みなさん、こんにちは!
コウモリは、みなさんがイメージしている洞窟だけでなく、どこにでもいる害獣の一種です。
コウモリにもし噛まれたときにすぐにできる対処法や、危険性をご紹介しますので、ぜひご覧ください!
コウモリに噛まれたときの対処法
- 水洗い
- 消毒
- すぐに病院へ!(当日中が望ましい)
コウモリによる咬み傷は非常に浅くて小さいので、気付かないことが多いです。
そして、コウモリとぶつかったと思っただけでも噛まれている可能性があるので大変危険です。
コウモリと触れ合ってしまったら、すぐに消毒しましょう。その後、服は洗濯し、身体に噛み跡が無いかも確認します。
また、傷口を発見した場合や、数日後に手など触れた場所に痛みや痺れなどを感じた場合は、すぐに病院(外科か皮膚科)へ行きましょう。
病院は「外科」や「皮膚科」へ行きましょう。
コウモリと触れ合ったことや、痺れなどの症状を先に電話で伝え、害獣被害や狂犬病、他の感染症などの対応をしているか確認するのも良いでしょう。
日本に吸血コウモリはいるのか?
「コウモリに噛まれる」というと、「血を吸われる」という、吸血のイメージが多いと思いますが、日本には血を吸うコウモリはいません。
日本にいるコウモリは、主に「アブラコウモリ」が生息しています。
アブラコウモリは人家を住処にすることから、別名イエコウモリとも呼ばれます。
実際のニュースや事件
コウモリに噛まれたことによる、実際にあったニュースや事件などを紹介します。
ケース1
昨年(2021年)、アメリカでコウモリを介した狂犬病の感染例が次々と報告され、3人が死亡したと米疾病対策センター(CDC)が報告しました。
3人はアイダホ州、イリノイ州、テキサス州の子供1人と大人2人で、全員が発症の3~7週間前の8月にコウモリと直接接触していたことが分かっています。
そして、発症から2~3週間以内に死亡してしまいました。
CDCの報告書によれば、2件は「回避可能な(ウイルスへの)暴露」であり、うち1件については素手でコウモリを拾い上げていたということです。
これはアメリカの事件でしたが、日本のアブラコウモリにも同じ病原菌が潜んでいます。
日本でも、コウモリとの接触によって、狂犬病をはじめ、SARS(重症急性呼吸器症候群)の病原菌を保有しており、ノミ・ダニによるアレルギー症や、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染する可能性はゼロではありません。
参照:「致死率ほぼ100%」、米国が忘れかけていた「最悪の感染症」症例が過去10年で最多に
ケース2
2021年9月、アメリカのイリノイ州北東部に住む男性が、自宅でコウモリと接触し、約1カ月後に狂犬病で死亡した事件です。自宅で寝ていて、目覚めた時にコウモリが首に止まっていることに気付いたそうです。
約1カ月後に首の痛みや頭痛、指のしびれ、両腕の動きや発話の異常などの症状が出て死亡にいたりました。また男性の自宅ではコウモリの巣が発見されています。
日本でも、コウモリが開いた窓から侵入し、首に止まる可能性はないわけではありません。
また、家に棲み着いている場合はその可能性も高くなります。
コウモリは、約1cmのわずかな隙間でも侵入してくるので、わずかな隙間が命取りになるのを忘れてはいけません。
1匹でも見つけたらすぐに対処しよう
コウモリは群れで生活し、繁殖力もとても高い生き物です。
高い繁殖力でどんどん増えていき、何十匹〜何百匹と増えていくので、鳴き声や羽音などの騒音もどんどん大きくなっていき、ノイローゼになってしまう場合も。
また、コウモリは糞をたくさんする害獣でもあります。
糞が溜まって、天井にシミとなって現れる場合や、糞尿の重さで天井が抜け落ちてしまう場合もあります。
コウモリの糞はポロポロとしており、個人で清掃をする場合は注意が必要です。
触ると崩れて、ノミ・ダニと一緒に病原菌やアレルゲン物質が空気中に飛散し、もし吸い込んでしまうと人体に影響が出てしまいます。
また、糞尿が貯まることによって、住宅の建材が劣化し、リフォーム費用が必要になる場合や、健康被害によって通院代や治療費が必要になります。
1匹でもコウモリを見つけたらすぐに対処することで、不要な出費を抑えられ、健康や財産、住宅を守ることにも繋がります。
今回の記事では、「家にコウモリの巣らしきものを発見したという方」「家の中でコウモリの鳴き声が聞こえる」という方に向けて、コウモリの巣の特徴や見分け方、コウモリによる被害について詳しく解説しています。 上記に当てはまる方も、そうでない方[…]
危険なコウモリはプロに任せよう
死亡事例があるほど、危険なコウモリは、住宅街や繁華街など私たちの生活している場所と同じく、身近な場所で生活しています。
無闇矢鱈に怖がりすぎるのは問題ですが、適切な対処を心がけましょう!
家にコウモリが棲み着いている場合は、危険性がかなり高いので、プロの害獣駆除事業者への依頼がオススメです。
弊社「ハウスプロテクト」へお気軽に、ご相談ください。
現場調査や見積作成など、無料で対応しております。
1匹でも見たら、すぐに対応を始めましょう。