アライグマに寄生虫がいる!?エキノコックスや回虫について解説

「アライグマが身近に出没している」
「アライグマには寄生虫がいると聞き、病気にかからないか心配している」

とお悩みではありませんか?

実は、アライグマは寄生虫を宿しているだけでなく、他にも病気のリスクを抱えています。そのため、アライグマが身近にいるなら早めに対処し、病気にかからないようにすることが大切です。

そこで本記事では、アライグマを宿主とした寄生虫(エキノコックスやアライグマ回虫など)について解説します。

アライグマが身近にいると、どのような病気のリスクがあるのかを知り、アライグマ駆除の検討材料にしましょう。

寄生虫とはどういうもの?

寄生虫とはどういうものかというと、人や動物の体内に寄生して食物を得る生物のことです。

寄生虫は、人や動物を宿主としないと生きていけず、宿主に寄生虫症と呼ばれる感染症をもたらします

寄生虫の感染経路には、大きく4つあります。

1つ目は、経口感染です。これは口から感染する方法で、生の肉類や魚介類や生野菜を摂取する際に、口から寄生虫が入ってしまいます。あるいは、飲料水の中にいた寄生虫に経口感染する場合もあります。4つの感染方法の中で、経口感染が最もメジャーな感染方法です。

2つ目は、経皮感染です。これは、寄生虫がいる土壌や川や湖を裸足で歩いた際に、皮膚から寄生虫に侵入されるような感染方法です。

3つ目は、刺咬(しこう)感染です。これは、ハエ、蚊、ノミなどの昆虫に刺されて感染する方法です。これらの昆虫はどこにでもいるので、防ぐのが難しい感染方法と言えるでしょう。

4つ目は、性行為による感染です。性行為をする際に、一部の寄生虫に感染してしまうことがあります。さらに言うと、誰かと一緒の浴槽に入ったり、同じ毛布やタオルを共有するだけで感染してしまうこともあります。

以上のように、身近に寄生虫が存在する場合、あらゆる感染経路を通って人間に寄生虫症をもたらすため、気をつけていたからといって防ぐのは容易ではありません。少しでも寄生虫による病気を防ぎたいなら、まずはアライグマのようなリスクの高い害獣対策から取り組みましょう。

参考:
病原体:寄生虫とは|大幸薬品

アライグマを宿主とする寄生虫

そして、アライグマを宿主とする寄生虫とはどのようなものかというと、アライグマは主に次の3種類の寄生虫を宿しています。

エキノコックス

エキノコックス属条虫は、成虫になるとエキノコックス症をもたらす寄生虫です。成虫に感染しているアライグマの糞内の虫卵を人間が経口摂取すると感染します。

経口摂取すると、幼虫が虫卵から出て腸壁に侵入し、血流やリンパ流によって体の様々な場所で定着し、増殖します。

厄介なことに、初期症状が現れるまでに10年以上のタイムスパンがあり、初期症状としては、肝臓の腫大、貧血、発熱、腹痛、黄疸、腹水貯留などがあります。それを放置した場合、半年後には腹水が貯留して死んでしまいます

参考:
①エキノコックス症とは|国立感染症研究所
②エキノコックス症について|厚生労働省

アライグマ回虫

アライグマ回虫は、アライグマ回虫症という致死的な病気をもたらす寄生虫です。

アライグマ回虫症に感染したアライグマは、数百万単位の数の虫卵を含んだ糞を毎日排泄します。そして、その土壌で人間が行動した場合に経皮感染してしまうことがあります。

虫卵が人間の体に摂取されると幼虫が孵化し、幼虫は心臓や肺、眼や脳、肝臓などへと移動します。そして、中枢神経系において、オスなら最大12センチ、メスなら最大24センチまで成長し続け、各組織を損傷させます。

特に、多くの虫卵を摂取した場合や、中枢神経系まで移行した幼虫が多いほど重症化し、致死的な症状をもたらします。

参考:
アライグマ回虫症|MSD

ノミ・ダニ

アライグマの体には、必ずと言っていいほどの確率で、ノミや吸血性のダニが寄生しています。特に、アライグマが屋根裏などに巣を作ると、ノミやダニの数も増殖します。

そして、そのノミやダニがアライグマの体を離れて室内に侵入すると人間を咬み、たとえばノミ刺咬症や疥癬(かいせん)のような病気になってしまうのです。

参考:
ノミ刺咬症の特徴・症状と治療法について【医師監修】救急病院一覧あり | ファストドクター
疥癬(かいせん) Q1 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

症状としては、治りの悪いかゆみが1週間以上続きます。特に、女性や子供などの肌が柔らかい人が狙われる傾向にあります。

さらに、ダニの死骸や糞は、アレルギーをもたらす可能性もあるので要注意です。

参考:
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社

アライグマの寄生虫による病気にかからないためには?

ここでは、アライグマの寄生虫による病気にかからないための予防法を紹介します。

エキノコックス症の予防

まず、エキノコックス症を予防するためには、エキノコックス属条虫の虫卵に汚染されている可能性のある飲食物の摂取を避けるこです。手洗いを徹底したり、調理器具の洗浄・消毒を行ったりすることで防げる場合があります。また、虫卵に汚染されている可能性のある水を飲まないことです。

ですが、アライグマが身近にいたとしても、どこにエキノコックス属条虫の虫卵があるのか検討がつかないケースが多く、このような予防法だけで防ぎきれるものではありません

アライグマ回虫症の予防

次に、アライグマ回虫症を予防するためには、アライグマが糞をしている可能性のある土壌に触れないようにすることです。

ですが、アライグマ回虫症は、小さい子供がいる家庭などで、子どもが土壌に触れて感染してしまうケースが多く、子供に注意を徹底させるのも大変でしょう。

ノミやダニの被害への予防

最後に、ノミやダニに対する予防ですが、ダニの温床となりやすいじゅうたんに掃除機をかけたり、くん煙剤で部屋全体のダニを一掃するのが効果的です。また、布団にいるダニは、日光消毒や布団乾燥機、駆除スプレーなどで退治します。

一方、ノミは動物に寄生するので、ペットを飼っているなら頻繁にシャンプーをしてあげるのが対策になります。

ただし、ここまで徹底的にノミやダニの対策をしても、アライグマがいる限りは、完全にノミやダニがいなくなることはありません

やはりアライグマが身近にいる場合には、早めに駆除することが重要です。

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アライグマの寄生虫について心配なら

アライグマの寄生虫について心配なら、次の2つのことをおすすめします。

病院に行く

第1に、病院に行くことです。

どのような病気でもそうですが、早めに病院に行き、病気にかかっているのが早期にわかった方が軽症のうちに対策でき、重症化しにくくなります。または、寄生虫による病気にかかっていないことがわかれば安心もするでしょう。

ただし、病気でないとわかったからといって問題が解決したとはいえません。結局のところ、アライグマが近くにいる限りは、今後いつアライグマの寄生虫によって病気にかかってしまうかわからないからです。

業者にアライグマの駆除を依頼する

第2に、業者にアライグマの駆除を依頼することです。

なぜ自分で駆除するのではなく業者に頼むのかというと、自分で駆除しようとすると、その際に寄生虫による病気にかかってしまう可能性があるからです。寄生虫の病気にかからないように駆除したいのに、駆除しようとして病気にかかってしまったら、元も子もありません。

そこで、業者に頼んでアライグマ自体を駆除してもらいましょう。業者にアライグマを徹底駆除してしまえば、エキノコックスやアライグマ回虫やノミやダニがいなくなり、寄生虫による病気にかかる心配が本当になくなります

さらには、業者に頼めば、再発予防もしてもらえるので、これから先アライグマの被害が再発して、寄生虫による病気にかかる心配もなくなります。

アライグマによる寄生虫以外の健康リスク

さらに言うと、実はアライグマには、寄生虫以外の健康リスクももたらします。

なぜなら、野生動物は病原菌を持っているおそれも否定できないためです。

参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省
外来種対策マニュアル 参考資料 ① アライグマ・ハクビシンに関する主な人獣共通感染症 – 東京都環境局

アライグマが原因でかかる病気は?感染経路や症状について解説

アライグマが身近にいるなら、寄生虫、細菌、ウイルスなど、あらゆる病気の原因を断つためにも、早急に業者に依頼して駆除してしまうべきなのです。

アライグマの駆除は当社にご相談ください

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まとめ

アライグマは、エキノコックス、アライグマ回虫、ノミ・ダニの3種類の寄生虫を宿しています。

これらの寄生虫による病気にかからないようにするための予防法は存在しますが、どれも手間がかかる上に、アライグマが身近にいる限りは、根本的な解決にはなりません。

さらに、アライグマは、寄生虫以外にもウイルスや細菌などにより、人間に病気をもたらします。

アライグマの寄生虫について心配なら、病院に行くのはもちろん、業者にアライグマの駆除を依頼するのがおすすめです。

業者への依頼をお考えでしたら、アライグマ駆除のプロである当社ハウスプロテクトにお気軽にご相談ください。

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