コウモリを駆除したいとお考えではないでしょうか。
- コウモリが自宅に住み着いているかもしれない…
- 夜になるとコウモリが家にやってくることがある…
- 駆除する方法やグッズ、掃除方法を知りたい!
- 被害に遭わないために対策をしたい!
など、コウモリについて不安なことや、考えていることがあるのなら、ぜひこの記事を読んでください!
今回は、コウモリを自分で駆除するための駆除グッズや掃除方法をご紹介します。
できることろから対策を始めていただき、コウモリの被害に遭わない環境を作りましょう!
コウモリを自分で駆除するには
- 場所の特定
- 駆除グッズで追い払う
- 侵入口を塞ぐ
- フンや巣があった場所を掃除する
このような流れで、駆除を行います。
では流れに沿って解説いたします。
①場所の特定
まず、コウモリが家のどこに住み着いているのかを把握しましょう。
- 瓦下
- 換気口内
- 天井裏
- 壁内
- 水切り部
- 外部設備機器(エアコン、給湯器内部)など
コウモリが住み着くと鳴き声や騒音で気づく場合が多いようです。
鳴き声は「チチチ…」や「チッチッチ」「キーキー」など細かいリズム、細高い音がします。
また鳴き声と同時に、「カサカサ」と羽がこすれるような小さな音や、「カリカリ」といった爪の音などが聞こえてくることもあります。
また、コウモリのフンは見た目に特徴があり、ボウフラ、ハエや蚊を捕食するために昆虫の一部が混ざっていることも。
黒っぽい色で5〜10mmほどの大きさで、ネズミのフンなどとは違いポロポロと崩れるのが特徴です。
そして、コウモリはかなりの大食いであるため、フンの量も凄まじいです。
②駆除グッズで追い払う
宅内にコウモリがいるのを確認できたら、次は駆除グッズでコウモリを追い払いましょう。
コウモリは「鳥獣保護法」により保護されており、捕獲するためには行政機関への申請が必要ですので、自分で勝手に捕まえることはできません。
また捕獲したコウモリを勝手に殺してしまうと懲役刑や罰金刑に処される可能性もあります。
下記に申請方法の簡単な流れも記載しましたので参考にしてください。
ただ、駆除グッズで対策や追い払うだけなら、申請は不要ですので安心して対策をはじめましょう。
忌避剤
コウモリの鳴き声がする場所に、コウモリが苦手とするハッカや唐辛子などの成分が含まれた忌避剤を吹き付けることで、寄せ付けない効果があります。
しかし効果が数十分〜数時間しか持続しないことや、家に強い香りが残ってしまう、飼っているペットなどへの影響などデメリットもあるので注意が必要です。
超音波発生機
コウモリの苦手な周波数や音を出すことによって、コウモリを追い出すことができるのが、「超音波発生機」です。
ホームセンターやインターネットで手軽に買うことができます。
コウモリの場合、種類によってよく効く周波数帯が異なりますが大体「20〜50khz」前後の超音波を出す製品が適しています。
超音波発生器は、出せる周波数帯が製品によって違うので、対策をする動物に適した超音波を出す製品を使うようにしましょう。
ただし、超音波発生器で一度追い出せてもしばらくしたら家に戻ってきてしまう場合もあります。
LEDライト
防犯グッズで玄関や勝手口などの出入り口に取り付ける、人などが通ると灯りがつく「防犯用LEDライト」を、屋根裏などコウモリが住みつきそうな場所に取り付けておけば、コウモリを灯りで追い払う効果が期待できます。
ただし、コウモリの種類によっては光が苦手でないものがいたり、何度か光を浴びていると慣れてしまうものもいるので長期的な効果は期待できません。
ただ、夏場など、玄関で電気をつけたときに虫が集まってきて困っているという人は、LED電球に変えると虫が集まりにくくなるのでおすすめです。
そもそもコウモリが寄り付く原因である「食料」を家の周りに集めないことも対策のひとつとして重要となります。
※すべて長期的な効果は望めず、一時的な対策となります。
一度追い出せたら侵入口を塞ぐといった根本的な対策をしたほうがいいでしょう。
捕獲の申請方法
ここで、申請方法についても簡単に流れを説明しておきます。
- 申請者が申請に必要書類を揃えます。
申請書・依頼書・狩猟免状・従事者名簿・使用する道具(あみ、わな)の写真や図面・捕獲する場所の地図 - 依頼者の方から申請書と依頼書に必要事項の記入と捺印をします。
- 申請者が自治体(環境課、農政課など)に必要書類を持っていき、捕獲申請の届け出を行います。
- 捕獲の許可が下りるのを待ちます。
- 許可が下りたら、申請者が許可証、従事者証を受け取ります。
- コウモリ捕獲作業を行います。
- 捕獲作業が完了したら、許可証、従事者証を自治体に返却します。
申請が必要になる、捕獲はこのような流れになります。
自治体により方法や、申請先は変わる場合もあるので、最寄りの市役所や自治体に質問していただくと確実でしょう。
③侵入口を塞ぐ
根本解決を目指すなら、侵入口をすべて塞ぐしかありません。
コウモリは約1cm〜2cmの隙間があれば、容易にどこでも侵入してきます。
瓦の隙間、外壁と壁の隙間、軒下の隙間、エアコンやエコキュートなどの室外機など、さまざまな場所に入り込んで巣を作ります。
自分自身ですべての隙間を見つけ、塞ぐことはかなり難しいでしょう。
2階以上の高所作業は、足場や安全帯がないと大変危険です。
一つでも入り口が残っていると、同じ被害に100%あってしまいますので、徹底的に隙間を埋めることが肝心です。
④糞や巣があった場所を掃除・消毒
コウモリのフンを見つけて、掃除したから大丈夫!ではありません。
フンにはさまざまな病原菌やウイルスが付着しているおそれがあり、素手で触ることも、対策なしに近づくことにも危険を伴います。
コウモリのフンを掃除する場合も、家庭用掃除機は使わずにホウキとチリトリを使い、ポロポロした粉が舞い上がらないように丁寧に寄せ集めて掃除しましょう。
また掃除をする際も、捨ててもいい洋服や靴、マスクやゴーグル、ビニール手袋を着用してください。
フンを集め終えたら、あたり一帯を消毒します。
どこに菌や病気が潜んでいるかわかりませんので、消毒は徹底的にしたほうが良いでしょう。
コウモリから伝染する病気はこちらの記事で詳しく紹介しています!
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さまざまな病気やノミ・ダニ被害にもつながるコウモリへの対策は個人では限られており、一時的なものが多いのが現状です。
根本的に問題を解決するには、すべての出入り口を塞ぎ、徹底消毒を行うことが重要です。
もし、天井裏や屋根裏から音がする…と言った場合には数十匹のコウモリが巣を作って生活しているかもしれません。
自分で糞尿の処理には危険も伴うこと、すべての隙間を塞ぐことは足場を立てたりなどの安全対策が必要不可欠であることや、面倒な申請の手続きをするよりも、害獣対策はプロに頼んだほうが、コストパフォーマンスや安全性に優れています!
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