イタチはウイルスを持つ?病気のリスクや対処法を解説

「イタチが家にいるようだけど、ウイルスを持っていたりするのかな?」とご心配なさってはいないでしょうか。

イタチが家の中にいるとニオイがキツいだけではなく、衛生面でも不安が大きいと思います。

実際に、野生のイタチはウイルスを保有しているおそれがあるので要注意です。

この記事ではイタチの持っているウイルスについてや、病気にならないための対処法についてご紹介させていただきます。

イタチが家にいる状況はさまざまなリスクを抱えていることになるので、早めに解決しましょう

イタチの保有するウイルス

イタチの保有するウイルス

まずは、イタチがどのようなウイルスを保有しているのか確認しましょう。

イタチが持つ代表的なウイルスは、以下の通りです。

  1. ハンタウイルス
  2. 狂犬病ウイルス

それぞれのウイルスについて、順番に確認していきましょう。

ハンタウイルス

1つ目にご紹介させていただくのが、ハンタウイルスです。

ハンタウイルスは、主にネズミの糞尿や唾液のなかに存在しています。

しかし、ネズミだけではなくイタチについても注意しておくほうが良いでしょう。

なぜなら、イタチはネズミと共存することも珍しくないからです。

ウイルスを吸い込んだり、ネズミによる咬み傷やネズミに触れたものを鼻や目、口に触れさせることで病気に感染します。

高熱のようなインフルエンザと似た症状ですが、その後に咳や呼吸困難、腎臓機能障害、皮下出血といったさまざまな症状が出てしまうので要注意です。

ただし、日本国内では1970年代くらいまではみられていましたが、最近ではみられていません。

参考:
ハンタウイルス肺症候群とは – 国立感染症研究所
FORTH|お役立ち情報|感染症についての情報|ハンタウイルス感染症(腎症候性出血熱、ハンタウイルス肺症候群)

狂犬病ウイルス

2つ目にご紹介させていただくのが、狂犬病ウイルスです。

狂犬病は名前に犬がついているものの、すべての哺乳類がかかるおそれがあると言われています。

狂犬病にかかっているイタチに噛まれて唾液が体内に入ると、発熱や食欲不振が起きます。

そして不安感や興奮状態が続き、最終的には昏睡状態になってしまうので要注意です。

昏睡状態にまでなると、呼吸困難のせいでほぼ100%の確率で命を落としてしまいます。

日本では狂犬病ウイルスへの感染確率は現在ほとんどありませんが、海外では感染するケースが多いので覚えておくと良いでしょう。

参考:
狂犬病

以上のようにさまざまなリスクがあるので、身近にイタチがいるならお気軽にご相談ください!

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ウイルス以外に病原菌にも注意すべき

ウイルス以外に病原菌にも注意すべき

イタチはウイルスを保有しているおそれがあることをご理解いただけたかと思いますが、注意すべきはウイルスだけではありません。

「ウイルスは日本でほとんど心配しなくて良いなら安心だろう」と思ってしまうのは、非常に危険です。

実は、イタチはウイルス以外にもさまざまな病原菌を保有していることがあります。

有名な病原菌で言うと、たとえばサルモネラ菌です。

サルモネラ菌を体内に入れてしまうと、食中毒になってしまうかもしれません。

参考:
サルモネラ感染症とは – 日本国立感染症研究所

他にもイタチが保有しているおそれのある病原菌は多岐に渡ります。

病気になる細菌のリスクもあるので、イタチが身近にいるなら早めに対策を行ったほうが良いでしょう。

イタチの保有する病原菌とは?感染症や衛生面のリスクを解説!

イタチに直接触れなくても病気になる?

イタチに直接触れなくても病気になる?

「イタチがウイルスや細菌を持っているのはわかったけれど、触れなければ大丈夫なのでは?」と思っている方もいらっしゃると思います。

結論からお伝えしますと、イタチに直接触れなくても病気になる可能性は十分にあるので要注意です。

イタチの保有する病原菌は、イタチが移動する際に家中にばら撒かれてしまいます。

また、イタチの糞尿も病原菌が含まれている可能性はゼロではないです。

直接イタチに触らないとしても、何らかの事情で病原菌が体内に入ってしまうことは考えられます。

したがって、イタチに触ることがなさそうでも、早めに駆除したほうが良いのです。

イタチによる病気にかからないための対処法

イタチによる病気にかからないための対処法

ウイルスや病原菌などによってイタチによる病気にかからないためには、早めにイタチを駆除して対処する必要があります。

具体的には、以下の流れで対処しましょう

  1. イタチを家から追い出す
  2. イタチのいた場所をキレイにする
  3. イタチの再侵入を予防する

家にイタチがいない状態にして、ウイルスや病原菌が残っているおそれのある場所をキレイにし、もうイタチが戻ってこれないように対策をするという流れです。

それぞれの工程について、順番に見ていきましょう。

イタチを家から追い出す

まずは、イタチを家の中から追い出す必要があります。

イタチが家の中にいる状態では、エサを取りにイタチが外に出て、また家の中に戻ってくるたびにウイルスが持ち込まれてしまうからです。

害獣が家に居座っている状況では巣をキレイにするのも難しいので、家にいるイタチをすべて追い出しましょう。

イタチの追い出しの際には、以下のようなものが活用されることが多いです。

  • 忌避剤
  • くん煙剤
  • LEDライト

イタチの嫌がる成分やニオイによって、家の中の居心地を悪くして出て行ってもらうことを狙います。

どの対策グッズもイタチに触れることなく追い出せるので、病原菌の心配もそこまで必要ありません。

▼イタチを追い出すときに活用できる対策グッズについては、以下の記事で詳しく書いています。

イタチの駆除剤はどれが良い?有効な対策グッズについても解説

イタチのいた場所をキレイにする

すべてのイタチが追い出せたら、イタチのいた場所をキレイにしましょう。

掃除の際には、衛生面に気をつけながら作業を行うことが重要です。

イタチがもう家にいないとしても、糞尿には病原菌、ダニ・ノミが残っているおそれがあるので油断しないでください。

キレイに清掃するときは、肌の露出を極力避けつつ、マスクや手袋、ゴーグルなどを着用するようにしましょう。

ホウキとチリトリや雑巾を使いながら掃除を進めていきますが、その際には殺虫剤も活用するのが良いです。

ダニやノミの駆除もできたら、消臭剤を用いてニオイ対策もしておきます。

イタチの再侵入を予防する

追い出しただけではイタチが戻ってきてしまうおそれがあるので、再侵入を予防するようにしましょう。

イタチが家に入ってくる入り口は、多種多様です。

3cm程度の隙間があればイタチは入り口として使うことができるので、家のありとあらゆる隙間を確認しなければなりません。

屋根裏や軒下といったご自身では見つけにくい場所が侵入口となっている場合も多いので、侵入経路の見極めに難しさを感じたなら専門の駆除業者に相談するようにしましょう。

せっかくイタチを追い出しても、侵入経路が開いているままだとすぐに被害が再発するので要注意です。

イタチの侵入経路は何センチか?こんな隙間や穴から侵入します

イタチ被害が深刻になる前に完全な駆除を行うべき

イタチ被害が深刻になる前に完全な駆除を行うべき

「まだそこまでイタチに悩まされていないし、駆除は時間やお金に余裕が出てからでも良いかな」とお考えかもしれません。

しかし、イタチが身近にいる場合には、被害が深刻になる前に完全な駆除を行うべきです。

イタチが家にいることによる健康リスクは決して見過ごせるレベルではありません。

時間が経てば経つほど、イタチは繁殖して数を増やし、持ち込まれるウイルスの数も増えてしまいます。

プロに依頼することによって、短期間で的確に駆除を行ってもらえるはずです。

被害が小さいうちに依頼すれば料金も少なくて済むので、まずは問い合わせてみることをオススメします。

イタチの駆除業者をお探しでしたら

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家の中にイタチがいるなら、ウイルスによって病気になってしまうかもしれません。

ある程度の対策まではご自身でも可能かと思いますが、再侵入予防までのすべての対策をご自身だけで行うのは難しいです。

イタチ被害について少しでも不安がございましたら、ぜひ当社「ハウスプロテクト」にご依頼ください

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まとめ

イタチはウイルスを保有しているおそれがあるので、身近にいるのであれば注意しなければなりません。

また、ウイルスだけではなく、病原菌やダニ・ノミといったさまざまなものによる被害も考えられます。

イタチによって心身に不調をきたしてしまう前に、早めに対策に取り組んでください

もしもイタチ駆除業者をお探しでしたら、当社「ハウスプロテクト」にご依頼いただければと思います。

▼イタチの病原菌については、以下の記事で詳しく書いているので参考にしてください。

イタチの保有する病原菌とは?感染症や衛生面のリスクを解説!

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