「イタチが家の中にいることがある」
「イタチに触れる勇気はないが、市販の駆除アイテムで追い出したい」
とお考えでしょうか。
ご存知の通り、イタチを追い出す駆除アイテムの1つに、スプレーが挙げられます。スプレーはイタチの手軽な追い出し方法として知られていますが、スプレーには効果的な使い方や注意点もあり、効果を出すには適切な知識を身に付けておくことが大切です。
そこで本記事では、イタチに対するスプレーの使い方や注意点についてイタチ駆除のプロが解説します。イタチに対する有効な対策を説明しますので、しっかりと理解して、素早く確実に家からイタチを追い出してしまいましょう!
イタチをスプレーで手軽に追い出せる?
結論から言えば、スプレーを用いると、イタチを手軽に追い出せます。
ここでいう「スプレー」とは、イタチが嫌がるニオイの液体を、スプレーボトルから霧状に噴射するものを意味します。イタチ対策用のスプレーとは忌避剤の一種であり、使い方が簡単なので、比較的お手軽なイタチ対策アイテムとして知られているのです。
スプレーが効果的な理由は、イタチは嗅覚が発達した害獣だからです。イタチは、仲間同士の個体判別を嗅覚によって行っているほど嗅覚に優れているため、嫌がるニオイに非常に敏感に反応し、家から追い出す効果を期待できます。
それでは、イタチはどのようなニオイを嫌がるのかというと、お酢や木酢液などです。市販のイタチ駆除スプレーを購入しても結構ですし、お酢や木酢液を入手して自分でスプレーボトルに入れて自作することも可能です。
ちなみに、数ある忌避剤の中でもスプレーのメリットは、以下の通りです。
- 使い方がわかりやすい
- 狭いところにも使える
- 効果に即効性がある
特に、イタチが目の前にいるような状況ならば、スプレーを向けて噴射するだけで効果を発揮するので、頼もしいアイテムに映るでしょう。
スプレーは出入り口から遠い場所に使うと効果的
スプレーの効果的な使い方としては、出入口から遠い場所に使うと良いでしょう。
なぜこの使い方が効果的なのかというと、出入口から遠い場所に嫌がるニオイがあると、イタチが室内に居続けたくなくなり、自然と出ていってくれるからです。
もし逆に、出入口付近にスプレーを噴射するとどうなるのかというと、既に室内にいるイタチが出入口に近づきたくなるため、イタチを追い出すどころか、イタチを室内に閉じ込めてしまいます。
このように、スプレーは直接イタチに噴きかける以外の方法でも効果を発揮するので、イタチを直接発見できていない状況下でも役立ってくれます。
屋外はスプレーよりも固形タイプの忌避剤がオススメ
このように、スプレーは汎用性が高くて便利ではあるものの、屋外で使う忌避剤を探しているなら、スプレーよりも固形タイプの忌避剤がオススメです。
なぜかというと、屋外では風でニオイが拡散してしまい、スプレーの効果が薄まってしまうためです。
実は、スプレーの最大のデメリットは、この持続性の無さにあります。噴射した瞬間には高い効果を発揮するのですが、3~6時間程度で効果が切れてしまうと言われており、屋外ではさらに持続時間が短くなります。
そこで、屋外にいるイタチを追い払いたい場合には、数ヶ月間といった長期間にわたって忌避効果を発揮する固形タイプのものを設置するのが有効です。
固形タイプは、置いた場所付近でしか効果を発揮しないのですが、持続性に優れているため、スプレーと上手く使い分けるようにしましょう。
ただし、スプレーにせよ固形タイプにせよ、忌避剤にはそのニオイに慣れてしまった個体には効果を発揮しないというデメリットがあります。そのため、イタチ対策が長期化して、段々とニオイに慣れてしまうと、忌避剤だけでイタチを追い払うことは難しくなってきてしまいます。
また、個体によっては最初から効果がないこともゼロではありません。
確実にイタチ対策をしたいのであれば、お気軽にプロである私たちにご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
注意!イタチに行えるのは追い出しまでが原則!
スプレーによりイタチ対策を行ううえで注意すべき点は、イタチに対して行ってよいのは、原則として「追い出しまで」だということです。
なぜなら、イタチは鳥獣保護法によって守られているからです。
イタチが既に家の中にいる場合、状況によってはスプレーを噴射するだけでなく、手っ取り早く捕獲したり、殺処分したりしようと考える方もいるかもしれません。ですが、鳥獣保護法とは、日本国内の野生の哺乳類や鳥類を守るための法律であり、イタチを無許可で捕獲したり傷つけたりすると、法律違反となってしまいます。
鳥獣保護法に違反すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる可能性もあるため、イタチを見つけたからといって追い出す以上のことをしてはいけません。ちなみに、鳥獣保護法の存在を知らなかったからといって、法律が適用されなくなるわけではありませんので、注意が必要です。
スプレー以外のイタチ追い出し方法
ここでは、スプレー以外でイタチを追い出す方法について説明しておきます。イタチ対策が初めての方でも、比較的行いやすいものに絞って2つ紹介しますので、参考にしてみてください。
LEDライトを使う
1つは、LEDライトを使う方法です。
なぜLEDライトが効果的なのかというと、イタチは強い光を嫌うためです。
イタチ対策によく用いられるものとして、クリスマスのイルミネーションに用いられるLEDライトで出来た装飾が挙げられます。イタチがいる場所に設置すれば、長時間キラキラと輝き続けながらイタチを遠ざけてくれます。
また、LEDライトを搭載した懐中電灯を用いてイタチを追い出す方法や、LEDライトを装備した防犯ライトを用いる方法も有効です。
ちなみに、LEDライトと共に、ホログラムシートやCDを設置しておくと、LEDライトの光を反射してくれるため、追い出し効果がさらにアップします。
くん煙剤を使う
もう1つは、くん煙剤を使う方法です。
くん煙剤も、スプレーと同じで忌避剤の一種であり、イタチが嫌がる忌避成分を加熱することで煙状の微細な粒子として空中に分散させるものです。
くん煙剤のメリットとして、家中の広範囲に働きかけられるため、イタチがどこにいるか分からなくても効果を発揮できる点が挙げられます。狭い隙間にまで煙が届くので、隠れたイタチをあぶり出すことも可能です。
一方で、くん煙剤のデメリットには、家の中の家具や電化製品、ペットなど、あらゆる存在に煙の影響が及ぶ点が挙げられます。そのため、忌避成分のついて煙が付着して欲しくないものは事前にどかしたり、カバーをかけたりする必要があり、使用するのに手間が掛かる方法です。
イタチは追い出すだけではなく再侵入予防も重要
以上では、イタチを追い出す方法をいくつも紹介してきましたが、イタチは追い出すだけではなく再侵入予防も行うことが重要です。
なぜなら、再侵入予防がされておらず、侵入経路が開いたままであれば、イタチはいずれ戻って来てしまう可能性が高いからです。
特に、家の中にイタチがいるのを見かける家庭では、既に屋根裏や床下に巣が出来てしまっている可能性があります。人間が住む家の中は、温かくて雨風もしのげるため、イタチにとって居心地がよいからです。
そのような場合には、スプレーや固形忌避剤、LEDライト、くん煙剤で追い出しても、イタチには巣に戻りたいと思う積極的な理由があるわけですから、家の中に戻ってきてしまい、イタチ被害が再発してしまいます。
ですが、問題なのは、侵入経路の封鎖は素人が簡単にできるような作業ではなく、家中にある500円玉サイズの隙間を徹底的に塞ぎ切るような難易度の高い作業であることです。そのため、再侵入予防まで含めてイタチ対策を行おうと思ったら、イタチ駆除のプロに頼んでしまった方がよいでしょう。
プロにイタチ対策を任せようとお考えでしたら
プロにイタチ対策を任せようとお考えでしたら、イタチ駆除のプロである当社ハウスプロテクトにお任せください。
プロに頼んでしまった方が良いのは、イタチ対策は、スプレーで追い出せたとしても再侵入予防が難しいため、素人が自力で行うのは困難だからです。プロに任せてしまえば、素早く確実な解決につながります。
また、当社は必要に応じてイタチの捕獲も許可されているため、イタチの追い出しだけでなく捕獲も含めて、イタチ対策を行うことが可能です。
さらに、当社は再発予防のための侵入経路の封鎖も得意としており、侵入経路を封鎖しても別の侵入経路からイタチが入ってき続ける「イタチごっこ」に終止符を打つことができます。
現地調査やお見積りは無料で行わせて頂きますので、イタチ対策をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
スプレーを用いるとイタチを手軽に追い出せます。オススメの使い方としては、スプレーは出入り口から遠いところに噴射すると効果的です。
また、他のイタチの追い出し方法には、固形タイプの忌避剤やLEDライト、くん煙剤を用いる方法もあります。
ただし、スプレーで追い出しを行った後は、再侵入予防をしないと再発に繋がってしまいます。そして、素人が再侵入予防を十分に行うことは困難であるため、スプレーを用いて自力でイタチ対策を完結させることは難しいのです。
プロにイタチ対策を依頼しようとお考えでしたら、イタチ駆除のプロである当社ハウスプロテクトに、お気軽にご相談ください。