イタチの侵入経路は何センチか?こんな隙間や穴から侵入します

日本各地に生息しているイタチですが、本来ならば山間部や水辺にいるはずのものが今では餌や寝る場所を探し求め、住宅街や市街地にも出没し多くが住宅の家屋に入り込んでいます。

イタチが家屋に入り込み、巣を作ってたくさん繁殖していたら、「捕獲したい」と考えますよね。

ですが、残念ながら現在イタチの捕獲や処分は「鳥獣保護管理法」や「狩猟法」「外来生物法」という法律に従って行わなければならず、一般人が無許可で捕獲したり勝手に処分したりすると懲役刑や罰金が課せられるので注意が必要です。

イタチの特徴とは?

イタチはイタチ属としては様々な種類のものがいますが、日本の都市部や市街地、住宅街に棲息しているイタチの大半は外来種である「シベリアイタチ」(チョウセンイタチ)だといわれ、日本固有種のニホンイタチは主に山間部に棲息していますが現在では外来種「シベリアイタチ」(チョウセンイタチ)がその数を追い越し、日本固有種のニホンイタチが追いやられているようです。

シベリアイタチ(チョウセンイタチ)は、移入元は朝鮮半島で1930年頃には、兵庫県の尼崎や明石の方で、昭和初期には福岡県で放たれており、また1958年に宮崎県のサギ島と1966年に長崎県の青島ではドブネズミ駆除を目的に放たれたり、また各地で毛皮採取を目的に飼われていたものが野に放たれたため広く分布するようになったようです。

出典元:国立環境研究所より
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/10180.html

特に西日本に多いイタチ

今では日本全国で生息していると言われるイタチですが西日本では、主に近畿地方で確認されており、環境省によると地形的な関係からか大阪府での捕獲数が群を抜き多く、全体の半数近くを占めているそうで、そのほとんどがシベリアイタチ(チョウセンイタチ)だといわれています。

現在では中部地方、九州、四国、中国地方にまでその数を拡大させています。

イタチの形態

オス 約27センチ~40センチ       メス 約16センチ~25センチ
オス 約12センチ~16センチ          メス  約7 センチ~ 9センチ
オス  300グラム~700グラム   メス   140グラム~300グラム

オスとメスの個体の差が大きい(メスはオスより極端に小さい)

体の色は

褐色がかった黄土色
山吹色

イタチの外見上の特徴としては、胴長で短足、尾が太い。

木や壁を垂直に登ることができ、水の中に入り泳ぐのも得意です。

イタチのエサ

イタチは肉を好む雑食で、農作物を荒らしたり、家畜なども襲って食べたりするため、農業だけでなく畜産業においても被害が続出しています。

  • ネズミ
  • ウサギ
  • 昆虫
  • カエル・ザリガニ
  • 小鳥の卵、小鳥のヒナ
  • 生ゴミ
  • 果物といった農作物
  • 家畜のニワトリ

注意!!絶対に素手で触ってはいけない

見た目は愛くるしく可愛い顔をしていますが、非常に狂暴なので噛まれる恐れがあり、人に感染するウイルスや寄生虫を保有しているので絶対に素手では触らないでください。

また、イタチから積極的に人を襲ってくることはあまりないといわれていますが、自分の身に危険を感じるとイタチは肛門付近から黄色い分泌液を出し、それは凄い悪臭を放ちます。

イタチの侵入経路は何センチか?

イタチの被害を食い止めるにはまず、家屋に入り込ませないようにあらゆる侵入経路を探し出し、イタチが中にいないことを確認したあと、その侵入口に適した資材を用いて隙間を完全に塞ぐことが重要となります。

イタチはわずか3センチほど「500円玉サイズ」の隙間があれば侵入ができ、家の屋根裏などの暖かい場所を狙って断熱材やグラスウールのある上に巣を作ります。また、何度追い払っても戻ってくるため、その再発率や侵入経路対策の難しさは害獣の中でもトップクラスです。

侵入経路を全て封鎖できなければまさに「イタチごっこ」のような状態になってしまいます。

どんな隙間や穴から侵入してくるのか

侵入口として多い隙間

  • 屋根上の隙間
  • 瓦と資材の隙間
  • 軒下の隙間
  • 床下換気口の隙間
  • エアコンや室外機の近くの壁穴

等、「こんなところから?!」というような隙間から簡単に侵入します。

特に気をつけてチェックしていただきたい原因となる箇所

・イタチが家の屋根に飛び移ることができる庭木などが近くにある

・お住まいを増改築し、接合した箇所に隙間や小さな穴などがあいている可能性

・お住まいの住居が木造住宅で築年数が経っている

・お住まいの場所の地形が降雨時に水が集まりやすい低地

・お住まいの場所の近辺に地下水路が多くある

・付近ではイタチの餌となるネズミも多く出没している

上記のような例ばかりが原因とはいえませんが、タチの被害が多くお困りの方は一度チェックしてみてください!!

イタチ駆除と侵入経路対策を同時に行う必要性あり

ご自分でイタチの捕獲許可を取り駆除する、または業者に頼んで駆除したとしてもイタチはまた戻ってくることがほとんどで、天井裏などに棲みついては屋内で糞尿したり繁殖し、イタチがどんどん増えるなど悪循環な状態となり、被害はいつまでたっても収束しません。

また放置していると人が目を離した隙にリビングやタイニングキッチンに入り込み、置いてある食物を荒らします。

寄生虫やノミ、マダニだけでなく感染症をも持つイタチが普段人のいる生活空間に入り込みウロウロしたり、食物を漁ったりするなんて気持ちが悪いだけでなく、感染症のリスクなども高まり危険なことこの上ないですよね。

ぱっと見ではわからないほどの小さな隙間からでもまんまと入り込むイタチは、プロでも完全駆除が難しいといわれるほどやっかいな害獣で、駆除だけではなく「何処から入ったのか?」という原因を突き止めなければ再発を延々と繰り返すことになりかねません。

今いるイタチを追い出す・捕まえるだけででなく、徹底的に侵入口を封鎖し、二度と入ってこられないようすることが重要です。

ハウスプロテクトならアフターフォローもしっかり!

ハウスプロテクトでは、お客様からイタチの被害でのご相談があった場合、次のような手順で進めさせていただきます。※被害状況や契約内容によって異なる場合があります)

  1. イタチがどこを伝ってどこから入ってきたのか侵入口を徹底的に洗い出します。
  2. イタチを追い出す、または捕獲し処分します。
  3. 巣を作っていたところをキレイに掃除、消毒します。
  4. 二度と入ってこれないよう、頑丈な資材で封鎖。

放っておくと時間の経過と共にイタチによる被害は拡大し、屋内は糞尿にまみれ汚染されるだけでなく、イタチがどんどん子どもを産み、繁殖した場合は大変なことになりかねません。

また赤ちゃんやお子さんがいるご家庭では感染症を含め、噛まれるなどの被害も心配です。

「ハウスプロテクト」では最長で10年間の保証が付きますので、万が一、イタチの侵入が再発した場合でもアフターフォローがしっかりついています。

※期間や保証内容は被害状況や施工内容によって異なりますのでお問い合わせください。

イタチの駆除でお困りでしたらご相談ください!

「ハウスプロテクト」では今まで培われてきた、たくさんのプロのノウハウを持っています。

専門業者でも駆除が難しく、再発しやすいといわれるイタチの除去には自信があります。

「イタチが何度も戻ってくる」などでお困りの場合

イタチ被害や、その再発でお困りの場合は、弊社「ハウスプロテクト」へ一度ご連絡ください!現地調査、お見積りは無料にて承っています。

もちろんご相談だけでも大歓迎です!

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