夜になると「キュキュキュ」と鳴き声が突然聞こえてくることはありませんか?
何の鳴き声かわからないと不安ですし、なにより耳障りですよね。
結論からお伝えすると鳥、もしくはネズミなどの害獣の可能性が高いでしょう。
本記事では音の正体について詳しく解説します。
奇妙な音の正体を明らかにしてモヤモヤを解消しましょう!
・「キュキュキュ」と聞こえる音が気になって仕方ない
・なんとか音の原因を解決したい
・「音がするだけなら放置しても大丈夫かな?」と思っている
夜聞こえてくる鳴き声「キュキュキュ」の正体
「キュキュキュ」と鳴くのは鳥、ネズミ、コウモリ、ハクビシンといった動物の可能性が高いでしょう。
本章では各動物の鳴き声の特徴を解説していきます。
夜に聞こえてくる鳴き声がどの動物によるものか特定しましょう!
ホトトギスやヨタカなどの鳥
俳句などにも用いられるホトトギスはご存知の方も多いのではないでしょうか。
ホトトギスは日中だけでなく、夜間に鳴くことがあります。
声量があってかなり甲高い声なので、かなり目立って聞こえるでしょう。
文字で表すなら「キョッ、キョン、キョキョ」となります。
◆ホトトギスの鳴き声
また、ヨタカの可能性もあるでしょう。
ホトトギスよりは知られていませんが、夜を象徴する鳥として宮沢賢治の小説や絵画のテーマになったこともある鳥です。
漢字にすると「夜鷹」、英語名でもそのまま「Night hawks」と呼ぶだけあって夜行性で夕暮れから夜明けにかけて鳴きます。
文字で表すなら「キョキョ」となるでしょうか。
◆ヨタカの鳴き声
ネズミ
「ネズミはキュキュキュじゃなくてチューチューじゃないの?」と思われた方もいるのではないでしょうか。
実際にネズミの鳴き声を聞いてみるとわかりやすいのですが「キーキー、キュッキュッ」の方が文字にすると近いでしょう。
なぜ「チューチュー」と表記するのが広まったかは不明ですが、必ずしも音の通り記載するわけではないようです。
物が擦れる音に似ていて、ネズミであることを差し引いても少し不快感があります。
◆ネズミの鳴き声
※再生するとネズミが動きます。ご注意ください。
ネズミも夜行性なので夜に目立って鳴き声が聞こえます。
併せて室内でフンを見かけたり、足跡があればネズミの可能性が高いと言えるでしょう。
コウモリ
まず、コウモリの鳴き声は超音波なので多くの場合、人間には聞こえません。
超音波は視力の悪いコウモリが物体の位置を把握する目的で発されていて「エコロケーション」と呼ばれます。
ですが、警戒時や威嚇するときには「キーキー、キュッキュッキュ」と鳴くことがあります。
この鳴き声は人間に聞こえる音域で発されます。
警戒時や威嚇時の鳴き声に加えて、大量のフンが見つかったり「バサバサ」と羽の音が聞こえたりする場合はコウモリの可能性が高いでしょう。
◆コウモリの鳴き声
※再生するとコウモリが動きます。ご注意ください。
ハクビシン
ハクビシンの名前は聞いたことがあっても、姿まではパッと思い付かない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
主に東日本に生息しているジャコウネコ科の動物で、顔の模様が特徴的です。
ハクビシンは夜行性なので夜になると鳴き声を発します。
鳴き声は文字にすると「キーキー」「キューキュー」とするのが近いでしょう。
◆ハクビシンの鳴き声
騒音以外も!動物が住み着くことによる被害
「まあ少し音が聞こえるだけだし……」とお思いの方は要注意です。
今は騒音しか問題になっていなくても、動物が家に住み着いていた場合には被害がより深刻になっていきます。
動物が住み着く危険性を把握しておきましょう。
悪臭
もちろん動物自身の獣臭も気になりますが、それ以上にフンや尿によるニオイが気になってきます。
最初はそれほど気にならないニオイであったとしても、同じ箇所にフンを繰り返す動物もいるため次第に悪化していくでしょう。
天井にシミを見つけたり、少しでもニオイが気になるのであれば早めに対策することをオススメします。
家屋の劣化
例えばネズミは配線や木材をかじって破損させますし、ハクビシンは屋根裏の断熱材を引き裂いてしまうことがあります。
また、動物のフンが蓄積すると天井裏の木材が腐食を起こして抜け落ちてしまうこともあるほど深刻です。
家屋が破損・劣化してしまうと修理には多額の費用がかかります。
気配を感じたら早めの対策が重要です。
健康被害
健康被害が引き起こされるのも大きなリスクです。
例えば動物本体やそのフンには病原体が付着していることがあり、人間やペットが感染症にかかる可能性があります。
感染症の種類はさまざまで熱、腹痛、頭痛を引き起こすものから、重症化すると肺炎や脳炎を引き起こすものも。
加えて、動物が原因でアレルギー症状が起きることもあります。
ノミやダニが動物本体やフンに集まり、鼻炎、喘息、皮膚炎などの症状が引き起こすため、小さな子どもやペットがいる家庭では特に早めに対策することを心がけましょう。
夜の鳴き声を根本から解決する駆除方法
鳴き声の正体と放置することの危険性について把握したら、解決に向けて動き出しましょう。
本章は動物が家の中に入り込んでいると想定した駆除方法を解説します。
根本から解決し、落ち着いた生活を取り戻しましょう。
家から追い出す
まずは入り込んだ動物を家から追い出します。
上から鳴き声が聞こえてくるのなら天井裏、下なら床下の可能性が高いです。
動物が入り込んだ場所が特定できたら市販のくん煙剤や動物の苦手とするニオイを放つものを設置します。
煙やニオイに反応した動物が家から出ていくのを待ちましょう。
侵入経路を封鎖する
動物を家から追い出しても、根本から解決したとは言えません。
動物には強い帰巣本能があり、一度追い出した程度では簡単に戻ってきてしまいます。
戻ってきて再度、家に入り込むのを防ぐために侵入経路となる隙間を全て塞ぎましょう。
封鎖は簡易的に行っても突破される恐れがあるため、コーキング剤やパンチングメタルを使って徹底的に封鎖するのがオススメです。
清掃する
動物を追い出し、封鎖作業が終わったら最後の仕上げとして動物のいた箇所の清掃を行います。
ニオイが残っていると単純に不快なだけでなく、動物が戻ってきやすくなってしまうので予防の意味でも清掃を行いましょう。
清掃する際はマスクや手袋を必ず着用して、直接触れないように注意してください。
ここまで行えば、夜に頻繁に鳴く動物の被害を根本から解決できます。
ですが、どの工程も個人で行おうとするとかなり難易度が高いものばかりです。
少しでもご自身での駆除に不安があれば、プロの駆除業者に依頼するのがオススメです。
優良な駆除業者の見極め方
「業者を探すといってもどうしたらいいのかわからない」とお思いなら、とりあえず以下の3点を押さえておきましょう。
- 公正な口コミを確認する
- 見積もり時に詳しく話を聞く
- 自社施工の業者を選ぶ
これらを押さえておけば、優良業者に出会える可能性はグッと高まります。
公正な口コミを確認する
口コミを確認される方は多いのですが「公正さ」まで確認している方は多くありません。
例えば、業者のホームページに記載されている口コミは業者に都合の良い形で編集できてしまいますよね。
そのような口コミを参考にしても「公正さ」がないため、意味がありません。
そこでGoogle口コミのような意図的な編集ができない口コミを参考にしましょう。
実際にサービスを受けた方のリアルな意見が聞きやすいため、判断材料にしやすくなります。
見積もり時に詳しく話を聞く
費用、追加施工の有無、薬剤、現在の家の状態、アフターフォロー、これらは最低限聞いておきたい内容です。
入り込んだ動物に関する知識があるかも確認できるとより良いでしょう。
これらの質問にきちんと答えられない業者は依頼しない方が賢明です。
明確に答えて、不安を解消してくれる業者であれば優良業者の可能性は高まります。
自社施工の業者を選ぶ
駆除業者の中には自分で駆除は行わず、他の業者を斡旋する「紹介業者」も存在します。
紹介業者を介すると別途費用がかかってしまったり、連絡がスムーズに取れないリスクがあるため、基本的には「自社施工」を明言している業者への依頼をオススメします。
受付から施工までを自社で完結しているので割り増し料金や連絡のストレスといった紹介業者を利用した場合のデメリットがありません。
そのため、自社施工であるかどうかは必ずチェックしておきましょう。
鳴き声の原因を根本から解決します!
夜に鳴く動物の鳴き声にお悩みなら害獣駆除専門業者のハウスプロテクトにご連絡ください。
ハウスプロテクトでは、24時間365日いつでも害獣被害の無料相談・お見積もりを受け付けております。
動物のサインを見逃さず、住み着いた動物を特定し追い出しを行います。
また、追い出した後には侵入経路となる隙間を徹底的に封鎖し、再び動物が入り込むことを予防します。
屋根上や天井裏、床下などご自身では手の届かない場所も、もちろん作業可能です。
ご自身での駆除に少しでも不安な点があれば、ぜひご相談ください。
当社のプロフェッショナルが誠意を持って対応いたします!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
夜に聞こえる「キュキュキュ」という鳴き声の原因は鳥や動物の可能性が高いです。
それぞれの鳴き声を聞き比べて特定しましょう。
その後、対策をする必要がありますが難易度の高い作業です。
少しでも不安があれば、業者に依頼することを検討してはいかがでしょうか。
業者を選ぶ際は今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。