アレルギーはコウモリが原因?さまざまな健康被害やリスクを解説

野生のコウモリは病原菌や寄生虫が付着している恐れがあり、不衛生な生物です。

万が一、屋内に住み着かれてしまったときは、健康被害を発生させるリスクもあるので注意しなければいけません。

そこで今回は、コウモリによって発生し得る健康被害や、コウモリの存在を確認する方法等についてお伝えします。

コウモリによる健康被害が出始めている方、コウモリの発生が疑わしい方はぜひ参考にしてください。

コウモリが住み着きやすい場所とは?家屋にも住み着く?

コウモリによる健康被害を把握したり防止したりするためには、コウモリが住み着く場所を把握しておく必要があるでしょう。

コウモリは雨風を凌げて暗くて狭い場所を好んで住み着きます。

雨戸の戸袋や通気口など家屋の外側に住み着くケースが多いですが、侵入経路があれば屋根裏や天井裏に侵入してくることもあります。

万が一、コウモリが屋内に侵入して生活を始めてしまうと、そこに住む人間にも大きな健康被害をもたらす可能性が高いです。

もし、コウモリらしき生物が見受けられたなら、早めに対策をしておかなければ被害は拡大していく一方でしょう。

【要注意】コウモリは健康被害をもたらすことも

野生のコウモリは多くの病原菌や寄生虫などを持っている恐れがあります。

コウモリが関係すると考えられている病原菌には、SARSや狂犬病など危険なものも含まれています。

日本での感染リスクは明確ではありませんが、油断しすぎるのは危険です。

参考:
日本獣医学会のQ&A- コウモリの感染症について

また、世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスの起源も、コウモリが関係するかもしれないと話題になりました。

コウモリと新型コロナウイルスの関係について、現時点で確実な事実はありません。

しかし、コウモリ由来のSARSコロナウイルスに似ていることから、コウモリから起源したという説も有力視されていました。

参考:
厚生労働省|動物を飼育される方向けQ&A
国立感染症研究所|コロナウイルスとは

このように、野生のコウモリには病原菌が含まれている可能性があり、危険です。

とは言っても、現在の日本において狂犬病や死に至るような感染症は発見されていません。

「コウモリは危険」ではありますが、正しい知識をもったうえで対処すれば過剰に恐れる必要はないと考える専門家も少なくありません。

次に、コウモリによる健康被害を防ぐための知識について、詳しくお伝えします。

コウモリによる糞害

日本内で多く発見されるコウモリの種類は「アブラコウモリ」と呼ばれるものです。

このアブラコウモリは体長が4〜6センチで体重が5〜10g程度と、とても小さいのが特徴です。

アブラコウモリはこの体重を維持するために、毎日大量の糞を残していくため、ニオイによる健康被害は避けられません。

海外では、コウモリの糞に含まれていたカビ菌による健康被害(ヒストプラズマ症)を発症したケースも報告されています。

日本国内ではコウモリから人に感染症がうつった事例はないとされており、コウモリによる健康被害のリスクは明確になっていません。

参考:
日本獣医学会のQ&A- コウモリの感染症について

しかし、野生生物であるコウモリ自体が不衛生であり、病原菌を持っているおそれがゼロではないのも事実なので注意してください。

万が一、コウモリの糞に触れてしまったときは、しっかり手洗いをしたうえで除菌してください。過度な心配をされる必要はないですが、最低限の対処はするべきでしょう。また、糞等を自分で処理したいときは、ゴム手袋の着用のように徹底的な感染対策を行ってください。
コウモリの糞は乾燥していて空中に舞いやすく(これをエアロゾルと言います)、万が一吸い込んでしまうと健康被害が発生する恐れがあります。エアロゾルによる影響を抑えるためにも、コウモリ駆除や糞の処理は専門家へご相談ください。

コウモリは病原菌や寄生虫を多くもつ

コウモリのことを「ウイルスの貯水池」と呼ぶ専門家がいるほど、野生のコウモリは注意すべき生物です。

また、コウモリは病原菌の他にも寄生虫やダニなどが付着している可能性が高いので注意しなければいけません。

実際、日本国内においてコウモリから感染症等に感染した報告はありません。

しかし、マダニや寄生虫による事例は日本国内でもあるので注意してください

身近な例でいえば、野生生物についているダニが家の中に持ち込まれ、ダニアレルギーになることがあります。

参考:
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社

コウモリによる健康被害を防止するためには、生きているコウモリに触れないことはもちろん、死んでいるコウモリにも絶対に素手では触れないでください。死骸にも病原菌や寄生虫が残っている可能性が高いので、専門家に相談のうえで駆除をしてください。

もしも身近にコウモリがいるようでしたら、室内に入られないように対策が必要です。

また、すでに家の中に入られることがあるなら、追い出さなければなりません。

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まずは被害状況をお聞かせください。

コウモリの存在を調べるための方法は?

「コウモリがいるかもしれない」と少しでも疑わしいことがあったときは、下記のことを参考に存在を確認してください。

  • 高所に隙間がある(侵入経路を発見できる)
  • 物音(カサカサという音)が聞こえる
  • 実際にコウモリの侵入を発見した
  • ハウスダストアレルギー等の健康被害が出始めた

少しでも「怪しい」と感じたときには、すぐに我々のような害獣駆除の専門家へ相談してください。

天井付近(高所)にわずかな隙間が見られる

コウモリは雨風を凌げる暗くて狭い場所を好んで住み着きます。

屋内なら天井裏や屋根裏がコウモリにとって最高の住処です。

そのため、コウモリがいるかもしれないと感じたときには、家屋の高所にわずかな隙間が見受けられないか探してください。

日本に住むアブラコウモリは、2㎝程度のわずかな隙間からも簡単に侵入ができる生物です。

コウモリの存在が疑われる事実がある。コウモリの侵入経路が発見できた。この2つが揃えば、ほぼ確実にコウモリに住み着かれているでしょう。

「カサカサ」という物音が聞こえる

天井裏や壁の中で「カサカサ」という物音が聞こえたときは、コウモリがその場所にいるサインである可能性が非常に高いです。

とくにコウモリの繁殖期から子育て頃の時期(7月〜10月)は活動が活発になり、音がうるさく感じることもあるでしょう。

また、コウモリの子育てが落ち着いてくると、子供も飛べるようになるため非常にうるさく感じます。

コウモリは夜行性なので感染症による健康被害の他にも、夜に音で眠れないなどの被害が起こることもあるので、早めの駆除を心がけてください。

実際にコウモリの侵入を発見した

僅かな侵入経路からコウモリの侵入を発見したときは、ほぼ100%の確率でコウモリが住み着いています。

コウモリは7月〜8月にかけて繁殖期に入るので、コウモリによる健康被害を抑えるためにも、発見した時点で早めに当社へご相談ください。

アレルギーに似た症状を発症

コウモリによる何らかのアレルギー反応等が起こり始めると、早めに対処しなければなりません。

中でも、ハウスダストアレルギーに似た症状が現れたときは、コウモリなど害獣によるダニアレルギーである可能性が考えられるので、早めに対応してください。

【ハウスダスト(ダニ)アレルギーの症状】

  • 鼻炎の症状(鼻水・くしゃみ・鼻詰まり)
  • 目のかゆみ
  • 皮膚の炎症
  • 肌の乾燥
  • 喘息のような症状(咳や息苦しさ)

基本的なハウスダストアレルギー・ダニアレルギーの予防は、掃除や洗濯、空気の入れ替え等でできます。

参考:
【ダニ・ハウスダストアレルギー】 耳鼻科専門医が本気でダニ・ハウスダスト対策を考える。 通年性アレルギー性鼻炎に効果的な「舌下免疫療法」とは? | にしおぎ耳鼻咽喉科クリニック【公式】

しかし、原因がコウモリである以上は基本的な予防を徹底しても、何度もアレルゲンを持ち込まれるので効果が発揮されません。

コウモリが原因でハウスダストアレルギーに似た症状が現れているなら、被害が大きくなる前にコウモリの駆除をしなければいけません。

ダニアレルギーを放置していると、アトピーや喘息等の病気を発生させる恐れがあるので注意してください。

コウモリが家に住み着くとひどい状況になる

コウモリが家に住み着くと、とてもひどい状況になってしまいます。

コウモリは通常、群れで行動することが多く、繁殖時には1〜4匹程度の子を産みます。

さらに、日本に多く生息するアブラコウモリは、その体長や体重を維持するためにも大量の糞尿を残すため非常に不衛生です。

コウモリの存在が疑わしいならすぐにプロへ相談して駆除を目指そう

コウモリの存在が疑わしいなら、すぐにでもハウスプロテクトへご相談ください。

当社ではコウモリの追い出しから清掃・消毒、侵入経路の封鎖まですべてを引き受けます。

気分を害してしまうような光景を見ずに確実な駆除を目指せるので、お困りのことがあるときは我々へご相談ください。

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まずは被害状況をお聞かせください。

さいごに

今回は、コウモリによる健康被害のリスクについてお伝えしました。

コウモリは非常に不衛生な生物であり、病原菌や寄生虫、ダニなどを保有している可能性が高いです。

万が一、コウモリの存在を疑わせる事実が発生したときには、迷わず当社へご相談ください。

早めに対処しなければ、被害が拡大してしまう恐れがあるため、早め早めの行動が大切です。

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