コウモリを寄せ付けない方法とは?苦手な匂いなど解説

コウモリは家庭に被害をもたらす害獣の一種です。

そのため、コウモリの被害に遭っている家庭では、コウモリを家に寄せ付けない方法が気になるところです。

そこで本記事では、コウモリを寄せ付けないために、コウモリの苦手なものを用いる方法を説明します。

コウモリ対策が初めての人でも実践可能なものを紹介しますので、参考にしてみてください。

コウモリの苦手な匂い

まず、コウモリが苦手とする匂いを用いる方法です。

コウモリは匂いに頼って飛ぶ性質もあるため、苦手な匂いがするとコウモリは寄り付かなくなります

具体的な匂いとしては、ハッカやミント・ナフタレン・カプサイシンが有効です。

ハッカやミント

ハッカに含まれるメントールは、爽やかさや冷たさを感じさせる匂いであり、コウモリが嫌う匂いの1つです。また、メントールはミントにも含まれており、ミントもコウモリ除けに効果的です。そもそもハッカは英語ではミントと呼ばれるくらいです。

通風口や換気口、外壁やシャッターの隙間、軒下や戸袋などの比較的狭い空間に住み着いたコウモリには、ハッカを含んだ忌避スプレーが有効です。一方で、天井や屋根裏などの広いスペースに住み着いたコウモリには、ハッカを含んだ「くん煙剤」を用いると良いです。

ナフタレン

ナフタレンは防虫剤などにも含まれる芳香族炭化水素で強烈な匂いがします。特に、屋根裏や天井などの広い空間に住み着いたコウモリには、ナフタレンを用いた固形タイプの忌避剤が効果的です。固形タイプは置いておくだけで一定期間効果を発揮するので使いやすいのもメリットです。

カプサイシン

カプサイシンは唐辛子の辛み成分で、獣よけ線香にも用いられます。コウモリの嗅覚を強烈に刺激して追い払う効果が期待できます。

注意点としては、屋内では使えない点です。屋内で使うと人間の目やノドも痛くなるので、屋外でのみ使用できる匂いとなります。

「苦手な匂い」についてのまとめ

匂いは空間に対して量が少ないと効果が無い一方で、多すぎれば人間も気分を害します。そのため、空間の広さに応じて適切な量の匂いを用いましょう。

また、これらの匂いをコウモリが嫌うと言っても、匂いだけで100%コウモリが近づいて来ない程の効き目はありませんあくまでも、専門家でなくても可能なコウモリ対策の1つとして心得ておきましょう。

コウモリの苦手な音や光

もう一つの方法が、コウモリの苦手な音や光を用いる方法です。

苦手な音(超音波発生器)

コウモリを追い払う音とは、具体的には「超音波」を意味します。コウモリは超音波や匂いに頼って飛んでいるので、超音波発生器によってその超音波を乱せば、コウモリは寄りつかなくなるという説があるのです。

そして、超音波発生器では、追い払いたい害獣によって効果的とされる周波数が異なります。コウモリの場合、20~50khzの周波数を出せるものが効果的です。他の害獣向けの超音波発生器では効果がありませんので注意しましょう。

とはいえ、適切な周波数のものを選んだとしても、超音波発生器の効果は一時的に過ぎません。比較的短時間で慣れてしまい影響を受けなくなります。なぜなら、コウモリは自分の超音波を変えられるためです。

特に、コウモリは長い期間住み着いた家ほど手放しにくく、超音波発生器で一度追い払っても、またすぐに家に戻ってきてしまいます。

さらに言うと、そもそも超音波をコウモリに当てるのは容易ではありません。超音波は真っすぐにしか飛ばないので、素早く飛び回るコウモリに当てるのは一苦労です。

苦手な光(防犯用LEDライト)

コウモリは夜行性であり暗がりを好む生物です。したがって、光を照らしてやれば逃げ出します。

光の中でも特に有効なのが、防犯用LEDライトです。これは、人や動物の動きを感知すると10メートル先などでも自動点灯するライトで、不審者の侵入などを防ぐためのものです。設置するだけでコウモリの動きに反応して光るので、わざわざライトを手動で照らす必要もなく便利です。

しかも、LEDライトは通常の蛍光灯などと異なり、コウモリのエサとなる虫を寄せ付けません。LEDライトは通常の蛍光灯とは波長が異なるためです。逆に、通常の蛍光灯を用いると、虫とコウモリを寄せ付けてしまうので、蛍光灯は使用しないでください。

このように、防犯用LEDライトはコウモリには効果的ですが、やはり明るさに慣れてしまうと効果がなくなってきます

「苦手な音や光」についてのまとめ

以上のように、コウモリを寄せ付けないために、音や光を用いるとコウモリを一時的に追い出せます。ですが、時間が経つとまた家に戻ってくるので、根本的な解決にはなりません。

コウモリを寄せ付けない方法

コウモリが苦手な匂い・音・光を用いて、コウモリを一時的に追い出した後は、追い出したコウモリが二度と家に入って来ないようにしましょう。

そのためには、侵入口となる隙間を物理的に塞いでしまい、二度とコウモリが入れないようにするのが大切です。隙間を埋めるおすすめアイテムとその用途は、下記の通りです。

・ガムテープや粘土状のパテ ⇒ 広い隙間
・金網や排水口ネット ⇒ 通気口
・パンチングメタル ⇒ 換気口や換気扇
・シーリング材 ⇒ 屋根や外壁のひび割れ部分
・防虫ネット ⇒ ベランダの隙間

侵入口を塞ぐ上でポイントとなるのは、コウモリは1~2センチ程度の隙間からでも侵入出来てしまう点です。そのため、完璧に対策するのであれば、1~2センチ程度の隙間は全て埋める必要があり、侵入口を徹底して突き止めたうえでそれらを埋め尽くすしかありません。

ですが、このような侵入経路対策は難易度が高く、独力の素人には骨が折れる作業です。特に、自分の手が届く箇所ならともかく、経年劣化した瓦屋根の隙間を発見して埋める作業は専門家以外には非常に困難な上に、作業中の事故リスクもつきまといます。

もしも対策について不安が少しでもあるなら、お気軽にお問い合わせください!

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コウモリを捕獲・駆除するには

これに加えて、そもそもコウモリは鳥獣保護法によって守られており、勝手に捕獲したり追い出し以外の駆除をしたりするのは禁止されています。コウモリを捕獲・駆除するには法令に基づく許可が必要です。

もし違反が認められると、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が課せられてしまいます。

したがって、自分で出来るコウモリ対策としては、コウモリが苦手なもの等を用いて追い出すか、そもそも家に寄せ付けないしかないのです。

コウモリ対策は業者に任せた方が確実

以上をまとめると、次のようになります。

コウモリには苦手な匂いや音や光があり、それらを活用すると一時的にコウモリを追い払えるケースもあります。
しかし、侵入経路対策まできちんと行わなければ、コウモリによる被害が再発する可能性が高いです。そして、十分な対策は素人には難易度が高いので、業者に依頼したほうが早くて確実です。

ハウスプロテクト」はコウモリ駆除の経験が豊富です。コウモリ対策を行う業者には、金額面の安さをウリにしている業者も多く、最低限の作業しか行ってくれない業者も少なくありません。

ですが、コウモリ対策は隙間を埋めるなどの作業を徹底して行わなければ十分な効果を発揮しません。必要な作業をきちんと適正価格で行ってくれる業者に依頼するのが対策成功のカギです。

ハウスプロテクト」では、質の高い施工を安く提供しており、最長10年の安心保障等、アフターフォローも充実しています。独力でのコウモリ対策が難しいと感じた方は、ぜひご相談ください。

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