イタチを粘着シートで捕まえるのはNG!理由と行うべき対策を解説

「イタチが屋根裏にいそうだから粘着シートで捕まえてみようかな?」とお考えではないでしょうか。

イタチが屋根裏にいると、騒音被害や悪臭被害が発生してしまいます。早めに解決しなければ、イタチが繁殖して被害がさらに拡大する可能性も高いです。

しかし、イタチを粘着シートで捕まえるのはオススメできません

この記事では、イタチを粘着シートで捕まえるのがNGな理由をご説明させていただきます。イタチ被害を解決するための方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてイタチ駆除を成功させてください。

イタチに粘着シートを使うべきではない理由

イタチに粘着シートを使うべきではない理由

結論からお伝えしますと、イタチに粘着シートを使うべきではありません

イタチに粘着シートを使うと、予想外のトラブルに発展する可能性が高いです。

以下の理由によって、イタチがいても粘着シートを使うことはオススメできないので気をつけてください。

  1. イタチの捕獲は許可が必要である
  2. 粘着シートで捕まえるのは難しい
  3. 失敗すると粘着剤が部屋中につく

それぞれの理由について、順番に見ていきましょう。

イタチの捕獲は許可が必要である

まずそもそも、イタチの捕獲には許可が必要です。

行政の許可を受けずにイタチを捕まえるのは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」で禁止されています。

許可を受けないまま野生鳥獣を捕獲した場合には、懲役1年以下または100万円以下の罰金が定められているのです。

「粘着シートを買ってきて設置すれば良いだけ」というわけにはいかないので、捕獲までに手間がかかるのが難点となります。

また、許可を得てイタチを捕まえたとしても、自然に放たなければなりません。

粘着シートで捕獲した場合、無傷で逃すことは難しいです。

どうしても捕まえたい場合は、行政の許可を受けたうえで適切な捕獲器を利用するのが望ましいでしょう。

粘着シートで捕まえるのは難しい

法的な問題がないとしても、粘着シートでイタチを捕まえるのは非常に難しいです。

ネズミ用の粘着シートを使う方が多いかと思いますが、イタチには粘着力が弱く上手くいきにくいでしょう。

粘着シートにイタチがくっついたとしても、逃げ出されることが多いです。

イタチは粘着シートを破るほどの力強さがあり、くっついている部分を引きちぎって逃げ出すことも珍しくありません。

また、イタチの皮膚が粘着シートにくっついている状態で逃げ出そうとされると、イタチの体が傷つくかもしれません。

そうなるとイタチが怪我をするだけではなく、衛生面でも悪影響が出てしまいます。

失敗すると粘着剤が部屋中につく

粘着シートによるイタチの捕獲は、失敗すると粘着剤が部屋中についてしまいます。

くっついたイタチが、粘着シートの上で大暴れするからです。

イタチが暴れ回ることによって、イタチの体についていた粘着剤が壁や床にもついてしまいます。

ありとあらゆるところがベタベタになってしまうので、部屋が非常に汚くなってしまう点にも注意しておきましょう。

以上、粘着シートでのイタチ対策はおすすめできません。

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イタチが身近にいるとき行える対策

イタチが身近にいるとき行える対策

「粘着シートがダメなら、どう対策するのが良いのだろう」とお悩みの方もいらっしゃると思います。

基本的にイタチを駆除したいなら、以下のいずれかの方法を行うしかありません

  1. イタチを家から追い出す
  2. 許可をとって罠で捕獲する

特にオススメなのが、イタチを家から追い出す方法です。

それぞれの対策方法について、順番に確認しましょう。

イタチを家から追い出す

ご自身でイタチ対策をするなら、追い出しが最もオススメです。

忌避剤やくん煙剤などを使って、イタチを家から追い出しましょう。

家から追い出すだけであれば特に許可は必要ないので、今すぐにでも行うことができます。

忌避剤やくん煙剤は市販されているものを使えば良く、捕獲ほどの手間もかかりません。

他にも、LEDライトを使って驚かせて、家から追い出すやり方もあります。

さまざまな追い出し方法があるので、ご自身の状況に合ったものを試してみるのが良いでしょう。

▼イタチの忌避剤やくん煙剤などの対策グッズについては、以下の記事で詳しく書いているので参考にしてください。

イタチの駆除剤はどれが良い?有効な対策グッズについても解説

許可をとって罠で捕獲する

許可をとって罠でイタチを捕獲する方法も手段としては挙げられます。

しかし、許可を受けることで捕獲は可能ですが、手間がかかるのでオススメできません

結局は捕まえたイタチを自然に放たなければならないのであれば、忌避剤やくん煙剤で外に出て行ってもらうのと大きく変わらないでしょう。

したがって、忌避剤やくん煙剤による追い出しをオススメします。

イタチがいなくなったら再発予防を行うべき

イタチがいなくなったら再発予防を行うべき

追い出しや捕獲によってイタチがいなくなったなら、再発予防を行うべきです。

有効な再発予防としては、侵入経路の封鎖が挙げられます。

イタチが家の近くからいなくなっても、侵入のための入り口が開いたままでは、また近くにイタチがやってきたときに入り込まれてしまう可能性が高いです。

しかし、侵入経路を完全に封鎖するのは大変です。

実はイタチは3センチ程度の隙間があれば家の中に入り込めてしまいます。

したがって、イタチがもう入り込めないようにするには、慎重に家中の隙間を確認していかなければなりません。

一箇所でも塞ぎ漏れがあった場合、またイタチ被害が再発してしまいます。

▼イタチの侵入経路については、以下の記事で詳しく書いているので参考にしてください。

イタチの侵入経路は何センチか?こんな隙間や穴から侵入します

イタチ被害の解決は専門家でなければ難しい

イタチ被害の解決は専門家でなければ難しい

イタチ被害を本当の意味で解決するには、専門家に依頼するのが良いでしょう。

ご自身でもイタチを追い出すことは可能ですし、ある程度までは対策ができます。

しかし、再発予防という観点で見ると非常に難しいのが現状です。

侵入経路の封鎖は専門家でなければ完璧に行うことは難しく、何度追い出しても戻ってこられてしまうイタチごっこな状態に悩まされる方も珍しくありません。

専門家に頼むのは料金の面で不安かもしれませんが、市販のグッズを何度も買い足すと結局高額になってしまう例も多いです。

無料で相談を受け付けている駆除業者も多いので、ぜひ早めに一度問い合わせてみてください。

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イタチ被害は家から追い出すだけではすぐに再発してしまいます。

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まとめ

イタチに粘着シートを使うのはオススメできません

そもそもイタチを捕獲するのには許可が必要ですし、許可をとったとしても粘着シートで捕まえるのは確実ではなく、イタチを傷つけてしまう可能性も高いです。

イタチを家から追い出したいなら、忌避剤やくん煙剤といった追い出しのためのグッズを使用しましょう。

そして、追い出しだけではなく再侵入予防のために侵入経路の封鎖を行うことも大切です。

侵入経路をすべて塞ぐことは専門家でなければ非常に難しいので、少しでも不安があるようでしたらぜひとも当社「ハウスプロテクト」にご依頼ください

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