いたときの被害例や対策についてご紹介させていただきます。
コウモリをしっかりと駆除して、安心できる生活を取り戻してください。
コウモリが屋根裏に住み着くことは多い
外を飛び回っているイメージの強いコウモリですが、実は人が住む家の屋根裏に住み着くことは多いです。
住み着く最大の理由としては、コウモリにとって屋根裏が非常に快適な環境だからというものが挙げられます。
コウモリは暖かくて暗い場所を好むので、屋根裏はまさにピッタリの場所です。
さらには、屋根裏には蚊のような虫がたくさんいることもあります。
コウモリは虫をエサとするので、虫がいる場合にはさらに快適な環境となるのです。
屋根裏自体に虫がいなくても、家の近くに虫が集まるような街灯や川などがあれば、コウモリにとっては住みやすい場所となります。
コウモリが屋根裏に住み着いたときの被害例
「屋根裏にいる分にはそんなに見えないし、今のところちょっとうるさいくらいだから、放置しておいていつか出ていくのを待とうかな」なんて、お考えになられる方も少なからずいらっしゃるようです。
しかし、コウモリが家の中にいる状況を放置するのは、全くオススメできません。
コウモリが屋根裏に住み着いているとき、以下のような被害に遭う可能性が高いです。
- 糞尿による悪臭や汚れが増える
- 鳴き声や羽音がうるさい
- ダニに刺されることが増える
コウモリは屋根裏の環境を気に入って住み着いているので勝手に出ていくことは期待できず、上に挙げたような被害が継続します。
それぞれの被害例について、順番に確認しておきましょう。
糞尿による悪臭や汚れが増える
1つ目は、糞尿による悪臭や汚れが増えることです。
コウモリが住み着いてしまうと、排泄物によるニオイがどんどん強くなっていきます。
フンのドブのようなニオイに加え、コウモリそのものの獣臭も発生していくので早めに解決しなければなりません。
大量の糞尿があるということで、家自体もどんどん汚れていきます。
糞尿にはカビが発生することもあり、カビはアレルギーの原因にもなるので要注意です。
参考:
カビのアレルギー – 愛知県東海市の耳鼻科|ふくおか耳鼻咽喉科|耳・鼻・のどに関する治療
鳴き声や羽音がうるさい
2つ目は、鳴き声や羽音がうるさいことです。
コウモリは普段は人間に聞こえるような鳴き声を出しません。
しかし、身に危険を感じたときには、「キイキイ」と高い鳴き声を出すことがあります。
また、羽音で悩む人も多いです。
コウモリが屋根裏に住み着いている場合には、羽音を出しながら外部と屋根裏を行き来されてしまいます。
家の中や、外壁と内壁の隙間も飛び回ることがありますし、夜行性なせいで夜中にうるさくなるのでストレスを感じやすいです。
ダニに刺されることが増える
3つ目は、ダニに刺されることが増えることです。
野生のコウモリは外からダニを運んでくることもよくあります。
それによって、今まで通りに暮らしているだけなのに、ダニに刺されてしまう回数が増える点にも注意です。
ダニもアレルギーの原因になるので気をつけなければなりません。
参考:
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社
屋根裏にいるのがコウモリ以外の可能性もある
「鳴き声や羽音というよりも足音のような騒音が気になるかも」という場合は、屋根裏にいるのがコウモリではない可能性があります。
ネズミやイタチ、アライグマのような害獣もよく人の家の屋根裏に住み着くので、注意が必要です。
もしも足音が聞こえているようなら、コウモリ以外の害獣がいる可能性も考えましょう。
自分で屋根裏を覗いて確認するのは、襲われることもあって危険です。
どの害獣がいるかわからない場合、幅広い害獣の駆除に対応している駆除業者に相談してみることをオススメします。
もしも相談先にお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
コウモリが屋根裏にいるときの対策3ステップ
屋根裏にコウモリを含むなんらかの害獣が存在するとき、放置していても解決しません。
それどころか、被害は大きくなる一方です。
コウモリが屋根裏にいるときには、以下のような3つのステップで対策する必要があります。
- 家から追い出す
- コウモリの侵入経路を封鎖する
- 屋根裏を掃除する
コウモリ以外が屋根裏に潜んでいる可能性がある場合でも、大まかな手順は変わりません。
それぞれのステップについて、順番に確認していきましょう。
家から追い出す
まずは、コウモリを家の外に追い出さなければなりません。
コウモリが家に居座っているままだと、次のステップである「コウモリの侵入経路を封鎖する」に移ったとき、コウモリが外に出ていけなくなってしまいます。
先にコウモリをすべて追い出してから、次のステップで再侵入を予防するという順番です。
コウモリを追い出すには、忌避剤やくん煙剤を使うことが一般的となっています。
屋根裏にコウモリがいる場合、広範囲に効果のあるくん煙剤を使うことが多いでしょう。
▼コウモリ対策に使えるくん煙剤については、以下の記事で詳しく解説しています。
コウモリの侵入経路を封鎖する
家の中にコウモリがいない状態になったら、再び家に入り込まれないように侵入経路を封鎖します。
侵入経路というのは、コウモリが家に入り込むのに使う入り口のことです。
コウモリは1cm〜2cm程度の非常に小さな隙間からも、家の中に入り込むことがあります。
ちょっとした隙間も見逃さないようにしながら、ひとつずつ侵入経路になりうる場所を埋めていきましょう。
▼コウモリの侵入経路や封鎖のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
屋根裏を掃除する
コウモリを追い出して再侵入も予防できたなら、屋根裏を掃除しましょう。
屋根裏を覗いてみると、コウモリの糞尿で非常に汚れていることも珍しくありません。
しかし、コウモリの糞尿には病気の原因となるウイルスや細菌が含まれている可能性も否定できないので、慎重にキレイにしていく必要があります。
参考:
コウモリ由来のウイルスとその感染症 – 獣医疫学雑誌
害獣が身近にいるときはプロに依頼するべき
ここまでコウモリ対策の流れについて見てきましたが、コウモリを含む害獣が身近にいるときは早めにプロに駆除を依頼するのが良いです。
ハッキリ申しますと、自力でのコウモリ対策は難しく、簡単に被害が再発してしまいます。
コウモリは高所の侵入経路も考えられ、家中を徹底的にチェックしながら侵入経路を塞いでいかなければなりません。
場合によっては屋根・瓦の上での作業も必要になるので、リスクがあります。
コウモリの駆除に慣れているプロに相談すれば、高所の作業も安心して任せられるでしょう。
また、コウモリ駆除の専門家は追い出しや再侵入予防だけではなく、屋根裏の清掃まで行ってくれます。
コウモリ駆除が得意な専門家をお探しでしたら
インターネットでコウモリの駆除に対応している業者を調べるとかなりの数の業者が見つかるので、依頼先に悩まれる方も多いです。
今までに害獣駆除を依頼したことがなければ、どこに相談するか決めかねてしまうこともあるでしょう。
また、施工技術の低い業者に依頼してしまうと、コウモリ被害はすぐに再発してしまいます。
コウモリ駆除において信頼できる業者をお探しの場合には、ぜひとも当社「ハウスプロテクト」にご相談ください。
小さな隙間も通り抜けてしまうコウモリは、被害の再発予防の難易度も高いです。
しかし、当社はコウモリ駆除の実績がたくさんあり、専門的な知識や施工技術があります。
「まだ依頼するか悩んでいる」という方も、無料の現地調査やお見積もりを行いますので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
24時間365日、いつでもご相談お待ちしております!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
コウモリが屋根裏に住み着いてしまうケースは珍しくありません。
屋根裏にいるコウモリを放置していると、どんどん被害が拡大するので気をつけたほうが良いでしょう。
できるだけ早めに家の中からコウモリを追い出し、侵入経路を塞いで再侵入を予防し、コウモリがいた場所を掃除する必要があります。
ご自身だけでコウモリ被害を完全に解決するのは、非常に難しいです。
もしもどの業者に相談するべきかお悩みでしたら、ぜひとも当社「ハウスプロテクト」にご相談ください。