タヌキとアライグマの違いは?危険なのはどっち?見分け方を解説

庭や屋根裏の近くで動物を見かけたとき、「タヌキ?アライグマ?」と迷うことがあるかもしれません。

2種は見た目が似ていますが、危険性と住宅への被害リスクはまったく異なります。

特に野生のアライグマは気性が荒く、屋根裏・床下への侵入や建物の損傷を引き起こす害獣として知られています。

そこで本記事では、タヌキとアライグマの見た目・習性・危険性の違いを害獣駆除のプロがわかりやすく解説します。

「見分ける方法」だけでなく、「見分けた後にどう対処すべきか」までお伝えしますのでぜひ参考にしてみてください。

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タヌキとアライグマ、危険・凶暴なのはどっち?

タヌキとアライグマ、危険・凶暴なのはどっち?

結論から言うと、危険性が高いのはアライグマです。

ただし「タヌキは安全」とは言い切れません。なぜなら、どちらも野生動物であり、状況によっては人に危害を加える可能性があるからです。

以下にて、それぞれの危険性を解説しますので理解しておきましょう。

アライグマの危険性

アライグマは非常に気性が荒く、追い詰められると人間に攻撃してくることがあります。

牙と爪が鋭く、噛まれたり引っかかれると大怪我を負うケースもあります。

そんなアライグマが引き起こす主な被害は以下のとおりです。

  • 屋根裏・床下への侵入と定住
  • 断熱材の破壊、天井の汚染・腐食
  • 電気配線の噛み傷(漏電リスク)
  • 悪臭・騒音
  • 狂犬病・アライグマ回虫などの感染症リスク

特に注意が必要なのは感染症です。なぜならアライグマに噛まれて狂犬病ウイルスに感染し、発症した場合、ほぼ100%死に至り、現時点で有効な治療法はないからです。

参考:厚生労働省 動物由来感染症

また、アライグマは「特定外来生物」に指定されており、許可なく捕獲・駆除することは法律で禁止されています。自力での対処は法律違反になるだけでなく、攻撃されるリスクもあるため、専門業者へ相談することが基本的な対処法です。

参考:特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律

アライグマは法律で守られている!鳥獣保護法と駆除の関係を解説

タヌキの危険性

タヌキは臆病な性格で、基本的に人間を避けます。そのため、突然襲いかかってくる可能性は低いとされています。

ただし、以下の点には注意が必要です。

  • 野生のタヌキは病原菌・ノミ・ダニを保有している可能性がある
  • 追い詰めると威嚇・攻撃することがある
  • 糞尿の蓄積による悪臭・木材腐食の被害
  • 農作物・家庭菜園への食害
  • まれに床下へ住み着くケースもある

タヌキの場合も、素手で触れる・近づきすぎるといった行為は避けてください。

特に毛が抜けているタヌキは、疥癬(かいせん)というダニによる病気を持っている可能性が高く、人間やペットへの感染源となります。

野生で遭遇したときにやってはいけないこと

アライグマ・タヌキどちらに遭遇した場合も、以下の行動は絶対に避けてください。

  • 近づく・触れる
  • 食べ物を与える
  • 素手で追い払おうとする
  • 傷ついていても保護しようとする
  • 自分でワナを仕掛ける(法律違反になる場合あり)

特にアライグマは、近づいただけで攻撃してくることがあります。

タヌキとアライグマの見た目の違い

タヌキとアライグマの見た目の違い

 

アライグマとタヌキの見た目の違いについても見ておきましょう。

アライグマタヌキ
体型猫背ずんぐり
体長(しっぽを除く)約40~60cm約50~70cm
体重4~10kg3~5kg
体の色灰色か白色胴体が茶色、脚は黒色
しっぽ約20~40cm

灰色と黒のしましまが4~10本、太く長い

約15~18cm

茶褐色1色、短く丸みを帯びた形、先端が黒い

足跡5本指

一本一本が長く、人間や猿の手のような足跡

4本指

犬のような足跡

眉間から鼻までが黒い、耳のふちの色は白、ひげは白く長い目の周りから首までが黒い、耳のふちの色とひげの色は黒い

大きさ・体型・色

アライグマは、全長約1mにもなる中型動物で大きいものだと約20kgを超える個体もあります。

一方、タヌキはアライグマに比べて、少し小型で丸みがかったフォルムが印象的です。

体の色は、アライグマは全体的に灰色か白色で、タヌキはイメージ通り茶色をしています。

しっぽ・足跡

アライグマの尻尾は最長約40cm、シマシマの模様があり太く長いのが特徴です。

一方、タヌキの尻尾は最長約20cm短く丸みを帯びた形先端が黒いのが特徴です。

アライグマの足跡は、5本指で人間や猿の手のような形で、タヌキの場合は犬のような足跡をしています。

自宅や所有する田畑で何かが侵入した際は、足跡でも識別できるので注意深く観察してみましょう。

顔まわり

アライグマの顔は、眉間から鼻までが黒く、まるで黒いアイマスクをしているように見え、耳のふちの色は白ひげは白く長いです。

それに対し、タヌキの顔は目の周りから首までが黒く耳のふちの色とひげの色は黒くなっています。

タヌキとアライグマの習性の違い 

タヌキとアライグマの習性の違い

以下、アライグマとタヌキの習性の違いとなります。

アライグマタヌキ
行動パターン夜行性、単独行動夜行性、集団行動
なわばり作らない作る
繁殖期1~3月に交尾、4~6月に出産2~4月に交尾、4~6月に出産
手先の器用さ器用不器用
フン溜めフンはしない、バラバラと巻き散らかす溜めフンをする、一箇所に固めておく
食性雑食性。

水生動物、果実、自分より大きい動物など、なんでも食べる

雑食性。

地下に埋まった芋、節足動物、地上に落ちた果実など食べる

行動パターン・なわばり

アライグマは日中に活動する場合もありますが、基本的には夜行性単独行動なわばりも作りません。

タヌキもアライグマ同様に、夜行性で臆病な性格のため、夜以外は隠れる場所を探すことも多く、集団行動をし、なわばりを作ります。

繁殖期については下記のとおりです。

動物交尾シーズン出産シーズン
アライグマ1~3月4~6月
タヌキ2~4月4~6月

手先の器用さ

アライグマは手先が器用な動物です。樹木はもちろん、塩ビ管や垂直に垂らした針金など、あらゆるものから登ることができます。

また自ら檻のカギを外して、脱走するほどの器用さもあり、約4㎏ほどのものなら動かせる力の持ち主でもあります。

一方、タヌキは犬のような前足をしているため、手先の器用さはありません。

樹木や丸太などには登ることもありますが、垂直方向には登ることはできません。

フンの違い

フンの状態は、アライグマとタヌキを見分ける手がかりになります。

庭や屋根裏でフンを見つけた場合は、以下の違いを参考にしてください。

動物フンの特徴
アライグマさまざまなところにフンを撒き散らかす
タヌキ一箇所で糞尿をためる習性がある

このように糞尿が、どのような状態で排泄されているかを観察することもアライグマとタヌキの見分ける方法の1つです。

食性

アライグマは、とにかく何でも食べる動物です。地上だけでなく、水の中樹上のものまで食べることもあります。

穴を開けて中身をくりぬいて食べたり、木になっている果物は地面に落とさずにヘタ側から食べる特徴があります。

またタヌキもアライグマ同様に雑食性の動物です。

しかし、アライグマと比べると、穴掘りが得意なため、埋まった芋を掘り起こしたり、地上に落ちた果実などを食べる特徴が挙げられます。

畑の外など作物を持ち出して食べるので、タヌキの食べ残しが畑の外で見つかることもあります。

アライグマとタヌキの目撃される・住み着く場所の違い 

アライグマとタヌキの目撃される・住み着く場所の違い 

 

以下、アライグマとタヌキの目撃される場所の違いです。

アライグマタヌキ
目撃される場所
  • 里山
  • 農地
  • 住宅地
森林、里山
住み着く場所
  • 屋根裏
  • 床下
  • 人気のない倉庫
  • 神社仏閣などの建物
まれに床下に住み着く

アライグマ

アライグマは主に下記の場所で目撃されます。

  • 森林
  • 里山
  • 農地
  • 住宅地 など

近年は食べ物や屋根裏などの快適さを求めて、住宅街で見かける割合が高くなり、害獣として認知されるようになりました。

またアライグマは、手先が器用なので垂直に登ることも可能です。実際、雨どいを登り屋根材をこじ開けて、屋根裏に住み着く事例も報告されています。その他、床下人気のない倉庫神社仏閣などの建物に侵入することもあります。

アライグマが一度屋根裏に住み着いた場合、放置すると被害は拡大します。

侵入初期は断熱材の破損や糞尿汚染にとどまりますが、長期化すると天井のシミ・異臭・電気配線の損傷へと発展します。

「たまに音がする程度」と感じていても、早めに状況を確認することをおすすめします。

タヌキ

タヌキの場合、下記の場所で目撃されるケースが多いです。

  • 森林
  • 里山 など

人家に侵入するケースは少ないですが、まれに床下に住み着く場合があります。

また「家の近所に森や林がある」「田畑を所有している」場合は、以下のタヌキの被害が起こりかねません。

  • 家屋へ侵入される
  • ためフンによる悪臭・家屋の腐食
  • 疥癬(かいせん)などの寄生虫、病原菌のリスク
  • 農作物が食い荒らされる

「もしかしてアライグマかもしれない」「タヌキに作物を荒らされたくない」と感じたら、まずは害獣駆除業者のプロに相談してみてください。

屋根裏の音・足跡・フンなど、気になる点をお伝えするだけで、現地確認が必要かどうか判断できます。

業界最大手の害獣駆除業者「ハウスプロテクト」では、通話料をはじめ、現地調査などを無料で行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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アライグマの被害実態と対策について詳しく知りたい方は、以下の記事よりご覧ください。

アライグマ被害の実態は?対策方法や駆除についてもプロが解説!

タヌキとアライグマの分類・分布の違い

タヌキとアライグマの分類・分布の違い

 

まずは、アライグマとタヌキの分類や分布についてです。

アライグマタヌキ
生物分類哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属
哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属
分布日本のほとんどの地域
元は外来種
日本のほとんどの地域
在来種

分類

アライグマとタヌキの違いは、まず分類から異なります。

アライグマは「哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属」の分類に属している動物で、タヌキは「哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属」の動物です。

姿が似ていますが、まったく種族が違う生き物なのです。

分布

アライグマは本来、北アメリカの森林に生息している外来種です。

しかし、輸入されたペットなどが捨てられることで野生化し、繁殖したと考えられています。

そのため、現在では日本のほとんどの地域で生息を確認されるまでになっており、「特定外来生物」にも指定されています。

一方、タヌキは東アジアの森林に生息する在来種で、日本の広範囲に元々生息している動物です。

ちなみに北海道では「エゾタヌキ」が生息しており、それ以外の本州などでは「ホンドタヌキ」が生息しています。

タヌキとアライグマを見分けるためのまとめ

最後に、タヌキとアライグマを見分けるための主なポイントを整理します。

項目アライグマタヌキ
しっぽ縞模様(4〜10本)、太く長い茶褐色1色、短く丸い
眉間から鼻にかけて黒い(アイマスク状)目の周りから首にかけて黒い
足跡5本指、人の手に似た形4本指、犬に似た形
行動単独、屋根裏や建物に住み着く集団、森林・里山が中心

「しっぽの縞模様」と「足跡の指の数」が見分けやすい判断材料です。

もし「屋根裏から音がする」「庭に5本指の足跡がある」「フンが複数箇所に散らばっている」といった状況があれば、アライグマが住み着いている可能性があります。放置せず、早めにプロの害獣駆除業者へ相談することをおすすめします。

業界最大手の害獣駆除業者「ハウスプロテクト」では、「まだ被害は出ていないけど不安」「いまいち見分け方がわからない」という段階でも相談可能です。

「あの時、相談していれば、こんなことにならなかったのに…」と後悔しないよう対策してまいりましょう!

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