アライグマに噛まれた!今すぐに行うべき対応と知っておくべきリスク

本記事は、「アライグマに噛まれてしまい、病院に行く前に対処法を検索している方」を対象とした記事です。

アライグマに嚙まれたら、応急処置をしたうえで病院に行くことが大切です。ですが、きちんと対応したとしても、アライグマに噛まれたあとに病気にかかってしまう可能性があります。

そこで本記事では、アライグマに噛まれた時にすぐに行うべき対応と、アライグマが身近にいることのリスクについて解説します。

傷口の手当てはもちろんのこと、身近にいるアライグマと正しく向き合えるようになりましょう!

アライグマに噛まれたときに今すぐ行うべきこと

アライグマに噛まれた時に今すぐ行うべきことは2つあります。

1つ目は、止血をしてすぐに傷口を水で洗い流すことです。ただし、これはあくまで応急処置であり、これだけで対処が完結するわけではありません。

参考:
外傷 – 25. 外傷と中毒 – MSDマニュアル家庭版

2つ目に行うべきことは、すぐに病院に行くことです。病院は皮膚科や外科があるところを選びましょう。傷口が小さいときには皮膚科、傷が大きい時には外科となるのが一般的です。わからなければ、かかりつけ医や身近な病院に相談してみてください。

以上がすぐに行うべきことですが、後日噛まれた箇所が腫れてしまうようならば、再度通院することになります。

アライグマに噛まれた際にかかるおそれのある病気

アライグマに噛まれた時にかかるおそれのある病気として代表的なものを2つご紹介させていただきます。

レプトスピラ症

1つは、レプトスピラ症です。

これはレプトスピラ菌による急性熱性疾患であり、日本でも1970年代前半までは年間50名以上の死亡例が報告されていた病気です。

レプトスピラ菌は、この菌を保有しているアライグマの尿から排泄され、水や土壌を汚染していきます。そして、その水や土壌に人間の皮膚や粘膜が接触すると、体内に菌が入り込んでしまい感染します。

人間の尿を介して、他の人間へと感染した例もあるのです。

症状としては、発熱、頭痛、筋肉痛、悪寒、腹痛、充血などが生じます。重症になるとワイル病となり、早期に適切な治療がされないと20~30%の確率で死亡してしまいます。

参考:
レプトスピラ症(ワイル病)|厚生労働省

アライグマ回虫症

アライグマ回虫症は、アライグマ回虫症にかかったアライグマの糞が原因でかかる病気です。

アライグマ回虫症にかかったアライグマの糞には、数百万もの虫卵が毎日排泄され、その卵は数年間もの間生き残ります。そして、人間がその虫卵を摂取してしまうと、幼虫に孵化します。

アライグマ回虫の幼虫は中枢神経の中で最大12~24cmになるまで成長し続け、組織を損傷させるのです。

接種した虫卵の数や、中枢神経系に移行した幼虫の数が多いほど、アライグマ回虫症は重症化します。

参考:
アライグマ回虫症|MSD 

身近にアライグマがいると噛まれるリスクがある

身近にアライグマがいると、どうしても噛まれるリスクがあります。

アライグマは可愛らしい見た目であり、もしかしたらペットとして飼いたいと思う方もいるかもしれません。たしかに、アライグマが身近にいるからといって、必ず人間を襲うというわけではありません。ですが、アライグマは非常に気性が荒く攻撃的な害獣です。驚かせてしまえば、爪で引っ掻かれたり、非常に強い力で嚙まれたりして、大けがをしてしまうことも考えられます。

したがって、アライグマが身近にいるまま放っておくと、不意に出会ったときに驚かせてしまい襲われる危険性があるのです。そのため、身近にアライグマが居るのを見たら、早急に駆除したほうが良いでしょう。

「身近にアライグマがいて不安」「もう噛まれたくない」などの心配があるようでしたら、無料で現地調査をいたしますのでお気軽にご相談ください! お客様の状況や希望に応じた駆除プランをお伝えいたします。

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自力でのアライグマ駆除は難しい

以上のように、身近にいるアライグマは駆除したほうが良いのですが、自力でのアライグマ駆除は困難です。

なぜなら、アライグマを完全に駆除するには、アライグマを追い出すだけでも大変なのに、再発予防までしなければならないからです。

アライグマを追い出す

まず、アライグマを駆除するうえでは、アライグマを追い出すことが先決です。

なぜなら、地域でアライグマを見かける程度ならまだマシな方ですが、自宅の周辺をうろついていたり、自宅の中にまで侵入されてしまっている場合、追い出さないと被害に遭う可能性が消えないからです。

特に、自宅の屋根裏に巣を作られてしまっているケースが最悪で、追い出さないと屋根裏が糞尿で汚れます。追い出す場合に、アライグマに遭遇してしまい、巣を守ろうとするアライグマに襲われてしまう可能性もあります。

ですが、そもそも屋根裏以外でも身近にアライグマがいるなら、追い出す時にアライグマに噛まれてしまうリスクがあり、自分で追い出すのは危険と隣り合わせです。

追い出す方法としては、次のようなものがあります。

  • 忌避剤
  • 超音波

まず忌避剤ですが、これはアライグマの嫌いなニオイや成分を使って、アライグマを自宅や敷地内から追い出す方法です。アライグマはニオイに敏感であるため、苦手な匂いのするものを設置することで、上手くいけばアライグマを追い払えます。ですが、忌避剤は短期的な効果しか持たないため、せっかくアライグマを追い出せてもいずれは戻ってきてしまいます

次に超音波ですが、これは人間には聴こえない周波数の超音波を用いて、アライグマを追い出す方法です。ただ、アライグマを追い出す方法の1つとして知られているものの、超音波には確実に追い出せる保証がなく、積極的に試す価値の薄い方法です。

最後に光ですが、これは青色LEDライトを照らして威嚇する方法となります。具体的には、防犯用のセンサー式ライトや仕掛け花火などが該当します。ただし、アライグマが通る箇所に設置する必要があるため、あちこちに設置するとコストが掛かってしまうのはデメリットです。

再発を予防する

アライグマは追い出してもまた戻ってきてしまう可能性が高いです。したがって、アライグマを追い出した後は、次に再発を予防する必要があります。

再発予防にあたって特に重要なのは、侵入経路を封鎖することです。なぜなら、忌避剤や超音波、光などでアライグマを追い出しても、侵入経路が開いたままだとアライグマが自宅や敷地内に戻ってきてしまうからです。

そして、アライグマの侵入経路として特に警戒すべき場所は、屋根の隙間と床下の通気口となります。屋根の隙間は屋根裏に続いており、床下の通気口は床下に続いています。どちらも侵入されると巣を作られてしまいかねない場所であり、真っ先に対策が必要な侵入経路です。

ですが、屋根の隙間や家中にある隙間は、専門家以外ではなかなか対策しきれません。対策したつもりでも思いがけない侵入経路からアライグマに侵入され、再発してしまうことはよくあることです。

アライグマ駆除は業者に依頼すべき

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アライグマの駆除は業者に依頼すべきです。なぜなら、アライグマは自分で駆除しようとして噛まれると非常に危険だからです。

すでに一度噛まれてしまった方は、早急に必要な応急処置をして病院に行きましょう。そして、二度とアライグマに噛まれないように、業者に駆除を依頼することをおすすめします。

業者に依頼すれば、噛まれるリスクや、アライグマの排泄物で家の中が汚くなるリスクを回避できるメリットがあります。

他にも、業者に依頼すると、解決までの時間を短縮できたり、住宅被害を最小限に抑えられたりするのもメリットです。

アライグマの駆除業者をお探しの方は

アライグマの駆除業者をお探しの方は、当社ハウスプロテクトにご相談ください。

当社はアライグマ駆除の専門業者であり、お客様がアライグマに噛まれないように早急に事態を収拾させるプロです。

現地調査やお見積りまでは無料で行わせて頂いたうえで、アライグマ駆除に最適な方法を取らせて頂きます。

すでに一度アライグマに噛まれた方や、アライグマに噛まれたくない方は、ぜひお気軽に当社にご連絡ください。

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アライグマ駆除でハウスプロテクトが選ばれている理由5つ!口コミや依頼方法も紹介

まとめ

アライグマに噛まれたときにすぐに行うべきことは、止血して傷口を水で洗い流して病院に行くことです。

また、アライグマに噛まれると、レプトスピラ症やアライグマ回虫症になってしまう可能性がゼロではありません。

そして、身近にアライグマがいるままだと噛まれるリスクは消えないため、身近にアライグマが居るなら駆除すべきでしょう。

ですが、専門家以外ではアライグマを追い出すのも大変なうえに、再発の予防まで必要であり、自力での駆除は困難です。

アライグマに二度と噛まれないために業者への依頼をお考えでしたら、ぜひ当社ハウスプロテクトにご相談ください。

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