「ネズミを身近でよく見かけるし、家の中にも入っているのでは?」
「ネズミが壁の隙間にいる可能性があるらしいし、自分の家にもネズミがいるのでは?」
と悩んでいる方はいないでしょうか。
実は、ネズミは壁の穴から人の家に入ることが多く、壁に穴がある家は格好の的となり得ます。もし随分と前からネズミが入り込んでいるなら、繁殖などにより自宅が大きな被害を受けている可能性もあるのです。
そこで本記事では、壁の隙間を移動するネズミの侵入経路や対策方法を説明します。
ネズミに狙われやすい弱点を克服し、ネズミに怯えることのない生活を取り戻しましょう。
ネズミは壁と壁の隙間を移動する
ネズミは、壁と壁の隙間を移動できます。
なぜなら、日本の家には構造的に壁と壁の間に隙間があるからです。
日本の住宅の壁は90%くらいがサイディングというもので、切るとセメント板になっています。このセメント板は水に強くないため、結露しないように通気層を設ける必要があります。そして、通気層はホチキスで止めているだけで隙間だらけなので、その隙間空間をねずみが移動することができてしまうのです。
よって、ネズミがどこか小さな穴から壁の中に入りこんでしまえば、恐ろしいことに、壁と壁の隙間を自由に移動し放題となります。
とはいえ、もし家の外壁に穴があるだけの状態なら、まだ家の中に完全に入られていないかもしれません。ですが、家の中で被害が出ているなら、屋外の穴から壁の中に入る穴だけでなく、壁の中から屋内へと通じる穴も家の中にもあることになります。
ネズミは壁の穴から侵入することが多い
ネズミは壁の穴から侵入することが多くなっています。
そして、壁の穴は案外たくさんあるもので、たとえば、築年数の長い家には、壁のひび割れがよく見られます。また、隙間風が多い家では、その隙間をネズミが通れてしまいます。
さらに、家を増築した部分と、以前からある部分の接合部には、つなぎ目の穴が出来やすいものです。なぜなら、増築前後で建築材料が違うため伸縮率が変わるからです。
他にも、経年劣化などで材質がもろくなっている耐火ボードの壁は、穴が開いていなくても、ネズミにかじられて穴を開けられます。
なお、壁の穴以外にも、ネズミの侵入経路には以下のような場所があります。
- 玄関
- 出入り口
- 床下の通気口
- 出窓の下
- 屋根の隙間
- ひさしの下の隙間
- シャッターの隙間
- 雨戸の戸袋
- 基礎の隙間
- 和室の長押し
- エアコンの導入部
- ガスの湯沸かし器の周辺
- 換気扇
- ブレーカー
- 水道管の周辺
以上のように、壁の穴も侵入口として要注意であるものの、他にもネズミが入り込む可能性がある侵入口は多数あるのです。
ご自身でネズミの侵入口となる場所をすべて確認するのは難しいです。
お悩みでしたら、お気軽にご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
ネズミが壁の隙間にいる恐れがあるときの対策
ネズミが壁の隙間にいる恐れがある時の対策としては、ネズミを追い出してから、壁の穴を含む侵入経路をすべて塞ぐことです。
なぜ追い出してからなのかというと、先に侵入経路を塞ぐと壁の隙間に閉じ込められたネズミが死んでしまい腐敗することがあるからです。
壁を1枚隔てた先でネズミが死んでいると思ったら気持ちが悪いでしょうし不衛生ですから、ネズミを捕まえたり追い出したりしてから塞ぐことが大切です。
具体的な対策法としては、以下の手順を踏みます。
壁の穴の近くに粘着シートや毒エサを仕掛ける
第1に、壁の穴の近くに粘着シートや毒エサを仕掛けましょう。これらは、ネズミを捕まえたり殺したりする方法です。
どちらの方法も、ネズミが通る箇所に仕掛けないと効果が薄い方法なのですが、ネズミが壁の穴を通って移動していると分かっているなら話は別です。壁の穴の近くに粘着シートを仕掛ければ、そこでネズミを捕まえられる可能性が上がり、毒エサを仕掛ければネズミを殺せる可能性が上がります。
忌避剤で家の中から追い出す
第2に、忌避剤を使って家の中から追い出してしまう方法です。忌避剤とは、ネズミが嫌がる匂いや成分を用いて、ネズミを追い払うものです。
ネズミの忌避剤として代表的なのはネコの匂いで、天敵であるネコがいるのかと錯覚して、ネズミを家の中から追い出せる可能性があります。
実は、粘着シートや毒エサのほうが、実際のネズミを見かけられるので、効果があったかどうかがわかりやすいのですが、これらはネズミが引っかかるまでに時間が掛かる可能性もあります。そのため、忌避剤も併せて使うことで、より早くネズミを家の中から消し去るのがねらいです。
ただ、どんなに苦手な匂いでも慣れてくると平気になっていくもので、忌避剤の効果は一時的であると言われています。そのため、忌避剤でネズミを追い出した後には、ネズミが二度と入ってこれない状況を作り出す事が必要です。
壁の穴や侵入経路を塞ぐ
そこで、第3に、壁の穴や侵入経路を塞ぐことです。
ここで重要なのは、上述したすべての侵入経路を塞ぐことです。
この記事を読んでいる方には、壁の穴からネズミが侵入したと思って対策を検討されている方が多いかと思いますが、壁の穴以外にも侵入経路があればそれらを全て塞がなければ、そこからネズミが出入りしてしまいます。
そうなれば、せっかく忌避剤でネズミが追い払っても、後日改めてネズミが侵入してきてしまい、ネズミ被害に困る状況は変わらないことになります。
きちんと全ての侵入経路を塞ぐようにしましょう。
注意!人が気付きにくい侵入経路も多い!
ですが、注意が必要なのは、人が気が付きにくい侵入経路も多く、予想外のところから侵入されていることもある点です。
たしかに家の壁に穴が空いているかどうかだけなら、素人の目でもわかりやすく、それらを埋めれば問題が解決すると思いたい気持ちは理解できます。ですが、ネズミの侵入口は家中にあることから、せっかく埋めても別の侵入経路から侵入され、イタチごっこになるケースも多いです。
そして、残念ながら、すべての侵入経路を塞ぐことは素人にはほぼ不可能に近いでしょう。そもそも全ての穴を突き止めるのも難しいかと思います。
ネズミ駆除は専門業者に依頼しよう
このように、ネズミは壁の隙間から入ることが多いのですが、その対策は素人には難しいので、専門業者に依頼しましょう。
専門家に依頼するメリットは、次の通りです。
- 家中の侵入経路を全て探し、徹底的に塞ぐことができる
- 壁の穴を塞ぐうえで、必要があれば工事やリフォームもお願いできる
- ネズミの死骸の処理を自分で行わなくて済む(逆に、毒エサや粘着シートを用いて自分で対策する場合、自分で死骸を処理する必要がある)
- 壁と壁の隙間で腐敗して取り出しにくい死骸の除去もお願いできる
ネズミ駆除なら当社にお任せください
壁の隙間にいるネズミを駆除したいなら、当社ハウスプロテクトにお任せください。
当社はネズミの駆除業者であり、壁の穴から家に入り込んだネズミの駆除や追い出しを行います。また、壁の穴も含めて、家中の侵入経路を徹底的に塞ぐことが可能です。
必要があれば、大規模な工事やリフォームも対応が可能です。
そのうえで、もし万が一再発してしまった際にも、最長10年間は無料でのアフターフォロー対応を行わせていただきます。
加えて、現地調査やお見積もりは無料で行わせていただきます。
特に、壁の隙間に入ってしまっているネズミの対策は、他のネズミ対策と比べても専門家でなければ難易度が高いため、当社までお気軽にご相談ください。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
繰り返しになりますが、日本の大半の住宅では、ネズミは壁と壁の間を移動できます。
そして、ネズミは壁の穴から侵入することが多く、さらには他にも多数の侵入経路があります。
ネズミが壁の穴の中にいる可能性があるときの対策としては、壁の穴の近くに粘着シートや毒エサを仕掛けること、忌避剤で家の中から追い出すこと、壁の穴や侵入経路を塞ぐことが効果的です。
ですが、人が気が付きにくい侵入経路も多く、せっかく侵入経路を塞いでも別の侵入経路から入られ、イタチごっこになるケースも多いです。
専門業者に依頼すれば、そうした侵入経路対策も完璧に行えるうえに、他にも多くのメリットがあります。
当社ハウスプロテクトは、壁の穴の中のネズミ対策を得意としておりますので、お気軽にご相談ください。