「アライグマが近所に出たと聞いた」
「庭にある池で魚を飼っているが、アライグマに食べられないか心配」
とお悩みではありませんか?
実は、アライグマは泳ぐことができ、池の魚が食べられてしまうこともあります。そのため、アライグマは、池で魚を飼っている人にとっては真っ先に対処が必要な害獣なのです。
そこで本記事では、アライグマが泳ぐことやそれに伴う被害について解説します。
アライグマへの対処法を知って、大切な魚の命を守りましょう。
アライグマは泳げる!
結論から言えば、アライグマは水の中を泳げます。
アライグマの四肢に水かきはないのですが、アライグマは泳ぐのが得意な害獣であり、庭の池や川の中、湖なども泳いで移動できます。
野生のアライグマは、水辺で発見されることも多いです。
そもそもアライグマの名前の由来は、水辺で魚やエビを捕食している姿が、手を洗っているように見えることに由来しており、アライグマが水辺で泳ぐのは不思議なことではないのです。
アライグマが泳ぐとどうなる?
それでは、アライグマが泳ぐとどうなるのかというと、具体的には2つの問題が起きます。
池で飼っている魚が食べられる
1つ目は、池で飼っている魚が食べられてしまうことです。
なぜなら、アライグマは雑食であり、魚類も好物としているからです。
実際、ペットとして池の中にコイを放ったら、翌日には頭と背骨だけが残されていて、アライグマに食べられてしまった事件もあります。また、数百万円もする錦鯉がアライグマに食べられてしまったというケースもあります。
コイ以外にも、金魚やメダカ、ドジョウなどもアライグマの餌食となる可能性があり、魚を池で飼っているなら注意が必要です。
水に囲まれた場所にも移動される
アライグマは泳ぎが上手いため、池や川に囲まれた場所にもアライグマが流入する可能性があります。
そして、池や川の先に畑があれば、野菜や果物などが食害を受ける可能性があります。実際、アライグマによる農業関連の被害総額は、年間3億円~4億円とも言われており、農作物が片っ端から食い荒らされてしまうのです。
また、池や川の先に家畜やペットがいれば、食物とみなして食べられてしまいます。ちなみに、鶏くらいの大きさの家畜なら食物として扱われます。
さらに、池や川の先に家があれば、そこに侵入して住処にしてしまうことも多いです。もし屋根裏に住み着かれると、そこに巣を作られて、糞尿によって天井板が腐食したりします。
屋外の水槽で魚を飼っている場合も注意!
アライグマが近隣にいるなら、屋外の水槽で魚を飼っている場合も注意が必要です。
もしかしたら、アライグマが泳げないような小さな水槽でなら魚を飼っていても安心ではないかと思う方もいるかもしれません。
ですが、アライグマは力が強いため、水槽をひっくり返して魚を取り出すこともできるのです。
また、水槽をひっくり返されないように重石を置いておいたとしても、アライグマは4kgほどのものなら動かせるので、重石自体をどかされてしまう可能性もあります。
結局、アライグマが近隣にいるなら、ペットの魚を池や屋外の水槽で飼うことは危険であり、アライグマを駆除するしかないと言えます。
もしも駆除方法にお悩みでしたら、お気軽にご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
アライグマが身近にいるなら駆除に乗り出すべき
以上のように、魚や家畜、農作物、住宅などに被害を及ぼす可能性があるため、アライグマが身近にいるなら駆除に乗り出すべきです。
もし放っておくと、その間に被害が拡大してしまい、いざ対策しようと思っても農作物や住宅などが手遅れになりかねません。
そして、アライグマ駆除の基本は、追い出し・遠ざけと侵入経路の封鎖となります。
追い出し・遠ざけ
アライグマ駆除の第1段階は、アライグマを追い出し、遠ざけることです。
池や水槽の中に魚がいるだけで、アライグマにとっては近づきたくなる理由になるわけですから、それ以上にアライグマが近寄りたくなくなる対策をする必要があります。
具体的には、忌避剤やライトがおすすめです。
忌避剤とはアライグマが嫌がるニオイや成分を用いて、アライグマを追い出す対策グッズです。また、忌避剤は、アライグマを追い出した後にも、アライグマを近寄って来にくくさせる働きをします。たとえば、アライグマは激辛臭を嫌うので、唐辛子エキスを含んだ忌避剤を用いて追い出したり、追い出した後に寄り付きにくくしたりといった方法は代表的な対策のひとつです。
また、アライグマは夜行性であり、急に強い光を照らされると驚くようです。そのため、防犯用の青色LEDライトを設置して、アライグマが現れたら自動で光を照らすとよいでしょう。ただし、アライグマがなぜ光を嫌うのかは解明されていません。
侵入経路の封鎖
以上のように、忌避剤やライトなどを用いてアライグマを追い出したら、必ず侵入経路の封鎖を行いましょう。
なぜなら、忌避剤やライトには永続的な効果は期待できず、いずれは慣れてしまったりしてアライグマが戻ってきてしまうからです。一方で、アライグマが戻ってきた時に、侵入経路が封鎖されていれば、アライグマを完全に締め出すことが出来るわけです。
そして、封鎖すべき侵入経路には、住宅や畑への侵入口だけでなく、池や水槽に至る侵入口も含みます。池を守るには、敷地内を囲むように有刺鉄線や電気柵を設ける対策が中心となります。また、有刺鉄線や電気柵は、隙間があるとそこからアライグマが侵入してしまう可能性もあるため、念入りに張り巡らす必要があるのです。
加えて、侵入経路の封鎖は非常に広範囲な対策となることからも、自分で行おうとすると作業に時間と労力が掛かると言えます。
屋外にいるアライグマの駆除は専門家でなければ難しい
結局、屋外にいるアライグマの駆除は、専門家でなければ難しいと言えます。
というのも、アライグマは泳ぎが上手で水辺からも現れるうえに、木登りまで得意なので、行動範囲の特定がしづらく、対策グッズも使いにくいからです。
また、本当にアライグマの被害を減らしたければ、アライグマを捕獲して根本的に個体数を減らすことも大切です。ですが、アライグマの捕獲は鳥獣保護法によって原則として禁じられており、素人が捕獲すれば罰せられてしまいます。
したがって、アライグマの駆除は専門家に任せてしまった方が、想定外の被害を防ぐうえでもオススメです。
アライグマに詳しい専門家をお探しでしたら
アライグマに詳しい専門家をお探しでしたら、当社ハウスプロテクトにご相談ください。
当社は、アライグマ駆除に多数の実績があり、池や川を泳ぐアライグマの駆除も得意としています。
ペットの魚の命を守るには確実な対策が必要である中で、当社はご自宅の現地調査を無料で行わせて頂いたうえで対策内容をご提案しますので、高い駆除効果をお約束します。
もちろん再発予防策も万全に講じますので、安心して池で魚を飼えるようになるでしょう。
池や屋外の水槽などで魚を飼っており、アライグマに襲われないかを心配されている方は、お気軽にご相談ください。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
アライグマは水の中を泳げる害獣です。
アライグマが泳ぐと、池の中で飼っているペットの魚が食べられてしまったり、水に囲まれた場所にも侵入されてしまいます。侵入されれば、農作物の食害に逢ったり、ペットや家畜が食べられてしまったり、住宅に侵入されて巣を作られたりします。
屋外の水槽で魚を飼っている場合も、水槽をひっくり返されて魚を食べられてしまうのです。
そのため、アライグマが身近にいるなら駆除すべきであり、駆除するには、追い出し・遠ざけの後に侵入経路の封鎖が必要です。しかし、侵入経路の封鎖は広範囲の作業となり、手間や時間が掛かります。
屋外にいるアライグマの駆除は専門家でなければ難しいので、対策をお考えの方はぜひ当社ハウスプロテクトにご相談ください。