「家にもしかしたらハクビシンの赤ちゃんがいるかも」「ハクビシンの赤ちゃんってどんな特徴なんだろう」などとお考えではないでしょうか。
住宅街でも突然見かけることのあるハクビシンですが、独特の見た目を好む方も少なくありません。
特に赤ちゃんや子供の時期は愛嬌があり、かわいらしさを感じる方が多いです。
一方で、ハクビシンの赤ちゃんや子供が家にいる場合は、適切に対応しなければトラブルになってしまいます。
ハクビシンは法律で保護されているので駆除の方法が限られていますが、どういった対応が良いかどうかも確認していきましょう。
ハクビシンの赤ちゃんの特徴は?家で見かけることもある?
まず、ハクビシンの赤ちゃんの特徴について見ていきましょう。
鼻に白いラインがあるのが特徴なハクビシンですが、赤ちゃん・子供の時期から白いラインが確認できます。
それ以外の全身の色は黒で、生まれた直後は目が閉じているのが特徴的です。
目が開くとクリクリで愛らしさを感じる方も多いでしょう。
だいたい2ヶ月程度育つと黒かった毛が茶色くなってきて、大人の色味に近づきます。
2ヶ月を目安に木登りもできるようになり、10ヶ月ほどで繁殖が可能です。
ハクビシンが家に住み着いたまま繁殖すると、家屋の中で赤ちゃんを見かける可能性もあります。
▼ハクビシンの繁殖については、以下の記事で詳しく解説しています。
そもそもハクビシンとはいったいどんな動物?
ハクビシンは東南アジア、中国南東部が原産だといわれている外来種のジャコウネコ科の哺乳類で、日本では九州から本州にかけて生存が確認されています。
体長は成獣のもので全長90センチから110センチ(内、尾っぽは40センチから45センチ)で、体重は3キロから4キロほどです。
色は灰褐色ですが、手足は黒く、顔には額から鼻先まで白い線があるのが最大の特徴となっています。
雑食で何でも食べ、特に野菜や果実を好んで食べていますが、生ゴミも漁る点には気をつけなければなりません。
ちなみに、ハクビシンは野生動物ですのでダニやノミが寄生しています。
また毛の抜ける「疥癬」という皮膚病になっている場合もありますので触らないようにしてください。
噛まれる場合もありますので手を出すなどは絶対にしないようにしましょう!
▼ハクビシンによる病気については、以下の記事で詳しく解説しています。
ハクビシンによる被害は赤ちゃんや子供でも起こりうる
「赤ちゃんや子供のころは被害も少なそうだし、仮に家にいても様子見で良いかな」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに可愛らしいハクビシンを追い出すのはかわいそうに感じてしまう方がいるのも当然です。
しかし、ハクビシンによる以下のような被害は赤ちゃんや子供しか見かけていない状態でも起こり得ます。
- 病気の原因になる
- 農作物(野菜や果物)を食べ荒す
- 住宅の屋根裏や床下に棲みつき子供を産む
- 足音などの騒音がうるさい
- 糞尿により家屋が汚れ、悪臭を放つ
ハクビシンは恐ろしい病気を引き起こす細菌や寄生虫を媒介しているので注意しなければなりません。
つまり、ハクビシンがウロウロしている環境を放置しておくことは汚く、不潔で大変危険な状況なのです!
そもそも赤ちゃんや子供が家にいるなら、大人のハクビシンもいる可能性が高いです。
また、10ヶ月で繁殖可能ということで、「まだ子供だし」と思っていたらすぐに繁殖されてしまうので注意しなければなりません。
ハクビシンを駆除するための害獣対策グッズは?
法律で保護されていることにより、ハクビシンについては自力での駆除方法が限られています。
一方で屋内に住み着かれると、騒音被害や糞尿による汚れや悪臭被害、家屋の劣化、ダニの発生などさまざまなトラブルの原因になるので要注意です。
屋根裏で赤ちゃんを産むことも多く、数が増えるとさらに大変なことになります。
そんなハクビシンを駆除するために主流なのが、法律でも許されている「家からの追い出し」を行うものです。
たとえば忌避剤や超音波発生装置を検討する方が多く、一定の効果が見込めます。
▼忌避剤と超音波については、それぞれ以下の記事で詳しく解説しています。
忌避剤も超音波発生装置も、ホームセンターやインターネット上で売られており、簡単に手に入れることができる対策グッズです。
ただし、自分では上手く歩けないくらい小さな赤ちゃんだと、忌避剤や超音波を嫌がっても外には出られず、効果が感じられないかもしれません。
そのような場合は直接手で掴んで外に逃す方法をとりますが、ご自身で行うのは危険ですので駆除業者に相談してください。
赤ちゃんや子供でも直接触れようとすると怪我をしてしまう可能性がありますし、怒った親のハクビシンが襲いかかってくる可能性があるためです。
ハクビシンを一匹でも見つけたら専門業者に!!
赤ちゃんや子供の状態でも、ハクビシンを放置することは危険が伴います。
ハクビシンによる危険性をなくすためには、ハクビシンを駆除するしかありません。
基本的にハクビシンの駆除としては家の外に追い出して、侵入経路を塞いで戻ってこれないようにする方法がとられます。
特に重要なのは侵入経路の封鎖で、ハクビシンは頭さえ入ればどんな小さな穴からでも侵入できるので細かな隙間も埋めていくことが重要です。
「天井裏で赤ちゃんが生まれたかも」「子供のハクビシンを見かけた」といった場合でも油断は禁物。一匹でも出没するようになったら早めに手を打ってください。
ハクビシンを放っておくと時間の経過と共にどんどん被害は拡大しますし、繁殖されてしまうケースも多いです。
屋内が糞尿によって汚染されるだけでなく、赤ちゃんが次から次に産まれてしまいます。
ただし、ハクビシンは認可のおりている専門業者しか捕獲できず、一般の方の捕獲は禁じられているので、どれだけ増えたり被害が再発したりしても、完全に侵入経路が封鎖できるまで追い出し続けるしかありません。
ハクビシンを見かけたらすぐに専門の駆除業者に相談するのがベストでしょう。
ハクビシン対策でお悩みでしたらお気軽にご相談ください!
赤ちゃんや子供のハクビシンがいるかもしれない場合、駆除するかお悩みになられる方も多いでしょう。
しかし、放置しているとハクビシン被害は拡大する一方です。
当社「ハウスプロテクト」ではハクビシン駆除のノウハウを使い、ハクビシンそのものにも優しく丁寧に駆除を行います。
そのうえで再発予防も徹底的に行いますので、安心してご依頼いただけるはずです。
プロの目線で侵入経路を特定し、しっかりと封鎖の施行を行います。
ご自身でのハクビシン駆除に不安がある方や、ハクビシン駆除グッズで被害が収まらなかった方は、「ハウスプロテクト」へお気軽にご相談ください。
まとめ
ハクビシンは赤ちゃんや子供の段階から鼻の白いラインがあり、かわいらしいルックスをしています。
しかし、赤ちゃんや子供でも放置していると被害を及ぼしてしまうので、注意が必要です。
ハクビシンの駆除方法は限られており、赤ちゃんや子供がいると追い出すだけでも大変ですので、できるだけ早くプロの業者に相談することをオススメします。
「ハウスプロテクト」は豊富なハクビシン駆除によるスキルをもとに、赤ちゃんや子供がいても安心できる施行を行うことをお約束いたします。
24時間365日いつでもお気軽にご相談ください!