「最近イタチの被害が出ていて困っているし、防獣ネットを張ってみようかな?」とお調べですね。
イタチによる食い荒らしや悪臭、騒音といった被害は非常に迷惑で、見過ごすことは難しいです。
そこでホームセンターやインターネットで購入できる防獣ネットでの対策に関心がある方もいらっしゃると思います。
しかし、防獣ネットの効果や使い方を知っておかなければ、思ったように解決せずにガッカリするかもしれません。
この記事では防獣ネットでイタチ被害を防ぐコツや、その他の対策方法について解説します。
イタチの侵入を防獣ネットで防げる?
イタチの侵入を防ぎたいとき、防獣ネットにはある程度の効果が見込めます。
適切に設置することによって、今までよりも被害を落ち着かせられる可能性は低くありません。
すでにネットを持っている人は特に、試す価値があるでしょう。
しかし、イタチはだいたい4センチ四方の隙間があれば、通り抜けてしまいます。
したがって、ただザックリとネットを張っただけでは、あまり効果は感じられないはずです。
イタチの侵入を防獣ネットで防ぐコツ
イタチの侵入を防獣ネットで防ぐためには、イタチが通れるような隙間をできるだけ作らないことが重要です。
せっかく防獣ネットを張ったのにイタチの侵入を許してしまうよくあるケースが、地面とネットの間に隙間がある場合となっています。
イタチはネットを上手くくぐって中に侵入してしまうので、そうならないように地面にネットをとめなければなりません。
細めの園芸用支柱を手に入れて、ネットの上に置いてU型ピンで固定するのも良いでしょう。
ネットを張ってすぐに被害がなくなることはほとんどありません。
もしもネットを張ったのに侵入されてしまったのなら、侵入原因を考えて張りなおすことが大切です。
イタチの完璧な侵入予防は防獣ネットだけでは難しい
ここまでは防獣ネットについて解説してきましたが、イタチの完璧な侵入予防はネットだけでは難しいです。
イタチに侵入を許してしまっているとき、侵入経路となる場所がひとつだけではないこともよくあります。
ご自身が侵入経路だと思っている場所にネットを張っても、それ以外の場所から侵入されてしまうと意味がありません。
▼イタチの侵入経路について、詳しくは以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
もしも対策について難しさを感じるようでしたら、お気軽にご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
侵入口を金属製のネットで塞ぐのも有効
侵入経路の封鎖という観点なら、パンチングメタルや金網といった金属製のネットを使うのも有効です。
防獣ネットよりもピンポイントな封鎖にはなりますが、金属製のネットのほうがイタチが入り込むのは難しいといえます。
ちょっとした隙間なら、防獣ネットよりもパンチングメタルや金網を活用しましょう。
防獣ネット以外のイタチ対策
防獣ネット以外のイタチ対策にはいろいろなものがあります。
ここでは、代表的な以下の4つの手法を見ていきましょう。
- ニオイでイタチを追い出す
- 光でイタチを追い出す
- イタチの糞尿や巣は掃除する
- エサになるものは見せない
これらの対策を行うことで、イタチ被害が今より抑えられる可能性があります。
また、家の中にイタチがいるなら、ネットを張る前に追い出さなければイタチが出れなくなってしまうので注意が必要でしょう。
それぞれの対策について詳しく解説しますので、参考にしてください。
ニオイでイタチを追い出す
1つ目の対策は、ニオイでイタチを追い出すというものです。
イタチは嗅覚が優れているので、嫌がるニオイが身近にあると遠くに離れます。
したがって、イタチの巣や行動場所に嫌がるニオイのものを置くだけで対策になるのです。
イタチが嫌がるニオイには、たとえば以下のようなものが挙げられます。
- 酢
- 漂白剤
- ハーブ
- 木酢液
- クレゾール石鹸液
簡単に手に入るものが多いので、実践は難しくありません。
侵入経路と逆側で使えば、イタチは自然と外に逃げていきます。
▼イタチの侵入経路について、詳しくは以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
光でイタチを追い出す
2つ目の対策は、光でイタチを追い出すというものです。
イタチは夜行性なので、明るい場所からは居心地の悪さを感じて移動します。
白熱電球は高温になってしまい火事のリスクが高いので、LEDライトを使用するようにしましょう。
▼LEDライトについて、詳しくは以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
イタチの糞尿や巣は掃除する
3つ目の対策は、イタチの糞尿や巣は掃除するというものです。
イタチの糞尿は非常にニオイが強く、巣も悪臭を放っていることが珍しくありません。
悪臭が強すぎるせいで、屋根裏に隠れていたイタチの存在に気が付く人もいるほどです。
イタチの糞尿は、ナワバリを示すマーキングとしての役割もあります。
したがって、キレイに掃除してニオイをなくすことによって、イタチが戻ってきにくくなるでしょう。
エサになるものは見せない
4つ目の対策は、エサになるものは見せないというものです。
イタチは雑食なので、住宅街では生ゴミを荒らすこともあります。
「このあたりにご飯がある」と思われてしまうと、居座られてしまうかもしれません。
したがって、フタ付きのゴミ箱を使う、イタチの見える場所に食べ物を置いておかない、というように日常的に注意しましょう。
イタチ被害がすでに出ているならプロに相談するべき
ご自身でもイタチ対策はある程度なら行えますが、被害を完全に無くしたいならプロに相談することをオススメします。
イタチ被害がすでに出ている状況では特に、早めにプロに駆除を依頼することで被害の拡大を防ぐことが可能です。
害獣被害は放置しているとどんどん状況が悪化してしまいます。
被害が大きくなってからプロに依頼すると、駆除に必要な必要な日数や料金が増えてしまうので要注意です。
プロに依頼することによって、イタチの追い出しだけではなく侵入経路の徹底的な封鎖など根本的な被害予防も行ってもらえます。
ネットを中心としたさまざまな対策に取り組んでも被害が収まらない場合は、一度プロに相談してみてください。
イタチの駆除業者をお探しでしたら
ご自身で防獣ネットを使ってイタチ対策に挑戦してみたいとお考えの方も多いでしょう。
しかし、イタチの侵入を予防するのはネットだけでは難しいです。
ネットに隙間がある場合や、別の入り口が残っている場合には、簡単に入り込まれてしまってまた被害が生じます。
したがって、害獣駆除のプロにイタチ駆除を依頼するのがオススメです。
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まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
イタチの侵入を防ぐのに、防獣ネットはある程度の効果が見込めます。
しかし、正しく設置しなければイタチはネットをくぐって入り込んでしまうので、地面とネットをくっつけるというような工夫をしたほうが良いでしょう。
また、家の中でイタチの被害が出ているなら、侵入経路を探し出してパンチングメタルや金網で塞ぐことも大切です。
イタチの侵入経路を塞ぐ前には、家の中にいるイタチを追い出してから行ってください。
本格的なイタチ駆除や再発予防をお考えでしたら、ぜひとも当社「ハウスプロテクト」にご相談ください!