「ネズミを見かけたと思っていたら最近は見なくなった」「ネズミが出てくるのはいつごろなんだろう」なんて、お考えではないでしょうか。
最近は見なくなったという場合の多くは、ネズミがいなくなったのではなくネズミとのタイミングが合わなくなっただけです。
実はネズミは、出没しやすいタイミングがあります。
ネズミが出没するのがどんなタイミングなのかを知ることで、効果的な対策が可能です。
今回は「季節」「時間帯」「場所」を中心に、ネズミの出没関係の情報やおすすめの対応についてご説明させていただきます!
ネズミがよく出る時期や場所は?
まずはネズミが出没しやすいタイミングを見ていきます。
今回は、日本でもよく見かける3種類のネズミについて見ていきましょう。
「季節」「時間帯」「場所」ごとに、以下の通りです。
- クマネズミ:冬は活動が鈍る
- ドブネズミ:寒さに強く一年中活動する
- ハツカネズミ:一年中活動する
クマネズミ以外は一年中活動するので、季節によって見かけなくなることはありません。
クマネズミは、冬以外がよく出る時期だと言えます。
- クマネズミ:深夜に活動
- ドブネズミ:日中、深夜に活動
- ハツカネズミ:深夜に活動
ドブネズミは日中にも活動する点が特徴的です。
クマネズミとハツカネズミは、深夜がよく出る時間帯だと言えます。
- クマネズミ:乾燥した天井裏、壁のなかなど
- ドブネズミ:下水道や床下、台所などに
- ハツカネズミ:家具と家具の狭い隙間や、倉庫のダンボールなど
ネズミによって出没しやすい場所が異なります。
「天井裏にいるからクマネズミだ」というように断定することは難しいですが、ある程度の参考になるでしょう。
よく出る時期や時間帯などの情報と合わせて、種類の特定の参考にしてください。
それでは、ここからさらに細かい内容を見ていきます。
ネズミの繁殖のピークは「春」と「秋」
ネズミの繁殖は春の3〜5月と、秋の10〜11月の年2回です。
1回の出産で、約6〜10匹の子ネズミを産みます。
秋は春より気温が低いため出産数が減少する場合がありますが、近年は暖房器具の発達によってネズミたちにも暮らしやすい環境が整っており、通年を通して繁殖します。
家のなかにネズミがよく出る時期は秋〜冬が多く、繁殖が活発な時期は春と秋です。
これらを踏まえながら、ねずみが住み着きにくい家の環境を作り上げる必要があります。
ネズミは繁殖力がとても高く、数がいればいるほど短期間で大量に増殖します。
ネズミを一匹見ただけでも、もしかすると見えていない場所に何十匹もいる可能性もゼロではありません。
対策は繁殖時期を避けた冬場がおすすめ
繁殖時期のピークの合間である冬場に駆除対策をするのがおすすめです。
一方で、夏場のように暖かい時期の個人での駆除はオススメできません。
理由はネズミ捕りのワナやシートを仕掛けて何匹か捕まえたとしても、繁殖が活発なのでほとんど数が変わらないためです。
また、駆除方法によってはネズミが死んでしまうこともあります。
暖かい時期は死体が腐りやすく、衛生面が悪化しやすいことも気になります。
暖かい時期に駆除が必要になった場合は個人での対策は難しいので、プロに依頼するほうがいいでしょう。
もしもネズミ被害にお悩みでしたら、ぜひ当社にご相談ください!
時期を問わず可能な対策もございますし、状況をしっかり確認させていただき、適切な駆除を行わせていただきます。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
ネズミがよく出る時間帯は?
先ほど少し述べましたが、ネズミは基本は夜行性で、夕方〜朝方が行動時間です。
ドブネズミは日中にも活動するとお伝えしましたが、ネズミ全体としては夜間に動き回ることが多いと押さえておきましょう。
ネズミは人間が寝静まってから、エサを探して台所や家のさまざまな場所に出没するようになります。
ちなみに、ネズミは一生伸び続ける頑丈な歯で、家の建材をかじりネズミに都合のいいように通り道を空けてしまうこともあるので要注意です。
ときにはケーブルをかじって火災被害を起こすことも。
いろいろなものをかじって歯を削りながら、空けた穴から台所に入り込んで食材やペットフードなどの残飯をエサに生きているのです。
ネズミ被害を少しでも減らすためには、たとえよく出る時期ではないとしても、常にネズミが食べるようなものは頑丈な容器に入れる、ケーブルはネズミが嫌がる成分のものでカバーする、などの対策が重要となります。
ネズミが出やすい場所は?
先ほどはネズミの種類ごとにいくつか代表的な出没場所をお伝えしました。
しかし、ネズミは本当にさまざまな場所に出没します。
さらに追加で、家の外と家の中でネズミが出やすい場所について見ておきましょう。
- 床下
- 天井裏
- ダクト
- 通気孔
- 室外機
- エアコン配管カバーの隙間
- 雨戸の戸袋
- 欄間の下の長押
- テレビ裏
- 台所
どれも駆除現場に駆けつけたとき、よくネズミが移動や侵入に使っているところばかりです。
ネズミ被害で主なクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミによって、出没場所はさまざまですが、上に挙げたポイントは特に押さえておくべきでしょう。
ネズミが出やすい時期でなくとも、挙げた場所にネズミの痕跡が残されていることは珍しくありません。
先程も紹介したようにクマネズミは乾燥した天井裏や壁の中などを住処にし、ドブネズミは湿った場所を好むので下水道や床下、台所などに出没します。
そして、ハツカネズミは家具と家具の狭い隙間や、ダンボールなどを好むため、家の中や倉庫の中などでよく見られます。
ネズミの侵入経路は多岐にわたる
もしもネズミが家に入り込んでいるとすると、考えられる侵入経路は非常に幅広いです。
ネズミは約1〜2cmの隙間があれば侵入します。
すべての侵入経路を塞がないと、一度退治してもネズミ被害は必ず再発します。
ネズミを寄せ付けない工夫も大切ですが、侵入経路の封鎖が一番大切です。
ネズミ駆除はプロに相談するのがベスト
ネズミは繁殖力が強く、野生で暮らしているので病原菌を保有しているおそれもゼロではありません。
普段私たちが生活する台所やリビングなどを移動したせいで、ご家族がサルモネラ菌による食中毒に感染したり、布団やカーペットにダニが大量発生しアレルギー症状を起こしてしまったりといったこともありえます。
参考:
「東京都ねずみ防除指針」被害の実態(平成17年2月発行)- 東京都福祉保健局
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社
もしも今がネズミがよく出る時期ではなかったり、ネズミが活動する時間に家にいなかったりといった状況だとしても、放置はおすすめできません。
ネズミはどんどん繁殖し、被害を大きくしていきます。
また、個人で対策を行うことが絶対に不可能であるとは言いませんが、対策を行う場合にはネズミやネズミの排泄物、巣などとも距離が近くなりやすく、病気になるおそれも考えられます。
捕獲系での対策の場合は、ネズミの処理もすべて自分で行わないといけないため、さらにハードルが高いです。
したがって、ネズミ被害は、ぜひプロの業者へ依頼しましょう。
ネズミ被害のご相談はハウスプロテクトまで!
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