生ごみを荒らされる、深夜動物の鳴き声や走り回る音などがうるさいなど、害獣の被害に困っていませんか?
家の周囲で見慣れない足跡があった場合、それはイタチの足跡かもしれません。
イタチはフェレットに似て可愛いですが、実は人に危害を加える害獣です。
そこで、今回はイタチの足跡の特徴や他の動物との見分け方、イタチによる被害や対策方法について解説します。
イタチの足跡の特徴は?
イタチの足跡は4肢とも5本の指と爪の跡が付くのが特徴です。
また猫の足跡に似ていますが、猫と比べると爪が細くとがっています。
大きさは、約2~3cmあり、足跡の間隔は30~40cm前後です。
また個体差にもよりますが、オスと比べるとメスの足跡の方が若干小さいです。
ただし、イタチは体重が軽いため足跡がキレイに残ることはあまりありません。
イタチの足跡がつきやすい場所
庭などの家の外に足跡がある場合に、建物内にはイタチが侵入しているとは断定できません。
ただしその足跡をたどると、イタチの侵入経路の特定に繋がります。
イタチが主に使っている侵入経路は以下のとおりです。
- 屋根の隙間
- 通風口・換気口
- エアコンダクト
- 排水パイプ
それぞれについて、順番に見ていきましょう。
屋根の隙間
イタチは屋根の隙間から天井裏へと侵入します。
とくに、古民家など日本家屋には屋根と屋根の間に隙間があるため、イタチが侵入経路にしやすいでしょう。
通風口・換気扇
イタチは3cm程の隙間があれば侵入が可能です。
そのため、通風口はイタチが侵入するポイントのひとつ。
さらに換気扇が回っているときは侵入できませんが、動いていないときに侵入されるケースがあります。
エアコンダクトの導入部
エアコンダクトと穴の隙間をしっかり塞いでいない、もしくは隙間がある場合に侵入経路となります。
排水パイプ
エアコンダクトの導入部と同じく、穴の隙間をしっかり塞いでいない、もしくは隙間がある場合に侵入経路となります。
他にも、イラストにあるような建物にあるわずかな隙間や通気口からイタチは侵入します。
とはいえイタチの足跡を探せない、高所は怖いので見に行けないなど、自分でするのは難しいようでしたら、専門の業者へ相談してください。
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まずは被害状況をお聞かせください。
イタチ以外の身近な動物の足跡の特徴
イタチ以外にも、被害に遭うさまざまな動物がいます。
しかし見たことがない足跡や、はじめて聞く鳴き声では、どの害獣がいるのかを判断するのは難しいでしょう。
ですので、イタチ以外の動物の足跡や鳴き声、特徴について説明します。
テン
テンの足跡も、5本の指があり肉球も5つあります。
テンの肉球は根側に離れている部分があるのが特徴的です。
後足の肉球はあまり露出していないため、キレイに足跡が残りにくくなっています。
またテンはイタチ科なので、イタチの足跡と似ていますが、テンの方が足跡は大きく、3~4㎝程度の大きさがあります。
テンは「フィヤーフィヤー」といった鳴き方をします。
ただし興奮すると「ギューギュギュ」と鳴くようです。
アライグマ
アライグマの足跡は、前足が小さく後足が大きいのが特徴的です。
5本の指が長く指先に爪があります。前足は小さな子どものような形をしています。
また歩くときや立ち止まるとき、かかとを地面に付けるため、後足は縦長となります。
大きさは、前足長さが5.5㎝、幅が6㎝程度。後足が長さ6.8~8㎝で幅が5~6.5㎝程度。
アライグマの足跡は、後足の方が少し大きめです。
アライグマは通常、「クルルル」「キュッキュ」「クックック」など、小刻みな鳴き方をします。
また、アライグマが威嚇の際には、「シャー」「ギューギュー」と歯をむき出して鳴きます。
アナグマ
アナグマはアライグマと見た目が似ており、足跡も5本指で、指先には鋭い爪がついています。
足跡は、前足も後足も同じ大きさで、いずれも長さ6.5㎝、長さ5㎝程度の大きさです。
アナグマはその名のとおり、穴に巣穴を掘ります。
アナグマの足跡を見分けるポイントは、爪痕が比較的しっかりとしている点が特徴的です。
アナグマの鳴き声は、オスがメスに対して求愛する場面では「ビルビルビル」と鳴き、威嚇する際には、「ギュー」や「シャー」と鳴きます。
ハクビシン
ハクビシンのアライグマと似た足跡で、5本足です。
ハクビシンの足跡は前足の長さが5㎝で幅が4.5㎝、後は長さ10㎝で幅が4㎝なので、後足だけ見るとハクビシンの足跡が大きめです。
足跡は人間の足跡に近く、丸みを帯びた手のひらの外側に、指先の部分は肉球の跡が付きます。
ハクビシンの鳴き声は、「キュンキュン」といった高めの声で鳴きます。
また、ハクビシンが威嚇する際には、「キーキー」「キャンキャン」と鳴きます。
イタチは害獣!よくある被害は?
イタチは、身体と糞尿による悪臭を放ちます。
そのためイタチが住み着いてしまうと、屋根裏や天井裏などで糞尿をすると、居住スペースにもニオイが充満するほどです。
その悪臭により、イタチが住み着いていることに気が付く方も少なくありません。
さらに、ニオイだけでなく糞尿をそのまま放置すると、虫が湧き害虫が発生します。
糞尿をそのままにしておくと建物も腐食するため、早めに対応しないといけません。
そして野生で暮らすイタチはさまざまな病原菌やダニ・ノミなどを保有していることがあります。
アレルギーや病気になる恐れもあり大変危険です。
参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社
イタチ被害については早めにプロに相談するべき
イタチが身近にいる場合には、早急に駆除をすることをおすすめします。
そのうち出ていくだろうと、放置しているとイタチは居心地が良くなり住み着いてしまいます。
また、出産を繰り返すうちに個体数の増えるため被害も倍増するでしょう。
自力でイタチの駆除に挑戦する方もいますが、短期間で解決するのは至難の業です。
また、イタチは「鳥獣保護管理法」に守られているため、自力で捕獲や駆除をする場合には申請が必要です。
仮に、無断でイタチを捕獲や駆除をしてしまうと法律違反となり、1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金を科せられる可能性があります。
参考:
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律 | e-Gov法令検索
早急にイタチ被害をするには、プロの駆除業者へ相談することが最適解です。
▼ イタチ駆除の法律について、下記のコラムにて詳しく解説しています。
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まとめ
本記事ではイタチの足跡や特徴、他の動物との見分け方、イタチによる被害や対策方法について解説しました。
イタチが家に住みついてしまうと、悪臭や騒音、病原菌などによる健康被害も懸念されます。
1日でも早くイタチ対策をしたいとお考えなら、プロの駆除業者へご相談ください。
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