本記事は、「たまに身近な場所でイタチを見る。小さな子供がいるから万が一にでもアレルギーにならないか心配」といった方のための記事です。
結論から言えば、イタチはアレルギーの原因になります。なぜなら、野生のイタチの身体にはダニやノミがいることが多いからです。さらに、イタチはアレルギー以外の病気の原因にもなるため、イタチがいると健康な生活が脅かされてしまいます。
そこで本記事では、イタチのアレルギーの症状や被害例について、イタチ駆除のプロが解説します。
イタチがいると不健康につながることを理解し、イタチに対する適切な対策を検討しましょう!
イタチのせいでアレルギーになることはある
家の近くにイタチがいると、アレルギーになることがあります。
なぜなら、野生のイタチの身体の表面にはノミやダニがいるからです。
屋外にいるノミやダニが、そこを通るイタチに寄生してしまうのでしょう。
そしてノミやダニはイタチの身体から離れてから、人間やペットに影響を与えてしまう恐れがあります。
さらに、イタチがエサとして巣に持ち帰った野生動物の死骸にもノミやダニが寄生していることが多いので要注意です。
まず、ダニはアレルギーになる原因になります。
参考:
ダニアレルギーの症状や対策、治療法は? 咳やくしゃみの原因とは | バルサン | レック株式会社
したがって、ダニを放置しておくのは健康上好ましくありません。
そしてノミについても、刺されると強い痒みがあるので要注意です。
参考:
虫刺され Q5 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)
イタチによるアレルギーの症状
イタチによるアレルギーとして、主なものは5つあります。1つ目から4つ目まではダニによるアレルギーで、5つ目はノミによるアレルギーです。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは、皮膚のバリア機能が低下してしまう炎症です。かゆみを感じる状態と、掻くことでバリア機能が低下する状態との悪循環に陥ります。
かゆみのある発疹が慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返すという特徴があります。
気管支喘息
気管支喘息とは、気管支に炎症が起きてしまうものです。炎症が起きている状態では、ほんのわずかなホコリやたばこ、ストレスなどによって気管支が狭くなったりして、発作が起きてしまいます。そして、咳や呼吸困難、嗚咽などの症状に繋がります。
厄介なのは、喘息になると昼間ではなく夜中や明け方に咳が強く出ることで、当事者としては非常に辛い病気です。重症化すれば、会話も難しくなり、苦しくて横にもなれないといったこともあり得ます。
参考:
気管支喘息・咳喘息|おおしも内科
アレルギー性結膜炎
アレルギー性結核炎は、目の表面にアレルギー反応を引き起こす物質が付着して、結膜に炎症を引き起こす病気です。結膜とは、白目とまぶたの裏側を覆う粘膜のことを意味します。
アレルギー性結膜炎には2つあり、1年中症状がみられる通年性アレルギー結膜炎と、特定の季節のみに現れる季節性アレルギー結膜炎です。一般的な症状としては、下記が挙げられます。
- 目のかゆみ
- 目の充血
- 目の異物感
- 目ヤニ
- まぶたの裏のぶつぶつ
子供がかかる春季カタルや、ソフトコンタクトユーザーがかかる巨大乳頭結膜炎になると症状が重症化します。
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎とは、鼻粘膜で反応して鼻炎症状が続く状態です。
アレルギー性鼻炎には、季節性のものと通年性のものがありますが、季節性のものは植物系のものであり、イタチの身体についたダニが引き起こすのは通年性のアレルギー性鼻炎となります。
症状としては、次のようなものが挙げられます。
- くしゃみ
- 鼻閉(びへい)
- 水様鼻漏(びろう)
- 目やのどのかゆみ
- 頭重感
参考:
アレルギー性鼻炎〔あれるぎーせいびえん〕|時事メディカル
ノミアレルギー性皮膚炎
ノミアレルギー皮膚炎とは、犬や猫などのペットがノミに吸血されてかかる病気です。ノミが吸血するときに体内に侵入する唾液に対してアレルギー反応を起こします。
症状としては、とにかく「激しいかゆみ」が特徴です。
あまりにかゆさがひどいため、ペットがかゆい箇所を掻いたり噛んだりすることで、脱毛にもつながります。
たった1匹のノミからでもアレルギー反応が起こることもあり、ペットのいる家庭では要注意なアレルギーです。
以上のようにイタチが身近にいるのは好ましくありません。
少しでも不安があるなら、お気軽にご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
アレルギー以外のイタチ被害
アレルギー以外にも、イタチには様々な被害があるため早急に駆除することが大切です。イタチには次のような被害があります。
ニオイの被害
イタチが他の害獣と違うのは、何といってもニオイの被害です。
イタチは肉食寄りの雑食であり、昆虫・爬虫類・鳥類・哺乳類・両生類などを捕食します。そのため、鼻が曲がるほど強烈な悪臭を放ちます。
また、「イタチの最後っ屁」とも言われるように、肛門周辺に臭腺を持っています。これは、マーキングのためにも使いますが、外敵に襲われた際に逃げる時間を稼ぐためにも活躍し、相手に強烈な悪臭を放つことで相手がひるんだ際に逃げることを可能とします。
住宅被害
イタチがもたらす住宅被害とは、屋根裏の断熱材や天井板が劣化するものです。
イタチは、断熱材を爪で引っ搔いて破壊したうえで寝床や繁殖に利用します。
また、屋根裏のイタチは天井板に糞尿をするため、それによって天井板にシミがついたり、腐って取り換えが必要になったりします。
騒音被害
イタチの騒音被害とは、イタチの鳴き声や足跡によるものです。
イタチは夜行性であり、人間が寝静まった頃にドタバタと天井裏を走り回り、天井が軋む音がすることもあります。
また、イタチが威嚇や求愛行動などのために甲高い声で鳴くのが、人間にとっては非常に耳障りでストレスになります。
イタチが身近にいるなら駆除業者に相談するべき
イタチが身近にいるなら、駆除業者に相談しましょう。
なぜなら、駆除行為自体に危険が伴ううえに、自分で駆除するのは難易度が高いからです。
まず、イタチは気性が荒くて攻撃的な害獣であり、人間のように自分よりも身体が大きな存在にも襲い掛かります。そのため、近づくと噛みつかれたり、引っ掻かれたりする危険性があります。
さらに、自分で駆除するには、イタチを確実に家から追い出したうえで、家中の3cm程度の穴や隙間を徹底して塞ぐ必要があり、専門家でなければ作業難易度が高いと言えます。
以上から、イタチが自分の家の近くにいるなら、駆除業者に駆除を依頼してしまうのが現実的と言えるのです。
イタチについては当社にご相談ください!
以上のように、身近にイタチがいると健康上良くないため、駆除業者である当社ハウスプロテクトにご相談ください。
当社にはイタチ駆除に関して多くの実績があり、再発予防まで含めて徹底した駆除をお約束します。
また、「巣の除去」や「糞尿の清掃・消毒」を徹底して行いますので、イタチによるアレルギーへの心配も消え去るはずです。
現地調査や見積は無料で、もし万が一の再発時には最長10年間までの無料アフターフォロー対応を行わせて頂きます。
イタチによってアレルギーになることを心配されている方は是非ご相談ください。
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まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
イタチはアレルギーの原因になります。なぜなら、イタチの身体にはダニやノミがいるからです。
イタチによってかかる具体的なアレルギーとしては、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、ノミアレルギー性皮膚炎があります。
さらに、イタチがいるとアレルギー以外にも様々な被害があり、たとえばニオイによる被害、住宅被害、騒音被害があります。
ですが、イタチは自分で駆除しようとすると、駆除行為自体に危険が伴う上に駆除難易度も高いので、駆除業者に依頼してしまう方が良いでしょう。
当社ハウスプロテクトはイタチの駆除業者であり、アレルギーにならないように巣の除去や清掃、消毒なども徹底して行います。イタチ被害でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。