結論からお伝えしますと、イタチは穴を掘る動物ですが、穴の大きさや形だけでは正体を断定できません。
イタチが掘ったとみられる穴は、一般的に直径3〜5cm程度です。
一方、住宅への侵入口は地面の穴と別に考える必要があります。なぜなら、イタチは直径3cm足らずの隙間も通り抜けるからです。
そのため、足跡、フン、臭い、物音まで確認し、家に侵入している可能性がある場合は、穴を塞ぐ前に住み着いているかどうか調べましょう。

- イタチの穴の特徴
- 他の動物との見分け方
- 安全な対処法
- 専門業者へ相談する目安
イタチが掘る穴の特徴と他の動物の穴の可能性

イタチが掘ったとみられる穴は、直径3〜5cm程度の丸い形をしていると言われています。
そのため、大きさや形だけではイタチと断定できません。
下記を確認し、基礎や換気口付近の隙間も含めて、複数の痕跡が重なっているかを判断する必要があります。
- 庭のどこに穴があるか
- 周囲に足跡やフン
- 獣臭
- 掘り返された土が残っているか
- 床下や天井裏から物音が聞こえるか
また見えている穴だけでなく、住宅内部への侵入有無も同時に確認する姿勢が大切です。
イタチの穴は直径3〜5cm程度が目安
直径3〜5cm程度の穴はイタチを疑う材料になりますが、穴の直径だけを判定基準にすると別の動物をイタチと誤認するおそれがあります。
形、場所、周囲の痕跡もあくまで目安です。
穴を確認する際は、入口の幅だけでなく、奥へ続く方向や周囲の土も見てください。
新しく掘られた穴の場合、入口付近の土が湿っていたり、草や落ち葉が押しのけられていたりする場合があります。
堺市では、イタチが穴掘りをし、直径3cm足らずの隙間も通り抜けると案内しています。そのため、地面の穴と住宅の隙間を混同せず、別々に確認する視点が重要です。
穴を確認するポイントは以下のとおりです。
| 確認項目 | 見る場所 |
|---|---|
| 大きさ | 入口の縦幅と横幅 |
| 形 | 円形または楕円形 |
| 場所 | 庭・畑・基礎周辺 |
| 周囲 | 土・毛・足跡・フン |
| 室内 | 物音・臭い・汚れ |
穴だけでなく足跡・フン・臭いも確認する
イタチの可能性を判断するには、穴の周囲に残る足跡、フン、毛、獣臭を組み合わせて確認する必要があります。
なぜなら、ネズミやモグラなども庭や建物周辺に穴を作る場合があり、雨や土の崩れによって穴の形が変わると、直径や輪郭だけでは正確に見分けられません。
また発見時の写真や痕跡が増えた場所、物音が聞こえた時間帯まで記録したほうが判断しやすいので、一つの痕跡へ頼らず、発見場所ごとの変化を比べる視点も欠かせません。
もし足跡が残っている場合は、下記項目を記録してください。
- 指や爪の形
- 歩幅
- 進行方向
フンや毛を見つけても素手では触れず、スマートフォンで位置と大きさが分かる写真を撮ります。
足跡の確認方法を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
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ネズミ・モグラ・ヘビの穴との違い
庭の穴がイタチによるものか判断できない場合は、穴の形よりも周囲の痕跡を比較する方法が効果的です。
以下、イタチとネズミ・モグラ・ヘビの穴との違いです。
| 動物 | 穴の周辺で見る痕跡 |
|---|---|
| イタチ | 足跡・フン・獣臭 |
| ネズミ | フン・かじり跡 |
| モグラ | 土の盛り上がり |
| ヘビ | 抜け殻・潜伏場所 |
穴の奥が見えない場合は、手や棒を差し込まないでください。
動物を刺激したり、穴の内部を崩したりするおそれがあります。
もし特定できない場合は、以下の記事もあわせてご覧ください。
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イタチの巣穴と住宅の侵入口は別に考える

庭にある地面の穴が、そのままイタチの巣や住宅への侵入口になっているとは限りません。
イタチは餌を探すために土を掘る場合があります。
その一方で、石垣の隙間、床下、天井裏などをすみかとして利用し、以下のような建物の隙間からも侵入します。
- 基礎
- 水切り
- 換気口
- 配管まわり
- 屋根付近
そのため、地面の穴、休息場所、住宅への入口を分けて確認する必要があります。
また穴の役割を混同すると、誤った封鎖につながるため注意が必要です。
地面の穴は餌探しで掘った可能性もある
庭に見つかった穴は、イタチが長期間暮らす巣穴ではなく、土の中にいる小動物や昆虫を探した跡である可能性も否定できません。
穴の近くに継続的な出入りの跡がなく、フンや獣臭、足跡も増えていない場合は、一時的に立ち寄っただけの可能性もあります。
そのため、穴はすぐ埋めず、数日間は安全な距離から再掘削や新しい痕跡の有無を記録してください。
一度だけの痕跡か、継続的な利用かを分けて見る必要があります。
また確認時は、穴を埋める前に写真を撮り、日付、場所、大きさを記録してください。
以下のケースに当てはまる場合、イタチなどの動物が繰り返し利用している可能性があります。
- 翌日以降に土が再び掘り返されている
- 同じ場所にフンや足跡が増えた
イタチが利用しやすい場所は、以下の記事よりご覧ください。
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約3cmの隙間は住宅の侵入口になる
住宅では、地面に掘られた穴よりも、基礎や屋根まわりにある約3cmの隙間を注意しましょう。
なぜなら、イタチは直径3cm足らずの隙間を通り抜け、垂直の壁も登ります。
具体的には、以下のような地上から離れた場所も侵入口になり得ます。
- 床下換気口
- 配管の貫通部
- 軒下
- 屋根材の隙間など
一か所だけを塞いでも、別の開口部が残る場合があり、低い位置だけでなく、外壁や屋根付近も確認する必要があります。
基礎周辺に穴がある場合は、次の場所も外側から確認してください。
- 床下換気口
- 基礎の水切り
- 配管の貫通部
- 外壁の破損部
- 軒下や屋根まわり
高所や床下へ無理に入らず、地上から見える範囲に限定してください。
詳しい点検箇所は、以下の記事にて解説しています。
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家にイタチが侵入している可能性が高いサイン

庭の穴に加えて、下記の箇所が見つかった場合は、イタチが住宅へ侵入している可能性があります。
- 夜間の物音
- 獣臭
- 同じ場所にたまるフン
- 天井
- 断熱材の汚れ
穴だけを埋めても屋根や換気口に別の侵入口が残る場合があります。
そのため、音がする時間帯、臭いが強い場所、フンが増える位置まで屋内外のサインを照らし合わせ、すでに住み着いている可能性がないかを確認しましょう。
もし複数のサインが重なる場合は、自力で奥へ入らず、専門業者へ調査を依頼してください。
- 夜間に走る音がします
- 天井裏で鳴き声がします
- 強い獣臭が残ります
- 同じ場所にフンがたまります
- 天井にシミがあります
- 断熱材に乱れがあります
- 基礎周辺に足跡があります
実際、堺市では、天井裏での騒音やフン尿による臭いをイタチが家屋へ侵入した際の主な相談内容として案内しています。
もし複数のサインが重なる場合は、見えている穴だけでなく、床下や天井裏まで確認する必要があります。
フンや尿の跡を見つけた場合は、素手で触れないでください。厚生労働省の動物由来感染症に関する案内でも、動物のフン尿へ直接触れず、野生動物との接触を避けるよう呼びかけています。
穴が基礎や床下換気口の近くにあり、物音や臭いも確認できる場合は、住宅内部へ侵入しているおそれもあります。

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イタチの穴を見つけたときの安全な対処法

イタチの穴を見つけても、内部の状況を確認せずに埋めたり、捕獲器を置いたりしないでください。
安全に対処する手順は以下のとおりです。
- イタチの出入りを確認する
- 市販の忌避用品で屋外へ追い出す
- 個体が残っていないことを確認する
- 侵入口を封鎖する
また火や水を穴へ入れる行為、無許可の捕獲、高所での無理な作業を避け、必要に応じて自治体や専門業者へ相談しましょう。
自己流で急いで処理せず、追い出しと封鎖の順序を守る必要があります。
穴をすぐに塞がない
穴や隙間を見つけても、イタチが住宅内部にいる可能性が残る段階では封鎖しないでください。
なぜなら、内部に親や子どもが残ったまま出入口を塞ぐと、以下のリスクあるからです。
- 別の場所を壊して移動する
- 屋内に入り込む
また状況によっては、臭いや汚れの原因も残るため、出入りの時間、鳴き声、足跡を確認してから封鎖時期を判断しましょう。
忌避剤による追い出しは応急処置
市販の忌避剤やくん煙剤は、イタチを一時的に遠ざける応急処置として使える場合があります。
しかし、臭いや煙が弱まれば再び戻ってくる可能性があります。
なぜなら、追い出しだけでは侵入口が残り、庭に餌や身を隠せる場所がある状態も変わらないからです。
そのため、対象動物と使用場所を製品表示で確認したうえで、使用後には侵入口の確認と周辺環境を見直しましょう。
製品だけで解決したと考えず、再侵入防止まで進める必要があります。
捕獲・殺傷は許可なく行わない
イタチを捕獲器で捕まえたり、傷つけたりする対処は、自己判断で進めないでください。
被害があっても無許可で自由に捕獲できるわけではありません。
捕獲器を購入または借用する前に、対象種、時期、場所、申請手続きについて自治体の担当窓口へ確認する必要があります。
環境省の狩猟制度の概要では、狩猟免許、狩猟者登録、区域、期間、猟法などの制限が示されています。
実際、堺市でもイタチを捕獲する場合は、鳥獣保護管理法に基づく許可が必要と案内しています。
イタチを見かけた際の行動と避けるべき対処が知りたい方は、以下の記事よりご覧ください。
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追い出し後に侵入口を封鎖する
下記を確認してから侵入口を塞ぎましょう。
- イタチが外へ出ている
- 子どもや別の個体が残っていない
侵入口を塞ぐ際は、建物の換気や排水を妨げない素材と施工方法を選びましょう。
高所や屋根まわりに侵入口がある場合、転落の危険があります。
はしごや脚立で無理に作業せず、手が届かない場所は専門業者へ相談しましょう。
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自力で判断できない穴は専門業者に調査してもらう

下記を判断できない場合は、封鎖前に専門業者へ調査を依頼しましょう。
- 穴の正体
- 侵入口の位置
- 住宅内部に残る個体の有無
特に以下のケースに当てはまる場合、地上から見える穴だけを処理しても被害が残る可能性があります。そのため、追い出し、封鎖、清掃の順序まで含めた現場判断が必要です。
- 基礎や床下付近に穴がある
- 夜間の物音や獣臭が続く
- フンがたまる
- 高所にも隙間がある
専門業者へ相談する際は、発見日、穴の場所、物音の時間帯を伝えると調査しやすくなります。
専門業者へ依頼すると、動物の種類、生息場所、侵入口、フン尿の範囲、封鎖が必要な場所をまとめて確認できます。
調査結果と見積もりを受け取り、作業内容、料金、保証範囲を確認してから依頼先を決めましょう!

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イタチの穴に関するよくある質問
イタチは穴掘りをする動物です。
ただし、庭にある穴がすべて巣穴になるわけではなく、餌を探すために掘った跡や、別の動物が作った穴を利用した可能性もあります。
そのため、周囲の足跡、フン、臭い、継続的な出入り、翌日に土が掘り返されているかまで確認し、住宅付近では床下や基礎へ続いていないかも調べましょう。
穴だけを見て巣と決めず、継続的な利用の有無まで確認し、発見時の写真も残してください。
穴の大きさや形だけで断定せず、数日間の変化を記録します。住宅付近で物音や獣臭もある場合は、床下や天井裏への侵入も疑う必要があります。
イタチは、直径3cm足らずの隙間も通り抜けます。
500円硬貨に近い小さな開口部でも侵入口になる可能性があるため、床下換気口、配管の貫通部、水切り、軒下、屋根まわりまで確認しましょう。
足跡、毛、こすれた汚れが集中する場所があれば、出入り口として使われていないかを慎重に判断し、見落としやすい高所や配管裏も外側から確認し、屋内側の物音にも注意する視点が欠かせません。
地面に掘られた穴の大きさと、住宅へ入る隙間の大きさは別です。約3cmを基準に家中の穴を自己判断で塞ぐのではなく、内部にイタチが残っていないかを先に確認する必要があります。
庭の穴を埋める前に、イタチや別の動物が出入りしていないかを確認してください。
住宅の床下や基礎へつながる穴を内部確認なしで塞ぐと、動物が閉じ込められたり、別の場所へ移動したりするおそれがあ ります。
そのため、物音や臭いがある場合は先に調査し、出入りがなく住宅へ続いていないと判断できた後も再び掘り返されないかを確認しましょう。
もし住宅へ続く可能性が少しでもある場合は、先に専門調査を依頼してください。
出入りがなく、住宅へつながっていないと判断できた穴は、土を戻した後も再び掘り返されないか確認します。
再発する場合は、餌になる生ごみや落果、隠れ場所も見直してください。
イタチを庭へ寄せ付けにくくするには、生ごみ、ペットフード、落果などの餌を片付け、雑草や資材を整理し、身を隠せる場所を減らす対策が基本です。
忌避剤だけでは効果が切れた後に戻る可能性があります。
そのため、物置や植え込みの周辺も整え、住宅の隙間を確認し、餌、隠れ場所、侵入口の三方向から侵入されにくい環境を維持しましょう。
一時的な臭い対策だけでなく、環境管理を継続し、庭の状態を定期的に見直す必要があります。
庭で見かけるだけで屋内侵入のサインがない場合は、餌と隠れ場所の管理から始めます。
物音やフン、獣臭がある場合は、環境整備だけで済ませず、侵入口の調査も進めてください。
穴だけでイタチと判断するのは困難です。
なぜなら、ネズミやモグラなども地面や建物周辺に穴を作り、雨や土の崩れによって入口の形も変わります。
そのため、大きさや丸さだけでは正体を絞り込めず、足跡、フン、毛、獣臭、物音、再掘削の有無など複数の痕跡を重ねて判断しましょう。
もし判断材料が少ない場合は、写真と位置情報を残し、無理に断定せず専門家へ相談してください。
足跡、フン、毛、獣臭、物音、掘り返された土を合わせて確認してください。
判断できない場合は、穴へ手を入れず、写真と発見場所を記録して専門業者へ相談します。
まとめ|イタチの穴は大きさだけで判断せず侵入の有無を確認する

イタチは庭や畑で穴を掘る場合がありますが、穴の大きさや形だけではイタチと断定できません。
下記項目を確認し、住宅の基礎や換気口付近に穴がある場合は、地面の穴とは別に家屋への侵入口がないかを調べましょう。
- 足跡
- フン
- 獣臭
- 掘り返された土
- 床下や天井裏からの物音
内部に個体が残る可能性がある間は、自己判断で封鎖しない姿勢が重要です。
穴の発見後は正体の確認、追い出し、封鎖の順序を守る必要があります。
特に重要な要点は以下のとおりです。
- 穴だけで断定しない
- 住み着いている場合は封鎖しない
- 捕獲許可を確認する
内部にイタチや子どもが残った状態で穴を塞ぐと、別の場所へ移動したり、屋内へ入り込んだりするリスクがあります。
自力で侵入口や生息状況を判断できない場合は、封鎖する前に専門業者へ調査を依頼してください。

\24時間365日受付中!相談のみOK/
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる害獣に対応!まずは被害状況をお聞かせください。















