ハクビシンの追い出し方法にはいろいろありますが、手軽な方法として超音波装置はよく注目されています。
しかし、超音波装置の置き場所に失敗してしまうと、ハクビシンに上手く超音波が当たらずに追い出しに失敗してしまうので要注意です。
この記事では「超音波装置をどこに設置すれば効果的なのかわからない」とお悩みの方のために、ハクビシン対策における超音波装置の置き場所について詳しく解説します。
超音波装置と併用しやすいオススメの対策方法もお伝えしますので、いち早くハクビシンを追い出しましょう。
ハクビシン対策に用いる超音波装置の効果的な置き場所はどこ?
超音波発生装置を利用するなら、どこに設置するのかは非常に重要です。
ハクビシン対策に超音波装置を用いるなら、以下の2点を意識しながら置き場所を考えましょう。
- 設置したいのが屋内か屋外か
- ハクビシンが通る場所や住処はどこか
せっかく超音波装置を設置しても、置き場所の位置が悪ければ効果は感じられません。
どこに設置すれば良いのかを考えるため、2点の内容について確認していきます。
設置したいのが屋内か屋外か
超音波装置の種類によっては、フラッシュライトで攻撃するものや威嚇音が出るグッズもあります。
そのような超音波装置だと家の中で使用した場合、人間やペットなどに反応するため屋内で使用するのは好ましくありません。
また玄関や庭先などに設置をしても、大きな音が出るのでご近所の迷惑になる可能性も高くなります。
超音波以外の撃退オプションなどが付いている場合は、家庭菜園で使用している畑のようなご近所との距離がある場所に適しています。
屋内に設置する場合には、超音波のみの装置がオススメです。
電池式の超音波装置なら3~4カ月の使用ができ、充電の必要もないので床下や天井裏などへ簡単に設置ができます。
さらに、超音波の調整機能が備わっているとなお効果的でしょう。
ハクビシンが通る場所や住処はどこか
超音波装置の最適な置き場所は、ハクビシンが通る場所や住処です。
ハクビシンは住処とエサ場を往復する性質があるので、住処や家の中のよく使う経路を超音波によって居心地の悪い場所にできたら効果的だといえます。
侵入経路らしき場所を見つけたら、獣の毛が付着しているかを見てみましょう。
付着しているのであれば、侵入口として使用されていることが予想できます。
ただし、侵入口や住処を見つけた場合、ハクビシンと遭遇する可能性が出てくる点には注意が必要です。
不意に遭遇したハクビシンは威嚇のため攻撃的になっていることもあるので、十分に気をつけてください。
超音波装置の設置に効果的!ハクビシンが住処にする場所
夜行性のハクビシンは昼間あまり活動をせず、住処で寝ていたりじっとしたりしています。
日暮れとともに行動を開始するので、夜になるとドタドタと騒音が聞こえることが多いです。
騒音の方向に住処があるケースが多いでしょう。
薄暗い場所が好きなハクビシンは、天井裏や屋根裏、床下などを住処にする場合がよくあります。
そのようなハクビシンが住処として使用する場所などへ超音波装置を設置することができれば効果的なので、可能であれば試してみてください。
以下にハクビシンが通ったり住処にしたりしている可能性が高い場所をまとめました。
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このように、さまざまな場所をハクビシンは気に入ります。
ご自宅で怪しい場所があれば、超音波装置を試してみましょう。
どこに超音波装置を置いてもハクビシンがいなくならない場合
超音波装置を置いても、効果がない場合もあります。
ハクビシンなど害獣全般に言えることですが、はじめのうちは超音波による効果が期待できます。
しかし時間が経つとともに、ハクビシンは超音波に慣れてきて効果がなくなるので気をつけなければなりません。
あくまでも、ハクビシンへの超音波効果は一時的なものです。
そのため超音波で一度追い出しに成功しても、居心地がよく住処にしていた場所へ戻ってくる場合が多くあります。
また、下記のような原因も考えられます。
- 超音波装置そのものに欠陥がある
- 超音波装置の置き場に問題がある
これらの原因についても確認しておきましょう。
超音波装置そのものに欠陥がある
市販で購入した超音波装置になんらかの欠陥があり、超音波が出ていない可能性があります。
基本的に人間に超音波は聞こえません。
したがって、超音波が出ていないことに気が付かない場合もあるのです。
説明書を見ても解決しないようなら、別のハクビシン対策を試すのも良いでしょう。
超音波装置の置き場に問題がある
大きな障害物(壁や大きな家具など)がない場合には、広範囲で超音波の効果を見込めます。
しかし、家にはあらゆる障害物があるので、超音波装置の置き場によってはハクビシンに届かない可能性も高いです。
また超音波が聞こえる場所にハクビシンがいたとしても、ハクビシンは状況により住処を移動する習性があります。
そのため超音波が聞こえない場所に移動している場合もあるので、複数の場所を試すのが良いでしょう。
ハクビシン駆除には時間が勝負!超音波以外も併用すべき
ハクビシンが家に住み着いている場合には、一刻も早く駆除しなければなりません。
なぜならハクビシンは生後10か月から妊娠が可能なうえ、妊娠期間は2ヵ月と非常に繁殖力が高いので、駆除に時間を要するとどんどんハクビシンの個体数が増えるためです。
個体数が増えることによって、被害も増大するので早めの対策が必須となります。
超音波以外の対策方法も一緒に行うことで、早期解決に進んでいきましょう。
併用しやすいハクビシン対策としては、ハクビシンが嫌がる成分によって追い出しを狙う「忌避剤(きひざい)」がオススメです。
▼ハクビシンの忌避剤については、以下の記事で詳しく解説しています。
ハクビシン被害の解決は業者に依頼するのが確実
もしも超音波による対策の効果があまり感じられないようでしたら、専門の駆除業者に相談することがオススメです。
専門の駆除業者に依頼すれば、業務用の駆除グッズでしっかりとハクビシンを追い出してくれます。
また、ハクビシン被害を本当に解決するには、再侵入しないように侵入経路の封鎖が必須です。
ハクビシンは一度家から追い出すことに成功しても、ほとんどの確率で戻ってきてしまいます。
さらにハクビシンは手や足、噛む力が大変強く、塞いだ場所を壊すことも多いので、専門的な施工で頑丈に塞ぐことが重要です。
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最短でハクビシンの駆除をするなら、駆除業者に任せることがベストです。
当社「ハウスプロテクト」は、ハクビシン駆除はもちろんのこと、リフォーム会社が母体となっているため再発防止の施工にも自信があります。
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まとめ
超音波によってハクビシンを追い出したいのであれば、超音波装置をどこに置くのかが重要です。
また、ハクビシンを超音波装置で追い出しても、それだけでは被害が解決するわけではありません。
被害が再発しないように、ハクビシンの侵入経路をしっかりと封鎖しましょう。
ハクビシンによる被害は、騒音や病原菌、家へのダメージなど、時間が経つほど大きくなるので1日でも早く駆除業者へ相談をすることをオススメします。
当社「ハウスプロテクト」では、無料で相談や現地調査を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください!