「ハクビシンを身近で見かけることがあるけど、病気にならないか心配」
「病気にならないような対策ってあるの?」とお悩みではありませんか。
野生のハクビシンは、病源菌を保有しているおそれがあり、感染症の原因になります。
そこで本記事では、ハクビシンが原因による代表的な病気の特徴や症状、対策などについて解説します。
ハクビシンが原因による病気について正しい知識を持ち、安全な対策を行いましょう。
ハクビシンはさまざまな病気の原因になる
野生の動物は、多くの病源菌を保有しているおそれがあります。
ハクビシンも例外ではなく、感染症の原因になると考えられている動物です。
参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省
外来種対策マニュアル 参考資料 ① アライグマ・ハクビシンに関する主な人獣共通感染症 – 東京都環境局
考えられる病気はひとつではなく、複数あります。
身近にハクビシンがいるなら極力関わらないほうが良いでしょう。
身近にハクビシンがいるときに注意すべき病気
ハクビシンが原因の病気について代表的なものをご紹介します。
ノミ・ダニ被害やアレルギー
ハクビシンだけでなく、イタチやアライグマなどの獣にはノミやダニなどの外にいた寄生虫がくっついていることが多いです。
天井裏や屋根裏に潜んでいることが多いハクビシン。
天井板の隙間から部屋にノミやダニが落ちてきて、人間やペットがノミやダニに刺されてしまうこともあり得ます。
そして部屋の中にノミやダニが棲みつくと、時間と共に増殖してしまい大量発生をしてしまう恐れもあるでしょう。
また、ノミやダニが原因によるアレルギーの発症や、痒みを伴うため寝られない状態になる可能性も懸念されます。
参考:
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社
ノミのもたらす病気や被害|獣医の先生のお話|フロントライン プラス
マダニによるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)
ハクビシンに付着している「マダニ」に噛まれることで重症熱性血小板減少症(SFTS)という感染症になるケースもあります。
しかし、マダニに噛まれたからといって、すべて感染症になるわけではありません。
もし、マダニに噛まれたら最寄りの皮膚科や外科で受診をして取り除いてもらいましょう。
仮に自分でマダニを除去してしまうと、マダニの体の一部が残ってしまう可能性があります。
あとから、炎症や感染症の原因となる恐れもあるため、必ず病院で処置をしてください。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の症状とは、6日~14日の潜伏期間を経て、発熱や食欲低下、嘔吐や下痢、腹痛などの症状が見られます。
参考:
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A|厚生労働省
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
ヒゼンダニによる疥癬(かいせん)
疥癬(かいせん)は、ハクビシンの毛に付着しているヒゼンダニが原因による皮膚の感染症です。
感染すると、腹部や胸部、太ももの内部などへ激しい痒みを伴います。
また、ハクビシンに寄生しているヒゼンダニの肌から人間の肌へ、もしくは衣類やリネンなどを介して感染します。
参考:
疥癬(かいせん) Q1 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)
疥癬はヒゼンダニ(疥癬虫、Sarcoptes scabiei)が皮膚の最外層である角質層に寄生し、人から人へ感染する疾患である。非常に多数のダニの寄生が認められる角化型疥癬(痂皮型疥癬)と、少数寄生であるが激しい痒みを伴う普通の疥癬(通常疥癬)とがある。
サルモネラ菌による食中毒
ハクビシンがサルモネラ菌を保菌していると、そのせいで食中毒になることもあり得るでしょう。
サルモネラ菌は少量でも食中毒になります。
免疫力が強い人は発症しない場合もあります。しかし、サルモネラ菌に感染すると、腹痛や下痢、発熱や嘔吐などの症状が見られます。また、高熱がでるのも特徴のひとつです。
なお、症状が出なくても人から人へ感染します。被害を拡大させてしまわないよう注意が必要です。
参考:
食中毒(サルモネラ菌)とは? | 知っておきたい!家庭の感染と予防 | サラヤ株式会社 家庭用製品情報
カンピロバクターによる感染症
カンピロバクター菌に汚染された水や食料、また保菌しているハクビシンと接触することで感染症となります。
頭痛や腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状が出ます。
通常は5日程度では回復するものの、再発のリスクもあるのですぐに気は抜けません。
以上のように、ハクビシンはいろいろな病気の原因になります。
もちろんハクビシンが身近にいるからすぐに病気になってしまうというわけではありませんが、リスクを気にしたまま暮らすのは大変です。
もしも駆除をお考えでしたら、お気軽にご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
ハクビシンによる病気にならないためには?
ハクビシンが身近にいるだけで、健康被害のリスクはなくなりません。
病気にならないためにはハクビシンを駆除することが重要です。
ちなみにハクビシンは「鳥獣保護法」に守られているため、無断で捕獲や殺傷をした場合、1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金を科せられます。
また、ハクビシンに襲われるおそれもゼロではありませんし、保有している病原菌による危険性も伴うため、自分で対策をするのはハイリスクです。
そのため、ハクビシンの駆除をするには、専門の駆除業者へ依頼することをおすすめします。
ハクビシン駆除の業者を選ぶポイント
駆除業者を選ぶポイントについてご紹介します。インターネットで害獣駆除業者と検索すると、数多くヒットするため、どのように選んだら良いのか悩んでしまいますよね。
駆除業者を選ぶには、3つの問題点に気を付けて選んでください。
- 見積金額は明朗会計であるか
- 根本的な解決をしてくれるか
- アフターフォローは万全か
それぞれの内容を、詳しく見ていきましょう。
見積りの金額は明朗会計であるか
駆除業者へ依頼をするとき、費用も気になるポイントです。
駆除の費用は、被害状況や害獣の種類によって異なります。
駆除をする前に業者が出した見積書は、サービス内容や保証内容などを細かく確認しましょう。
安い見積り金額を提示する駆除業者もいます。しかし、安すぎる見積り金額には何か理由があるため注意が必要です。
安すぎる理由の例
- 駆除内容が簡易的で根本的に解決をしない
- 保証が付いていない
- 駆除を開始してから業者の都合で追加料金が発生する
根本の原因を解決してくれるか
ハクビシンを、追い出したり駆除をしたりする害獣駆除だけでは、根本の解決には至りません。
根本解決をするには、侵入経路の封鎖が必須です。
もし、侵入経路の対策をしていないと、ハクビシンが家に戻ってくる可能性があるでしょう。
そのため、その場しのぎではなく、根本解決をしてくれるかどうか確認をする必要があります。
アフターフォローは万全か
ハクビシンの駆除が終わっても、数日で再発しては困ります。
そのような場合にも対応してくれる駆除業者を選ぶことが重要なポイントです。
見積りや契約の時に、以下のようなことにならないように必ず確認してください。
- 契約時に、保証書や契約書を交わしていない
- 保証書や契約書の内容が不明確なため、再発時のアフターフォローが対象とならない
▼ 駆除業者の選び方と比較方法の詳しい内容は以下のコラムをご参照ください。
ハクビシンの駆除業者をお探しでしたら
ハクビシンの駆除業者をお探しでしたら、当社「ハウスプロテクト」へご相談ください。
ハウスプロテクトのハクビシン駆除は、侵入経路の封鎖をして根本の原因を解決します。
なお、万が一のため当社では、最長10年間の安心保証付きです。
ハクビシンを駆除したあと、病気の原因になる糞尿の清掃や消毒、消臭作業もすべてお任せいただけるため安心してください。
まずはお気軽にお話を伺わせていただければと思います。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
ハクビシンは、たくさんの病源菌を保有しています。
そのため病気になる前に、1日でも早く対応をした方が良いでしょう。
ハウスプロテクトでは、無料にて相談や現地調査へお伺いいたします。お気軽にご相談ください。