地面に空いた穴はイタチの仕業?穴掘りの対策や駆除方法もまとめて解説

突然、庭や地面に穴が掘られていた…!

子どものイタズラでもなさそうな場合、もしかすると「イタチ」の仕業かもしれません。

「穴ぐらいなら放っておこう」と考える方も少なくないでしょう。

しかし、穴を掘った動物が「イタチ」だった場合、庭から屋根裏や床下などに侵入し、巣を作ることで夜間の騒音や糞尿による悪臭が発生します。

また建物の損傷や巨額の修繕費、イタチが媒介する寄生虫や病原菌による感染症のリスクも…。

特に小さなお子さんや高齢者、ペットのいるご家庭は早急に対処すべきです。

そこで本記事では、イタチが掘る穴の特徴やイタチ以外の動物が掘った穴の特徴を紹介!

またイタチによる被害や穴を見かけたときの対策も解説してまいります。

この記事を参考に、庭や地面に空いた穴から被害をおこさないように対策してまいりましょう!

イタチが掘る穴の特徴と他の動物の穴の可能性

イタチが掘る穴の特徴と他の動物の穴の可能性

イタチは高いところに登り、家の屋根裏に棲みつく傾向がある害獣ですが、庭などに入り込んで穴掘りするのも得意です。

500円玉程度のサイズの穴を掘ったり、自分が入れるくらいの大きさの穴を掘り、中にいるミミズを食べることも。

また、タチはあちこちに穴をいくつも掘り、庭や田畑などを荒らし、あたり一面をボコボコにする傾向があります。

また、さまざまな場所に糞尿を撒き散らし、強烈な悪臭を発生させるのもイタチの特徴といえます。

ちなみに、イタチ以外だと庭や畑に穴を掘る動物は以下のとおりです。

  • ネズミ
  • モグラ
  • ヘビ

上記動物の穴の特徴を以下で解説してまいります。

ネズミの穴の特徴

掘る穴は浅めなことが多く、穴の中に柔らかい葉っぱや、端材などを持ち込み、巣を作る場合があります。

ネズミもイタチと同様に家に住み着く害獣として知られており、騒音から健康面など様々な被害を引き起こす可能性があります。

ネズミが穴を掘った場合の特徴はこちら>>

モグラの穴の特徴

きれいな穴を作り、穴の内部はトンネル状になっています。

本道と支道に分かれていて、穴の周辺に「モグラ塚」と呼ばれる特徴的な土の塊があります。

モグラが田畑に棲み着いた場合、ミミズを捕食するため、土地が痩せる原因や地盤の緩みにも繋がります。

ヘビの穴の特徴

ヘビは冬に寒さから身を守るため、穴を掘って冬眠し、暖かくなると出ていきます。

ちなみにヘビの被害は毎年540万人が咬まれ、そのうち最大270万人が蛇毒の被害を受けていると推定されています。 

ヘビによる咬傷で毎年8万1000人から13万人の人々が死亡しており、ヘビ咬傷に起因する手足切断永続的な障がいの数はその約3倍にのぼります。

参考:
2017年|ヘビ毒の抗毒素について(ファクトシート)
公益社団法人日本WHO協会−毒蛇咬傷

したがって、庭や畑などで穴があった場合、ヘビの可能性も検討しつつ、早めに対策しなければなりません。

「庭や畑にあいている穴の正体が特定できない」「何が棲みついているかわからない」そんな場合は、プロの害獣駆除業者へ相談してみましょう。

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イタチが庭の穴から家の中に侵入した場合の被害

庭の穴から家の中に侵入することも

庭の穴からイタチが家の中に侵入することもあります。

イタチは垂直に壁を登り、約3cmの隙間があれば入り込んでしまう柔軟な生き物です。

家の中にイタチが入り込むと、以下のような被害を引き起こします。

  • 足音・鳴き声による騒音被害
  • 糞尿による悪臭被害
  • 糞尿による建物の劣化被害
  • ノミ・ダニによる二次被害
  • 病原菌による健康被害

以下でそれぞれの被害について詳しく見ていきましょう。

足音・鳴き声による騒音被害

イタチは昼間も活動しますが、特に夜に行動が活発化する夜行性の動物です。

具体的には、次のような足音や鳴き声などに悩まされます。

  • 天井裏で「カタカタ」物音が鳴る
  • 屋根裏で「ガタガタ」足音がする
  • 「キーキー」「ククク」と甲高い鳴き声が聞こえる

これらの騒音被害がきっかけで、睡眠障害やノイローゼなどになってしまう方もいらっしゃいます。

糞尿による悪臭被害

イタチはスカンクと同じく肛門周辺に臭腺を持っており、 マーキング時や威嚇時などに強烈な悪臭を発生させます。

そのため、イタチ被害で一番ひどく悩まされるのが「悪臭被害」だとも言われています。

穴の中に排泄されることもあるので、庭や畑に掘られた穴から悪臭が発生している場合、イタチに棲みつかれている可能性が高いです。

また自然にいなくなることもないので、対処しない限り、悪臭に悩まされ続けるでしょう。

糞尿による建物の劣化被害

イタチは「ためフン」と呼ばれる習性があり、同じ場所に糞尿を繰り返し排泄します。

そんなイタチの糞尿が蓄積すると、天井裏や屋根裏、壁の中などの木材や天井材が腐食・劣化します。

糞尿の水分やアンモニア成分が建材に染み込み、シミやカビが発生するだけでなく、長期間放置すると木材が腐り、最悪の場合は天井が抜け落ちることも…。

この場合、高額なリフォーム費用も発生するため、放置せずに早急に対処しましょう!

ノミ・ダニによる二次被害

イタチが棲み着くことで、外からノミやダニが持ち込まれるおそれもあります。

野生のイタチの体には多くのノミやダニが寄生しており、家屋に侵入するとこれらの害虫も一緒に持ちこんできます。

ノミやダニは人間やペットにも寄生し、刺された場合はかゆみや発赤、発疹などの皮膚トラブルやアレルギー症状を引き起こします。

特に小さな子どもやアレルギー体質の人は被害を受けやすく、喘息や皮膚炎などの健康被害が報告されています。

ちなみにイタチが捕獲した獲物の死骸にもノミ・ダニが多く含まれており、巣や天井裏に放置されることでも二次被害の発生源となります。

参考:
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社

病原菌による健康被害

野生のイタチはさまざまな病原菌やウイルスを保有しています。

人間やペットに感染症を引き起こすリスクがあるので注意しなければなりません。

そんなイタチが保有している主な病原菌やウイルスは以下のとおりです。

病原菌やウイルス説明
サルモネラ菌食中毒の原因となる細菌で、腹痛・下痢・嘔吐などの症状を引き起こします。乾燥や少量でも発症しやすく、特に小児や高齢者は重症化する恐れがあります。
ペスト菌かつて「黒死病」として恐れられた感染症の原因菌で、イタチが捕食したネズミやノミを介して人に感染することがあります。日本ではほぼ見られませんが、海外では今も感染例があります。
レプトスピラ菌イタチの排泄物を介して水や土壌から人や動物に感染する人獣共通感染症です。重症化すると「ワイル病」となり、死亡例も報告されています。
鼠咬症スピリルム・モニリホルムレンサ桿菌ネズミやそれを捕食するイタチにかまれることで感染し、発熱・頭痛・寒気などの症状が現れます。
ハンタウイルスイタチの排泄物などから感染し、腎症候性出血熱など重篤な症状を引き起こすことがあります。
SARSコロナウイルス(重症急性呼吸器症候群)中国で発見されたSARSコロナウイルスや類似ウイルスをイタチが保有している可能性があり、発熱や筋肉痛、重症化すると死亡する場合もあります。
SFTSウイルス(重症熱性血小板減少症候群)主にマダニを介して感染しますが、イタチにも付着している場合があり、発熱・消化器症状・死亡例も報告されています。
狂犬病ウイルスイタチも狂犬病ウイルスを保有している場合があり、感染するとほぼ100%死亡する非常に危険な感染症です。

参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省

以上のように、イタチが身近にいる場合、早めに対策しなければなりません。

特に狂犬病ウイルスを保有しているイタチに嚙まれ、感染し発症してしまうと死に至ります。

また狂犬病は現在も治療法は見つかっていません。

さらにイタチは「鳥獣保護管理法」の対象になっています。

そのため、ご自身で対処する際は、病原菌やウイルス、法律違反のリスクを背負うことになるのであまりおすすめできません。

そのため、イタチが穴を掘った可能性がある場合は、まずはプロの害獣駆除業者へ相談してみてください。

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取り返しのつかない被害に遭わないためにも、まずはお問い合わせください。

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▼イタチによってかかる病気については、以下の記事で詳しく解説しています。

イタチによってかかる病気は?対処法や相談先も解説!

イタチの穴を見かけたときに行うべき駆除対策

イタチの穴を見かけたときに行うべき駆除対策

「庭の穴がイタチの仕業だった」「家の壁をイタチが登っているのを見かけた」そんな場合は、イタチがこれ以上入り込むのを防ぎ、早急に追い出しましょう!

  • 小動物用の忌避剤を使う
  • 害虫用のくん煙剤を使う
  • 侵入経路対策を行う

それぞれの方法について、見ていきましょう。

小動物用の忌避剤を使う

ホームセンターやネットショッピングで手軽に買うことができる「小動物用の忌避剤」を使う方法があります。

固形タイプや液体タイプなど種類が豊富で、使いたい用途で選ぶことができます。

以下のように、さまざまな使い方ができます。

  • 屋根裏や軒下などイタチが通る場所に固形タイプの忌避剤を設置する
  • イタチが出入りしている穴に液体を散布する

また自然な成分を使いたい方は、木酢液を散布する方法があります。

一時的な対策としては効果が期待できますが、完全に駆除するのは難しいでしょう。

なぜなら、忌避剤の効果は数時間〜数日程度とされています。

特に雨風にさらされやすい場所では、一時的な効果しか見込めないこともあります。

害虫用のくん煙剤を使う

害虫用の「くん煙剤」は、イタチが屋根裏や床下などに棲み着いている場合に効果が期待できます。

「くん煙剤」を使うと、大量の煙と殺虫成分を隅々まで行き渡らすことができます。

しかし、くん煙剤は、イタチとともにやってきたノミやダニの死滅には効果を発揮しますが、あまり長続きするものではありません。

煙そのものに驚いたイタチが逃げていくことはありますが、確実性はありません。

アース製薬の「バルサン」の公式サイトでは、持続時間は約2週間と記載がありますが、状況によっては前後するでしょう。

侵入経路対策を行う

忌避剤やくん煙剤を使ったあとは、侵入経路対策が必須です。

なぜなら、1箇所でも隙間があれば、イタチはそこから住まいに侵入してきます。

ちなみにイタチは、約3cmの隙間があれば、入り込めるほどの柔軟な害獣ですので、家の至るところから侵入できます。

家にある約3cmの隙間といえば、以下のように挙げだすとキリがありません。

  • 屋根の瓦材の隙間
  • 軒下の隙間
  • 換気扇や通風孔
  • 壁の劣化した部分

また大きな隙間がある場合、頑丈な金属の金網で塞ぐ、中間の隙間はパテ材、小さな隙間はコーキング材を使い、隙間を埋めなければなりません。

その他、イタチ被害のある建物が2階以上になると、足場を設置しないと危険も伴います。

したがって、個人で行うイタチの駆除対策は決して無理しないようにしましょう!

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穴を掘った害獣の特定はもちろん、侵入経路の徹底的なチェックや、ノミ・ダニの駆除、消臭、除菌などを行い、根本的に問題を解決してくれます!

また「最長10年の保証」もあるため、再発した際も無償で対処してくれます。

さらに、万が一、家の修繕工事が必要な場合も問題ございません。

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