コウモリ駆除の超音波はペットがいても使える?安心して行える対策も!

「コウモリ駆除に超音波を使うとき、室内飼いの犬や猫などのペットに悪影響はないのかな?」と不安を抱えている方も多いでしょう。

コウモリに近づくことなく簡単に追い出しを狙える超音波ですが、ペットを飼っているなら注意しなければなりません。

実は、ペットがいる家庭で超音波を使用すると、コウモリだけではなくペットにまで被害が出ることがあるのです。

この記事ではコウモリ駆除の超音波がペットに与える影響や、ペットがいても行いやすいコウモリの追い出し方法について解説します。

ペットの安全を守りながら、しっかりとコウモリを追い出しましょう

コウモリ駆除に使う超音波はペットに悪影響?

コウモリ駆除に使う超音波はペットに悪影響?

超音波によってコウモリを追い出そうと考える方は多いです。

一方で、ペットを飼っていると「コウモリだけではなくてペットにも超音波が影響してしまうのでは?」と心配になることもあるでしょう。

せっかくコウモリを追い出せても、ペットの体調が悪くなっては後悔してしまいます。

実はペットの種類によっては、超音波は使うべきではないこともあるので要注意です。

まずは超音波とはどういうものかを理解し、ペットがいても使えるのかを確認しましょう。

超音波は人間には聞こえない音のこと

最初に、超音波の定義は「人間には聞こえない非常に高い音」です。

一般に人間の可聴域は20Hz〜20kHzと言われているため、これを超える高い音のことは超音波と言えるでしょう。

そして、超音波駆除装置はコウモリには影響するものの、人間には聞こえない高い音(超音波)を発することで、コウモリの追い出しを狙う装置です。

コウモリは超音波を活用して普段から移動しており、およそ20kHz(キロヘルツ)〜100kHzの周波数を発しています。

人間には聞こえない範囲の周波数の超音波を使用しているので、コウモリが使う周波数を放つ装置を使用すれば人間にはなんら影響しないまま、コウモリの居心地だけ悪くすることが可能です。

犬や猫などのペットは可聴域が広い点に注意

人間の可聴域は20Hz〜20kHzで、コウモリ対策に使う超音波は20kHz(キロヘルツ)〜100kHzの周波数だとお伝えしました。

コウモリ対策に用いられる超音波は人間に聞こえない範囲ですが、犬や猫、ウサギなどのペットの可聴域は人間とは異なります。

よくペットとして飼われている犬や猫などの可聴域は、下記の通りとなっており超音波がペットへ影響をあたえる可能性は少なくないと言えるでしょう。

ペット可聴域
15Hz〜50kHz
30Hz〜65kHz
ウサギ360Hz〜42kHz
ハムスター80Hz〜45kHz
魚類20Hz〜3.5kHz

20kHz(キロヘルツ)〜100kHzの範囲内に可聴域がある場合は、超音波の使用は避けたほうが良いでしょう。

超音波は人間には聞こえないこともあってわかりにくいかもしれませんが、その音が聞こえているペットからすると非常にストレスです。

なかには、超音波によるストレスからペットが体調を崩してしまうケースも少なくはありません。

ペットを飼われているご家庭での超音波駆除装置の利用は、基本的に避けたほうが良いでしょう。

超音波そのものがペットの身体へ直接的な悪影響を与えることはまずありえません。しかし、ペットの種類や性格によって、多くのストレスを感じてしまうケースは珍しくないので注意してください。

人間の赤ちゃんや若者にも超音波の影響が出る?

人間の赤ちゃんや若者にも超音波の影響が出る?

超音波そのものは日常生活でも広く利用されている物なので、体調不良について過度な心配をされる必要はないでしょう。

しかし、コウモリを駆除するために利用される超音波駆除装置では、人間の耳に聞こえる周波数を発するものも存在する点には気をつけなければなりません。

つまり、場合によっては人の耳でも超音波は聞こえてしまい、ストレスを感じることがあります。

人間の可聴域は20Hz〜20kHzですが、販売されている超音波駆除装置の中には、10kHz後半から発するものも多くあり、概ね30代以下の方は20kHzの超音波が聞こえても不思議ではありません

若ければ若いほど可聴域が広い傾向にあるので、自分のストレスを上手く伝えられない赤ちゃんや小さな子供が家庭にいる場合には慎重に使用するべきでしょう。

ペットのみならず赤ちゃんや子供がいる家庭では、配慮してあげるようにしてください

製品に超音波という名前がついていても、実際は人間に聞こえる周波数の20kHz以下のものも販売されています。よく確認したうえで購入を検討してください。

▼コウモリ駆除の超音波の人間への悪影響については、以下の記事で詳しく解説しています。

コウモリ駆除の超音波は人間に悪影響?赤ちゃんや若者には要注意!

 

ペットがいても行いやすいコウモリ退治の方法

ペットがいても行いやすいコウモリ退治の方法

超音波は便利な駆除方法ですが、目に見えず人間の耳にも聞こえないため、ペットがいる家庭での使用は難しいです。

ペットがいても行いやすいコウモリ退治の方法としては、忌避剤(きひざい)が挙げられます。

コウモリ退治の方法には忌避剤のほかに、煙で部屋を満たして追い出しを狙うくん煙剤も人気です。

しかし、完全に換気をし終えてからでなければペットを部屋に入れられないうえに、有効成分が目で見えにくく不安が残るというように、やや使いにくさがあります。

固形タイプの忌避剤であれば効果の範囲がわかりやすいので、まだ使いやすいでしょう。

ただし、ペットにストレスを与えるものもあるので説明書きを慎重にチェックして、ペットの居場所や行動には注意を払いながら使用しなければなりません。

不安が少しでもあるなら、プロの駆除業者にコウモリ駆除を依頼することをオススメします

▼コウモリの忌避剤については、以下の記事で詳しく解説しています。

コウモリの忌避剤はどれが良い?オススメの種類を解説!

 

確実な駆除を目指すなら侵入経路の封鎖が必須

確実な駆除を目指すなら侵入経路の封鎖が必須

ちなみに、コウモリ被害の解決を目指すなら追い出しのみでは足りず、侵入経路の封鎖まで行わなければ意味がありません。

一度追い出すことに成功したとしても、侵入経路が塞がっていなければまた戻ってきて、簡単に家の中に侵入されてしまうためです。

追い出しただけで満足していると、何度でもコウモリに悩まされてしまう結果になるでしょう。

一方で侵入経路の封鎖は専門的な知識がなければ難しいです。

ペットの安全のためにも、侵入経路の封鎖についてはプロに依頼してください。

ハウスプロテクトにお気軽にご相談ください!

コウモリ被害に悩まれている方は、害獣駆除のプロであるハウスプロテクトにお気軽にご相談ください

追い出しに成功したあと、ガムテープや布など簡易的な施工で封鎖したとしても、雨風のような自然現象で簡単に剥がれてしまう可能性が高いです。

仮にすべての侵入経路に金網をしっかり固定して設置したと思っていても、自分では発見できなかった侵入経路が残っていることも少なくありません。

ペットのいるご家庭でコウモリの侵入を許す日が続くと、ペットが病気になってしまうかもしれない点にも要注意です。

当社では、コウモリの追い出しから侵入経路の封鎖はもちろん、清掃や消毒まで一貫して行うので安心してご相談ください。

コウモリのフン等には危険なウイルスが含まれている可能性があります。安易に触れてしまうと、感染症にかかる恐れもあるため、よほどの事情がない限りは当社にご相談ください。

まとめ

コウモリ駆除で使われる超音波は、犬や猫のようなペットにストレスを与えてしまう可能性があります。

犬や猫の可聴域は、人間に比べてとても広く、人には聞こえないけどペットには聞こえてしまう可能性は高いので要注意です。

超音波そのものがペットの体に悪影響をあたえる可能性は低いですが、ストレスに感じることで体調を崩してしまう可能性はあるでしょう。

また、超音波駆除装置の種類によっては、赤ちゃんや年齢の若い人にも聞こえてしまう恐れがあります。

コウモリを確実かつ安全に駆除するならば、私たちハウスプロテクトにお任せください。

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