ネズミに噛まれたら?行うべき応急処置と注意すべき感染症、駆除方法を解説

「ネズミに噛まれたけど、大丈夫?」と不安に感じていませんか?

結論からお伝えしますと、ネズミに噛まれるとさまざまな感染症になる可能性があり、とても危険です。

そこで本記事では、ネズミに噛まれたら行うべき応急処置を解説します。

注意すべき感染症のリスクや二度とネズミに嚙まれないための駆除方法も紹介しますので、この記事を参考に安心して暮らせる生活を取り戻しましょう!

ネズミに噛まれたら行うべき応急処置

ネズミに噛まれたときに行うべきこと

ネズミに噛まれてしまった場合、パニックになる気持ちを抑え、まずは落ち着いて傷口の手当てを行いましょう。

感染症のリスクを少しでも減らすことが重要です。

放置しておくと重大な病気になるかもしれませんので、できるだけ早く、以下の手順で対処してください

  1. 噛まれた傷口を流水で洗う
  2. 消毒する
  3. 傷口を保護する
  4. 外科や皮膚科を受診する

以下でそれぞれ解説します。

【手順①】噛まれた傷口を流水で洗う

まずはキレイな水で傷口を洗い流し、よく洗いましょう。

洗うときには強くこすらず、優しく洗うのが良いです。

洗い終えたら清潔なタオルで水気を拭き取ってください。

傷口を口で吸い出す行為は、口内の細菌で別の感染症を引き起こすリスクがあるため決して行ってはいけません。

【手順②】消毒する

傷口を洗い流したら、エタノールやポビドンヨードなどの消毒液で消毒します。

もし消毒液がなければ、STEP①の洗浄をより念入りに行ってください。

【手順③】傷口を保護する

清潔なガーゼや絆創膏で傷口を覆い、保護します。

傷口を心臓より高い位置に保つと、出血や腫れを抑えやすくなります。

また傷口を強く縛る行為は、血行を妨げ、組織の壊死に繋がる可能性があるため注意しましょう。

【手順④】外科や皮膚科を受診する

応急処置が終わったら、必ず病院を受診してください。

「傷が小さいから」「血が止まったから」といった自己判断は非常に危険です。

受診すべき診療科は以下のとおりです。

  • 外科

  • 皮膚科

  • 内科

もし、どの科を受診すべきか迷ったら、総合病院の受付で「ネズミに咬まれたのですが」と事情を説明すれば、適切な科へ案内してもらえます。

夜間や休日の場合は、迷わず救急外来を受診しましょう。

参考:
外傷 – 25. 外傷と中毒 – MSDマニュアル家庭版

ネズミに噛まれたらどうなる?

ネズミに噛まれたらどうなる?

ネズミに噛まれると、鋭い歯によって大怪我をしたり、保有する病原菌によって感染症にかかったりします

齧歯類(げっしるい)であるネズミは、鋭い4本の歯を持っているのが特徴です。

敵への攻撃にも使われる歯は、人間が噛まれた場合もとても痛いので気をつけなければなりません。

また、噛まれた傷口から病原菌が入り込むことによって、感染症になってしまいます

ネズミに限らず、野生生物はどのような病原菌を持っているのかわからないので注意してください。

参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省

ネズミに噛まれたらかかる主な感染症

ネズミに噛まれたらかかるおそれのある感染症

ネズミに噛まれたらかかるおそれのある感染症として、代表的なものをご紹介させていただきます。

今回取り上げるのは、以下の3つの感染症です。

  1. 鼠咬症(そこうしょう)
  2. ハンタウイルス肺症候群
  3. 腎症候性出血熱

それぞれの感染症について、順番に見ていきましょう。

鼠咬症(そこうしょう)

1つ目の感染症は、鼠咬症(そこうしょう)です。

ネズミに噛まれたときにできた傷口から、病原菌が体の中に入り込むことで発症します。

鼠咬症になると、1週間程度の潜伏期が過ぎてから以下のような症状が出るでしょう。

  • 悪寒
  • 発熱
  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 黒色の発疹

熱は上がり下がりを繰り返す点に特徴があります。

治療を受けなければ、死に至るケースもあるので気をつけなければなりません。

治療はペニシリンやテトラサイクリンといった薬で行います。

参考:
鼠咬症 – 16. 感染症 – MSDマニュアル家庭版

ハンタウイルス肺症候群

2つ目の感染症は、ハンタウイルス肺症候群です。

ネズミに触れたり噛まれたりして、ハンタウイルスと呼ばれるウイルスが人間の体内に入ると発症します。

ハンタウイルス肺症候群は、2週間程度の潜伏期が過ぎてから以下のような症状が出るでしょう。

  • 頭痛
  • 悪寒
  • 吐き気
  • 下痢
  • 腹痛

風邪のような症状ですが、上に挙げたような症状が出てから一気に酷くなっていき、肺炎からの呼吸困難にまで陥ります

致死率が40〜50%と高い上に、ワクチンもないのでネズミに触らないことでしか予防できません。

また、ネズミの排泄物や、唾液が混ざったホコリやチリを吸い込んでも感染するので注意が必要です。

ただし、原因だと考えられているネズミとウイルスは日本では現在見つかっていません。

参考:
ハンタウイルス肺症候群|厚生労働省

腎症候性出血熱

3つ目の感染症は、腎症候性出血熱です。

腎症候性出血熱はハンタウイルスによって引き起こされます。

腎症候性出血熱は、10〜20日程度の潜伏期が過ぎてから以下のような症状が出るでしょう。

  • 発熱
  • 上気道炎症状
  • 血尿
  • 低血圧
  • ショック症状
  • 腎不全

腎症候性出血熱も国内で予防接種は存在しません

ネズミとの接触を断ち、ネズミの排泄物や、唾液が混ざったホコリやチリにも気をつけることが感染予防には重要です。

参考:
FORTH|お役立ち情報|感染症についての情報|ハンタウイルス感染症(腎症候性出血熱、ハンタウイルス肺症候群)

以上のようにさまざまなリスクがネズミにはあります。

もしもネズミが身近にいて不安があるなら、お気軽にご相談ください!

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感染症以外にも!ネズミに噛まれたら注意すべき症状

感染症以外にも!ネズミに噛まれたら注意すべき症状

さまざまな感染症について解説しましたが、実は感染症以外にもネズミに噛まれたら注意するべき症状があります。

たとえば、アナフィラキシーショックです。

アナフィラキシーショックは、身体の中で過剰にアレルギー反応が起こり、以下のような症状が出ます。

  • 発疹
  • 意識障害
  • 呼吸困難

ハチやムカデに刺されるとアナフィラキシーショックになると知っている人も、ネズミに噛まれて発症する可能性があることを知らない人は多いです。

動物に噛まれることによって、体液や体毛のたんぱく質への抗体ができることで、アナフィラキシーショックになるかもしれません。

したがって、ネズミが身近にいるなら常に注意しておくべきでしょう。

参考:
ネズミにかまれたとき|家庭の医学|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト

また、ネズミの排泄物にはいろいろな病原菌が含まれているおそれがゼロではありません。

ネズミにまだ噛まれていないとしても、ネズミのフンを見かけたら気をつけるようにしましょう。

ネズミのフンの危険性や掃除の仕方については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

家の中にネズミのフン!?感染症の危険性から処理方法まで詳しく解説

ネズミに二度と噛まれないようにする方法

もう噛まれないためのネズミ駆除方法

今後ネズミに噛まれないようにするためには、ネズミを駆除するしかありません

ネズミ駆除には自分で行う方法と、業者に依頼する方法があります。

オススメなのは業者に依頼する方法ですが、まずはそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

ネズミ駆除を自分で行う

ネズミ駆除には、自分で行えるものもあります。

たとえば、以下のような方法で駆除するのが一般的です。

  • 毒エサ
  • トラップ
  • 接触毒剤
  • 忌避剤
  • 侵入口の封鎖

さまざまな手段でネズミを追い出したり殺したりしてから、再侵入を防ぐために侵入口を塞ぎます。

自分で行うネズミ駆除については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

ネズミ駆除を自力で行うには?プロが効果的な対策を解説!

プロの害獣駆除業者に駆除してもらう

ネズミ駆除を業者に依頼する際には、いろいろな内容を頼むことができます。

ネズミの追い出しや、侵入口の封鎖、巣や排泄物の清掃・消毒まで頼めるので、確実な駆除が可能です。

先ほどお伝えした通り、ネズミの排泄物や唾液のついたチリ・ホコリを吸い込むのも病気の原因になるおそれはゼロではありません。

また、専門的な知識がなければ、適切に全ての侵入口を塞ぐのは難しいです。

少しでも不安があるのなら、早めにプロの業者に依頼することをオススメします。

業者にネズミ駆除を依頼するメリットについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

ネズミは業者に頼めばいなくなる?駆除依頼のメリットや失敗のリスクについて

ネズミに二度と嚙まれたくない場合は駆除業者へ相談!

害獣駆除の専門業者をお探しでしたら

「ネズミにまた噛まれたらどうしよう…」と不安に感じながら暮らすのは、非常に大きなストレスになりますよね。

特に小さなお子さんや高齢者の方、ペットがいる家庭では、 死に至るリスクや重い後遺症が残る危険に晒したくないと思います。

またネズミは集団で行動するため、放置していると繁殖して被害が拡大する可能性が高いです。

そのため、無事に病院で処置が終わったら、早急にプロの害獣駆除業者へ相談することをおすすめします。

業者に依頼することで、徹底的にネズミを駆除し、被害の再発予防を行ってくれるため、安心して生活できるようになるでしょう。

プロのネズミ駆除業者「ハウスプロテクト」では、24時間365日相談を受け付けています。

通話料をはじめ、現地調査やお見積もりもすべて無料で行っておりますので、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

お見積りの際には、お客様の状況やご希望をヒアリングしながら、ご予算に応じたベストな計画をご提案させていただきます。

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まとめ

ネズミに噛まれたときは、すぐに病院で正しい治療を受けた上で、二度とネズミに嚙まれないようにプロのネズミ駆除業者に依頼することをおすすめします。

ネズミに噛まれるとさまざま感染症のリスクがあり、排泄物から病気になる可能性もあります。

プロのネズミ駆除業者に依頼することで、ネズミ駆除から再侵入防止、巣や排泄物の清掃まで、さまざまなことが依頼可能です。

プロのネズミ駆除業者「ハウスプロテクト」では、24時間365日ご相談を受け付けています。

ささいなことでも構いません、「もしかして…」と感じたら手遅れになる前に、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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