「屋根裏からドタバタと動物の足音が聞こえるんだけど、もしかしてアライグマかな?」とお調べではないでしょうか。
アライグマは人の家のなかでも、特に屋根裏に巣を作ることが多いです。
そのままアライグマを放置していると、屋根裏で繁殖されて被害が拡大することもあるので気をつけなければなりません。
この記事では、屋根裏にいるのがアライグマなのか判断するポイントや、屋根裏からアライグマを追い出す方法をご紹介させていただきます。
大きなトラブルになる前に対策に着手し、安心な暮らしを取り戻してください。
アライグマは屋根裏に巣を作りやすい
最初にお伝えしておくと、アライグマが屋根裏に巣を作るケースは非常に多いです。
まずそもそもアライグマが人の家に入ってくる理由としては、「雨や風をしのいで快適に暮らすため」というものが挙げられます。
そして、人の家の中でも屋根裏は特にアライグマには好条件な環境が整っているので、巣が作られやすいです。
屋根裏には断熱材があるので、冬もあまり寒くなりません。
夏も気温が安定しやすく、アライグマは快適に暮らすことができるのです。
また、屋根裏にはアライグマの敵がいないことも重要なポイントでしょう。
自分の脅威となる存在がいないのに、屋根裏にいればエサにできる小動物や虫が入ってくることがあるので、アライグマにとって屋根裏は非常に生活しやすい場所です。
家によっては台所にも近く、より簡単にいつでも食べ物が手に入るかもしれません。
屋根裏にアライグマがいるときの特徴
「屋根裏にいるのがアライグマかどうか、まだわかっていない」という方も多いでしょう。
確かに実際に見たわけでなければ、なかなか害獣の判別は難しいです。
ここで、屋根裏にアライグマがいるときの特徴を確認しておきます。
- 足音や鳴き声がうるさい
- 家の近くに足跡がある
- 天井に糞尿によるシミができる
これらの状況に当てはまるようなら、すでにアライグマの巣がある可能性が高いです。
それぞれの内容について、詳しく解説していきます。
足音や鳴き声がうるさい
1つ目の特徴は、天井裏からの足音や鳴き声がうるさいというものです。
アライグマは40センチ〜60センチほどの体調があるので、足音も「ドンドン」と大きめの音が鳴ります。
鳴き声は、喉を鳴らすように「クルルルルル」と鳴きますが、とても特徴的なので鳴き声で判断するケースが多いです。
見た目はタヌキと似ているアライグマですが、タヌキは「クーン」「キューン」と鳴きます。
▼アライグマの鳴き声について、以下の記事で詳しく解説しています。
家の近くに足跡がある
2つ目の特徴は、家の近くに足跡があるというものです。
屋根裏に巣がある場合でも、家の外と屋根裏を行き来しているときの足跡が残っているかもしれません。
アライグマの足跡のポイントは、5本指であることと、5センチ〜7センチくらいであることです。
天井に糞尿によるシミができる
3つ目の特徴は、天井に糞尿によるシミができるというものです。
アライグマが屋根裏に巣を作ったときに深刻な問題となるのが、糞尿被害だといえます。
天井にシミができるだけではなく、天井の板が腐ってしまって天井が抜けることもあるので要注意です。
また、野生で暮らす動物は病原菌を保有しているおそれもあります。
参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省
したがって、掃除の際にも病気にならないように気をつけなければなりません。
シミができている状況になると、被害はどんどん拡大して家の修繕費用も高額になってしまうので、早めに駆除業者に相談した方が良いでしょう。
以上、アライグマが身近にいることに不安を感じる方も多いと思います。
相談先にお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください!
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まずは被害状況をお聞かせください。
屋根裏からアライグマを追い出す方法
屋根裏にアライグマがいるおそれがあるなら、一刻も早く追い出す必要があります。
アライグマの追い出し手法として代表的なのは、以下の3つです。
- ニオイによる追い出し
- 光による追い出し
- 超音波による追い出し
これらの方法を実行することによって、家の中から追い出せる可能性があります。
それぞれの手法について、具体的に見ていきましょう。
ニオイによる追い出し
アライグマは嗅覚に優れた動物なので、ニオイによる追い出しが有効です。
たとえば、トウガラシのような刺激的なニオイや、木酢液のような山火事を連想させるニオイをアライグマは嫌がります。
アライグマが嫌がる成分が含まれている忌避剤も市販されていますが、置くだけでOKなものも多く試しやすいです。
このあとの光や超音波による対策よりも効果が出やすいので、まず試していただきたい方法となっています。
▼アライグマの嫌がるニオイについて、以下の記事で詳しく解説しています。
光による追い出し
アライグマは光でも追い出せるかもしれません。
夜行性なので、急に暗闇が明るくなると驚いて逃げていくという説があります。
害獣対策には、特に青色LEDライトを選ぶ方が多いです。
超音波による追い出し
アライグマのような害獣を超音波によって追い出すこともあります。
しかし、専門家の目から見ると有効性の高い方法とは言いにくいです。
超音波発生装置の種類や、超音波を使う環境によっては、ほとんど効果が感じられないかもしれません。
超音波による追い出しを試す場合は、ニオイ対策のような他の方法とも組み合わせることをオススメします。
▼アライグマへの超音波の有効性について、以下の記事で詳しく解説しています。
アライグマを追い出してから行うべきこと
アライグマを追い出しても、安心はできません。
なぜなら、またアライグマが戻ってくる可能性があるからです。
一度追い出されても戻ってくるほど、屋根裏の環境はアライグマによって快適なのだといえます。
追い出し後は、以下の2つを必ず行うようにしてください。
- 再侵入予防
- 巣の清掃
これらのことを行わなければ、アライグマ被害がすぐに再発してしまうかもしれません。
それぞれの内容について、詳しくご紹介させていただきます。
再侵入予防
アライグマを屋根裏から追い出したら、必ず再侵入予防をしなければなりません。
「害獣は一度追い出しても再び戻ってくる」と覚えておきましょう。
家の中に入り込める以下のような隙間は、パンチングメタルや金網などで塞いでください。
- 軒下
- 通風口(通気口)
- 屋根の継ぎ目の隙間
アライグマは力が強いので、しっかりと固定できるもので塞ぐことが大切です。
また、庭の木に登って、枝から屋根裏に侵入することもあります。
枝が屋根の近くまで伸びているようなら、短く切ることも再侵入対策としては有効です。
巣の清掃
追い出しと再侵入予防をしたら、巣の清掃もしておきましょう。
アライグマに巣を作られていたなら、屋根裏の衛生面は非常に悪化しているはずです。
手袋やマスク、ゴーグルなどを着用した上で、ホウキとチリトリや雑巾などでキレイにしてください。
忘れずに除菌も行うことが大切です。
▼アライグマの病原菌について、以下の記事で詳しく解説しています。
アライグマが巣を作っているならプロに相談するのがオススメ
アライグマがすでに屋根裏に巣を作っているなら、プロの駆除業者に相談するのがオススメです。
ここまでご自身でもできる追い出し方法や再発予防についてご紹介させていただきました。
しかし、ハッキリ申し上げますと、専門的な知識や経験がない状態では今回ご紹介したような内容を完璧に行うのは難しいです。
追い出しによってアライグマに襲われたり、清掃によってアライグマの持ってきた病原菌を体内に入れてしまったり、さまざまなリスクがあります。
少しでも不安を感じるようでしたら、専門の業者に相談してみてください。
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まとめ
アライグマは、人の家の屋根裏に巣を作ることが多いです。
屋根裏にアライグマがいるままでは、繁殖されて被害はどんどん大きくなってしまいます。
そうなる前に、追い出して再侵入予防をし、巣の清掃も行いましょう。
ただし、ご自身でやるのは難しく、健康リスクも伴います。
少しでも不安を感じるようでしたら、当社「ハウスプロテクト」にご相談ください。