ハクビシンの気配を身近に感じているものの、そこまで被害が深刻化していないので市販の駆除グッズで効果のあるものを選び対策したいとお考えではありませんか。
さまざまな害獣駆除グッズを、ホームセンターやインターネットで取り扱っていますが、使うべきではない駆除グッズもあるため厳選する必要があります。
そこで今回は、ハクビシン対策に効果的な駆除グッズと注意点、使うべきではない駆除グッズなどについて解説します。
自分の状況にマッチした、ハクビシン対策を成功させましょう。
ハクビシン対策はホームセンターにあるものでもできる?
ホームセンターで販売しているもので、ハクビシン対策は可能です。
ただし、ハクビシンは法律で守られているため、無断で捕獲や殺傷することは禁じられています。
無許可でハクビシンを捕獲や殺傷をした場合には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科せられるため、法律に違反しないようハクビシン対策をするよう注意が必要です。
ハクビシンの許可申請について、下記の記事で詳しく書いてあるので参考にしてください。
ホームセンターにあるハクビシン対策グッズ3選
ホームセンターにある、ハクビシン対策でおすすめするグッズは3種類。
- ハクビシン用の忌避剤
- 電気柵
- 超音波発生装置
これらのハクビシン対策グッズは、ホームセンターやインターネットで市販されているため簡単に手に入ります。
それぞれのメリットや注意点があるので、順番に見ていきましょう。
ハクビシン用の忌避剤
ハクビシン用の忌避剤は、「敷地内へ侵入しづらくする」ことが目的です。
ハクビシンはニオイに敏感な動物です。忌避剤はハクビシンが苦手なニオイを発生させることで近寄らないようにします。
忌避剤のニオイにより、侵入を防ぐ効果も期待できるでしょう。
ただし、忌避剤のニオイは時間と共に薄まります。そのため効果を持続させるには、定期的な散布が必要です。
電気柵
ハクビシンへの電気柵の対策は「心理柵」とも言われています。
物理的に電気柵をハクビシンは越えられますが、一度電気ショックを経験すると「近づきたくない」という心理となり近づかなくなります。
これらが結果的に、ハクビシンの侵入を妨害するのです。
ただし、電気柵は設置した日に必ず通電する必要があります。
なぜなら、電気柵を触ると電気ショックを受けるということを、ハクビシンに認識させる必要があるからです。
また電気柵は24時間通電するため、電池が切れないよう定期的に交換しましょう。
電気柵のワイヤーに雑草が触れると、漏電して電力が弱まったり、電気が通らなくなったりする可能性があります。
ハクビシン対策への効果がなくなってしまうため、漏電しないよう定期的に雑草の管理をしてください。
超音波発生装置
超音波発生装置を利用して、ハクビシンを近寄らないようすることが可能です。
ハクビシンの聴覚は非常に良いので、超音波の音を不快に感じるでしょう。
ただし、超音波発生装置の効果は限定的です。
超音波発生装置の設置では、根本的に解決する方法ではなく、ハクビシンが超音波の音に慣れてしまうと効果は激減します。
そのため、ハクビシンの対策をしっかりしたいとお考えの方にはおすすめしません。
ハクビシン対策における超音波発生装置の有効性について、下記の記事で詳しく書いてあるので参考にしてください。
注意!ハクビシン対策で使うべきではないもの
ホームセンターやインターネットで市販されている、ハクビシン駆除グッズには使うべきではないものがあります。
- LEDライト
- 毒エサ
- 害獣用の捕獲罠
おすすめしない理由を、順番に見ていきましょう。
LEDライト
ハクビシン対策に「LEDライト」が有効であるという、科学的根拠は示されていません。
そのため、LEDライトによる忌避効果は期待できないので、他のハクビシン対策と併用することをおすすめします。
またLEDライトは、強い光を発生させる商品が多くあります。
そのため強い光を不快に感じたり、嫌がらせをされているのかと疑われたりして、近隣へのトラブルになる可能性もあるので注意してください。
ハクビシン対策におけるLEDライトの有効性について、下記の記事で詳しく書いてあるので参考にしてください。
毒エサ
ハクビシン対策に、毒エサを使用してはいけません。
はじめに説明しましたが、ハクビシンを自身で捕獲や殺傷するには自治体へ申請をする必要があります。
そのため毒エサを使用する場合には、許可申請が通ってから必ず行いましょう。
無断でハクビシンを毒エサで殺傷すると罰せられるため十分に注意してください。
害獣用の捕獲罠
捕獲罠を利用して、ハクビシンを勝手に捕獲していけません。
ハクビシン対策で「捕獲罠」を使用する場合には、鳥獣捕獲許可の申請をする必要があります。
また、捕獲罠を使用するには「箱わな免許」が必要です。
一定の条件があれば自己責任で箱わなを使用できますが、捕獲罠を使用するのはさまざまな手続きが必要となるので時間がかかります。
仮に自治体へ許可を得て「はこ罠」を使用してハクビシンを捕獲しても、生け捕りした場合には自身で処理する必要があるため大変です。
以上、使うのがおすすめできない対策グッズも存在しますし、一般的に効果のあるグッズでもハクビシンに個体差があるため、購入したグッズで必ず結果が出せるとも限りません。
ハクビシン被害を解決したいのであれば、専門家に相談するのがベストです。
当社「ハウスプロテクト」であれば、専用のプロ仕様な薬剤で徹底的に駆除します。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
ハクビシン被害を解決するには再発予防が大切
ハクビシン被害の対策をするには、再発予防をすることが重要となります。
せっかくハクビシンを追い出しても、再侵入されたら意味がなくなってしまいます。
再発防止に効果的な方法が「ハクビシンの侵入経路の封鎖」です。
それでは、ハクビシンが侵入経路にしている代表的な場所を詳しく見ていきましょう。
ハクビシンの代表的な侵入経路
ハクビシンは直径9cm程度の隙間があれば侵入します。
実は、ハクビシンが侵入できる9cm程度のスペースは、さまざまな場所にあります。
確認すべき点は下記の4カ所です。
- 壁や屋根が破損している場所
- 屋根瓦の隙間
- 通気口や換気口
- 床下にある隙間
ご紹介した4カ所を見ていくことで、ハクビシンの侵入口である隙間が見つかる可能性は十分にあります。
ハクビシン対策における侵入経路の特定について、下記の記事で詳しく書いてあるので参考にしてください。
自力でのハクビシン駆除はリスクが大きい
「この際、ハクビシン駆除の許可申請をしてしまった方が良いのでは?」と思った方もいるかもしれません。
臆病で大人しいハクビシンですが、身の危険を察知すると襲い掛かってくるケースも珍しくありません。
そのため、ハクビシンを自力で駆除をするのは危険を伴います。
またハクビシンの体長は約100cmもあり、襲われると怪我をする恐れもあります。
自力でハクビシン対策をしても効果が得られない場合には、専門の駆除業者へ相談したほうが安全です。
ハクビシン駆除の専門家をお探しでしたら
ハクビシン駆除の業者をお探しでしたら、当社「ハウスプロテクト」へお任せください。
ハクビシン駆除について多数の実績があるため、何匹もハクビシンが住み着いていたり、または侵入経路を把握するのが難しかったりする場合でも柔軟に対応が可能です。
専用の薬剤を使いしっかりとハクビシンを追い出し、専門的な工具を用いて侵入経路を封鎖します。
ご自身での対策では難しい部分まで丁寧に行いますし、施工前や施工後の写真もお見せしながら説明いたしますので、安心してお任せいただけるでしょう。
相談は24時間年中無休にて対応しており、相談や現地調査、お見積りは全て無料で承ります。
不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。
1日でも早く対応して欲しい場合には、最短即日で対応も可能です。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
ハクビシン対策をホームセンターにあるもので行うことは可能ですが、選ぶグッズには注意しなければなりません。
対策グッズで追い出したら、侵入経路を封鎖することが必要となります。
ハクビシンは細長いスリムな体型なので、直径9cm位のスペースがあれば難なく侵入が可能です。
ただし、追い出しの段階でも必ず成果が出るとは限らないので、ハクビシン対策をしても効果が得られない場合は専門の駆除業者へ依頼しましょう。
ハクビシンの駆除業者をお探しでしたら、ハウスプロテクトにお任せください!