アライグマは回虫・狂犬病の感染症リスクあり?症状と対策を徹底解説!

アライグマは、感染症や病気を保有しているリスクがあります。

酪農学園大教授の浅川満彦氏は、 2016年9月26日放送の「クローズアップ現代+」(NHK)において、アライグマについて「病原体のデパートみたいなもの」と称しました。

それほど野生動物の中でも危険な部類に入るということでしょう。

参考:都会で増え続けるアライグマの脅威 一見かわいいが「病原体のデパート」: J-CAST ニュース【全文表示】

本記事では、アライグマが保有している病原菌や感染症を解説します。

アライグマによって、どのような感染症が引き起こされるのか気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

アライグマが保有する4つの病原菌や感染症

アライグマは、下記4つの病原菌や感染症を保有しているリスクがあります。

  1. 狂犬病
  2. アライグマ回虫症
  3. 重症熱性血小板減少症(SFTS)
  4. レプトスピラ症

以下でそれぞれ解説します。

狂犬病

アライグマの保有するおそれのある病原菌の中で、恐ろしいのが狂犬病です。

狂犬病とは、狂犬病ウイルスを保有する動物に嚙まれたり、引っ掛かれたりしてできた傷口などから、ウイルスが侵入して発症する感染症です。

狂犬病にかかると、ウイルスが脳まで届き、生命維持に必要な脳の中枢を破壊し、死に至らすといわれています。

WHOの推計によると、世界では毎年5万人以上の患者が死亡しています。

狂犬病の初期症状は、風邪と似たような症状と言われています。

進行すると知覚異常やけいれんによって、液体を飲むことができなくなります。また風が吹いたり、水を見ただけでけいれん発作を起こすようになります。

実際、日本では狂犬病によって多くの命が失われた歴史があります。

そういった背景もある影響か、「犬の登録や予防接種、野犬などの拘留」を義務付ける、狂犬病特有の法律ができたほどです。

その結果、今では日本国内での狂犬病の感染を抑えられています

1957年以降は日本国内で感染例は見つかっていませんが、念のために気をつけておきましょう。

参考:狂犬病 – 厚生労働省 関西空港検疫所

アライグマ回虫症

アライグマ回虫症とは、アライグマに寄生している「アライグマ回虫」と呼ばれる寄生虫が、人体にも寄生することによって引き起こされる病気です。

基本的にはアライグマ回虫がほかの動物のもとで成虫になることはありません。

しかし、人間が虫卵を経口摂取することによって、寄生するリスクがあるといわれています。

もし経口摂取によって幼虫移行症になってしまうと、重度の脳障害を引き起こします。

人間の体内に移ると、人体の様々な部位に転移してしまいます。また直接アライグマに触れなくても、糞から人へと感染してしまう点です。

土の中に糞が埋まっていて、それを知らずに触ってしまうことも十分考えられます。

2002年に国立感染症研究所が調査したところ、日本で野生として暮らしているアライグマからは回虫は発見されていません。

しかし、身近にアライグマがいる方は、決して油断してはいけません。

参考:アライグマ回虫による幼虫移行症とは – 国立感染症研究所

重症熱性血小板減少症(SFTS)

重症熱性血小板減少症(SFTS)は、ダニが持つ「SFTSウイルス」によって引き起こされる病気です。

アライグマは、「SFTSウイルス」を持ったダニに寄生されている可能性があります。

症状としては、発熱や消化器症状、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節の腫れなどです。

身近にアライグマがいたり、いる可能性のある場所に行くなら、長袖長ズボンを着用するなどダニ対策を行うべきです。

参考:
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

レプトスピラ症

レプトスピラ症は、アライグマの尿で汚染された土壌から感染する細菌症です。

発症すると、悪寒、発熱、頭痛、全身の倦怠感などに見舞われます。

さらに重症化すると、出血を伴ったり、小さな血栓が全身の血管のあちこちにできてしまう場合もあります。

適切に治療がなされなければ、20%~30%の死亡率がある、恐ろしい病気です。

参考:レプトスピラ症(ワイル病)- 厚生労働省検疫所

アライグマは害獣だと認識することが大切

アライグマは害獣だと認識することが大切

こういった衛生面以外にも、アライグマには困った習性が多々あります。

例えば、アライグマが屋根裏に住み着いてしまった場合、下記の被害を引き起こすリスクがあります。

  • アライグマの糞尿が下の階に染みる
  • 天井が抜け落ちる

アライグマは「同じ場所で排泄する」という習性があるため、屋根裏を住処にした場合、一定の場所に大量の糞尿が溜まります。

そして大量に溜まった結果、天井材が腐り、最終的に糞尿やアライグマの重さに耐えきれず、天井が抜け落ちてしまうこともあります。

そのほか、ゴミあさられたり、小型のペットを食べられてしまったり、農作物への被害もあります。

アライグマを見かけても絶対に触らない!

アライグマを見かけても絶対に触らないことが重要です。

近所や家の中、屋根裏などに住み着いているのを見かけても触らないのはもちろん、自分で駆除してはいけません。

捕獲はもちろん厳禁ですが、法律面でも、狩猟免許や自治体の許可がある場合を除いて、アライグマの捕獲は禁じられています

近所にアライグマがいたら専門業者に依頼しよう

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もし近所や家の中でアライグマを見つけた場合は、アライグマ捕獲のスキルを持つ専門業者へ依頼しましょう。

「いきなり駆除依頼までするのは腰が重い」という方は、まずは相談だけでもしてみてください。

ハウスプロテクトなら、無料で電話・メール相談を受け付けております。

些細な相談も受け付けているので、ぜひお気軽に連絡してみてください。

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