「イタチが家にいるみたいだから、くん煙剤で追い出そうかな?」とお考えではないでしょうか。
害獣が家にいるとき、まだ目立つ被害がなければ業者に依頼せずにご自身で対策したいですよね。
しかし、くん煙剤によるイタチの追い出しはメリットが多いものの、注意点もあるので気をつけて使わなければなりません。
今回はくん煙剤によるイタチの追い出し方や、くん煙剤を使用するメリット、使用の際の注意点などについて解説します。
イタチ被害は少し時間が経つだけで悪臭や騒音を中心に一気に状況が悪くなることが多いので、早めに適切な対応をしましょう。
くん煙剤とはどういうもの?イタチに効く?
くん煙剤(燻煙剤)とは、加熱することによって成分を煙状にして拡散させるものです。
いわゆるバルサンは、くん煙剤の一種となります。
イタチを追い出したいとき、くん煙剤は有効だという意見が多いです。
実際に使用した方々の体験談をインターネット上でもよく見かけますが、多くの方が効果を感じています。
しかし、くん煙剤を使用するときには、煙が外に出ていかず、室内で充満するようにしなければなりません。
くん煙剤は、大量の煙やニオイによってイタチの追い出しを狙うものだからです。
イタチにくん煙剤を使うメリット
イタチにくん煙剤を使うメリットはいろいろあります。
代表的なメリットは以下の通りです。
- 即効性がある
- 身近な場所で簡単に買える
- 煙が充満するなら広い範囲に効く
- ダニやノミの駆除も同時に行える
くん煙剤にはこのあとご紹介するような注意点もあるものの、メリットが多いので追い出しに活用する方は少なくありません。
まずはそれぞれのメリットについて見ていきましょう。
即効性がある
1つ目のメリットは、即効性があるということです。
くん煙剤は使用すると数分で大量の煙が発生するものが多く、短時間で部屋を煙でいっぱいにすることができます。
「できるだけ早くイタチに出ていってほしい」という場合には良い手段だといえるでしょう。
身近な場所で簡単に買える
2つ目のメリットは、身近な場所で簡単に買えるということです。
くん煙剤は、薬局やホームセンター、インターネットなど幅広い場所で取り扱われています。
値段も安いものなら1,000円程度で購入できるので、手に入れやすいです。
煙が充満するなら広い範囲に効く
3つ目のメリットは、煙が充満する場所であれば広い範囲でも効くということです。
たとえばバルサンであれば、12畳〜16畳の広さに適している製品があります。
12畳〜16畳は、20~26平方メートルです。
広範囲で一気に追い出しを狙える方法は少ないので、「屋根裏のどのあたりにいるのかわからないけれど出ていってほしい」というようなときには便利だといえます。
ダニやノミの駆除も同時に行える
4つ目のメリットは、ダニやノミの駆除も同時に行えることです。
くん煙剤にもいろいろありますが、多くが殺虫用のものとなっています。
したがって殺虫用のものを使えば、くん煙剤でイタチを追い出すとき、同時に害虫も駆除することが可能です。
イタチは家の中にダニやノミを運んでくることが多いので、害虫駆除と追い出しを同時に行うことで清掃がしやすくなります。
ダニはアレルギーの原因にもなるので、駆除するのはとてもおすすめです。
参考:
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社
くん煙剤をイタチに使う際の注意点
メリットがたくさんあるくん煙剤ですが、使用する前に知っておきたい注意点もあります。
代表的な注意点は、以下の通りです。
- 家電や火災報知器などの事前準備が必要になる
- 使用すると部屋にニオイが残りやすい
- 隙間があって煙が出ていく部屋では効果が出にくい
- イタチの子供がいるなら殺さないようにする
あまりくん煙剤を使ったことがない方は、特にそれぞれの注意点について丁寧に確認しておくほうが良いでしょう。
4つの注意点について、順番に解説していきます。
家電や火災報知器などの事前準備が必要になる
1つ目の注意点は、家電や火災報知器などの事前準備が必要になることです。
くん煙剤は、精密機器がある部屋で使用する場合にはカバーを被せる必要があります。
また、火災報知器があるならカバーをしておかなければ、火事だと認識されて反応してしまうので要注意です。
どの家電にカバーが必要なのかはくん煙剤の説明書に書いてあるので、使用前に確認して準備してください。
使用すると部屋にニオイが残りやすい
2つ目の注意点は、くん煙剤を使用すると部屋にニオイが残りやすいことです。
くん煙剤は大量の煙で部屋を一定時間満たしておくものなので、煙を外に出してからもニオイが残ってしまいます。
たとえば「イタチを追い出してすぐにお客さんを招きたい」「ニオイに敏感な家族がいる」といった場合には、使用を考え直したほうが良いでしょう。
隙間があって煙が出ていく部屋では効果が出にくい
3つ目の注意点は、隙間があって煙が出ていく部屋では効果が出にくいことです。
くん煙剤は部屋に煙を充満させることによって、イタチにその場所から移動するように促します。
したがって、密室空間にできずに煙が外に出ていく環境には、適さない追い出し方法です。
イタチの子供がいるなら殺さないようにする
4つ目の注意点は、イタチの子供がいるなら殺さないように気をつけなければならないことです。
イタチが親子でいる場所でくん煙剤を使うと、親は子供を守るために壁の間の隙間に子供を突き落とすことがあります。
子供は自力で脱出できないので、人間が手で捕獲してあげることが必要になるのです。
もしも子供をそのまま放置していたら壁の間の隙間で死んでしまうので、そもそも子供がいる可能性がある場合には使用しないほうが良いでしょう。
以上のように、くん煙剤でイタチ被害を解決するには、注意するべき点も多いです。
もしも難しさを感じるようでしたら、お気軽にご相談ください。
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まずは被害状況をお聞かせください。
イタチ駆除については専門家に依頼するべき
イタチの追い出しにくん煙剤を使うのは、メリットも注意点もあります。
しかし、そもそも完全にイタチを駆除したいのであれば、専門家に依頼するべきです。
イタチは追い出してもすぐに同じ場所に戻ってきてしまうことが多く、結局は侵入経路を塞がなければ意味がありません。
つまり、くん煙剤はイタチを家から出すのには有効ですが、今後の被害を防止することはできないのです。
イタチの侵入経路はさまざまな場所が考えられ、ご自身ですべてを塞ぎ切るのはほぼ不可能といっても良いでしょう。
再発予防については、専門家の力を借りることをオススメします。
イタチ駆除の専門家をお探しでしたら
くん煙剤を使ってイタチを追い出せる可能性は十分にありますが、使用方法に注意が必要です。
また、イタチの再侵入予防は専門家でなければ難しく、ご自身で完璧に行うことは難しいでしょう。
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まとめ
くん煙剤を使えば、イタチが追い出せる可能性は十分にあります。
ただし、くん煙剤によるイタチの追い出しはメリットが多いものの、注意点もあるので気をつけなければなりません。
また、イタチは追い出すだけでは被害の再発を防ぐことができない点にも要注意です。
「イタチ被害を完全になくしたい」とお考えでしたら、ぜひとも当社「ハウスプロテクト」にご相談ください!