「ハクビシンを身近で見かけることがあるけど、病気にならないか心配」
「病気にならないような対策ってあるの?」とお悩みではありませんか。
ハクビシンは、多くの病源菌やウイルスを保有しており、感染症など病気の原因になる可能性があります。また、病気の中では重篤化するものもあり注意が必要です。
そこで本記事では、ハクビシンが原因による代表的な病気の特徴や症状、対策などについて解説します。ハクビシンが原因による病気について正しい知識を持ち、安全な対策を行いましょう。
ハクビシンはさまざまな病気の原因になる
野生の動物は、多くの病源菌やウイルスを保有しています。なお、ハクビシンも例外ではありません。
また、ハクビシンが保有している、病原菌やウイルスもさまざまで、色々な病気になる原因となるでしょう。
身近にハクビシンがいるときに注意すべき病気
ハクビシンが原因の病気について代表的なものをご紹介します。
ノミ・ダニ被害やアレルギー
ハクビシンだけでなく、イタチやアライグマなどの獣には必ずノミやダニなどの寄生虫が潜んでいます。
天井裏や屋根裏に潜んでいることが多いハクビシン。天井板の隙間から部屋にノミやダニが落ちてきて、人間やペットがノミやダニに刺されてしまいます。
そして部屋の中にノミやダニが棲みつくと、時間と共に増殖してしまい大量発生をしてしまう恐れもあるでしょう。また、ノミやダニが原因によるアレルギーの発症や、痒みを伴うため寝られない状態になる可能性も懸念されます。
マダニによるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)
ハクビシンに付着している「マダニ」に噛まれ、重篤化してしまうと重症熱性血小板減少症(SFTS)という感染症になります。
しかし、マダニに噛まれたからといって、すべて感染症になるわけではありません。もし、マダニに噛まれたら最寄りの皮膚科や外科で受診をして取り除いてもらいましょう。
仮に自分でマダニを除去してしまうと、マダニの体の一部が残ってしまう可能性があります。あとから、炎症や感染症の原因となる恐れもあるため、必ず病院で処置をしてください。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の症状とは、6日~14日の潜伏期間を経て、発熱や食欲低下、嘔吐や下痢、腹痛などの症状が見られます。
また、頭痛や筋肉痛、さらに意識障害や失語などの神経の症状を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。重篤化すると、30%ほどの人が亡くなってしまいます。
ヒゼンダニによる疥癬(かいせん)
疥癬(かいせん)は、ハクビシンの毛に付着しているヒゼンダニが原因による皮膚の感染症です。感染すると、腹部や胸部、太ももの内部などへ激しい痒みを伴います。
また、ハクビシンに寄生しているヒゼンダニの肌から人間の肌へ、もしくは衣類やリネンなどを介して感染します。なおペットにも同様感染するため注意しなくてはいけません。
疥癬はヒゼンダニ(疥癬虫、Sarcoptes scabiei)が皮膚の最外層である角質層に寄生し、人から人へ感染する疾患である。非常に多数のダニの寄生が認められる角化型疥癬(痂皮型疥癬)と、少数寄生であるが激しい痒みを伴う普通の疥癬(通常疥癬)とがある。
サルモネラ菌による食中毒
ハクビシンの糞からサルモネラ菌に感染して、食中毒を引き起こします。菌の潜伏期間は12時間~48時間といわれています。
免疫力が強い人は発症しない場合もあります。しかし、サルモネラ菌に感染すると、腹痛や下痢、発熱や嘔吐などの症状が見られます。また、高熱がでるのも特徴のひとつです。
なお、症状が出なくても人から人へ感染します。被害を拡大させてしまわないよう注意が必要です。
カンピロバクターによる感染症
カンピロバクター菌に汚染された水や食料、また保菌しているハクビシンと接触することで感染症となります。
2~6日間の潜伏期間を経て、倦怠感や頭痛、腹痛や発熱などを引き起こし、2~3日ほど経過すると下痢や嘔吐の症状が見られます。
ハクビシンによる病気にならないためには?
ハクビシンが身近にいるだけで、健康被害のリスクはなくなりません。病気にならないためにはハクビシンを駆除することが重要です。
ちなみにハクビシンは「鳥獣保護法」に守られているため、無断で捕獲や殺傷をした場合、1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金を科せられます。
また、ハクビシンが保有している病原菌や、ウイルスによる危険性も伴うため、自分で対策をするのはハイリスクです。そのため、ハクビシンの駆除をするには、専門の駆除業者へ依頼することをおすすめします。
ハクビシン駆除の業者を選ぶポイント
駆除業者を選ぶポイントについてご紹介します。インターネットで害獣駆除業者と検索すると、数多くヒットするため、どのように選んだら良いのか悩んでしまいますよね。
駆除業者を選ぶには、3つの問題点に気を付けて選んでください。
- 見積金額は明朗会計であるか
- 根本的な解決をしてくれるか
- アフターフォローは万全か
それぞれの内容を、詳しく見ていきましょう。
見積りの金額は明朗会計であるか
駆除業者へ依頼をするとき、費用も気になるポイントです。駆除の費用は、被害状況や害獣の種類によって異なります。駆除をする前に業者が出した見積書は、サービス内容や保証内容などを細かく確認しましょう。
安い見積り金額を提示する駆除業者もいます。しかし、安すぎる見積り金額には何か理由があるため注意が必要です。
安すぎる理由の例
- 駆除内容が簡易的で根本的に解決をしない
- 保証が付いていない
- 駆除を開始してから業者の都合で追加料金が発生する
根本の原因を解決してくれるか
ハクビシンを、追い出したり駆除をしたりする害獣駆除だけでは、根本の解決には至りません。根本解決をするには、侵入経路の封鎖が必須です。もし、侵入経路の対策をしていないと、ハクビシンが家に戻ってくる可能性があるでしょう。
そのため、その場しのぎではなく、根本解決をしてくれるかどうか確認をする必要があります。
アフターフォローは万全か
ハクビシンの駆除が終わっても、数日で再発しては困ります。そのような場合、対応してくれる駆除業者を選ぶことが重要なポイントです。
見積りや契約の時に、以下のようなことにならないように必ず確認してください。
- 契約時に、保証書や契約書を交わしていない
- 保証書や契約書の内容が不明確なため、再発時のアフターフォローが対象とならない
▼ 駆除業者の選び方と比較方法の詳しい内容は以下のコラムをご参照ください。
ハクビシンの駆除業者をお探しでしたら
ハクビシンの駆除業者をお探しでしたら、当社「ハウスプロテクト」へご相談ください。ハウスプロテクトのハクビシン駆除は、侵入経路の封鎖をして根本の原因を解決します。
なお、万が一のため当社では、最長10年間の安心保証付きです。ハクビシンを駆除したあと、病気の原因になる糞尿の清掃や消毒、消臭作業もすべてお任せいただけるため安心してください。
まとめ
ハクビシンは、たくさんの病源菌やウイルスを保有しています。そのため病気になる前に、1日でも早く対応をした方が良いでしょう。ハウスプロテクトでは、無料にて相談や現地調査へお伺いいたします。お気軽にご相談ください。